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エッセイ【私とあなたとおはなちゃん】

    私は、2年前に娘を死産しました。

    それでも⸻
    この物語は「悲しいだけの話」ではありません。

    私たちは今も、
    “3人家族”として生きています。






    『生まれてきてくれてありがとう』

    娘を産んで、3日後の退院の日。
    初めて撮った家族3人の写真の裏に
    メッセージを書いた。

    『おはなは自慢の娘です。父より』

    『一緒に過ごした281日。
    本当に幸せでした。母より』

    もう1枚準備した娘が1人で写っている写真の裏に名前を書いた。

    『波奈  (はな) 』

    あと、生年月日も書いた。

    2024年3月19日生
    2024年3月19日没

    もしかしたら、娘が自分が死んだことに気づいていないかもしれないから、
    はっきり明記した。



    おはなへ。

    おはなと過ごした時間を、
    私は形に残しておきたかった。

    忘れないためにじゃないよ。

    「おはなは、ここにいた」って
    私が、証明したかったんだ。

    いつか、また会えるといいな。

    その日まで⸻
    私はこの人生を、しっかり生きるよ。

    おはな、
    大好きだよ。


    #創作大賞2026
    #オールカテゴリ部門





    『私とあなたとおはなちゃん』のその先を、
    このエッセイに綴っています。

    もしよければ、読んでください☻



     
     

    heteru

     
     
    死産を経験し、おはなとの物語を書いた先で、 私自身がどう生きていきたいのかを模索しています。 家族との時間も、社会とのつながりも、 自分の表現も。 どれも諦めずに生きていく、 その途中を綴っています。 娘・おはなとの物語 「私とあなたとおはなちゃん」も公開中。

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