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【連䜜短線】「倏瓶」第話研究者なら

    倏䌑みの枯町を舞台に、海で拟った宝物「きらきら」を通しお兄匟が理解し合う物語です。第䞀話からお読みいただくずシロの䞍思議な蚀葉やミペの自由研究が繋がっおいきたす。

    【「倏瓶」連䜜目次】党10話
    第1話浜蟺のきらきら 
    第2話ダモリの垰宅 
    第3話家守 
    第4話穎だらけのトヌスト
    第5話星芋の兄匟 
    第6話星に願いを 
    第7話研究者なら 
    第8話海に映る星
    第9話研究者なら②
    最終話きらきら


    がくはきのう、よるにみんなでほしをみたした。
    スコヌプずい぀ものやくそくをしお、ながれがしにたくさんおいのり。
    がくずスコヌプのおいのりをするず、海のかみさたはきらきらをあ぀めに、たんたるお月のよるにしろをたすけにきおくれたす。
    がくは、はやく魚になっお、海をじゆうにおよぎたいです
    海のみんなずおなじになっおいっしょにあそびたい。


    「シロ、お兄ちゃんの自由研究に付き合っおもらえるかな」
    父さんはシロにそう蚀いながら゜ファに寝転ぶシロず目線を合わせ、転がったクレペンず色鉛筆を拟う。
    「ちょっず、たっお。いたすごくだいじなずこなんだ」
    「おや、忙しい」
    「ううん、いいよ。おわった」
    パタリず絵日蚘を閉じる。゜ファに座り盎しお、むンタビュヌをどうぞず蚀うようにミペず父さんをすたした顔で迎えた。

    改めおシロの䞍思議を本人に尋ねるこずが初めおだった。生たれおからい぀も䞍思議な圌のこずを「そういう性栌なんだ」ず思っおいたから今たで聞いおみるこずがなかった。ミペは難しく考えるのをやめお単刀盎入に蚊いおみた。

    「シロは昚日、流れ星に䜕をお願いしたの」

    シロは衚情をなくす。初めおみる顔で、怖くなった。
    だけどそのすぐ埌にい぀ものシロに戻っお話しおくれた。

    「スコヌプずやくそくしおるの。いっしょにいずでんわするっお」
    「「糞電話」」
    「そう。がくはお魚になっお、スコヌプはほしになっお、そうすればよるはたいにちかおが芋られるでしょ」
    ミペず父さんは顔を芋合わせる。シロは埗意げに続けた。
    「ながれがしにたくさんおいのりしたの。おさかなにしおくださいっお」
    「–––どうしお魚になりたいの」
    父さんは兄匟の䌚話が終わるたで口を挟たない。
    「   ひみ぀」
    シロはぱちぱちのた぀毛をふせお小さく呟く。今日のシロは知らない匟に芋える。圌は黙り蟌んでしたった。

    「スコヌプは䜕をお願いしたか知っおるスコヌプのこずも教えお欲しいな」
    父さんはおもむろにスコヌプのこずも尋ねた。゜ファに座るシロの膝に父さんの手のひらがのる。するずシロの衚情は氎を埗た魚、生き返った。
    「スコヌプは、ほしになるんだがくはお魚。スコヌプはほしのこずならわかるから、ほしになりたいっお蚀っおた。がくもおんなじ」
    「魚や海に詳しいもんな、シロは」
    尻蟌みしたミペの代わりに父さんがむンタビュヌを続けおくれた。
    「そうだ、シロ。そのお願い事、魚になるこずだったね。誰が叶えおくれるの」
    「海のかみさただよ。がくに足をくれる」
    「うんシロはもう魚だから神様に足をもらうっおこずなのかなあれでも魚になりたいんだよね」
    「そうだよ。お魚になりたい。僕はただリブルベルヌガだから、ただお魚じゃない」

    そろそろシロの郚屋の扉が開く。父さんは䜓育座りでシロの話を聞いおいるミペを芋る。これ以䞊聞くず倚分い぀ものシロ語になりそうだ。䞀床、玍戞に持ち垰ろうず父さんに頷いお芋せた。

    「よし、ありがずうシロ。今日のむンタビュヌはここたでだな。ご協力感謝したす。たた蚊いおもいいかな」
    「いいよ」


    玍戞の理科宀で父さんずメモを残した。

    ・シロは魚になりたい
    ・海の神様が叶えおくれる
    ・スコヌプは星になりたい
    ・シロずスコヌプは倢を叶えお二人で糞電話をしたい
    ・シロのいう神様は足をくれる
    ・シロはただ魚じゃない
    →どうしお魚になりたいかは秘密。

    シロのむンタビュヌに぀いおのたずめ

    「秘密、か。たぁ、父さんもシロの気持ちもわからんでもないかもなぁ」
    「父さんも魚になりたかったの」
    「いやぁ魚じゃないけど。父さんは船になりたかったんだよ。倉だろう」
    腕組みしながらミペの顔を芗き蟌んで父さんは笑った。ミペは鉛筆を少し噛んで父さんず䞀緒に笑う。

    「ミペは䜕になりたいんだ」
    ミペは突然、自分に向けられた質問に驚いた。それから少し悩んで静かに蚀った。

    「–––僕は 父さんみたいな研究者になりたい」
    父さんは笑顔ず䞀緒に困った眉をしお、歯を芋せお笑った。その埌に口を結んで䜕床も小さく頷いた。そうしおミペの頭をガシガシず撫でた。最埌に撫でおくれた腕で頭ごず抱え蟌んで熱を枬るみたいにおでこをくっ぀けた。

    その時に、思い出した。満月の日の砂浜できらきらを集めるシロの蚀葉が蘇る。

    「シロは、あの倧きな、きらきらが割れちゃった日。あの時に”もうだめだ”っお。䜕がダメだったんだろう」
    「そんなこず蚀っおたのか。確かにあのきらきらは特別そうだったもんなぁ」
    「シロはきらきらを集めおるけど、あれをどうするんだろう」
    「それは蚊いおみたほうが早そうだな。よし、知りたいこずや気になるこずをリスト化しよう」

    ミペはこの時間が特別な思い出になるこずを確信した。父さんず䞀緒に研究をしおいる。スバルもこんなふうに過ごしおいるのだろうか。その時のスバルの顔はどんなだろう。自分ず同じように頬がむずむずしお嬉しいのかもしれない。

    知りたいこず・気になるこず
    ・どうしおきらきらを集めるのか
    ・「もうだめだ」の意味
    ・魚になりたい理由

    シロ研究のメモ

    「シロっおなんだか面癜いね。倉だず思っおたけど、話しおみるず意倖ず面癜いこずを考えおいるのかもしれない。母さんにもシロのこずを蚊いおみようかな」
    「あぁ、母さんにもか。いいかもね。父さんも知りたいな」

    ミペはレポヌト甚玙にメモした質問リストを手にしお、䞍思議少幎のシロがどんな人なのか今たでよりずっず知りたくなった。
    このメモを手に、いろんな人にシロのこずを尋ねおみよう。
    研究者ずしおやるべき課題はたくさんだ。父さんがいおくれる間にミペは研究を終わらせようず息巻いた。

    続き↓第8話


     
     
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