2025/06/19
【6/20(金) 締切】食と健康・環境保全 組換DNA飼料
組換えDNA技術応用飼料の安全性確認申請案件についての意見・情報の募集についてhttps://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550004128&Mode=0
〇解説
害虫にやられないよう遺伝子を組み替えたトウモロコシです。他国では申請中状態で、認可された国はまだありません。
世界に先立って認可しようとしています。
〇概要
1 意見公募の趣旨・目的・背景
(1)組換えDNA技術によって得られた生物を含む飼料(以下「組換えDNA技術応用飼料」という。)については、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(昭和28 年法律第35 号)第3条第1項の規定に基づき定められた飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令(昭和51年農林省令第35号)別表第1の1(1)シの規定に基づき、その安全性について農林水産大臣の確認を受けなければならないとされております。
農林水産大臣による安全性確認の手続は、飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令の規定に基づき、「 組換え DNA 技術応用飼料及び飼料添加物の安全性に関する確認の手続を定める件」(平成14年11月26日農林水産省告示第1780号。以
下「本告示」という。)に定められており、農林水産大臣は、安全性を確認するに当たっては、農業資材審議会に対し、家畜が組換えDNA技術応用飼料を摂取する際の安全性について意見を聴くこととなっております(本告示第3条第2項)。
(2)今般、以下の組換えDNA技術応用飼料について、本告示に基づく安全性確認の申請があり、農業資材審議会の意見を聴取したところ、同審議会から、家畜が当該飼料を摂取する場合の安全性に問題はない旨の答申がありました。
・「 コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMON95275系統」
(3)上記組換えDNA技術応用飼料について、農業資材審議会において、家畜が当該飼料を摂取する際の安全性が確認されたことを踏まえ、農林水産大臣が当該飼料の安全性の確認を行うに当たり、国民の皆様から御意見を募集します。
●安全性確認書(26ページ)
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000293032I
はじめに
コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシ MON95275 系統(以下「MON95275 系統」という。)について、令和5年6月 21 日付けで遺伝子組換え飼料としての安全性確認の申請があったことから、「組換え DNA 技術応用飼料及び飼料添加物の安全性に関する確認の手続」(平成14年11月26日農林水産省告示第1780号)に基づき審議を行った。
II 確認対象飼料の概要
飼料名:コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMON95275系統
性 質:コウチュウ目害虫への抵抗性を持つ。
申請者:バイエルクロップサイエンス株式会社
開発者:バイエルグループ
MON95275 系統は、トウモロコシのデント種 LH244 系統に、Brevibacillus laterosporus 由来の mpp75Aa1.1 遺伝子、Bacillus thuringiensis 由来の vpb4Da2 遺伝子及びウエスタンコーンルートワーム(以下「WCR」という。)由来の DvSnf7 遺伝子と一致するように設計された配列を導入し作成された。
MON95275 系統においては、DvSnf7遺伝子の逆方向反復配列の転写産物から形成されるdsRNAが、MON95275系統を摂取したコウチュウ目害虫に取り込まれた後、RNAi(RNA 干渉)を誘導し、オートファジー経路に関与するDvSnf7 遺伝子の発現を抑制することで細胞の恒常性を妨げ、コウチュウ目害虫への抵抗性が付与されている。
また、MON95275 系統に導入された mpp75Aa1.1 遺伝子及び vpb4Da2 遺伝子は、Mpp75Aa1.1 たん白質及び Vpb4Da2 たん白質を発現しており、コウチュウ目害虫に対する抵抗性が付与されている。
このことにより、トウモロコシ栽培における害虫防除を効果的に行うことを目的としている。
5 挿入遺伝子に関する事項
(1)供与体に関する事項
② 安全性に関する事項
mpp75Aa1.1 遺伝子の供与体であるBrevibacillus laterosporus はグラム陽性の内生胞子形成細菌であり、ヒトや他の脊椎動物に対する病原性は知られていない。また、土壌等の広範囲の環境から単離されるほか、チーズや豆類、蜂蜜、ヒト用のプロバイオティクス食品など多くの食品でも検出され、家禽用の飼料添加物にも含まれている。ニュージーランドの環境保護庁 (NZ EPA) には、園芸植物用及び農作物用の農薬として登録されている。これらのことから、Brevibacillus laterosporus は広範囲の安全な摂取経験が存在するといえる。 240 vpb4Da2 遺伝子の供与体であるBacillus thuringiensisは、土壌中に遍在するグラム陽性細菌であり、ヒトや家畜等への病原性は報告されていない。
DvSnf7.1 抑制カセットに存在するDvSnf7 遺伝子の部分配列はWCR (D. virgifera virgifera) のDvSnf7 遺伝子と一致するように設計された配列である。
WCR は北米を原産とするコウチュウ目ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科に属する昆虫であり、ヒトや家畜等に対して直接的な健康被害などの影響を及ぼしたとの報告はない。
6 組換え体に関する事項
(9)外国における認可等に関する事項
諸外国における認可状況
申請国 飼料 食品 環境
米国
FDA申請中(2021 年11 月) 、FDA申請中(2021 年11 月) 、USDA申請中 (2021 年12月)
欧州
EFSA申請中 (2022 年4月) 、EFSA申請中 (2022 年4月) 、EFSA申請中 (2022 年4月)
オーストラリア・ニュージーランド
- 、FSANZ申請中 (2022 年9月) 、-
カナダ
CFIA申請中(2023 年1月) 、HC申請中(2023 年1月) 、CFIA申請中(2023 年1月)
IV 審議結果
コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMON95275 系統について、「組換えDNA技術応用飼料及び飼料添加物の安全性に関する確認の手続」に基づき審議した結果、飼料として摂取する家畜等への安全上の問題はないと判断した。
難易度分類(数字が低いほどコメントしやすい&すべきもの)
| 総合 | 16 難 |
| 難易度 | 3 ★★★ |
| 生活影響度 | 2 ★★☆ |
| 分量 | 2 ★★☆ |
| 専門性 | 3 ★★★ |
| 理科系知識 | 2 ★★☆ |
| 下調要否 | 2 ★★☆ |
| 法令読込要否 | 2 ★★☆ |
#070622 01.食品(内閣府、厚労省、農水省、環境省) �D飼料


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