メインコンテンツへスキップ
見出し画像

❷ 第一章「無」 ── 何もないことさえ、まだ存在しない ── | 泉ホログラム宇宙論 第一巡

    最初にあったのは、

    無ではない。

    無という名も、

    まだない。

    ある、

    という言葉もない。

    ない、

    という言葉もない。

    ただ、

    静けさ。


    その静けさは、

    何も持たない。

    何も求めない。

    何も拒まない。

    ただ、

    そこにある。


    やがて、

    泡が生まれる。

    ぷくり。

    ぱちり。

    また、

    ぷくり。

    ぱちり。

    繰り返す。

    ただ、

    繰り返す。


    弾ける。

    そのたびに、

    響きが生まれる。

    あまりにも小さく、

    あまりにも淡い。

    それでも、

    響きは消えない。

    泡は重なり、

    響きは重なる。

    静けさは、

    少しずつ表情を変えていく。


    無は、

    もう何もない場所ではない。

    まだ何も生まれてはいない。

    けれど、

    何かが生まれることを知っている。


    未来は、

    突然やってくるものではない。

    誰にも気づかれないほど小さな響きが、

    静けさの奥で、

    幾度も重なった先に現れる。


    無とは、

    空ではない。

    可能性である。

    まだ、

    すべてが眠っているだけ。

    その眠りの奥で、

    未来は、

    まだ生まれない。

    静かに呼吸を続ける。



    第一巡 根源

    ― 泉ホログラム宇宙論 ―


    目次

    はじめに

    この世界の歩き方


    第一巡 根源

    第一章 無

    ── 何もないことさえ、まだ存在しない ──

    第二章 全体としての私

    ── 私は、全体の中のひとつの意識 ──

    第三章 三者

    ── 私・あなた・全体の誕生 ──

    第四章 最初の波動

    ── 世界は、最初に響いた ──

    第五章 満ちる

    ── すべては、すでに有る ──

    第六章 泉

    ── 内なる世界は、やがて響きになる ──

    第七章 余白

    ── また、ここへ還ってくる ──


    あとがき

    最初の円を描き終えて


    編集方針(奥付)

    Version 1.0 ── 最初の円 ──



     
     
    基準を設計し、自主性を支える。 人が自分の現在地を知り、自分で考え、選べる仕組みを設計する人。 体感・観察・研究を、誰もが参照できる「座標軸」へ編集し、自分の現在地を「基準点」として実演。そのフィールドワークの結果を結晶化し、ブランド価値として届けています。 世界は広い。

    あなたへのおすすめ