ミステリー小説シリーズものおすすめ15選|読み始めたら止まらない名作を厳選!
ミステリー小説のシリーズものは、一冊読んで気に入れば、続けて楽しめるのが魅力です。探偵が活躍する王道の本格推理から、警察ミステリー、学園ミステリー、日常に潜む謎解き系まで、ジャンルはさまざま。
今回は、ミステリー小説のおすすめのシリーズものを15シリーズご紹介します。次に読みたい本が見つかりますように。

森博嗣『S&Mシリーズ』
第1回メフィスト賞を受賞したデビュー作『すべてがFになる』から始まるシリーズ。シリーズ名は主人公である犀川創平と西之園萌絵のファーストネームのイニシャル、「S」と「M」に由来しています。理系ミステリーの金字塔ともいえるシリーズ。工学などの理系分野を中心としたトリックが特徴的。
森博嗣『S&Mシリーズ』 シリーズ一覧
すべてがFになる The Perfect Insider
冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room
笑わない数学者 Mathematical Goodbye
詩的私的ジャック Jack the Poetical Private
封印再度 Who Inside
幻惑の死と使途 Illusion Acts Like Magic
夏のレプリカ Replaceable Summer
今はもうない Switch Back
数奇にして模型 Numerical Models
有限と微小のパン The Perfect Outsider
東野圭吾『ガリレオシリーズ』
物理学者・湯川学が、科学的な視点で不可解な事件を解き明かすミステリー。ドラマ化もされ、湯川の冷静かつ論理的なキャラクターが非常に魅力的な作品です。シリーズ初の長編作『容疑者Xの献身』は第134回直木三十五賞を受賞、日本人として史上2作目となるエドガー賞候補となり話題となりました。発行部数がシリーズ累計で1500万部を超える大人気シリーズです。
東野圭吾『ガリレオシリーズ』シリーズ一覧
探偵ガリレオ
予知夢
容疑者Xの献身
ガリレオの苦悩
聖女の救済
真夏の方程式
虚像の道化師 ガリレオ7
禁断の魔術 ガリレオ8
沈黙のパレード
透明な螺旋
東野圭吾『加賀恭一郎シリーズ』
刑事・加賀恭一郎が事件の真相を解き明かす警察ミステリーシリーズ。温かみのある人間描写と、加賀の洞察力が光る作品です。加賀恭一郎は1986年の東野のデビュー第2作『卒業』で初登場しています。テレビドラマ化、映画化もされており、大人気シリーズになっています。
東野圭吾『加賀恭一郎シリーズ』シリーズ一覧
卒業
眠りの森
どちらかが彼女を殺した
悪意
私が彼を殺した
嘘をもうひとつだけ
赤い指
新参者
麒麟の翼
祈りの幕が下りる時
希望の糸
あなたが誰かを殺した
誰かが私を殺した
綾辻行人『館シリーズ』
クローズド・サークル(密室状態)を舞台にした本格ミステリーシリーズ。奇抜なトリックと独特の世界観で読者を魅了しています。第1作『十角館の殺人』は綾辻さんのデビュー作であり、新本格ムーブメントの嚆矢となった作品で、日本ミステリ史上の傑作のひとつといわれています。第5作『時計館の殺人』は、第45回日本推理作家協会賞を受賞。第10作となる『双子館の殺人』が雑誌連載中となっています。
綾辻行人『館シリーズ』 シリーズ一覧
十角館の殺人
水車館の殺人
迷路館の殺人
人形館の殺人
時計館の殺人
黒猫館の殺人
暗黒館の殺人
びっくり館の殺人
奇面館の殺人
双子館の殺人(雑誌にて連載中)
有栖川有栖『作家アリスシリーズ』
探偵役である犯罪学者・火村英生と、ワトスン役の推理作家・有栖川有栖が買う着する推理小説シリーズ。有栖川さんによる『学生アリスシリーズ』と区別するため、『作家アリスシリーズ』と呼ばれています。『火村英生シリー』・『作家編』などと呼ばれることもあります。この中で、タイトルに国名を冠した作品は特に『国名シリーズ』と呼ばれています。
有栖川有栖『作家アリスシリーズ』シリーズ一覧
46番目の密室
ダリの繭
ロシア紅茶の謎
海のある奈良に死す
スウェーデン館の謎
ブラジル蝶の謎
英国庭園の謎
朱色の研究
ペルシャ猫の謎
暗い宿
絶叫城殺人事件
マレー鉄道の謎
スイス時計の謎
白い兎が逃げる
モロッコ水晶の謎
乱鴉の島
妃は船を沈める
火村英生に捧げる犯罪
長い廊下がある家
高原のフーダニット
菩提樹荘の殺人
怪しい店
鍵の掛かった男
狩人の悪夢
インド倶楽部の謎
カナダ金貨の謎
捜査線上の夕映え
砂男(雑誌掲載のみとなっていた幻の〈火村シリーズ〉2作収録)
京極夏彦『百鬼夜行シリーズ』
妖怪や民俗学の要素を取り入れた異色のミステリーシリーズ。それぞれの作品のタイトルには、『画図百鬼夜行』などの鳥山石燕の画集に描かれた妖怪の名が冠せられているのが特徴的。謎解き役である中禅寺の通称(屋号)を取り、『京極堂シリーズ』と呼ばれることもあります。
京極夏彦『百鬼夜行シリーズ』シリーズ一覧
姑獲鳥の夏
魍魎の匣
狂骨の夢
鉄鼠の檻
絡新婦の理
塗仏の宴 宴の支度
塗仏の宴 宴の始末
陰摩羅鬼の瑕
邪魅の雫
鵼の碑
百鬼夜行――陰
百器徒然袋――雨
今昔続百鬼――雲
百器徒然袋――風
百鬼夜行――陽
今昔百鬼拾遺 鬼
今昔百鬼拾遺 河童
今昔百鬼拾遺 天狗
今昔百鬼拾遺 月
北村薫『円紫さんと私シリーズ』
大学生の「私」と落語家・円紫師匠が事件を解決する日常ミステリーのシリーズです。柔らかな文章と温かみのある雰囲気が特徴。シリーズ第1作の『空飛ぶ馬』は北村さんのデビュー作です。シリーズ開始当初は大学2年生である「私」がシリーズを経るごとに成長していくところも見どころのひとつ。
北村薫『円紫さんと私シリーズ』シリーズ一覧
東川篤哉『謎解きはディナーのあとでシリーズ』
執事の影山が、名推理を披露するユーモアミステリーのシリーズ。お嬢様刑事との掛け合いが軽妙で、コメディ要素も楽しめる作品です。漫画、朗読劇、テレビドラマ、舞台、テレビアニメ、映画などさまざまな媒体で展開された大人気シリーズ。
東川篤哉『謎解きはディナーのあとでシリーズ』シリーズ一覧
謎解きはディナーのあとで
謎解きはディナーのあとで2
謎解きはディナーのあとで3
新 謎解きはディナーのあとで
新 謎解きはディナーのあとで2
西尾維新『掟上今日子シリーズ』・『忘却探偵シリーズ』
「忘却探偵」掟上今日子が、一日で事件を解決するスピード感溢れるミステリーシリーズ。寝ると、毎回記憶がリセットされるという設定が斬新な作品です。漫画化、テレビドラマ化もされている人気シリーズです。
西尾維新『掟上今日子シリーズ』・『忘却探偵シリーズ』シリーズ一覧
掟上今日子の備忘録
掟上今日子の推薦文
掟上今日子の挑戦状
掟上今日子の遺言書
掟上今日子の退職願
掟上今日子の婚姻届
掟上今日子の家計簿
掟上今日子の旅行記
掟上今日子の裏表紙
掟上今日子の色見本
掟上今日子の乗車券
掟上今日子の設計図
掟上今日子の鑑札票
掟上今日子の忍法帖
米澤穂信『古典部シリーズ』
「省エネ主義」の高校生・折木奉太郎が、古典部の仲間たちと日常の謎を解いていくミステリーシリーズ。青春小説としても楽しめる作品です。シリーズ累計発行部数290万部を超える人気シリーズ。漫画化、テレビアニメ化されています。シリーズ第1作の『氷菓』は米澤さんのデビュー作で、角川学園小説大賞のヤングミステリー&ホラー部門で奨励賞を受賞しています。
米澤穂信『古典部シリーズ』シリーズ一覧
青崎有吾『裏染天馬シリーズ』
『地雷グリコ』の著者としても有名な青崎有吾さんの学園ミステリー。推理の天才・裏染天馬が大活躍します。ユーモラスな語り口と、論理的な推理が特徴。『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞して小説家デビューした青崎さん。『水族館の殺人』で第14回本格ミステリ大賞(小説部門)候補にもなっています。
青崎有吾『裏染天馬シリーズ』 シリーズ一覧
周木律『堂シリーズ』
建築ミステリーという新ジャンルを開拓したシリーズ。奇妙な構造を持つ建築物で起こる事件が見どころのひとつです。『眼球堂の殺人〜The Book〜』で第47回メフィスト賞を受賞してデビューした周木さん。国立大学建築学科卒業の知識を活かした作風で読者を惹きつけます。
周木律『堂シリーズ』シリーズ一覧
眼球堂の殺人〜The Book〜
双孔堂の殺人〜Double Torus〜
五覚堂の殺人〜The Burning Ship〜
伽藍堂の殺人〜Banach-Tarski Paradox〜
教会堂の殺人〜Game Theory〜
鏡面堂の殺人〜Theory of Relativity〜
大聖堂の殺人〜The Books〜
知念実希人『天久鷹央の推理カルテシリーズ』
『硝子の塔の殺人』、『となりのナースエイド』などの著者としても有名な知念実希人さんの連作医療ミステリーシリーズ。天才医師・天久鷹央が、医療とミステリーを融合させた推理を披露します。著者である知念さんの医師としての医療知識を駆使したトリックが秀逸。シリーズ累計部数は350万部を突破。漫画化、テレビアニメ化、テレビドラマ化されています。
知念実希人『天久鷹央の推理カルテシリーズ』 シリーズ一覧
天久鷹央の推理カルテ 完全版
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版
密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版
スフィアの死天使 天久鷹央の事件カルテ 完全版
悲恋のシンドローム 天久鷹央の推理カルテ 完全版
幻影の手術室 天久鷹央の事件カルテ 完全版
神秘のセラピスト 天久鷹央の推理カルテ 完全版
甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版
火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版
魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版
神話の密室 天久鷹央の推理カルテ 完全版
久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ 完全版
生命の略奪者 天久鷹央の事件カルテ 完全版
吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ
羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ
絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ
猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ
呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ
北森鴻『香菜里屋シリーズ』
『蓮丈那智フィールドファイルシリーズ』などの著者としても有名な北森鴻さんの料理とミステリーが融合した、安楽椅子探偵シリーズ。三軒茶屋の路地裏にあるビアバー「香菜里屋」のマスターが、客の悩みを解決していきます。著者の北森さんは調理師免許を所持しているそうで、美味しそうな料理がたくさん登場する点も魅力的です。第1作目『花の下にて春死なむ』は第52回日本推理作家協会賞短編及び連作短編集部門を受賞しています。
北森鴻『香菜里屋シリーズ』 シリーズ一覧
誉田哲也『姫川玲子シリーズ』
『武士道シックスティーン』の著者としても有名な誉田哲也さんのハードボイルドミステリー。警視庁捜査一課の女性刑事・姫川玲子が、凶悪事件に挑む人気シリーズです。シリーズ累計では400万部を突破。テレビドラマ化、映画化され、話題となりました。
誉田哲也『姫川玲子シリーズ』 シリーズ一覧
ストロベリーナイト
ソウルケイジ
シンメトリー
インビジブルレイン
感染遊戯
ブルーマーダー
インデックス
ルージュ 硝子の太陽
ノーマンズランド
オムニバス
マリスアングル
まとめ|ミステリーシリーズものおすすめ15選|読み始めたら止まらない名作を厳選!
シリーズものの魅力のひとつは、登場人物たちの心情やバックグラウンドをより深く楽しめるところ。お気に入りの探偵を見つけて、シリーズを読破してみてくださいね。
