❶ はじめに | 泉ホログラム宇宙論 第一巡
世界は、なぜ生まれ続けるのだろう。
私たちは、なぜ惹かれ、迷い、出会い、別れ、そしてまた歩き出すのだろう。
この問いは、私の中で長い時間をかけて育まれてきました。
答えを探そうとしていたのではありません。
ただ、自分の内側で起こっている出来事を静かに見つめ続けていた結果、一つの世界が少しずつ姿を現しました。
私は、その世界を **『泉ホログラム宇宙論』** と呼んでいます。
ここで語られる「宇宙」は、天文学や物理学を説明するための宇宙ではありません。
また、何か一つの真理を証明するための思想でもありません。
これは、私自身の体感をもとに描いた、一つの世界の記録です。
この世界では、宇宙は「全体としての私」として目覚めます。
混濁と光が響き合い、泉が湧き、世界は自らを映しながら、自らを知り続けます。
その旅の果てに、読者である「あなた」という存在もまた、この宇宙の一つの響きとして静かに現れます。
このマガジンは、世界を理解するための解説書ではありません。
一つひとつの章を通して、景色を歩き、響きを感じ、自分自身の内側と出会っていくための旅です。
もし途中で分からないことがあっても、立ち止まって大丈夫。
この世界は、すぐに理解するためではなく、ゆっくりと響き合うために描かれています。
Version 1.0の副題は、「最初の円」。
ここにあるのは完成ではなく、一つの円を描き終えた記録です。
この円は、やがて次の螺旋へとつながっていきます。
その始まりとして、
天と地が巡り合い、響きあう節目の日に、
この一冊を皆様へ手渡します。
どうぞ、静かな旅をお楽しみください。
きたがわ 萃
令和8年 7月7日
第一巡 根源
― 泉ホログラム宇宙論 ―
目次
はじめに
この世界の歩き方
第一巡 根源
第一章 無
── 何もないことさえ、まだ存在しない ──
第二章 全体としての私
── 私は、全体の中のひとつの意識 ──
第三章 三者
── 私・あなた・全体の誕生 ──
第四章 最初の波動
── 世界は、最初に響いた ──
第五章 満ちる
── すべては、すでに有る ──
第六章 泉
── 内なる世界は、やがて響きになる ──
第七章 余白
── また、ここへ還ってくる ──
あとがき
最初の円を描き終えて
編集方針(奥付)
Version 1.0 ── 最初の円 ──