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真梨幸子の小説おすすめ15選|ゾクリとする読後感が最高!イヤミスの旗手

イヤミスの旗手と呼ばれる真梨幸子さんの作品は、読後に残る“嫌な感じ”こそが魅力!今回は、真梨さんの代表作から隠れた名作まで15作品を厳選してご紹介!

「怖いのに読みたい」「読み終えたのにまた読みたくなる」そんな不思議な魅力に包まれた世界に、足を踏み入れてみませんか?次の一冊として、ぜひ、手に取ってみてくださいね。


『殺人鬼フジコの衝動』

一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生は、いつしか狂い始めた。人生は、薔薇色のお菓子のよう…。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか?あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する!

Amazon公式紹介文より引用

50万部を超えるベストセラーとなった真梨さんの代表作のひとつ。一家惨殺事件でひとり生き残った少女・フジコが、成長して連続殺人鬼になっていく衝撃の物語。フジコを知るある人物の遺した記録小説という形で、描かれます。2013年、2015年に新垣里沙さん主演で舞台化、2015年に尾野真千子さん主演でテレビドラマ化されています。


『孤虫症』

「週に3度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは……。メフィスト賞受賞作。(講談社文庫)
謎の奇病に秘められたリアルで恐い女の悪意

Amazon公式紹介文より引用

第32回メフィスト賞受賞作品。真梨さんのデビュー作です。メフィスト賞らしさを感じるグロテスクな描写が多い作品。ドロドロとした人間関係、じわじわと不快感が増していく展開がまさにイヤミスです。


『人生相談。』

1通の新聞投書からはじまる、悲劇。父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。ラスト1ページまで目が離せない!
1通の新聞投書からはじまる、悲劇。
父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。
「あなた、相談する相手、間違えていませんか?」
ラスト1ページまで目が離せない!
はじまりは、たった1通の身近なお悩み相談だった。
真梨幸子のミステリーはクセになる! 今日のあなたの相談が、殺人事件を呼ぶかもしれない。

Amazon公式紹介文より引用

第28回山本周五郎賞候補作品。大洋新聞に寄せられるさまざまな人生相談がつながる連作短編集です。登場人物が多いので、自分で相関図を書きながら読むと、つながりがわかりやすいかもしれません。


『みんな邪魔』

夫も子どもも……
みんな邪魔!!
殺人鬼より怖い平凡な女たちの暴走ミステリ。
池袋のフレンチレストランに集まったのは、往年の少女漫画『青い瞳のジャンヌ』をこよなく愛する”青い六人会”。噂話と妄想を楽しむ中年女性たちの会だったはずが、あるメンバーの失踪を機に正体を露にし始める。飛び交う嘘、姑息な罠、そして起こった惨殺事件——。辛い現実から目を背け、ヒロインを夢見る彼女たち。その熱狂が加速する時、また新たな犠牲者が……。
ワイドショーを見て、他人の不幸を笑ってるように読み始めたのに、途中から
「あぁ……私のことだ」と笑えなくなる、
ミステリーよりホラーより恐ろしい本。
『殺人鬼フジコの衝動』の著者、
最高傑作にして、怪作!(『更年期少女』改題)
読んだらきっと騙されます。何に騙されるかは……読んでからのお楽しみ。

Amazon公式紹介文より引用

元のタイトル『更年期少女』がしっくりくるミステリー。身近に起きそうなリアルな雰囲気を感じる作品です。妄想と噂話がエスカレートし、人間関係が地獄に変わっていく様子に慄きますよ。


『鸚鵡楼の惨劇』

”イヤミスの女王”の最も危険なサスペンス
1962年、西新宿。十二社の花街に建つ洋館「鸚鵡楼」で惨殺事件が発生する。しかし、その記録は闇の中に葬られた。
時は流れて、バブル全盛の1991年。鸚鵡楼の跡地に建った超高級マンション「ベルヴェデーレ・パロット」でセレブライフを送る人気エッセイストの蜂塚沙保里は、強い恐怖にとらわれていた。「私は将来、息子に殺される」――それは、沙保里の人生唯一の”汚点”とも言える男の呪縛だった。
そして嵐の夜、セレブママたちが集うチャリティ・バザーの最中に、第二の惨劇が幕を開ける。
2013年まで半世紀にわたり、因縁の地で繰り返し起きる忌まわしき事件。その全貌が明らかになる時、かつてない驚愕と戦慄に襲われる!!
大ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』をはじめ、”イヤミスの女王”として女性を中心に熱狂的な支持を受ける著者が放った、最も危険なミステリー。

Amazon公式紹介文より引用

半世紀にわたり繰り返される恐ろしい事件。真梨さんにしては比較的、分かりやすい登場人物の関係性で、真梨さん初心者の読者にも読みやすい作品です。イヤミス要素満載のミステリーです。


『ふたり狂い』

「自分のことが書かれてる」小説の主人公と同姓同名の男が妄想に囚われ、作家を刺した。それに端を発し起こるデパ地下総菜売場異物混入騒ぎ、企業中傷ネット祭り、郊外マンション連続殺人。事件の陰には意外な“ふたり"の存在が。クレーマー、ストーカー、ヒステリー。私は違うと信じる人を震撼させる、一瞬で狂気に転じた人々の「あるある」ミステリ。

Amazon公式紹介文より引用

8編の連作短編。クレーマー、ヒステリー、ストーカー…現代病ともいえる人間の狂気をリアルに描いていきます。時系列と登場人物が分からなくなりがちなので、メモをとりながら読むといいかもしれません。


『5人のジュンコ』

あの女さえ、いなければ――。篠田淳子は中学時代の同級生、佐竹純子が伊豆連続不審死事件の容疑者となっていることをニュースで知る。同じ「ジュンコ」という名前の彼女は、淳子の人生を、そして淳子の家族を崩壊させた張本人だった。親友だった女、被害者の家族、事件を追うジャーナリストのアシスタント……。同じ名前だったがゆえに、彼女たちは次々と悪意の渦に巻き込まれていく。

Amazon公式紹介文より引用

名前が「ジュンコ」というだけで繋がる5人の女性たち。嫉妬、羨望、憎悪、そして自己愛…。それぞれの女性の持つ感情の“闇”が、とにかく濃く描かれています。2015年、松雪泰子さん主演でテレビドラマ化されています。


『お引っ越し』

もしかして、ここ、……欠陥マンション?イヤミスの女王の筆が冴えわたる!
これを読んだら、今晩、家の扉をひらくのが怖くなる、かもしれない――
内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。ここに決めてしまおうか?
しかし白い壁に小さな穴を見つけたキヨコは、そこからじわじわと“イヤな感じ”が広がっていくのを感じるのだった……。
片付かない荷物、届かない段ボール、ヤバい引っ越し業者、とんでもない隣人――
きっとアナタも身に覚えがある引っ越しにまつわる6つの恐怖。
ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』の著者にして“イヤミスの女王”、真梨幸子が
引っ越しにまつわる不気味さと、じわじわくる恐怖を描いた出色のサイコミステリ!

Amazon公式紹介文より引用

引っ越しにまつわる不気味な出来事を描いた連作短編集。ラストの解説から読んではいけないタイプの小説です。ホラーテイストのミステリーを読みたい時におすすめの作品。


『シェア 諍い女たちの館』

いわくつき物件にうごめく、わけありのアラフォーたち。
女の業が行きつく結末は――
時はコロナ禍。40歳にして無職、未婚の鹿島穂香は、行き詰まる事態を打開しようと、相続した築73年の家をシェアハウスにする。ところがリフォームで借金を負った上、床下からとんでもないものを見つける。さらに、匿名掲示板「キラキラネームさん集まれ!」の常連で、奇妙なわけありアラフォー女たちがこぞって入居。皆で始めたマスク作りはいつしか持続化給付金詐欺に変わり、相互不信は諍いへと発展。さらには次々と怪死事件が起こり——。

Amazon公式紹介文より引用

シェアハウスに集まった訳ありアラフォー女性たち。コロナ禍、持続化給付金詐欺、シェアハウスなどテーマは非常に現代的で、読み応えがあります。単行本ときは「シェア」のみのタイトルでしたが、文庫版では「諍い女たちの館」というサブタイトルがついています。内容のエグさをより訴求するために、こういう形になったそう。諍い女たちの共同生活、一気読みさせられます。


『まりも日記』

真梨幸子が放つネコミス登場!
人を魅了してやまない猫たちに惑わされた愚かな人間の行く末、そして猫たちのその後--。
第一話 まりも日記
第二話 行旅死亡人~ラストインタビュー~
第三話 モーニング・ルーティン
第四話 ある作家の備忘録
第五話 赤坂に死す
最終話

Amazon公式紹介文より引用

コミカルなテイストの真梨さんのネコミス。帯にある「猫は不幸になりません」の文字で安心して読み始める人も多い作品です。実際に猫を飼っている真梨さん。虚実が入り交ざったストーリー展開も見どころです。癒しと毒が混ざり合った不思議な読後感を楽しめます。


『極限団地:一九六一 東京ハウス』

生きたまま、出られるか。
イヤミスの女王が贈る、震撼の長編ミステリ!
古きよき昭和の生活を体験してみませんか? 謝礼500万円をお支払いいたします――。リアリティショーの出演者公募で選ばれた二組の家族と番組スタッフは築60年の広大な団地に集結した。質素ながらも夢と希望にあふれる暮らし……のはずが、待っていたのは悲惨な環境だった。不倫、失踪、そして忌まわしい過去。押し寄せる惨劇に呆然必至の長編ミステリ!(『一九六一 東京ハウス』改題)

Amazon公式紹介文より引用

1961年当時の団地生活を体験するリアリティーショーに応募した2組の家族。視聴率を稼ぐための台本ありきの展開に、だんだんと嫌な気分が盛り上がっていきます。二転三転する事態をしっかり把握しながら読み進めていきましょう。


『深く深く、砂に埋めて』

聖女の謀略? 悪女の純真? これぞ究極の魔性の女!かつて一世を風靡した美貌の女優・野崎有利子。彼女に魅せられたエリートサラリーマンが、殺人と詐欺の容疑で逮捕された。やがて明らかになる男の転落と女の性(さが)。奔放に生きる有利子は悪女か、それとも聖女なのか? 悪女文学の傑作『マノン・レスコー』を下敷きに、女のあくなき愛と欲望を描く長編ロマンス。

Amazon公式紹介文より引用

伝説の美女、神崎有利子に狂わされる男たちの悲しい長編ロマンス。普段のイヤミス満載の真梨さんとはひと味違う雰囲気を楽しめる作品。ラストの切なさが胸を打ちます。


『三匹の子豚』

「あたしの波瀾万丈な人生は、絶対“朝ドラ”向きだと思うのよ」
母の口癖が私の人生を狂わせた。
朝ドラ『三匹の子豚』が大ヒット。
脚本家として再び注目される斉川亜樹に一通の封書が届く。
叔母だという人物の扶養義務に関する書面だった。
聞いたこともない叔母の出現を境に絶頂だった亜樹の人生が翳っていく。
真梨ワールド炸裂! 衝撃の結末にページをめくる手が止められない!

Amazon公式紹介文より引用

真梨さんらしい人間関係、時系列がちょっぴり複雑な作品。人間関係が分からなくなってきたところで、相関図があらわれるのでそちらもしっかりチェックしておきましょう。一気読み推奨の作品です。


『坂の上の赤い屋根』

わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。
人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて埋められた。実の娘と、
その恋人によって……。その残虐性から世間を激震が走った『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。
事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。そこで明らかになる衝撃の真実とは!?
真梨ワールド炸裂! 極上のイヤミス長篇。
あなたは騙される快感を知る。

Amazon公式紹介文より引用

2024年、桐谷健太さん主演でテレビドラマ化された作品。北海道で30年近く前に起きた実際の事件がモチーフになっているそう。真梨さんの作品らしく、嫌な人ばかりが登場!ラストまで読み終えたら、冒頭部分を二度読みしたくなる作品です。


『ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚』

ここは万両百貨店外商部。お客様のご用命とあらば、何でも(殺人以外)承るのが外商の仕事。今日も「激レア犬を飼いたい」「娘を就職させて」「愛人と妻が鉢合わせしないマンションを」と無理難題が舞い込んでくる。ある日、 顧客の物件探し中の根津は、無理心中した家族の噂を耳にするが、事件の陰に何故かトップ外商・大塚佐恵子が――。お仕事イヤミス!

Amazon公式紹介文より引用

どんなことでも引き受けるデパートの外商さんの連作短編集。ブラックユーモアが冴えるイヤミスです。真梨さんの作品の中では人物関係がわかりやすく、ライトな読み口なので、真梨さん初心者でも読みやすい作品。


まとめ

真梨幸子さんの作品は、どれも読後にイヤな余韻を残す“イヤミス”というジャンルの真骨頂。人間の本性をえぐるようなストーリー構成と、リアルすぎる心理描写は、読む者を容赦なく物語に引きずり込みます。

怖いけど読みたい、知りたくないのに知ってしまう――そんな背徳感こそが、真梨幸子ワールドの魅力。ぜひ、次の一冊として手に取ってみてくださいね。


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