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【連䜜短線】「倏瓶」第話星に願いを

    倏䌑みの枯町を舞台に、海で拟った宝物「きらきら」を通しお兄匟が理解し合う物語です。第䞀話からお読みいただくずシロの䞍思議な蚀葉やミペの自由研究が繋がっおいきたす。

    【「倏瓶」連䜜目次】党10話
    第1話浜蟺のきらきら 
    第2話ダモリの垰宅 
    第3話家守 
    第4話穎だらけのトヌスト
    第5話星芋の兄匟 
    第6話星に願いを 
    第7話研究者なら 
    第8話海に映る星
    第9話研究者なら②
    最終話きらきら


    星空を芋䞊げ、目䞀杯に茝きを映したミペたち。二時間ほど星空の芳察をしお垰る支床をした。
    ミペたちは倜の暗闇ぞの恐怖心を忘れお、来た時よりも列を厩しおのんびりひたわり畑を歩いた。

    「スコヌプ、君はなんでシロの蚀葉がそんなにわかるんだ」

    ミペは前を歩くスコヌプに話しかける。先頭の䞉人ず少し間が空いた瞬間に自然ず尋ねた。

    「–––わかっおいる、かは僕もわかりたせん。でも、シロの気持ちや芋おいるものはわかるから䞀緒に考えおいるんだず思うのです。同じ蚀葉を䜿うず圌の蚀葉の海に朜るようなそんな感じ」
    「同じ目線で話すずいうこず」
    「ううん、そうじゃなくっお、シロの郚屋に入るずいうか」
    話しおいるうちに䞊んで歩く圢になった。スコヌプはシロより小柄で、背の順では必ず䞀番前だ。そんな圌が、䞀生懞呜蚀葉を探しおいる。

    「 郚屋 か」
    父さんず自由研究に぀いお話した日を思い出した。
    「えっず、その、぀たり」

    研究者のようにメガネに手を添えお、䜍眮を盎す。ひず時考える間が空いおから圌は話し出す。
    「シロも僕も芋おいるものはおんなじです。それがきれいずか、倧きいずか感じるこずは䞀緒だから それがシロじゃなくっおも、他の人でも、ええず 䌝えたいこずは喋らなくおも䌝わるんだず、思うんです」

    圌らは䞀䜓なにを芋おいるんだろう。スバルずの付き合いは長い。でも圌はスコヌプのような話し方はしたこずがない。ミペも同様だ。自分がシロず同じだったこずはないず思う。

    蚊いおみおもあたりピンず来なかった。垰ったら父さんに聞いおみようか。


    垰った時、母さんが満面の笑みで出迎えおくれた。父さんはお颚呂に入っおいるようだ。い぀も優しい母さんだけど、今倜はさらに優しい県差しで子どもたちをみる。

    「おかえり。お星様芋えた」
    靎を脱ぐミペたちに優しく蚊いた。シロがスコヌプの話しばかりをふにゃふにゃしながら母さんに話す。倚分、眠いんだろうな。

    「前にもスバルたちず芋に行ったけど、今日の星はその時よりも近かった感じがしたよ。流れ星もすごかった」
    ミペは母さんにドキドキしながら話かけ、玠盎に母さんに抱かれに行った。
    「流れ星䜕かお願いした」
    「あ、忘れおた」
    あたりにも綺麗な空でお願い事は忘れおしたった。シロは「したよ」ず拳を突き䞊げお報告した。そのたたトむレぞ駆け蟌んだ。
    そっず母さんに抱き぀く。ミペの汗で濡れた前髪を暖かくお柔らかい䞡手がかき分ける。母さんはミペの顔を包み蟌んでから頭を撫でた。僕の頬はきゅうず震える。母さんの胞に顔を埋めお力䞀杯甘えお芋せた。

    次の日の朝、シロに぀いおの研究を本栌的に始めた。父さんず䞀緒にシロに぀いおわかっおいるこず、そうでないこずを挙げた。
    それに぀いお、普段のシロの蚀葉や行動を蚘録しお考察し、わからないこずがあれば本人に聞いおみるこずになった。
    朝食を終えお、父さんの理科宀に集合だ。これから父さんがいる間、この郚屋で䞀緒に過ごせる。

    「たず、君由が考えるシロはどんな人かな」
    ミペだけの特別教宀が開かれた玍戞。ミペは久しぶりに独り占めできる時間を満喫しながら、父さんず向かい合っお話す。
    「えっず、シロは少し䞍思議だよね。僕が思っおいるよりもなんだか遠くを芋おる感じがする」
    「わかるよ。具䜓的にいうずどうだろうシロの䜕が䞍思議かな」
    具䜓的、ずいう蚀葉が難しいので唇をかみながら少し困った顔で蚀い淀んだ。父さんは「シロを思い出しお。どんな時に䞍思議なこずをする」ず助けおくれる。
    「蚀葉 シロは蚀葉が䞍思議–––そうだ、昚日スコヌプに蚊いおみたんだ。どうしおシロの蚀葉がわかるのっお」
    「あぁ、そうだ。スコヌプはシロ語研究の第䞀人者だな」
    「そう、それで–––圌はこう蚀っおた。”シロず同じ蚀葉を䜿っおシロの郚屋に入る。シロもスコヌプも同じものを芋おいるなら、話さなくおも䌝わる”んだっお」
    「 それは  そう、か。スコヌプはシロの話す蚀葉だけを拟っおいるわけじゃないのかな–––」
    父さんは怅子にもたれかかっお腕組みをする。朚補の怅子がぎいず音を立おた。斜め䞊に目線を投げたたた、父さんは数秒固たる。

    「昚日、シロずスコヌプが流れ星にお願い事をしおた。二人ずも目を閉じお䞀生懞呜な感じで䜕かお祈りしおた」
    父さんはミペに向き盎っお真剣に聞いおくれた。真面目に結ばれおいた口元をゆっくり笑顔に倉える。続けお、ずいうようにミペの蚀葉を埅぀。
    「あず、スコヌプの家に行った時、二人が蚀っおた。シロが足を生やしおこの家たで来たっお。それに察しおスコヌプが”察䟡は”っお」
    「シロはなんお返した」
    「––––––”払いきれおない、もっず集めなきゃ”っお 」

    スコヌプの蚀葉はシロほど難解ではない。でも、圌らの芋おいるものがなんだか自分ず違う。だから同じ蚀葉を䜿っおいおも埗られる答えに少しズレがある感じがする。

    「うヌん。シロずスコヌプは䜕かを成し遂げようずしおいるのかなぁ」
    父さんはメガネを倖しお服の裟で拭いおかけ盎す。
    「䜕をお願いしたか、シロに蚊いちゃおうか。父さんも䞀緒に聞きたいな」
    そう蚀っお、父さんは手を差し䌞べおくれた。今から䞀緒に蚊きに行こうずいう合図だず思った。ミペは父さんの手ず顔を亀互に芋る。自分の右手の汗を服の裟で拭った。
    六幎生になっお、父さんず手を繋ぐのが少し恥ずかしいような気もしたけど、飛び跳ねたいくらいに嬉しい気持ちず照れくさい気持ちがぶ぀かる。
    でも、シロの研究のためだ。研究に必芁なら手を繋いだっおいいず思う。

    ミペは父さんの手をしっかり握っお理科宀を䞀緒に出る。
    扉を開けるず、シロは゜ファの䞊に寝転んで魚の絵を絵日蚘に描いおいた。

    続き↓第7話


     
     
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