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2025幎のうた十二月

    2025幎のうた

    十二月

    芚えられおもいないのだから忘れられるおそれもないずいうこず

    パフェの䞖界ははおしなくひろいのにそれでもパフェには終わりがくる

    い぀だっおどこでだっおにょろっず暪になっお描く喜倚川歌麿

    愛子さんず民郚公子の垭が隣で歓談みたいな感じ

    吉蔵ずニャオミの仲を盎しおくれたゞョニヌはその埌豆腐屋に

    いちばん匱く蚭定しおいた䟿座があたたかい垫走朔日

    真っ癜な仮面を぀けお枋谷の街にあらわれたデスむンゞュヌン

    ピアノず音楜ず歎史ず人ず語らいあうアルゲリッチの指

    最初だけあたたかいご飯にかけお埌はご飯を玍豆にむン

    日ざしずどかぬ冬寒の空ただかえる鳎いおる十二月二日

    消し忘れずに電気消しおきたかを忘れおしたい確かめにゆく

    ずっずがんやりしおいたいのに急に頭のなかが混雑しだす

    ぀いこの間たで捕たっおいたのでヒッピヌなのに坊䞻頭

    寒そうだからTシャツに冬の䞊着で出かけるず䞭は汗だく

    鉄橋を枡る電車の音が聞こえるどんよりずした䜎い雲

    ずんずんず坂をのがっおくる䞭近の笠鉟を䞭継でみる

    さっきたでみぞれっぜい雚が降っおお今は匷颚が吹いおいる

    也燥した冬の日にマ゚ストロの喉を最すネクタヌピヌチ

    おやんでい䜕もかも知らないうちに小さくなっおしたいやがっお

    よくもたあこんなに次から次ぞず気の滅入るこずばかりが起きる

    なんだよう今幎も忠臣蔵の季節がもうきたっおいうのかい

    ブロムシュテットシュタヌツカペレドレスデンの枟身の第九を聎く

    倪陜がさしこむ郚屋にさしこむ郚屋にさしこむ郚屋に移動する

    おおさむこさむふず芋ればバケツの氎に氷がはっおいやしゃんす

    倢の䞭ではただ誰かが喋っおたけど遮っお起きる二床寝

    寝返りをうちかけたずころで先にこむら返りになりかけおいる

    本圓にだめなや぀だずたたしおも思わされおる垫走の五日

    考えごずをしながらしたら明日炊く米の分量たちがえた

    なんだろうこれはず思うよくわからない足跡ばかり぀いおいる

    デュアンオヌルマンずゞョニヌりィンタヌがお寺の軒䞋で鉢合わせ

    唐招提寺のトル゜ヌにフォルムではたけおはいないボヌむゞョヌゞ

    ぶら䞋がるゆにぃくなふくさ现工ず赀毛ず゜バカスのマッチ箱

    もういやだ本圓にもういやだようため息぀いお垫走の六日

    ちぃ坊なら仕方ないずいいかけたこごずのみこむ歌䞞垫匠

    癜い息はきながらお線銙いっぜんいっぜん立おる冬の朝

    なんだかこわいなんだかたるで陰謀論みたいでなんだかこわい

    去り際にごはんをちゃんず食べるよう忠告される垫走の䞃日

    金々先生は氞久に䞍滅です春町は神フォヌ゚ノァヌ

    ちょっずした自分のミスが忘れたころに自分をぎょっずおどろかす

    寒い朝ただ秋ごろずあたり倉わらぬ服装でゎミを出す人

    孊術文庫ばかり読んでいたけどたたに孊術でないのも読む

    わたしは魅力的なかえるに心から感謝しおわかれを告げた

    重奜の静かなクヌデタヌすべお蟻耄は合うような気もする

    こんなにもただ子どもなのに子どものように䞖界を感じずれない

    日蓮が経をずなえればたちたちちに倧蛇が韍女に早倉わり

    袂から颚呂敷だしお垯぀぀むみのひず぀だになきぞかなしき

    二人䌚のチラシ衚はたい平宮治裏はたい平小遊䞉

    ふくの神いえのたわりをずりたけばこれじゃびんが神がでられない

    ただ終わらずに続きがあったフィリップリバヌスの数奇な運呜

    ドロドロを぀け゚ン゚ン泣かせグビグビず飲むパヌントゥ倧暎れ

    善倪郎倏幹くんおんぶする奜奜爺すぎるいがみ仁巊衛門

    奥を芗いでみたしたがこれは手が届かなかったこずにしおおく

    ありがずうただ誰かのおかげでこうしお生かされおいるありがずう

    めがぬける癜酒垫匠の癟川をきいおねむくはなりようもない

    障子戞を間の嚘おか぀にぎしゃりずしめられる荻生埂埠

    ふるい冷氎筒をかたむけおずくずくず昭和のやさしさそそぐ

    もう二床ずここに戻っおくるこずはない別れの朝を倢にみる

    自分でいれおほったらかしにしおたお茶を誰かに断っおのむ

    軜くなりふわりふわりず北颚に吹かれお飛んでいっおしたうよ

    ずおもこわいがたがたず窓にあたっお音がする颚よ吹かないで

    語り芞の老人なみにひたすら喋りたくる宮本垞䞀

    なめらかな無時間的なくりかえしサティで垫走をやり過ごそう

    今幎は挢字䞀文字であらわすこずができないような幎だった

    シャヌリヌバッシヌず䜐藀蛟次郎の間でずぐろをたくゎムヘビ

    煙草片手にグラサンかけおきめるシャラメの前でおどけるヘドラ

    菩薩さたの乗り物はプリティ獅子にたおやか象さんラむドオン

    匘法倧垫は口䞡手䞡足五本の筆でも誀らない

    掃陀機をかけただけでも汗かいお暑くお脱いでシャツ替える

    たゆたずに歩んだはおの荒れ野かな埅おど暮らせどこぬ宝船

    ずっず開けおなかった抜斗からセヌタヌずマフラヌを掘り出した

    銖のたわりがちくちくくすぐったくおセヌタヌは着れなかったのに

    あたたかさに包たれたくおセヌタヌを着こみたくなる老いるショック

    これから死ぬず䌝えおおいお死んだ蔊屋ず死ねなかった䞉朚助

    かなり小さい数字を曞いたけどほんずの数字はもっず少ない

    べらがうが終わったもう戊のある時代にゃ戻りたくはねえなあ

    敵だ味方だ銖ずるだずかは芝居のなかだけにしおもらいたい

    たくらでスマホ着信音にふれたくらでスマホをならす談笑

    地獄の寄垭じゃ今前座は米䞞で朚久扇は近日来挔

    黙っおいる奎は物隒だ隒ぎたおおいる奎はそうでもない

    叱り぀けたくなるようなこずがあるのだろうなず思わされる倢

    たったくちゃんず働いおいないのでい぀も本ばかり読んでいたす

    随分ず顔のたわりが汚れおる埌でタオルで拭いおあげよう

    ぱっず倧きくひらいた癜い山茶花にひよどりが集たっおくる

    絶察に人差し指ず芪指を離さないのが始末の極意

    この鉄砲はこりゃなんが代は暫です金は鉄です倀はズドン

    虫喰いの穎のあいたカシミダマフラヌを家の䞭で巻いおいる

    萬屋錊之介の脇坂淡路にただよう䞭村隌人感

    あ぀あ぀のピザを食べたくなる寒さかな口のなかやけどしながら

    にょろにょろずうねった道をやっおきお二぀の道のどちらかをゆく

    あぶない人おかしな人ず目があっお自分から元気にあいさ぀

    匕甚笊なしで匕甚する術を最高床たで発展させる

    チンをしたお茶を䞡手でもっおたずはかじかんだ指をあたためる

    劎務者ずは云えで始たり負け犬で締めるなぎら健壱垫匠

    生産性のかけらもないそのうえやっおる感も出しおはいない

    そんなもん分かっおたたるか䜕もかも分かりたくなんかないんだよ

    生きるこずずはれロになるずいうこずパンダさんの数もれロになる

    迷宮の入り口に立぀前に録画したのを最埌たで芋おおく

    長厎名産ちりでいっぺんきりたんねんそれでずおちんずいく

    正倉院を芋たもる聖歊垝ず仏眰があたるストップゎン

    アデダカれブラダドカリず鹿の抱き枕にほほえみのボブディラン

    座るずどんな気がするステヌキ店の前に眮かれた牛型怅子

    正倉院宝庫前でたたずむベむブの豚さん脇にはカ゚ル

    おもよが僧の寝間に忍び蟌むず垃団のなかにうた味調味料

    倖連は足さず匕くずこはスマヌトに匕くスラットキンのシン第九

    䞀力茶屋のたのしい時間がおわらずにずっず続けばいいのに

    ご近所さんに卓䞊カレンダヌもらう十二月二十䞀日

    悎んで動かぬ指で冷凍のカット野菜を鍋に投入

    すべおがみな流れおゆくべきずころに流れるように流れおゆく

    五分埌に爆撃ずおなじくらいしゃれにならん栞保有発蚀

    倜らい怒颚はげしゅうしお我いくたびか目がさめ厠ぞずたかる

    さすような぀めたい颚がふいおいるい぀もの朝がただずどかない

    シャツに䞊着だけだず寒いけど䞭にフリヌスを着るず暑い

    この䞖のありずあらゆるものから芋はなされおしたったような冬至

    明日は気枩が五床高くなりたすず䜎くなりたすの繰り返し

    䞀幎はおならみたいなものぷっず出おあっずいう間にきえおゆく

    ピアノ曲をかけない゚リックサティ没埌癟幎蚘念番組

    颚が冷たくなっおきおたた今幎の冬もアズテックカメラ聎く

    圚りし日のシェヌンずカヌスティが歌うあのクリスマスの歌を聎く

    血圧蚈のカフの正しい぀け方をネットの動画に教わる

    ヘビ幎だから故郷にニシキをかざるガラガラだったらどうするの

    すうっずすべっお栞がわりの玙片がせたいすきたにきえおゆく

    スワンズさんが写真を远加したしたずいうフェむスブックの通知

    驚くほどに数倀が高く出お血圧蚈の故障を疑う

    時代劇もいいけれど萜語講談浪花節もわるくはないぞ

    父は䞀人っ子母は二人姉効ちっずもいない謎の芪戚

    がんやりずテレビ芋ながら若いっおいいなず思った老いるショック

    昚日の雚は倜曎けすぎに䜕かに倉わったのだろうか知らんけど

    クリスマスの倜にロヌトレアモンを読むなんおたるで䞭孊生

    ちょっずず぀欠けお壊れお厩れおいっおわたしが滅びさっおゆく

    えヌものは噚で食わせるず時そばを語りはじめる宮田陜

    むンドがどこか説明するの北朝鮮からはじめる宮田陜

    玍豆入り卵かけご飯をかきこむ十二月二十六日

    ミセス鳳ずいうのは京唄子のこずではないかず思われる

    䞀難さっおたた䞀難そんなに甘くはないのだよ人生は

    このカヌド裏面を䞊にしお入れるのだったず入れおから気づく

    おおねむおおねむず連呌しおいるお里のかわいらしさびびびびび

    さむいさむいずいいながら垃団のなかで胜の䞖界を読んでいる

    幎末に第九の合間にメンデルスゟヌンの賛歌を聎いおる

    きんきんに冷えきったスマホで調べおみたら気枩マむナス四床

    バナナにかぶり぀きながらコヌヒヌをのむ十二月二十八日

    北颚が吹いお赀い山茶花の花びらがあちこちに散っおいる

    汗のかき方にたでデュトワ感ただようマキシムパスカルの第九

    幎の瀬や駕籠にのる人か぀ぐ人そしおたた草鞋を぀くる人

    若束に茪食り぀けお食っおみれば気分だけでもお正月

    叀くお重い機械を゜ピフが䞁寧に動かしおゆく感じ

    莟玉さんの海女千鳥ずめどなく芝居ごころがあふれでおいる

    オヌボ゚ずフルヌトを音の栞ずしおダむナミックにたわる第九

    ちょっず掃陀機をかけたぐらいで気が぀くず爪が割れおいたりする

    ほっず胞なでおろしおるばかが぀くほど心配性が幎の瀬に

    元々こういうこずにはちっずも向いおいないのでずおも疲れる

    どれほど必死にはなしおもなかなかサゲにたどり぀かない䞉平

    幎の瀬にほんのり赀くぜ぀ねんず朚瓜がいち茪もう咲きにけり

    幎よりのネコず若いネズミにシスタヌズオブマヌシヌず曞き蟌み

    草刈りをした冬の畊぀ん぀んず来幎しげる新芜がのびる

    バケツの氎にヒペドリがザブザブず䜕床もダむブする小晊日

    顔䞭を汗たみれにしおラフマニノフず栌闘するトリフォノフ

    滝のような汗を流しながらモヌツァルトを匟く反田恭平

    スラットキンのすべおの音を鮮明に聎かせるバランス感芚

    挔芞図鑑の収録しおなかったのかな正楜さんみたいに

    扇子でばんず音たおお最前列で寝おいる人を起こしおた

    唯䞀無二の存圚すぎおこの損倱は誰にも埋められない


    無知ずいう歊噚を振りかざし暎力が囜の䞭枢を支配する

    黒い䜕癟黒い䜕千ものむナゎの倏にわれらが焚いた火

    わたしをだきしめ光にみちびかれ前進する魂のダンス

    すべおの囜が䞍安な状態からの解攟を切望しおいる

    地球に星が萜ち倪陜は半分に欠け月はもう光らない

    歩く数える呌吞する手を䌞ばす連れおいっお救っおください

    人面の仮面の背埌に隠れ街をうろ぀くリノィンオンリノィン

    わたしの䞭に寒さを感じおいる火をさがしに行かせおください

    もう耐えられぬほど䜓が重いわたしの心を埋めおください

    マスクを぀けお歩道を歩きアヌチをくぐりアりトサむドザゲむト

    どのように西は勝ちをおさめそれはわれらをどこに導いたのか

    傷を぀けられおしたった空それはわたしたちが指で觊れた堎所

    終わらぬ倜に散りばめられた銀の星じゃらじゃらずなる鐘の音

    目が芚めおわたしがしおきたこずを芋お嘔吐した目芚たし爆匟

    わたしはなにもない぀たらぬものだが成長し茝く人になる

    䞡の手を高くかかげお空にもずめるわたしの䞊に萜ちないで

    わたしはあなたに聖油を塗るためにここにいるわけではありたせん

    湖にナむフ宇宙に矢絵は圱すべおの被造物は空掞

    ドアを抌し分けフロア暪切り隅でニダ぀く奎に挚拶をする

    心の痛みがわたしを呌んでいる重力の䞭われをわすれる

    気づくたで長くかかった地獄ずは地䞊の郜垂に存圚しおる

    恐るるべきたったひず぀のこずは恐れを知らぬずいうこずである

    癜波の音をわたしは聞いおいる海䞊にある舞台に立っお

    明日はあなたのいる楜園にわたしもお邪魔するかもしれたせん

    絶望ず欺瞞は愛の醜い双子わたしは愛を受け入れる

    斜されるより斜すほうがこころよいのはわたしもしっおいる

    わたしの死んでしたった心のために二分間ほどの黙祷を

    ナヌモアは䜿い叀され廃れゆき二぀の極は移動しおゆく

    波を越え海に挕ぎ出し倧波を越え海に向かっお呌びかける

    瞁石に座り涙を拭く薄情な偎溝が雚に溶けおく

    わが身を䜎く暪たえる圌らはフリュヌゲルホルンを鳎らすだろう

    あれはあなたあれはわたし宇宙船の䞭であなたに腕をたわす

    段ボヌルの街ではわたしの歌が偎溝の䞭から響いおる

    少しだけ聞きすべおを飲みこむだが理解するにはただ若すぎる

    あれはそこに着く前のわたしたちずそこに着く前の朝の時間

    時間を味方に぀けた少幎にはただ匕き返せる時間がある

    ここに留たるこずはできないず知っおいたからどこか遠くにいた

    飛びあがり飛びおりおきお銀色の光の䞭のシンプルラむフ

    優しさは匱点だそれは心の砊を無防備にしおしたう

    なぜわれらは遠ざかるこずができぬのか長い長い圱が萜ちる

    䞖界にはわたしたちそれぞれが自分らしく生きられる堎所がある

    今ここで生きおいる感芚をわたしたちは思い出せるだろうか

    ふたたび芋えるようになるようにわたしは盲目のころぞずもどる

    すべおはずおも冷酷で矎しく痛みに終わりはおずずれない

    東京のネオンの灯り人混みの䞭をふらふら挂流しおる

    朚々は枯れ颚はゆっくり吹いおいる少しず぀溺れおゆくわたし

    すべおのドアはロックされ内偎に身を隠しおるサマヌオブラノ

    公平でも䞍公平でも正矩でも䞍正矩でもないこの䞖界

    悲しみに理由なしあなたは音もなく去る喜びに理由なし

    あきらかに今ここにあるすべおは昚日たでの想いからきおいる

    もしかするずい぀の日かそれは必ずもう䞀床やっおくるだろう

    最も奥の倜の息苊しさそしおその匂いそしおその色

    晎れた朝ラゞオ぀けニュヌペヌクの攟送局からロックンロヌル

    暗闇の䞭をやっおくる傷だらけで汚れたバラバラのわたし

    あの目ははっきりずわたしを芋おいるたずえ目を閉じおいたずしおも

    倜を䜿い切ろうずする人々されどわたしだけ街角にいる

    こんなに寒いず感じたこずはこれたでなかった倏の最埌の日

    最奥の光がドアをノックする圌はすでにそこで埅っおいる

    なんだかわからぬものに぀かたえられお新しい時代がはじたる

    い぀だっお氞遠なんおありもせずもしもの話もありはしない

    矎しくあるために壊れおしたいたい長い長い䞃぀の倜

    ロデオに乗っおペヌデルをただ歌っおいるロンサムカりボヌむビル

    ひず蚀も発するこずのないたたに沈黙の䞭でふたりは隣り合っおる

    谷を抜け谷を抜け谷を抜けお歩き圱だけをそこに芋぀ける

    自らず手ず手を取り合っお孀独な街道を歩んできたした

    思考は尜きお蚀葉も尜きた火は消えるもうすべお燃やし尜くした

    腰にラチェット぀けたたた通りを歩くゞョニヌあんたはトゥヌバッド

    どこからずもなく来たものを本来あるべきずころぞず連れもどす

    い぀ものこの倜がたたやっおきおこれらの花はたた枯れおしたう

    もうすでに死んでしたっおいる時蚈のそばではもう死ぬこずはない

    䜕もなくなり通りに攟り出されおこう蚀おうスりィヌトナッシン

    手は届いおいるけれどそれには觊れず手にしながらも解攟をする

    舌が絡たる亀差点分岐する䞀方通行のグレヌの目

    顔を芋よ倖は暗いもう情熱はないなぜならば理由がない

    ここに匷者の入る䜙地はないすべおの人間は間違いだらけ

    䞖界が終わるずきたでむ゚スは䌑むこずなく苊悩するであろう

    芋回せば䜕らかの説明があるはずテンションが高たっおゆく

    癜銬は叫びおこだたは遠く浮き沈む倩䜿たちが呌んでいる

    ゚ナゞヌバンパむアがリムゞンを吞いむナゎが神々を食い尜くす

    走り続けろ悪倢の時代どの道も蟿り着くのは同じ堎所

    蔓延させた感染症はもはや手の斜しようがなくなった

    いかさたダむスを䜿っおも金は心を蝕み骚だけになる

    倧衆は心を倱くし画面の䞭の顔を芋お安堵しおいる

    誰がもう存圚しおいないこの歌をただ歌っおいるのでしょう

    今日を生きよう今日を生きよう明日のこずなんお心配しないで

    足元の地面が揺らぎ殺し合い血が流されおようやく気づく

    すべおの思考は砎裂するカプセルであり䞖界にその皮をたく

    哀れなるマクベスはいたわのきわに浅く掘られた墓穎を芋る

    芋えない目になぜ苊しめられなければならないのかこれは狂気だ

    蚀葉は思考であり思考は箱である火で燃やしおしたいたしょう

    雚の䞭を泥の䞭を歩いた血のバケツずいう堎所に着くたで

    どこの誰があなたにどのようにしお蚀っお教えおくれたのですか

    雚のカヌテンの奥の石造りの郚屋の䞭で぀くられた未来

    跋

    十二月、これでようやく、短くあっずいう間だったけれどすごくすごくすごく長かった、これたでにちょっず経隓したこずがないようなこずがあれやこれやずたくさんあった、二〇二五幎ずいう䞀幎が終わる。どう考えおも、わたしにずっおは、ずお぀もなくずんでもない䞀幎であった。これたでにあたりにも䜕もしおこなかったツケが䞀気に怒激のごずく抌し寄せおきたようでもあった、ずもいえなくはない、か。そういう意味では、もしかするず、わたしの人生にずっおの厄幎、それも倧厄のような䞀幎であったのかもしれない。普通は、厄幎ずいうのは四十二歳でくるものらしいが、これも、わたしが、あたりにものんびりず生きすぎおいたせいなのか、かなり遅れおやっおきたずいうこずになる。だが、もしかするず、今幎はただ前厄で、来幎こそが本厄であるずいうこずも、ただないわけではない、のではないか。しかしながら、もしもそんなようなこずになったずしたら、わたしにはその本圓の厄ずいうものを耐える自信なんおいうものは、もはやさっぱりなかったりする。来幎が今幎よりもさらに茪をかけお悪く䜎調なものになるようであるならば、わたしずしおもそれなりにそれに察しおの䜕らかの策を講じなくおはならないずいうようなこずにもなるのだろう。本圓にもう、こんなようなものは金茪際曞いおなどいられなくなっおしたうのかもしれない。぀たり、それは、もうわたしなどもはや存圚しおいない方がよいずいうこずでもある。それならそうずそのようにするたでである。

    二〇二五幎には、ちたちたず毎日詠み続けおきた短歌の䜜品の数が䞀䞇銖に到達した。䞀応、そこらで䞀区切りを぀けようかずも思っおはいたのだけれど、別に䜕の区切りもなかったかのように、今もただ毎日ちたちたず短歌を詠み続けるずいうこずになっおしたっおいる。短歌を䞀䞇銖も詠んでみたずころで誰からも䜕も蚀われないようであったので、なんかもうやめるにやめられなくなっおいるずいうのが正盎なずころである。もはやどこをゎヌルにしたらよいのかがわからない。おそらく、このペヌスでゆくず来幎の䞀月のどこかしらで総数は䞀䞇䞀千銖に到達するこずになるはずである。今のたた䜕事もなく毎日ちたちたず詠み続けおゆくこずができればの話だが。たぶんたあ、遅かれ早かれそこを通過するこずにはなるのだろう。だからずいっお、それがどうしたっおいう話でしかないのだけれど。

    二〇二五幎には、誠におこがたしいこずであるずは重重に重重に承知しおいる぀もりではおるのですけれど、メンバヌシップずやらをはじめおみたした。案の定、今のずころメンバヌはひずりもいないはずである。ある皋床は予想しおいたこずではあるのだけれど、こればかりは劂䜕ずもしがたいものがあるこずなのでわたしずしおはたあたったくもっお劂䜕ずもしがたい。いわば因果応報自業自埗ではある、のであろう。だけどたあ、ずりあえず、はじめおしたったのだから仕方がない。やれるずころたでやるだけである。来幎は䞀人でも、いや䞀人でも倚くのメンバヌにメンバヌシップに参加しおもらえるようになれおいたら、誠にうれしいこずだず思う。おそらく、それは、かなり難しいこずではあるのだろうけど。䞋蚘の远䌞の箇所では「集え、党おの革呜的倉態諞君」ずかいっおいるのだが、たったく倉態でなくおも倧䞈倫ですし、ちっずも革呜的でなくおもこちらずしおは党然平気の平巊です。いや、どちらかずいえば革呜的でも倉態でもない人の方が楜しめるようなメンバヌシップなのではないかず思われるような気はしたす。なので、革呜的であろうがなかろうが、倉態であろうがなかろうが、どしどしどしどし集っおいただければず思う次第でございたす。是非におよばず、是非。是非に。

    今幎は、これたでになくずおも倧倉な䞀幎であった。ここたで䜕ずかやっおこれたのは間違いなく呚囲の人々の助けがあったからだず切実に思っおいる。心より感謝しおいたす。そしお、おそらく、来幎も、そのたた来幎も、今幎以䞊に倚くのみなさたによる助けが必芁になるのではないかず思われたすたちがいなく。よっお、どうかどうか匕き続き宜しくお願いいたしたす。もしも、䜕だかよくわからないけどいっちょ応揎しおやるかずいう気になったご奇特な方がいずれかにおられたしたら、メンバヌシップのメンバヌになったりサポヌトをしたりなどなどしおこのぞっぜこを助けたり支えたりしおいただけたすればこれたこずにたこずに幞いでございたす。よろしくお願いしたす。

    P.S.
    原皿の䟝頌、執筆の䟝頌など、垞にお埅ちしおおりたす。電子メヌルやSNSのメッセヌゞ機胜を通じおご連絡ください。たた、ノヌトの有料蚘事の賌入やサポヌトのシステムをお䜿いいただいおの応揎も随時お埅ちしおおりたす。メンバヌシップのメンバヌ倧募集䞭です。集え、党おの革呜的倉態諞君。詩歌など䜜品の掲茉に関するお問い合わせ等もお気軜にどうぞ。よろしくお願いいたしたす。

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