2024年のうた
十一月
人と歴史が行き交う覇王の道に今はコーランが鳴り響く
夢の中で起きた巨大地震を目をこじ開けることで食い止めた
水道の水がまだ手にちょっぴりぬるく感じる霜月朔日
小春日和かもう春が近いのかいちりん木瓜の花が咲いてる
どこにいるのかよく見ていてよ今夜ジャムの鍋へと着地するから
十一月の雨はつめたくしぐれててひよどりのなく声がする
渡邊二郎とのニーチェを知る事典は今でもたまに読みかえす
洗顔時に鼻に水がはいってプールで溺れかけたようになる
雨がふっていて寒いそろそろお部屋では靴下をはく季節か
君ほほえめば世界もともにほほえんで太陽もかがやきをます