
要介護5の父 在宅介護の記録(全体目次)
要介護5の父を在宅介護で支えて見送った、最後の7年間を中心とする記録です。プロローグから本編12話、コラム3本、エピローグまでの連載になります。これから介護を経験する家族、今介護中の方、介護を支える方々、立場は違っても、介護に向き合う方がたの何かのきっかけになればと思い、記録として残しました。
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読む順番のおすすめ
通読したい方:プロローグから順番にお読みください。2001年に病に倒れてからの24年間の歩みの、特に最後の7年間の記録です。
今、特定の悩みに直面している方:気になるテーマの話から拾い読みしてください。下の目次に、各話で扱っている具体的なテーマを添えています。
目次
プロローグ
要介護5、7年間の介護を終えて。記録を始めるにあたっての想い。
①崩れ始める日常(2001〜2018)
介護との最初の接点。長期にわたる介護の始まりと、徐々に崩れていく「いつもの生活」。
②寝たきりになるということ(2018)
脳出血からの入院、リハビリ病院への転院。「生活を取り戻す」ための専門家との伴走。
③胃瘻という選択(2019-1)
延命措置の意思確認、誤嚥性肺炎、膿胸。「命を繋ぐこと」を選んだ決断の重み。
コラム:介護現場に感じるグレーとささやかな抵抗〜介護と色彩の話〜
介護で感じた「無彩色」と、色について思ったこと。
④介護負担増からのレスパイト(2019-2)
在宅介護の限界と葛藤から利用することになった、レスパイト入院とその仕組み。
⑤コロナ禍での分岐点(2020)
面会制限、敗血症からの危篤。制度の隙間で家族が孤立する瞬間と、在宅介護継続の決意
コラム:介護という名のプロジェクト、あるいは「究極のリスクマネジメント」
ケアマネジャーをPMに見立てたプロジェクト推進、BCPの視点から目的を明確にして介護を捉え直す一篇。介護経験のない方にもおすすめです。
⑥コロナ禍の重なる制約〜父の笑顔と、家族の限界の狭間で(2021/2022)
肺炎の再発、薬剤耐性、医薬品供給不足。複合的に重なる制約との向き合い方。
⑦箱根駅伝中継の歓声と、繋がれていく命(2023)
正月、十数件の受け入れ拒否の末にたどり着いた病院。救急医療の硬直化を肌で感じた出来事。
⑧在宅継続の選択〜二人の医師からのメッセージと施設探しの壁(2024-1)
在宅を続けるという選択と、見え始めた施設探しの難しさ。
⑨施設探しという迷路〜痰の吸引回数という「壁」(2024-2)
「痰の吸引回数」が施設選びの壁になるという、突きつけられた険しい現実。
コラム:扉の向こうの「伴走者」の皆様への想いと感謝〜デイサービスとショートステイ
日々支えてくれた現場のスタッフへの想い。
⑩父との時間〜ホスピスへの期待と限界(2025-1)
ホスピスという選択肢に何を期待し、何が叶わなかったか。
⑪辿り着けない安住の場所と最後の賭け(2025-2)
最後の居場所を探し続けた日々と、決断の瞬間。
⑫最期の時間(2025-3)
父を見送るまでの最期の時間の記録。
エピローグ:正解のない問いの先に(2026)
7年間を振り返って。今向き合っている方へ。
本記録に登場するエピソードは、特定の医療機関・個人を批判する意図のものではなく、在宅介護を取り巻く制度や構造の課題を、一家族の体験として記したものです。場所や日時の詳細は、プライバシーへの配慮から一部抽象化しています。