2025年のうた
二月
煙管の雨にふられるよりもあたしは恋の釣り針でつられたい
寒気が屋内に侵入したのかがじゅまるの葉が一枚茶ばむ
断片をひろいきれない情報量がおおすぎる折口の文
ラーメンすする北京の窓から見えたバプテスト川越教会
チョコレートのときにはいつもより倍以上早口な田中みな実
小腹がへった真夜中に冷たくなった焼きそばパンにかぶりつく
きせつの雨にふられるよりもわたしはこいの釣り針でつられたい
いいとしをしてたくさん食べていないと力説しているあわれなり
あらゆる音を音楽にかえたのか音そのものが音楽なのか
たんに女性の表徴萬壽曰く演じすぎると藝をはずれる