
【PLS】DX・業務改革で「5つのプロジェクト推進力」をどう使うか💡 0685 Practice
💡この記事は、こんな方に向けて書きました
次の項目で3個以上、当てはまる方は、この記事がお役に立てると思います。
🚩 DX・業務改革プロジェクトを任されたが、現場が動かない
🚩どこから調べ、何を決め、どう関係者を巻き込めばよいか迷っている
🚩改革テーマが多すぎて優先順位が決まらない
🚩部門ごとにDXの考え方が違う
🚩 改革が途中で止まってしまう
🚩 生成AIを使いたいが、AI導入そのものを目的にしたくない
PLS(Project Leading Skill)は、私が30年以上の企業改革の経験から体系化した、プロジェクトを成功へ導くための知識体系です。
💡DXは「ITを入れること」ではありません
私が30年以上、製造業を中心に業務改革を支援してきた中で重視してきたのは、
業務をどう変えるのか?
人をどう動かすのか?
決めた改革をどう実行するのか?
です。
そこでDX・業務改革でも、

CPS
HYP
CHM
WIN
PJE
の5つを組み合わせます。
💡STEP1 DXとは「何を変えることなのか」を明確にする
最初からAIやSystemを考えません。
まず、
現状はどうなっているのか?
どんな悪い現象が起きているのか?
なぜ変える必要があるのか?
を具体的な事実で確認します。
ここでは、
CPS 問題解決技法 + PJE プロジェクト実行力
を使います。
💡STEP2 構造的問題まで掘る
例えばSupply Chainなら、
🚩Lead Time
🚩在庫
🚩物流Cost
🚩顧客Service
🚩変化対応力
などの悪さ加減から原因を掘ります。
SCMを具体的に進める方法はこちらです。
【PJE】3ヶ月でDX計画をつくる方法②|SCMの「構造的問題」を見つける💡 0554 Practice
製品開発・Marketing・保守Serviceはこちらです。
【PJE】構造的問題を「他業務」へ展開する💡 0589 Practice
💡STEP3 改革案を「仮説」として作る
現状と構造的問題が見えたら、
「では、何を変えればよいのか?」
を考えます。
ここでHYP=仮説検証技法を使います。
改革案を最初から正解と決めず、
仮説 → 質問 → 事実確認 → 修正
を繰り返します。
💡STEP4 関係者を動かす
良い改革案でも、
Topが時間を使わない
現場が納得しない
部門長同士の利害が違う
という状態では進みません。
そこで、
CHM 改革成功の6条件 + WIN-WIN交渉術
を使います。
CHMで改革を成功させる条件を整え、
WINで利害の異なる相手との合意を作ります。
💡STEP5 PMOを置き、実行へ移す
改革案を作った後はPJEです。
PMOを中心に、
🚩Project Member
🚩Sponsor
🚩Steering Committee
🚩会議体
🚩Work Bench
🚩進捗・未決事項
を整えます。
詳しくは、
【PJE】PMOは「事務局だけ」ではない|プロジェクトを前へ進める10の役割💡 0741 Practice
をご覧ください。
💡生成AIは各STEPの「補助」に使う
生成AIをSTEP5の最後だけで使う、という意味ではありません。
各段階で、
CPS → 論点候補の整理
HYP → 仮説候補の洗い出し
CHM → 関係者の懸念候補整理
WIN → 交渉前の利害仮説整理
PJE → 会議・未決事項・資料整理
に使えます。
ただし、
AIが出した答えを、そのまま事実・原因・結論にしない
ことが重要です。
💡まとめ
DX・業務改革は、1つの技法だけでは進みません。
現状を理解する
↓
構造的問題を掘る
↓
改革仮説を作って検証する
↓
人・組織を動かす
↓
実行する
その各場面で、PLSの5つの推進力を使います。
PLS全体から学びたい方は、
【PLS】プロジェクトを成功へ導く「5つのプロジェクト推進力」とは?💡 0612 Core
からお読みください。
■ この記事は、2026年7月7日に寄稿しましたが、2026/9/4に、PLS関係記事を整理統合し、大幅に改訂しました。 以前のタイトルは、こちらです
【PLS】DX・業務改革を成功させたい方へ💡 0685
「生成AIを導入したのに成果が出ない」を終わらせる実践ロードマップ
「DXを進めてください。」
突然そう言われて困った経験はありませんか。
最近は、生成AIやDXの情報があふれています。しかし現場では、
AIを入れたが仕事は変わらない
DX計画は作ったが進まない
現場が協力してくれない
システムだけが増えてしまう
という相談を数多く受けます。
私は30年以上、製造業を中心に業務改革を支援してきました。
その経験から言えることがあります。
DXはITプロジェクトではありません。
DXとは、「業務を変え、人を動かし、会社を変えるプロジェクト」です。
そのためには、生成AIだけでも、Change Managementだけでも成功しません。
私は現場経験をもとに、DXを成功へ導く流れを次のように整理しています。
💡まず30秒で診断してみませんか?
次の項目で、当てはまるものを数えてください。
□ DX計画はあるが、現場が動かない
□ 生成AIを導入したが活用されない
□ 改革テーマが多すぎて優先順位が決まらない
□ 部門ごとにDXの考え方が違う
□ 改革が途中で止まってしまう
□ 成功事例を自社へどう応用すればよいか分からない
3項目以上当てはまる方は、このロードマップがお役に立てると思います。
💡STEP1 DXの全体像を理解する
最初に、「DXとは何を変えることなのか」を理解します。
★★★★★ 必修
DXの成功条件と、業務改革との共通点を学びます。
💡STEP2 現状を見える化し、Visionを描く
DXは、現状分析から始まります。
★★★★★ 必修
PUB0177 3ヶ月でDX計画をつくる方法①|現状の見える化
PUB0178 3ヶ月でDX計画をつくる方法②|構造的問題
PUB0179 3ヶ月でDX計画をつくる方法③|Vision~課題展開
PUB0164 【プロジェクト推進力】1時間で会社の未来を描く「Vision作成法」
このステップを終えると、現場が納得する「目指す姿」を描けるようになります。
💡STEP3 仮説検証で勝てる改革案を作る
現状が見えたら、次は改革案を考えます。
製造現場でもすぐに使える、成功企業の事例から学びます。
★★★★★ 必修
PUB0017 プロジェクトの成功率を上げる「仮説検証」とは何か?
PUB0036 セブンイレブンで学ぶ仮説検証
PUB0063 カルビーで学ぶ仮説検証
PUB0073 HILLTOP社で学ぶ仮説検証
PUB0076 営業プロセスのリエンジアリング
成功企業の事例から、自社で使える仮説を作る方法を学び、勝てる改革案の骨子を構築します。
💡STEP4 Change Managementで組織を動かす
良い計画だけでは、会社は変わりません。
★★★★★ 必修
PUB0045 JAL破綻からV字回復に学ぶ意識・組織改革を成功させる条件
PUB0077 こうすれば会社は変わる - Change Management
PUB0093 業務改革を成功に導く6条件とEQ型リーダー
PUB0606 複数部門を動かす4技法
ここでは、「人が動く改革」を学びます。
これらの記事をご覧いただくと、会社・組織を変えるために必要な6つの条件を事例に基づいて体系的に学べます。
💡STEP5 生成AIを現場で使いこなす
最後は、
AIです。
★★★★☆ 推奨
PUB0013 ChatGPTを使ってプロジェクト推進を更に加速
PUB0575 AIに奪われない仕事
PUB0576 ふせん会議術×生成AI
PUB0596 企業改革を加速させる「仮説検証」の実践―生成AIで学びと生産性をどう高めるか
PUB0601 ふせん会議をExcelでDX化した結果
PUB0605 CPSをExcelで進化させる
PUB0607 PMOは事務局ではない|業務改革を動かす“推進エンジン10の役割”とAI活用
ここでは、生成AIを「仕事を変える道具」として活用する方法をご紹介します。
ふせん会議術や、仮説検証技法と言う、専門家のスキルを、AIを使うことで、初めての方にもとっつきやすくなります。
💡このロードマップを読み終えると…
DXとは、システム導入ではありません。
現状を理解し、
未来を描き、
仮説を立て、
組織を動かし、
生成AIを活用して成果につなげる。
その一連の流れを体系的に学ぶことができます。
これらは、私が30年以上にわたり企業改革の現場で磨き続けてきた実践知です。
ご自身の会社の課題に合わせて、必要なSTEPから読み進めてみてください。