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【10/25(日) 締切】食と健康・環境保全 飼料添加物

「飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令の一部改正案」についての意見・情報の募集について
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550004412&Mode=0

〇解説
今回の基準値引き上げ・対象拡大は、海外の使用実績と残留性の低さを根拠に “安全性は確保される”と判断されている。
ただし、高用量では腎結石・ホモシステイン上昇など明確な毒性が出るため、 上限量の妥当性が安全性の鍵であり、長期飼養や栄養状態による影響は 今後も監視が必要という評価。

1. 審議資料が示す「安全性評価の根拠」
資料では、鶏・豚・ラットで膨大な毒性試験が行われている。
✔ 低用量(今回の上限0.12%付近)では:
鶏・豚の残留性は極めて低い
肉・肝臓中の濃度は対照群と有意差なし
ホモシステイン上昇なし
生殖毒性なし
変異原性試験はすべて陰性
👉 この範囲では「安全性に問題なし」と評価されている。

2. 一方で、高用量では明確な毒性が出ている
資料には、上限量の数十倍〜百倍の投与試験が多数ある。
✔ 高用量で確認された毒性(事実ベース)
ホモシステインの大幅上昇 → 血管系負担の指標 → ラットでは 5%添加群で顕著(表27、28)
腎臓・尿管・膀胱の結石形成 → 5%添加群で結石・炎症・腎盂の上皮増殖(turn0browsertab1)
泌尿器系の慢性炎症(雌で顕著)
肝臓の重量増加(豚の高用量群)
血液学的変化(MCV・MCHの増加)
胃潰瘍(追加群のラット1例)
👉 高用量では“明確な毒性”が出ることが資料で確認されている。

3. 今回の「対象家畜拡大・上限量引き上げ」の安全性判断は?
資料では、以下の点を根拠に「安全性は確保される」としている:
✔ ① 海外(EU・米国)では既に0.12%で広く使用
EU:ブロイラー・豚で0.12%
米国:家禽全般で0.12% → 日本の新基準はこれに合わせる形
✔ ② 残留性試験で“肉中の濃度は極めて低い”
鶏胸肉:0.06%添加群で対照群と差なし
豚筋肉:ほぼ検出限界未満
✔ ③ 毒性試験のNOAELが十分高い
ラットNOAEL:雌234 mg/kg体重/日、雄66 mg/kg体重/日 → 飼料0.12%はこれより大幅に低い
👉 つまり、上限量を0.12%にしても安全域は確保されるという判断。

4. それでも懸念が残るポイント(科学的に妥当な指摘)
審議資料を読む限り、以下は“合理的な懸念”として指摘可能。
✔ ① ホモシステイン上昇は高用量で顕著
→ 代謝経路上、ホモシステインは必ず生成される → 鶏・豚では低用量で問題なしだが、  栄養状態(葉酸・B12不足)で影響が増幅する可能性が資料中に示唆されている
✔ ② 腎結石は高用量で確実に発生
→ 5%添加群で結石が多数 → 上限量が上がるほど“安全域が狭まる”のは事実
✔ ③ 種鶏・繁殖豚など長期飼養ではデータが限定的
→ 長期影響は完全には評価しきれていない
✔ ④ 海外基準に合わせただけで、日本独自の飼養条件の検証は限定的
👉 「安全性は確認されたが、リスクゼロではない」ということ。

〇概要
1 現行制度の概要
飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(昭和 28 年法律第 35 号。以下「法」という。)第3条第1項及び第2項の規定により、農林水産大臣は、農業資材審議会の意見を聴いて、飼料又は飼料添加物の成分規格等を定めることができるとされており、当該成分規格等については、飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令(昭和51年農林省令第35号。以下「省令」という。)において定められている。

2 改正の概要
飼料添加物「グアニジノ酢酸」については、現在、ブロイラーを対象とする飼料に限り使用が認められており、当該飼料中の含有量はグアニジノ酢酸として0.06%以下とされている。
今般、グアニジノ酢酸について、法第3条第2項の規定に基づき農業資材審議会に意見を聴いたところ、以下のとおり改正することは適当であるとの答申を得たことから、省令の一部を改正することとする。(詳細な内容については、関連資料も併せて確認いただきたい。)
・ 省令別表第1の1の(1)に、 グアニジノ酢酸の飼料中の含有量は、グアニジノ酢酸として0.12%以下でなければならない旨を規定する。
・ 省令別表第1の1の(2)に、 グアニジノ酢酸を豚及び鶏(採卵鶏を除く。)を対象とする飼料以外の飼料に用いてはならない旨を規定する。

3 施行期日
公布の日

●検討資料(44ページ)
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/download?seqNo=0000321324


難易度分類(数字が低いほどコメントしやすい&すべきもの)
総合15 並み
難易度2 ★★☆
生活影響度2 ★★☆
分量3 ★★★
専門性2 ★★☆
理科系知識2 ★★☆
下調要否2 ★★☆
法令読込要否2 ★★☆


#081036 03.農水省 �Dその他

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平成平成

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平成平成プロフィール
・昭和38(1963)年生まれ
・岡山の田舎町(兼業農家)で育つ
・高校卒業後上京。S台予備校、大学の経済学部を経て某製造メーカーに入社
・2年目より当時の大蔵省に2年間出向
・20代終盤にはロンドンに2年間滞在
・40歳を機に外資系医薬メーカーに転職
・その後3度目の転職(内資系)を経て現在に至る

パブコメとの出会い
・2018年の運転免許証の西暦表示案件で初めてコメント送付。意見が反映されることを経験し、「今後もコメント出し続ける」ことを決意。年間百件以上、コメント送付。
・仲間のサポートにより、ブログ立ち上げ。
・当初は「自分一人だけでも出し続ける」という感じだったが、コメントの輪を拡げるべく、ブログ内容を鋭意改善中。

なぜこのブログをやってるか
・個々人の意見を行政や政府に気楽に出せる手段がパブコメです(パブコメ以外にも、首相官邸、衆参両議院でも意見受付しています)。
・SNSや飲み会で愚痴っているだけでは何も変わりません。
・ましてや「どうせ、なるようにしかならないから、何もしない」という態度は、その筋の思惑通りで、「家畜化」への道まっしぐらです。
・このままでは日本は本当にダメになってしまいます。行動あるのみ!

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