【HOW TO⑤】支柱・誘引・摘心って何?家庭菜園初心者が迷った3つの作業をやさしく解説
こんにちは。
58歳から野菜づくりを始めた翔です。
家庭菜園を始める前の私は、
苗を買う。
土に植える。
水をやる。
肥料をやる。
大きくなる。
収穫する。
だいたい、こんなイメージを持っていました。
ところが実際に野菜を育て始めると、
知らない言葉が次々と出てきます。
支柱。
誘引。
摘心。
「支柱は分かる。棒だろ?」
くらいは分かります(笑)。
でも、
いつ立てる?
どこへ立てる?
どうやって苗を結ぶ?
さらに、
「誘引してください」
「摘心してください」
と言われても、
初心者の私は、
「何をどうすればいいの?」
という状態でした。
実際、13種類育てた私の反省点にも、
摘心不足
誘引不足
があります。
今回は、私自身が家庭菜園初心者として迷った、
支柱・誘引・摘心
この3つについてまとめます。
まず結論|苗を植えたら「大きくなった姿」を想像する
今回13種類育てて、
私が一番反省していることがあります。
それは、
苗を買ったときの大きさしか見ていなかったこと。
ホームセンターで売られている苗は小さい。
だから、
「まだ支柱はいらないだろう。」
「このプランターで十分だろう。」
と思います。
でも当然、
苗は大きくなります。
背が伸びる。
枝が増える。
葉が茂る。
実が付く。
風に吹かれる。
そこで、
「あっ、支柱がいる!」
となる(笑)。
今の私なら、
苗を買った時点で、
この野菜は最終的にどれくらい大きくなる?
支柱は必要?
誘引は必要?
摘心はする?
ここまで確認します。
① 支柱とは?
まず一番分かりやすい、
支柱。
野菜の茎などを支えるために立てる棒です。
ホームセンターはもちろん、サイズによっては100均にもあります。
私も100均を利用しました。
なぜ支柱が必要なのか?
苗が大きくなると、
自分の重さ。
葉の重さ。
実の重さ。
そして、
風。
などによって倒れたり、茎が曲がったりすることがあります。
そこで支柱を立てて、
野菜を支えてあげます。
支柱は「倒れてから」ではなく「倒れる前」
私が初心者として考えていたのは、
「大きくなってから支柱を立てればいい。」
でした。
でも今なら、
支柱が必要な野菜だと分かっているなら、
早めに準備します。
大きくなってから慌てて支柱を差そうとすると、
根を傷めないよう注意する必要もあります。
だから、
「そろそろ倒れそうだから買いに行こう。」
ではなく、
苗を買ったときに支柱が必要か確認する。
これがいいと思います。
支柱は全部同じではない
ホームセンターへ行くと、
支柱にも、
短いもの。
長いもの。
太いもの。
細いもの。
リング付き。
ネットを張るためのもの。
いろいろあります。
初心者の私は、
「棒なら何でも同じだろう。」
と思ってしまいます(笑)。
でも、
育てる野菜の大きさや仕立て方によって必要な支柱は変わります。
だから、
先に支柱を適当に買うのではなく、
育てる野菜を決める
↓
どのくらい大きくなるか確認
↓
それに合った支柱を買う
この順番がいいと思います。
② 誘引とは?
次が、
誘引(ゆういん)。
初めて聞いたとき、
私は何のことか分かりませんでした。
簡単に言えば、
伸びてきた茎や枝を支柱などへ固定し、育てたい方向へ導く作業
です。
例えばトマト。
支柱だけ立てても、
苗が勝手に支柱へくっついてくれるわけではありません(笑)。
茎を支柱へ寄せて、
紐や園芸用の誘引資材などを使って支えます。
これが誘引です。
私は結束バンドも使った
私の場合、
結束バンド
などを利用しました。
これも100均で揃えました。
ただし、
ここで注意があります。
茎は、
太くなります。
苗のときにピッタリ固定すると、
成長したときに締め付ける可能性があります。
だから、
強く締めすぎない。
成長する余裕を持たせる。
必要なら園芸用の紐やテープなど、植物の誘引に適した資材を使う。
今ならここを意識します。
誘引は「縛り付ける」作業ではない
初心者の私は、
「倒れないようにギュッと結べばいい。」
と思ってしまいます。
でも、
野菜は成長しています。
だから、
固定するというより、支えてあげる。
この感覚の方が分かりやすいと思います。
きつすぎない。
茎を傷つけない。
成長を邪魔しない。
そして、
風で大きく振られないようにする。
実際に茎を触ると、
意外と柔らかいものもあります。
力任せは禁物です。
誘引する場所も考える
支柱に結べば、
どこでもいいわけではありません。
柔らかい先端部分。
花。
実。
新しく伸びている部分。
こうした場所を傷めないようにします。
私は今後、
「どこを固定すれば、この野菜に負担が少ないか?」
を確認しながら作業します。
そして、
一度誘引したら終わりではありません。
野菜は伸びます。
だから成長に合わせて、
追加したり、緩めたり、位置を変えたりする。
ここも大切です。
③ 摘心とは?
そして私が一番迷ったのが、
摘心(てきしん)。
簡単に言えば、
茎の先端などの成長点を摘み取る作業。
ただし、
ここは野菜によって方法や必要性が違います。
全部の野菜を同じように、
「先端を切ればいい!」
ではありません。
ここは注意です。
せっかく伸びたのに切るの?
初心者の私が摘心で一番感じたのが、
これです。
苗が育った。
茎が伸びた。
葉も増えた。
うれしい。
そこへ、
「摘心しましょう。」
と言われる。
私は、
「せっかく育ったのに切るの?」
となります(笑)。
もったいない。
切ったら枯れない?
収穫が減らない?
そんな気持ちになります。
でも野菜によっては、適切な摘心によって脇芽の成長を促したり、株の生育を調整したりすることがあります。
だから、
「伸びたものを切る=悪いこと」
ではありません。
摘心は野菜ごとに調べる
ここは大事です。
摘心の方法は、
野菜によって違います。
さらに同じ野菜でも、栽培方法によって管理が変わることがあります。
だから、
「オクラでこうしたからトマトも同じ。」
とは考えません。
今の私なら、
苗を買ったら、
摘心は必要?
いつ?
どこを?
何のために?
を確認します。
苗のラベル。
種袋。
栽培説明。
こうしたものも利用します。
私はトマト用・オクラ用でハサミを分けた
摘心などに使うため、
私は100均でハサミを用意しました。
そして、
トマト用
オクラ用
と分けて使いました。
作物ごとに必ず別々のハサミが必要という意味ではありません。
大切なのは、
刃を清潔に保つこと。
病気などを別の株へ広げないためにも、
汚れたまま次々と切るのは避けたいところです。
家庭菜園なら、
まず100均のハサミで試してみる。
よく使うようになったら、
切れ味の良い園芸用ハサミを買う。
私はそれで十分だと思っています。
「摘心」と「わき芽かき」は同じ?
家庭菜園を調べていると、
さらに、
わき芽かき
という言葉も出てきます。
「また出てきた(笑)。」
となりますよね。
摘心は、主に茎の先端などの成長点を摘む作業。
わき芽かきは、葉の付け根などから伸びるわき芽を取り除く作業。
目的や方法は作物によって異なります。
初心者なら、
言葉を全部暗記するより、
「自分が今育てている野菜では、何の作業が必要なのか?」
を一つずつ覚えればいいと思います。
私が失敗したのは「道具不足」より「知識不足」
今回の栽培で、
私は支柱も買いました。
結束バンドも買いました。
ハサミも買いました。
つまり、
道具はある。
それでも、
摘心や誘引について反省が残りました。
なぜか。
今なら分かります。
いつ使うか分かっていなかったから。
ハサミを持っていても、
切る場所が分からなければ摘心できません。
支柱を持っていても、
いつ立てるか分からなければ後手になります。
結束バンドがあっても、
どこを誘引するか分からなければ使えません。
家庭菜園は、
道具を揃えるだけではダメ。
その道具を、
いつ・何のために使うのか
まで知っておく。
これが大切でした。
苗を買った日に「3つ」を調べる
だから今の私なら、
苗を買ったその日に、
最低でもこの3つを確認します。
①支柱は必要?
②誘引は必要?
③摘心・わき芽かきなどの管理は必要?
例えば支柱が必要なら、
早めに用意する。
摘心が必要なら、
時期をスマホへメモする。
「必要になってから調べる」ではなく「必要になる前に調べる」。
準備編②で書いた、
私の5つの準備不足ともつながります。
支柱・誘引・摘心はセットで考える
この3つは、
別々の作業のように見えます。
でも初心者の私には、
一つの流れとして考えた方が分かりやすくなりました。
苗を植える。
↓
大きくなる。
↓
支柱で支える。
↓
伸びてきたら、
誘引して整える。
↓
野菜に応じて、
摘心などで生育を調整する。
↓
さらに成長。
↓
収穫。
こう考えると、
「なぜこの作業が必要なのか?」
が少し分かります。
プランターは「支柱を立てられるか」も見る
これも私が次回改善したいポイントです。
プランターを選ぶとき、
大きさ。
深さ。
排水性。
だけではなく、
支柱を立てやすいか。
も見ます。
大きく育つ野菜なら、
支柱を安定させられるか。
必要ならネットを張れるか。
さらに真夏には、
日よけを設置できるか。
つまり、
「苗を植える箱」ではなく、数か月間育てる場所
としてプランターを選ぶ。
今ならそう考えます。
100均で始めていい
支柱。
結束バンド。
園芸用ハサミ。
誘引用品。
家庭菜園初心者なら、
100均で試せるものもたくさんあります。
私は、
最初から高い物を買わなくていい
と思っています。
まず使う。
不便なら買い替える。
毎日のように使うようになったら、
ちゃんとした園芸用品を買う。
準備編でも書きましたが、
小物・消耗品・試してみたい物は100均。
力をかける物・長く使う物はホームセンター。
この使い分けです。
初心者の私が覚えた3つの意味
最後に、
ものすごく簡単にまとめます。
支柱
野菜を支える。
誘引
茎や枝を支柱などへ導いて支える。
摘心
必要に応じて成長点を摘み、生育を調整する。
まずは、
このくらいの理解でいいと思います。
あとは、
自分が育てる野菜ごとに調べる。
翔のチェックリスト
苗を買ったら、
私はこれを確認します。
□ 最終的にどれくらい大きくなる?
□ 支柱は必要?
□ 支柱の長さは?
□ 誘引は必要?
□ 何で誘引する?
□ 摘心は必要?
□ わき芽かきは?
□ いつ作業する?
□ ハサミは清潔?
これだけでも、
今回の私のような、
「大きくなってから慌てる」
をかなり減らせると思います。
野菜は「植えてから」が本番だった
13種類育てて、
私が一番感じたのは、
苗を植えたら終わりではない
ということです。
むしろ、
そこからがスタート。
水をやる。
肥料をやる。
支柱を立てる。
誘引する。
必要なら摘心する。
暑さを見る。
虫を見る。
そして、
収穫する。
私は今回、
全部を完璧にはできませんでした。
でも、
失敗したから、
次に何をすればいいか分かってきました。
家庭菜園初心者なら、
最初から全部覚える必要はありません。
まず、
自分が育てている2〜3種類だけ覚える。
それで十分です。
私も次回は、
今回できなかった摘心や誘引を、
「後から慌てる作業」ではなく「最初から予定している作業」
に変えてみます。
58歳。
まだまだ勉強中です(笑)。
【HOW TO】
