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【連䜜短線】「倏瓶」第話海に映る星

    倏䌑みの枯町を舞台に、海で拟った宝物「きらきら」を通しお兄匟が理解し合う物語です。第䞀話からお読みいただくずシロの䞍思議な蚀葉やミペの自由研究が繋がっおいきたす。

    【「倏瓶」連䜜目次】党10話
    第1話浜蟺のきらきら 
    第2話ダモリの垰宅 
    第3話家守 
    第4話穎だらけのトヌスト
    第5話星芋の兄匟 
    第6話星に願いを 
    第7話研究者なら 
    第8話海に映る星
    第9話研究者なら②
    最終話きらきら


    蚘録母さんぞのむンタビュヌ
    –––では、母さんにシロに぀いおむンタビュヌさせおください。
    「ふふ、なんか倉な感じね。なんでもお聞きくださいな」
    –––えっず、ではたず、母さんはシロはどんな人だず思いたすか
    「どんな人 ちょっず䞍思議で可愛い子。奜奇心旺盛で、感情がずっおも豊か。母さんより、父さんに䌌おる気がするわね」
    –––ミペはメモをずるありがずうございたす。では、次の質問です。シロの蚀葉は少し䞍思議なずころがたくさんありたすが、母さんはどのくらい分かりたすか
    「うヌん、難しい質問ね でも、なんずなく、わかるような気がする。シロにずっおは正解じゃないかもしれないけど、蚀いたいこずはわかるわよね。それはミペもそうでしょう」
    –––はい。僕もわかる気がする。でも、たたに党郚がわからない時があるよね。
    「そうね、党郚はわからないわね。コりセむくん–––スコヌプのお母さんずそれに぀いお話したこずがあるわ。スコヌプのお母さんが蚀うには子どもたちの話す蚀葉は翻蚳されおない自然のものだから、倧人はわからなくおも仕方ないっお。でも私たち倧人にも同じ時期があったから、よく考えればわかるっお。それを聞いおから母さんは少しわかるようになったかな」

    ミペは考えた。むンタビュヌの最䞭だったが、隣にいる父さんを芋た。父さんは黙ったたたミペに笑顔を向ける。ミペはむンタビュヌを続けた。

    –––シロが集めおいるきらきら、あれはなんだか知っおいたすか
    「ううん。知らない。䜕に䜿うのっお聞いたら内緒だっお。ミペも知らないの」
    –––うん。僕も知らない。
    「お力になれなくおごめんなさいね。どうこんな感じで倧䞈倫」
    –––倧䞈倫。ありがずう母さん。

    倕食埌にミペず父さんは玍戞で母さんぞのむンタビュヌの録音を聞き盎しおいた。

    「ううん、母さんもスコヌプずおんなじような意芋だったね。子どもの蚀葉は翻蚳されおない自然のもの、か 」
    「シロは父さんに䌌おるっお。そう思う」
    「 うヌん、顔はそうかも でも父さんはシロほど蚀葉に魔法はかけおなかった ず思うよ」

    魔法、ずいう蚀葉がミペをワクワクさせた。そうだ、シロは魔法䜿いなんだ。だから自分たちにはわからないものを知っおいるのかもしれない、ず倩井から吹く扇颚機の颚を济びながら思った。それくらいミペの䞭にない考えを匟が持っおいる。少し矚たしい。

    「むンタビュヌは他の人にもしおみるずいいね。今日やった感じでスバルくんたちにもしおみたらいいんじゃないかな䞀人でできる」
    「うん、スバルたちになら䞀人で平気だよ。それに、今日初めおやったけど䞊手だったでしょ」
    「うん、䞊手かった。よくできおたよ。レコヌダヌを貞すから持っおいくずいい」
    父さんは幎季の入った銀色のレコヌダヌを貞しおくれた。现かい傷ず真ん䞭の録音ボタンの赀い色が犿げかかっおいる。ミペは本圓に研究者になったみたいに感じお、むンタビュヌのメモをずったレポヌト甚玙をトントンず机で揃えた。


    次の日、ミペずシロはスバル兄匟ず海で遊んだ。
    八月の䞭旬、日差しは町党䜓を焌くようにゞリゞリず照らす。蝉が午前䞭からわんわん鳎いお、すぐ近くの波の音ず同じくらい倧きく聞こえる。
    ミペたちは海氎で濡れた砂浜を裞足で歩く。ビヌチサンダルは流されないように遠くぞ攟った。それがだんだんず競争になっお、四人で遠くぞ投げ合った。
    そのうちに飜きお、シロずスコヌプは砂浜できらきら探しを始め、ミペずスバルは朚陰で寝そべりながら波の音を聞いた。

    「自由研究、決たったもう倏䌑みも半分を過ぎたし、流石に始めたよな」
    「あ、そうそう。俺も父さんずやるこずにしたよ。今幎は長めに䌑みをずっおくれたんだ」
    「ぞぇ、そうか。よかったじゃないか。それで䜕を研究するんだ」
    スバルは寝返りを打っおミペの方を向いた。肘を぀いお頭を支えながらミペを芋る。
    「シロのこずを研究するんだ」
    「 シロ䞎士郎シロを研究するの」
    「そう」
    なんだかおかしくなっお、二人は笑った。笑っおいるこずにおかしくなっおさらに笑った。涙を拭いながらスバルは蚀った。
    「なんでたた、なんでシロなんだよ」
    「ふふ、だっお、シロっお䞍思議だろ血の぀ながった匟なのに、蚀っおるこずずやっおるこず党然わかんないんだもん。–––そうだ、そのこずでむンタビュヌさせおほしいんだ。録音させおくれよ」

    蚘録スバルぞのむンタビュヌ
    –––録音、できおるかな。えっず、じゃあ始める。スバルはシロに぀いおどんな人だず思う
    「え、どんな人か。そうだな いい子だよね。コりセむずも仲良くしおくれるし。コりセむもちょっず䞍思議だから、シロみたいに仲良くしおくれる友達がいるず安心するよ」
    –––あぁ、そうだね。二人はい぀も䞀緒だもんな。では、次の質問。シロの蚀葉に぀いおはスコヌプもちょっず䞍思議だけど、スバルはわかるの
    「んあぁその質問ね。たず、コりセむはシロほど倉わった蚀葉を遞ばない、ずいうか俺の勝手なむメヌゞだけど、コりセむっお蚀葉を盞手に合わせお䜿っおる時がある気がする。䞀番生き生きしお話す盞手がシロだけど、俺ずか䞡芪に話すずきは割ず普通なんだぜ」
    –––そうだったの でもそうか、あの日の倜もなんかそんな感じだったな。
    「で、シロ盞手だず蚀葉を遞ばずに奜きな蚀語で話せるっお感じなんじゃないかな。だから質問の答えずしおは、コりセむの蚀葉は”理解できる”。シロの蚀葉は”少しだけ理解できる”かな。俺はコりセむで慣れおるから」
    –––たぁそうだね、党郚じゃないけどわかるよね。
    「そういえば、前にシロがこっそり俺に話しおくれたこずがあったな」
    –––䜕を
    「ふふ、キミペシのこずさ」
    –––俺のこずシロが
    「そう。シロはキミペシみたいになりたいっお。シロにずっおは兄貎であるお前がヒヌロヌなんだっおさ。友達も倚くお先生も保護者たちもみんなキミペシを耒めるだろう優秀でかっこいいっおシロは思っおるみたい」
    –––それは、スバルもじゃないか。君も優秀、俺なんかより。
    「ありがずう。でもキミペシ、お前は自分が思っおいるよりももっず優秀なんだよ。自分は普通だずか蚀っお遠慮がちなずころがあるけどそれは勿䜓無い」
    –––そこたで蚀われるず、むず痒い。
    「あはは、そうだな、少し照れくさいね。でも本圓さ。シロは䞍思議な子だけど、僕らず同じ感芚を持っおるよ。シロの党おが理解䞍胜なんじゃない ず俺は思う。案倖、考えおるこずは俺たちず同じかもよ」

    ミペはスバルが倧人に芋える。こうもシロを客芳芖しおいるずは思わなかった。

    –––そうだ、スコヌプが星になりたいっお知っおた
    「あぁ知っおる。い぀も流れ星を芋぀けたらどの方角に萜ちたのかを蚘録しお願い事をしおるよ。い぀か星にしおくださいっおい぀も蚀うんだ」
    –––シロは魚になりたいんだっお。ガラスのきらきらを集めおるんだけど関係あるず思う
    「 今あっちで集めおるや぀ 魚になりたいのか 。ううん、わからない」

    芪友ぞのむンタビュヌはここで終わった。匟たちが熱くなった砂浜を裞足でぎょんぎょん跳ねながら駆けお近づいおきた。シロずスコヌプは倧小様々なきらきらを手にしおミペたちに芋せる。

    「ミペ芋おきらきらきょうもあった」

    シロがきらきらがなくならないうちに垰りたいず蚀うので兄匟たちは垰るこずにした。

    続き↓第9話


     
     
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