
愛が共生する生態系【目次と後書】
早引き目次
あの話どこだっけ、という方向けのもくじとなっておりますので、ご活用ください。
この記事が初見で、なんのこっちゃな方は、気になるところから読んでみてください。
愛が共生する生態系 【概要】
アラフォーBL × アウトドア × 生態学?
全20話の創作BL。約12万字
【目次】
01:日なたの狐
路地裏の花屋での出合い
都会の自然 / 優しい時間 / トラウマの影
02:湯気
蕎麦屋での再会
食事 / 自己紹介 / 婚約者の記憶
03:薊とかわせみ
閑話:線
野川公園デート?
穂高の名前
植物 / 散策 / 自然
04: 紫陽花
梅雨の庭園デートとイタリアンディナー
スーツ姿 / 散策 / 食事
05:花園巡り
閑話:画伯
新宿御苑で追いかけっこ
新しいステッカー
職場 / やきもち? / モブ大活躍
06:青滾々
葦野の色と青い花のフラワーアレンジメント
ハンデの告白 / 仕事
07:花を吐く
夢の話とジンギスカン
恋の自覚 / 体調不良 / 花吐き病?
08:遊山
閑話:山支度
二人で高尾山登山
アウトドアショップデート
トラウマ / 後遺症 / 登山
09:紅葉に鹿
閑話:赤カブと毛長象
二人で料理と秋のディナー
ランチデート
食事 / 料理 / 過去の告白 / 初めてのハグ
10:冬至
閑話:宿り木
穂高 風邪でダウン
看病明けの朝
後遺症 / 看病 / 告白 / 初めてのキス
11:登攀
断章:階段B1
クライミングジムデート
穂高の学生時代
スポーツ / ハグ / 元カノ登場 / 過去の話
12:雪柳
閑話:ぼたん鍋
初めての夜 葦野×穂高
翌朝の話
初夜 / R15程度の性描写 / 食事
13:雷鳥
なんでもない朝の話
日常 / だっこ?
14:生活
閑話:真円
二人で山菜取り
指輪の話
料理 / ドライブ / 森歩き
15:美しい夜のアルビレオ
断章:階段 【F1】
二度目の夜 穂高×葦野
葦野の学生時代の話
R15程度の性描写 / 昔の婚約者との話
16:ジャンダルム 前編
転勤とすれ違い
喧嘩 / 食事
17:ジャンダルム 後編
仲直り
トラウマの夢 / 仕事 / 都会の自然
18:金春色
仲直りのいちゃいちゃ
R15程度の性描写 / 指輪
19:花曇り
閑話:パンを買いに
引っ越し準備と家族の話
最後の山登りの話
体調不良 / 食事 / 一緒にお風呂
20:ミヤマオダマキ
最強再会ハッピーエンド
移住 / Uターン / 田舎暮らし / 遠距離
ここから先は、あとがきを兼ねて、本作のコンセプトのようなものをゆるっと話します。一部設定の深掘りがありますので、本編読了後にお読みいただくことをおすすめします
お話のコンセプト(読了後向け)
「愛が共生する生態系」のお話にお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました!!少しでもお楽しみいただけていましたらうれしいです。
1. 描きたいのは日本の自然の中の暮らし
日常に当たり前にある自然の美しさとか、したたかさ、例えば、季節によって色を変える街路樹や、足元の野花、渡り鳥、野生動物など、この島国の原風景のようなものを描きたいと漠然と思っています。
日本の自然は、本当に奇跡のようだと思います。
南のマングローブ林から、ライチョウのいる山、流氷を湛える海まで。
南北に伸びた急峻な島国に、人間が窮屈そうに町を作っている。作中に出てくる自然も、雑誌やSNSの画面の中の景色ではなく、私たちの足元と地続きにある、すぐそこの現実の風景です。
仕事柄、様々な形で自然と向き合う仲間がまわりに多く、その姿を見つめているうちに、いつの間にかこの話が生まれました。
日々を生きる二人が愛おしくて、ついついシーンを切り取りたくなってしまい、気づけばこんなところまで来ていました。
魔法も特別な能力も何もない。ただの生き物としての人間が二人。
それなりに大人で、ハンディキャップがあって、挫折もあって。それでも強かに生きている普通の人が、惹かれ合って、寄り添い合って生きている。それ自体が、なんだかとても尊いことのように思うわけです。
そんな奇跡みたいに美しい自然の中で、奇跡のようなごく普通の暮らしを営む人たちを、書いてみたかったのだと思います。
2. ヒトは世界をどう認識し、どう愛するか
人間が一番初めに貰うものは「名前」です。
そして、人がモノを識別するためにつけるものも「名前」です。
「名は体を表す」という言葉があるように、名前のルーツを追いかけることは、そのまま「自分がどうして生まれてきて、誰に愛されていたのか」を探すことなのかな、と思います。
やっぱりこのお話も、キャラクターの名前を決めた瞬間に、物語の核が決まった気がします。
主人公たちの名前は、「穂高 泉」と「葦野 岳」。
二人には、水と大地の循環が隠されています。
水が大地を削り、溶けた土が森を育て、海に流れた水はまた雨になって山に降り注ぐ、終わることのない循環です。
二人の関係も、役割が循環し、どちらも平等に満たされるような関係(相利共生)のBLになっていきました。
また、泉が自然保護官として環境を「その場所で守る」生息域内保全型なら、岳はフラワーアーティストとして花を手の中で「生かしなおす」生息域外保全型です。
「種と個」「自然と都市」「山屋と花屋」「保護と愛着」「季節と再生」一見、対のようでありながら、お互いに影響し合っている。そんな環境科学の視点から二人を見つめ、観察日記をつけるように日々の営みを記録していました。
水と大地の名を授かった彼らが、これからどうやって世界を識別し、愛していくのか。私はそれを追いかけているのだと思います。
時折ぼやいていた続編についてですが、今までのお話が序章に思えるくらい、二人のルーツに迫る形になっています(ようやく)。
あと、セルフパロディの世界線などもあるので、そちらもちょこちょこ載せていけたら良いなあと思っています。
また時々二人の生活を覗きにきていただけましたら嬉しいです!
二次創作ガイドライン
あんまり必要ないとは思いますが保険の意味合いで。
基本的に二次創作は歓迎ですがnoteのみでの公開と出典の明記をお願いします。
× 生成AIの使用
× キャラクター、世界観への冒涜
× カップリング以外の性的な絡み
感想や泉と岳への質問がありましたらお気軽にどうぞ!
続編について
不定期更新で連載中です!