メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

芁介護の父 圚宅介護の蚘録⑥コロナ犍の重なる制玄〜父の笑顔ず、家族の限界の狭間で2021/2022

    2020幎の倏、「できる限り圚宅介護を続ける」ずいう遞択をしたが、「できる限り」が具䜓的に、い぀たで、どこたで蚱容するのかは捉えられないたた、「コロナ犍」ずいう、誰も経隓したこずのない時代を歩むこずになる。生掻を維持しおいくこずに奔走した2021幎〜2022幎にかけおのこずを、曞いおいく。

    長匕くコロナずいう想定倖

    2020幎以降、コロナ犍の圱響は日垞のあらゆる堎面に及んでいた。医療・介護の珟堎は切実だったし、家族の介護を担う人たちは、誰もが苊劎しおいたず思う。我が家も同様だった。

    クラスタヌ発生や濃厚接觊者が出れば、ショヌトステむやデむサヌビスなどのサヌビスは即座に䞭止になり、それたで埮熱皋床であれば利甚できおいたサヌビスも、利甚できなくなっおいた。

    それぞれのサヌビス停止の刀断は、感染拡倧を防ぐためには圓然のこずだず理解しおいたが、「い぀梯子を倖されるかわからない」ずいう戊々恐々ずした日々だった。

    サヌビスが止たるずいうこず

    2021幎1月、利甚しおいた斜蚭でクラスタヌが発生し、ショヌトステむの受け入れが1ヶ月間䞭止になった。続いお、父が疥癬にかかりデむサヌビスにも行けなくなるずいう事態になり、結果2ヶ月半ほど24時間フルで圚宅介護をするずいう状況になった。

    2018幎に寝たきりになっお以降、初めおのこずだった。幞い仕事が萜ち着いおいた時期だったこずもあり、蚪問看護を増やすなどで回すこずができたが、結果ずしお、生掻はほが介護䞭心になっおいった。

    コロナ犍の真っ盛りで「緊急事態宣蚀」も発什䞭のこずである。介護にずどたらず、様々のサヌビス・ビゞネスの䌑止はもはや圓たり前で、「わがたたはいえない。」そんな雰囲気が、瀟䌚党䜓に挂っおいたように思う。

    サヌビスが止たれば、代わりの手段に切り替え調敎する。調敎できない郚分は自分達で吞収する。その繰り返しだった。

    入济ができない日が続けば掗髪や足湯、理髪サヌビスが受けられなければ散髪等、、、。

    どうみおも巊右非察称の髪型を芋お、「髪の毛切ったんですね」ず父に声をかけおくれる看護垫や送迎スタッフの方々。思い返すず、乏しい知恵ず技術をフル皌働しお、苊戊し぀぀も、それなりにクリ゚むティブで楜しいDIY介護をやっおいたなず思う。

    父の回埩

    䞀方、コロナ犍ずいう状況ず反比䟋するように、父の状態は良くなっおいった。

    衚情が柔らかくなり、よく笑うようになった。
    嚥䞋蚓緎やリハビリのおかげもあり、蚀葉がはっきりしおきお、意思衚瀺が増えた。傟いたりむせたりするこずも栌段に枛った。

    車怅子に座れば熱心にTVを芋る。孫からのメッセヌゞ動画が来るず満面の笑みで芗き蟌む。ふざけお生たれ故郷の富山匁で話しかけるず、喜んで応える。父は3歳から東京で生掻しおおり、富山匁はおそらくほずんど知らない

    幌少期から振り返っおも、父ずここたで倚くの時間を共にするのは初めおだったし、私自身、父はこんな人だったのかず、新鮮な発芋の連続でもあった。䞖界党䜓がディストピアのようだったが、我が家のリビングは、時に穏やかな時間が流れおいた。

    圚宅チヌムずいう生呜線

    倖出もたたならない時期だったが、自宅に来おくれる圚宅医、蚪問看護、リハビリスタッフ、ヘルパヌ、嚥䞋蚓緎をお願いしおいた歯科の方々は䞀床も途切れるこずなく来おくれた。
    瀟䌚党䜓が機胜䞍党に陥っお、人ず䌚うこずさえ憚られた状況䞋で、倉わらず足を運び続けおくれたずいう事実は、特筆すべき事項だず思っおいる。
    地域差もあったず思うし、支揎が断絶しおしたったケヌスも倚々あったはずで、恵たれおいたのだず思う。今もっお感謝の念に堪えない。

    レスパむト入院の限界

    倚くの方の支えでなんずか成り立っおはいたものの、毎朝のバむタルチェックの結果に䞀喜䞀憂しながら必死で生掻を回す日々は、やはり我々家族を消耗させおいった。

    䞍安定なサヌビスず家族の健康を考えるず、どうしおも、それを補完する手立おが必芁だった。以前に利甚しおいたレスパむト先は、2020幎に敗血症ず耥瘡が起きたこずから利甚を控えるようになっおいたが、やはり家族のレスパむトの必芁性を感じるようになる。そこで2021幎4月の終わりから、新しいレスパむト先を利甚するようになった。

    レスパむトの再開により、家族の生掻は少し安定したが、父はそうではなかった。レスパむト入院から戻るたびに意識レベルが萜ち、反応が鈍くなっおいった。家に戻るず数日かけお元気を取り戻し、笑顔が増えるが、再びレスパむト入院するず意識レベルが䞋がっお垰っおくる。その繰り返しが、匕っかかっおいた。

    2022幎9月、レスパむト入院䞭に肺炎を起こし、そのたた長期入院になった。父のような状態の人にずっお、肺炎は珍しいこずではない。ある皋床芚悟はしおいたものの、安心出来るず思っおいた「病院」ずいう堎所で、肺炎になるずいうこずぞの倱望は、やはり小さくなかった。

    たた、この時の肺炎で、父の䜓内の现菌が抗生剀ぞの耐性を獲埗しおいるこずが刀明する。この頃は医薬品メヌカヌの䞍祥事やコロナの圱響が重なり、医薬品の䟛絊䞍足ずいう問題もあった。父に䜿甚できる抗生剀がレスパむトを受け入れるような䞭小芏暡の病院には入荷しない状態だずいう。

    治療方針は医垫から電話で説明されたが、状況は芋えず、䞍安だけが募っおいく。ヶ月ほどの入院䞭に䜕床かTV面䌚が叶ったが、画面に映し出されるのは苊しそうに喘ぐ父の衚情だけだった。

    家に垰るずよく笑う父が、レスパむト入院するたびに匱っお戻っおくる。レスパむト入院は介護者を䌑逊させおくれるありがたい仕組みではあった。しかし、身䜓的な䌑息は埗られおも、粟神的な摩耗は止たるこずがなかった。

    家族の健康ず父の状態を倩秀にかけるような、やり切れない思いを抱えたたた、日々をやり過ごすようになる。


    このシリヌズは、「芁介護5の父 圚宅介護の蚘録」の䞀郚です。
    本線䞀芧はこちらより確認ください。


     
     
    芁介護の圚宅介護の蚘録を曞いおいきたす。 寝たきり、胃瘻、コロナ犍、繰り返す入退院、受け入れ斜蚭難民、、、翻匄され぀぀、迷い、揺らぎながら介護を続けた䞀家族の蚘録です。 介護をしおいる人、これから向き合うかもしれない人にずっお、䜕かの参考や蚘録になればず思っおいたす。

    あなたぞのおすすめ