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癜居易《琵琶行》其の六孀独の教科曞──「同是倩涯淪萜人」ずいう共感に救われる䞖界 

    心の深い闇に宿る孀独


    「この苊しみは誰にも理解できない 」

    そう考えおしたう孀独は、恐らく正しい。

    “孀独感”は、「人ず接觊がない」こずから生たれおくる感情ずは限りたせん。

    アメリカの心理孊者 Robert S. Weissロバヌト・S・ワむス が1973幎に提唱した孀独モデルによるず、“孀独”は 2皮類 に分かれたす。

    瀟䌚的孀独Social loneliness
     → 所属集団や人ずの関係が乏しい状態。䟋転勀・匕越し盎埌など

    情緒的孀独Emotional loneliness
     → 家族や友人など、自分を理解しおくれる“心の拠り所”がない状態。


    心の䞭にある深い闇――

    それは、

    自分だけが䜓隓した酷い仕打ちであり 、
    自分だけが眮かれた特殊な環境であり 、
    誰にも語れない苊痛の蚘憶 。

    呚りは、皆、䜕事もないように生きおいる。
    なのに、自分の䞭にだけ日々湧き起こる苊痛な感情。

    あんな䜓隓をしおいない人には、この苊痛は分からない。
    自分の立堎に眮かれたこずのない人には、この苊痛は分からない。

    そうヌヌ

    「自分は孀独な存圚だ。この広い䞖界で、誰にも分かっおもらえない苊しさを1人抱えお生きおいる 。」

    これこそが、ワむスの蚀う「情緒的孀独」に他なりたせん。


    人はそれぞれ、自分の物語を生きおいたす。

    異なる人生、異なる遞択、異なる痛み。
    時に、人ず違う道を遞び、特別な生き方を望むこずもあるでしょう。

    しかし、それぞれに特別な人生は、それぞれに特別な苊痛を生んでしたう。

    そしお、その苊しみが倧きければ倧きいほど、その深い闇を理解できる人は枛り、孀独感はさらに深たっおいくのです。

    では、そんな心の奥底に宿った孀独を、どうすれば癒せるのか。

    1200幎前、長江のほずりで癜居易が感じおいた孀独は、たさにこの“情緒的孀独”そのものでした。

    友ず酒を酌み亀わしおも心は晎れず、圌はただ虚しさの䞭にいたした。

    しかし、その倜、起こった出来事は、この孀独の癒やし方を教えおくれおいたす。

    今回は、《琵琶行》の最終回。
    これたでの内容をふたえながら、孀独ず共感に぀いお考えおみたいず思いたす。

    《琵琶行》党文


    たずめにあたり、最埌に《琵琶行》原文を掲茉させおください。
    ※䞭囜語に興味のない方は、読み飛ばしおもらっお構いたせん。

    元和十幎予巊迁九江郡叞马。
    明幎秋送客湓浊口闻舟䞭倜匹琵琶者。
    听其音铮铮然有京郜声。
    问其人本长安倡女尝孊琵琶于穆、曹二善才。
    幎长色衰委身䞺莟人劇。
    遂呜酒䜿快匹数曲。
    曲眢悯默自叙少小时欢乐事今挂沊憔悎蜬埒于江湖闎。
    予出官二幎恬然自安。
    感斯人蚀是倕始觉有迁谪意。
    因䞺长句歌以赠之。
    凡六癟十二蚀呜曰《琵琶行》。

    浔 阳 江 倎 倜 送 客 枫 叶 荻 花 秋 瑟 瑟。
    䞻 人 䞋 马 客 圚 船 䞟 酒 欲 饮 无 管 絃。
    醉 䞍 成 欢 惚 将 别 别 时 茫 茫 江 浞 月。
    応 闻 氎 䞊 琵 琶 声 䞻 人 忘 園 客 䞍 发。
    寻 声 暗 问 匹 者 谁 琵 琶 声 停 欲 语 迟。
    移 船 盞 近 邀 盞 见 添 酒 回 灯 重 匀 宎。
    千 呌 䞇 唀 始 出 来 犹 抱 琵 琶 半 遮 面。
    蜬 蜎 拚 匊 䞉 䞀 声 未 成 曲 调 先 有 情。

    匊 匊 掩 抑 声 声 思 䌌 诉 平 生 䞍 埗 志。
    䜎 眉 信 手 续 续 匹 诎 尜 心 䞭 无 限 事。
    蜻 拢 慢 撚 抹 倍 挑 初 䞺 霓 裳 后 六 幺。
    倧 匊 嘈 嘈 劂 急 雚 小 匊 切 切 劂 私 语。
    嘈 嘈 切 切 错 杂 匹 倧 珠 小 珠 萜 玉 盘。
    闎 关 莺 语 花 底 滑 幜 咜 泉 流 冰 䞋 隟。
    冰 泉 冷 涩 匊 凝 绝 凝 绝 䞍 通 声 暂 歇。
    别 有 幜 愁 暗 恚 生 歀 时 无 声 胜 有 声。
    银 瓶 乍 砎 氎 浆 连 铁 骑 突 出 刀 枪 鞣。
    曲 终 收 拚 圓 心 画 四 匊 䞀 声 劂 裂 垛。
    䞜 船 西 舫 悄 无 蚀 唯 见 江 心 秋 月 癜。
    沈 吟 攟 拚 插 匊 䞭 敎 顿 衣 裳 起 敛 容。

    自 蚀 本 是 京 城 女 家 圚 號 蟆 陵 䞋 䜏。
    十 䞉 孊 埗 琵 琶 成 名 属 教 坊 第 䞀 郚。
    曲 眢 曟 教 善 才 服 劆 成 每 被 秋 嚘 劒。
    五 陵 幎 少 争 猠 倎 䞀 曲 红 绡 䞍 知 数。
    钿 倎 银 篊 击 节 碎 血 色 眗 裙 翻 酒 污。
    今 幎 欢 笑 倍 明 幎 秋 月 春 风 等 闲 床。
    匟 走 从 军 阿 姚 死 暮 去 朝 来 颜 色 故。
    闚 前 冷 萜 鞍 马 皀 老 倧 嫁 䜜 商 人 劇。
    商 人 重 利 蜻 别 犻 前 月 浮 梁 买 茶 去。
    去 来 江 口 守 空 船 绕 船 月 明 江 氎 寒。
    倜 深 応 梊 少 幎 事 梊 啌 劆 泪 红 阑 干。

    我 闻 琵 琶 已 叹 息 又 闻 歀 语 重 唧 唧。
    同 是 倩 涯 沊 萜 人 盞 逢 䜕 必 曟 盞 识。
    我 从 去 幎 蟞 垝 京 谪 居 卧 病 浔 阳 城。
    浔 阳 地 僻 无 音 乐 终 岁 䞍 闻 䞝 竹 声。
    䜏 近 湓 江 地 䜎 湿 黄 芊 苊 竹 绕 宅 生。
    其 闎 旊 暮 闻 䜕 物 杜 鹃 啌 血 猿 哀 鞣。
    春 江 花 朝 秋 月 倜 埀 埀 取 酒 还 独 借。
    岂 无 山 歌 䞎 村 笛 呕 哑 嘲 哳 隟 䞺 听。
    今 倜 闻 君 琵 琶 语 劂 听 仙 乐 耳 暂 明。
    莫 蟞 曎 坐 匹 䞀 曲 䞺 君 翻 䜜 琵 琶 行。
    感 我 歀 蚀 良 久 立 华 坐 促 匊 匊 蜬 急。
    凄 凄 䞍 䌌 向 前 声 满 座 重 闻 皆 掩 泣。
    座 䞭 泣 䞋 谁 最 倚 江 州 叞 马 青 衫 湿。

    《琵琶行》癜居易

    私ず圌女は、ずもに倩涯に流された者 


    癜居易が江州に巊遷された元和10幎は815幎。
    これは、翌816幎の出来事です。

    序文の

    予出官二幎恬然自安。
    私は巊遷されおから二幎間、平静を装い、䜕も感じないように自分を玍埗させおきたした。

    にもある通り、倱意の䞭にあった癜居易にも日々は流れ、衚向きは平静を装っお暮らしながらも、鬱屈した感情が心の奥底に宿っおいたした。

    癜居易は、若くしお皇垝の偎に仕える官僚ずしお抜擢され、その詩の才胜は䞖間からも高い評䟡を受けおいたした。

    若き日の癜居易には、「詩ず行動で時代を動かしおいく」ずいう気抂がありたした。

    しかし、40代半ばで政争に敗れ、自分の信念を吊定された䞊に、蟺鄙な土地ぞ巊遷されおしたいたす。

    巊遷された江州は、長江沿いにある郜垂で、実際には氎運で栄えた地方の䞭玚郜垂であり、決しお人里離れた蟺鄙な土地ずも蚀えたせん。

    しかし、長安の郜で朝廷の䞭枢における重芁官僚ずしお、たさに倩界で暮らすような栄華を極めおいた癜居易にずっお、そこは明らかに“郜萜ち”でした。

    恐らく、街を歩く人も、そこで出䌚う人々も、癜居易の目には、䞖の高みを知らぬ田舎者ずしお映ったはずです。

    衚向きは平静を装っおいおも、心の䞭では、

    「この苊しみを圌らに理解できるはずない 。
     倩界から地䞊に萜ずされた者の苊痛など、地䞊の人々に分かるはずもないのだ 。」

    ず、そんな感芚に近いこずを感じおいたのだず思いたす。

    しかし、ある秋の月倜、ふず聞こえおきた琵琶の音は、懐かしい倩界で聞いた音色を垯びたものでした。

    動揺した癜居易は、琵琶女を探し出し、挔奏を頌み蟌みたす。

    そしお、その挔奏ず身の䞊話を聞き、確信に倉わりたす。

    同 是 倩 涯 淪 萜 人 盞 逢 䜕 必 曟 盞 識。
    私ず圌女は、ずもに倩涯に流された者。めぐり逢い、心が通じたのは、昔からの知り合いだったからではない。ただ、同じ悲しみを知っおいたからだ。

    この衝撃です。

    この蚀葉は、「誰にも理解されない」ず思い蟌んでいた自分の苊痛だったのに、たさか理解し合える人を芋぀けるこずができた、ずいうこずに察する驚きず喜びなのです。

    だから、その埌、癜居易は必死で琵琶女に向かっお自分の境遇を語り、自分があなたず同じなのだず蚎えたす。

    「あなたの気持ちは痛いほど分かる。自分は官僚だが、あなたず私は党く同じだったのだ。」

    江州に巊遷され、心の奥底でずっず抱えおいた苊しみは、ようやく共感し合える他者を埗たのです。

    それは、深い孀独からの解攟でした。

    琵琶女は、同じ苊しみを抱えたもう1人の自分。

    だから、最埌に圌女が匟いた悲しみを垯びた切ない挔奏には、もはや琵琶女だけの苊しさだけではなく、癜居易自身の苊しさも重ねられお衚珟されおいたす。

    ずめどなくあふれおくる涙。

    それは、今たで癜居易が抑えこんでいた感情であり、ずっずこらえおいた涙です。

    ようやく自分の本圓の感情を衚に出すこずができた。

    癜居易が、苊痛から、孀独から、癒された瞬間でした。

    そしお救われる琵琶女


    癜居易ずの出䌚いは、琵琶女にずっおも倧きな救いだったはずです。

    長安で栄華を極めた経隓を持぀琵琶女は、江州に嫁いできたものの、心の奥底に闇を抱えおいたした。

    自分のような経隓を持぀人は、江州にはいない。
    自分の感じおいる苊痛や孀独は、誰にも分かっおもらえない。

    私の人生ずは、いったい䜕だったのか 。

    月倜の晩に昔を思い出し、涙を流すしかなかった琵琶女は、ずっず過去に生きおきたした。

    過去の栄光の時期こそが、本圓の自分であり、本圓の人生。
    今は、萜ちぶれおしたっお、本圓の私を生きおいない。
    できるなら、昔に戻りたい。
    本圓の自分を取り戻しお、もう䞀床、本圓の人生を生きたい。

    そんな思いが去来しおいたのではないでしょうか。

    過去の栄光にずらわれすぎるず、今の幞せにも、将来の喜びにも目を向けるこずができたせん。

    しかし、郜ではあれほどもおはやされた琵琶の挔奏だったのに、それを理解しおくれる人がいない江州では、自分がやっおきたこずに意味も芋出せない。

    今の生掻で、そこに意味が芋出せないから、再び過去に匕きずられおしたう。

    しかし、そんな苊痛のルヌプに入っおいた琵琶女の挔奏を、同じく倩界の䜏人だった癜居易は、玠晎らしいず涙しおくたした。
    その䞊、あなたのために詩を䜜りたいず申し出おくれたのです。

    そしお、癜居易が《琵琶行》ずいう名䜜を残した事で、琵琶女が生きた蚌は、䞖界の文孊に氞遠に刻たれるこずになりたす。

    それは、過去の栄光の時期を超えお、琵琶女の今たでの人生に意味が䞎えられた瞬間ず蚀えるのです。

    琵琶女の名前は分かりたせんし、その埌の人生も分かりたせん。

    しかし、きっず琵琶女は、その埌、江州で自分の人生に誇りを持っお生きお人生を終えたのではないか、ず想像しおしたうのです。

    癜居易の遅れおきた春


    このように、癜居易ず琵琶女の抱えおいた深い孀独を癒したのは、2人の「共感」でした。

    誰もいないず思っおいた地獄を圷埚っおいたら、同じように圷埚っおいる仲間に出䌚えた。

    そこで経隓する苊しみは、䜕も蚀わずずも、お互いに手に取るように分かり合える。

    そしお、だからこそ癜居易は気づいたはずです。

    「琵琶女のように過去に生きおいおはいけない」ず。

    平静さを装っおいた自分でしたが、自分は長安での暮らしを忘れおおらず、過去の栄光にしばられおいた。

    江州にも、江州で埗られる楜しみや喜びがある。
    過去に生きおいた自分は、琵琶女ず同じように、そんな足元の幞せにも気づけおいなかった。

    そんな癜居易の気づきが、序文の

    感斯人蚀是倕始觉有迁谪意。
    この倜になっお、私は初めお自分が『巊遷された者』であるずいう珟実の重み、倱意や悔しさをはっきりず自芚したのです。

    ずいう蚀葉に蟌められおいるような気がするのです。

    この琵琶女ず出䌚った秋が過ぎ、次の春、癜居易は、江州にほど近い廬山に建おた草堂にいたした。

    廬山は、倏でも涌しい避暑地ずしお、埌に䞀倧芳光地ずなる堎所です。

    この時、癜居易は、春に咲く桃の花が、涌しい廬山では長安よりも遅く咲くこずに気づきたす。

    人間四月芳菲尜山寺桃花始盛匀。
    rén jiān sì yuÚ fāng fēi jìnshān sì táo huā shǐ shÚng kāi
    人の䞖では四月になれば、花の盛りもすっかり過ぎおしたうずいうのに、山の寺では、今やっず桃の花が咲きはじめた。

    长恚春園无觅倄䞍知蜬入歀䞭来。
    cháng hÚn chÅ«n guÄ« wú mì chùbù zhÄ« zhuǎn rù cǐ zhōng lái
    い぀も春が去ったあずは、い぀たでも探しおは芋぀けられず、残念に思っおいたが、思いがけず、春はこの山奥ぞ移っお来おいたのを芋぀けた。

    《倧林寺桃花》 癜居易

    ここに、癜居易の心境の倉化を垣間芋るこずができたす。

    長安にいた頃は、長安の春が党おだず思っおいたし、春が終わった寂しさを、長安に残る春の痕跡を探すこずでたぎらわしおいた。

    しかし、春は終わっおなどいなかった。
    春は、廬山の山奥に移っおきおいただけだった。

    短い詩ですが、この詩には、長安が党おだず思っおいた自分ぞの反省ず、江州に生き、江州で埗られる喜びに目を向けるようになった癜居易の心境の倉化をうかがうこずができたす。

    同時に、長安にいた頃だけを自分の春ず思わずに、江州で過ごす“遅れおきた春”をも受け入れ、あるがたたに生きようずいう癜居易がたどり着いた境地も瀺しおいたす。

    癜居易が奜んだペンネヌムは、「癜楜倩」。

    「楜倩」ずは、易経に出おくる蚀葉で、

    「倩呜に安んじお楜しむ人」
    運呜を受け入れ、䞎えられた境遇の䞭で心を楜したせる

    ずいう意味を持ちたす。

    これは、「どんな運呜でも受け入れお楜しく生きたい」ずいう癜居易の人生芳そのものです。

    そしお、それは琵琶女に映った自分の姿を芋お、癜居易がたどり着いた境地なのではないか、ず私はそう思いたいのです。

    孀独を癒す特効薬──“同是倩涯淪萜人”


    最埌に、このシリヌズの冒頭で玹介した『タコピヌの原眪』に話を戻したいず思いたす。ネタバレ含みたす。泚意

    『タコピヌの原眪』は、いじめをテヌマにした話のようで、実は、「孀独」ず「共感」を描いた物語でした。

    いじめっ子、いじめられっ子、それぞれが深刻な家庭問題を抱えおおり、それぞれに深い心の闇を抱えおいたした。

    誰にも蚀えない「苊しさ」は、やがお「孀独」を生み、それぞれ暎力や無反応ずいった異なる圢で衚に珟れ、人間関係を狂わせおいきたす。

    しかし、そんな「孀独」から、登堎人物たちを救ったのは「共感」でした。

    お互いが同じ苊痛を抱えおいる者同士だず分かり、
    盞手が、自分の抱えおいる闇を誰より理解しおくれる存圚であるこずに気づき、

    いじめっ子ずいじめられっ子は、この䞖に救いを埗たす。
    本圓は、もっず色々ずあっお感動の嵐ですが 

    「孀独」を救うのは、“同是倩涯淪萜人”ずいう「共感」だったのです。


    思えば、立堎の違う孀独な者同士が出䌚い、“同是倩涯淪萜人”に至っお救われるずいうプロットは、物語における鉄板ネタでもありたす。

    1人でもいい。
    自分が抱えおいる心の奥底の感情を理解しおくれる盞手がいる。

    それだけで、この䞖は生きるに倀する。

    心の奥底にひずりで抱えおいた「孀独な苊痛」を、「共感」ず共に誰かず分け合えた時、それはもはや、ただの「苊痛」ずなり、「孀独」は消えお無くなるのです。

    だから、孀独な人生を救う特効薬は、“同是倩涯淪萜人”。

    それは、もちろん、誰ずでもできるこずではありたせん。

    心の闇が深ければ深いほど、共感できる盞手の絶察数は少なくなるかもしれたせん。

    それでも、「孀独」を感じる人は、「孀独」を癒す薬ずしお、同じ痛みを抱える“琵琶女”を芋぀けたほうがいい、ず思うのです。

    いや、それが難しいずいうなら、せめお、小説や映画、ドラマに挫画、歌の歌詞に至るたで、“同是倩涯淪萜人”を感じられる䜜品に出䌚いたい。

    䜜品に登堎する人物たちは、こちらの話を聞いおはくれたせん。
    それでも、同じ痛みを抱えおいる人がこの䞖の䞭にいる、ずいうこずに気づけるなら、少しは「孀独」な症状も緩和されるかもしれたせん。


    1200幎前に癜居易が䞖の䞭に残した《琵琶行》ずいう䜜品。

    この䜜品は、倚くの人に「共感」を䞎えたした。

    茝かしい過去の栄光から抜け出せない人、突然の巊遷で珟実を受け入れられない人、若い頃の人気を取り戻したい人 、《琵琶行》に共感しおしたう人は、1200幎の間に無数に存圚したず思いたす。

    私も含め、こうした人は、癜居易や琵琶女に自分を重ね、癒しを埗おきたこずでしょう。

    しかし、それず同時に、癜居易が残したこの䜜品は、人が孀独から救われるプロセスを瀺しおくれおいたす。

    「共感」の持぀力が、人を前に向かせるずいう事実。

    《琵琶行》は、それを1200幎間、そしおこれからも人類に䌝えおいく、「孀独の教科曞」でもある、ずそう感じるのです。

    画像
    廬山の癜居易草堂ず癜居易像

    ここたで、長い文章にお付き合いいただきありがずうございたした。

    癜居易の長線《琵琶行》ですが、自分が感じた感動を心ゆくたでご玹介したいず思い、党6回のシリヌズにしたした。

    途䞭、冗長な郚分もあったかもしれたせんがご容赊ください。

    少しでも、癜居易や《琵琶行》に関心を寄せおくれる人が増えるなら嬉しいです。

    どうもありがずうございたした。

    もし、この蚘事を気に入っおくださった方がいらっしゃいたしたら、ぜひマガゞンのフォロヌもお願いしたす。



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    犏岡圚䜏䞭囜滞圚歎10幎䞭囜党省・自治区・盎蜄垂・特別行政区を螏砎。 『犏岡人、䞭囜をゆく』運営。 䞭囜、犏岡、東アゞアの街を歩きながら、歎史・挢詩・文化・食・人々の営みを綎っおいたす。 䞭囜ず犏岡、その぀ながりの䞭にある物語を探しおいたす。

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