メインコンテンツへスキップ
見出し画像

ノートと消しゴムの使い方 【勉強法】


    1. テストの作られ方
    2. 「できそう」を「できる」に
    3. ワークの使い方と提出点
    4. 本当の楽ってなに(ケアレスミスをなくす方法)
    → 5. ノートと消しゴムの使い方
    6. 完全に真似をする
    7. このサイトは補助輪
    8. どうせなら楽しんでやろう



    前のページでは、

     書かないほうがめんどくさい
     読まないほうがめんどくさい

    って思えたら、勉強はできるはずだよ。
    見た目のめんどくささに負けないでねって話をしてきました。

    このページは「ノートの書き方」と「消しゴムの使い方」です。


    ーーーーーー


    いやいやノートと消しゴムくらい使えるわ。
    そう思うよね。
    本当にその通りです。

    だけど、下手な人がたくさんいるんだなー。
    ノートの書き方=消しゴムの使い方とも言えます。
    ちょっと話していくね。


    ーーーーーー


    【ノートの書き方】


    ノートは汚いよりキレイなほうがいいです。
    だけどノートがキレイな「だけ」の人もたくさんいます。
    これが結構厄介なんだ。

    キレイに書こうと頑張ってるのは本当だし、
    勉強してると思ってるから。


    ・・・


    「勉強してると思ってるから」

    ということは、勉強してないっていう意味?
    と思うかもしれないね。
    そんなはずないじゃんって。

    でも残念ながら、
    ノートがキレイなだけの人は、「勉強してない」状態の人が多いです。


    ・・・


    ノートがキレイなほうがいいのは本当。
    でも、ノートは「何のために書くのか」を考えてみて。

    キレイに書くため?
    ちがうよね。
    ノートは「理解するため」に書くんです。

    キレイに書くのは、
    「理解するのに見やすいから」であって、
    キレイに書くためではないんだよね。

    (理解)➖️


           ➖️(ノートをきれいに書く)

    理解がいちばん上

           ➖️(ノートをきれいに書く)


    (理解)➖️

    こうなってる人は意外と多いです


    ・・・


    実際に、ノートをキレイに書くことが第一のタイプは、
    残念ながら点数が取れてない場合が多かったです。

    でも本人が頑張って書いてるのは本当だから、
    実は一番精神的なダメージがデカいタイプだと思います。
    全然勉強してないあの人と、なんで同じくらいの点なんだって。

    ただ、なかなか認めるのは難しいはずです。
    まさか一生懸命ノート書いてることが、大事じゃないなんて思いたくないよね。


    ・・・


    もし可能なら、
    友達のノート5人分くらい見せてもらってみてください。

    色をたっくさん使って、
    きれい(っぽい)ノートの生徒は、
    あんまり勉強得意じゃなかったりするよ。

    逆に、高得点取ってる友達のノートは、
    意外とごちゃごちゃ書き込みがあったりするよ。
    出来る人ほど「キレイ」には、こだわってないはずです。

    (もちろん時々すごい天才もいるし、例外はあるんだけどね)
    (ただ、男子に多い、自分でも読めないくらいのノートはオススメはしません。一番意味ない時間になっちゃうからね)


    ーーーーーー


    じゃあここで聞きます。

    その頑張って書いてる授業の「直後」に、
    「理解度小テスト」が配られるとします。

    ‥解けそうな気がする?


    ・・・


    ちゃんと想像できた人はえらい。
    おそらく解けないはずです。
    なぜか。
    書くことに精一杯で、
    先生の話も、教科書も、結局何も聞いてもないし読んでもないからです。


    ・・・


    もし僕自身が、
    中高の自分に会って
    「ひとつだけ勉強のアドバイスができる」としたらこう言います。
    「ノート取りすぎんな」。

    教える側になって分かったことは、
    ノート書くことに一生懸命になりすぎてる人は、
    まったく話が入ってないってことです。
    だから直後の小テスト、絶対できない。
    (だから自分が教えてるときは、あまりノートを取らせませんでした)

    そもそも、
    理解してない授業の内容を「キレイにまとめる」って、
    相当な無理があるとも言えるよね。

    書き損ねたら、友達か先生に聞けばいいんです。
    そのくらい授業は「書く」より「聞く」のほうが大事です。


    ・・・


    だから、
    そもそも取りすぎなくていいノートなんです。
    そのノートをキレイに書くためだけに書くのは、
    とってももったいない。

    なんかキレイに書いてるうちに、
    キレイに書くことがやめられなくなってなかった?
    そのこだわりは、いったん横に置いておいても大丈夫だよ。

    目標は、
    「理解」が一番上。
    「使えるようにする」とかがその次。

    「キレイに書く」はずっと下です。


    ーーーーーー


    【消しゴムの使い方】


    じゃあ消しゴムの使い方です。
    間違いを消しゴムで消したほうが、キレイなノートになるよね。
    見やすいノートになります。

    だけどそのノート、見直す?


    ・・・


    勘のいい人は、何が言いたいかもう分かってきたはずです。
    要は消しゴム使いすぎなんです。
    そんなに頑張ってキレイにする必要がない。
    だって、まとめノートでもない限り結局見返さないでしょ。

    実践例を見てみようか。

    画像

    2行目、
    移項でミスっています。
    (分からない人は方程式やろうね)

    1行目の「+4x」が、
    2行目で移項してるのに「+」のままです。
    移項したら符号は変わるはずだったよね。
    ケアレスミスってやつだ。

    だから消しゴムで、
    2行目の「+4x」を「-4x」に直して、
    さらに「3行目以下」を全部消すでしょ。

    ‥‥それ何の意味があるの?


    ・・・


    移項の間違えは、書き間違えじゃないんだよ?
    1行目から2行目の「あいだ」で生まれてるミスです。

    それなのに、2行目の「+」を「-」に書き直しても、
    移項の練習にはなんにも役立たないじゃん。
    だからきっとまた似たようなミスするよ。

    それを「ケアレスミス」って呼ぶんだ。
    「しかたなかった」的なニュアンスでね。
    「あー、ケアレスミスかー!」って。
    ちがうよ。それはミスです。もう認めよう。


    ・・・


    だからこんなの消しゴム使わなくてよかったんだ。
    ミスに気づいた時点で、
    すぐ別の場所に最初からやり直すべきだったんです。

    画像


    ・・・


    じゃあ英語でも試してみよう。

    画像

    これは三単現の「s」のつけ忘れがあります。

    この付け忘れに気づいたら、どうする?
    正直、そりゃlikeの後ろに「s」をねじ込んでるよね。
    それも何か意味があるのかな。
    「s」をたしたら、もう二度と間違えないのかな。
    (この場合は消しゴムは使わないけどね)


    ・・・


    この間違いは「She」から始まってるんです。
    「She」って書いてるのに、
    「likes」にしようっていう感覚が身についてないことが問題なの。

    だから「s」をねじ込んでも、絶対また同じミスするよ。
    その「s」には何の意味もない。
    意味ないことはやめようねって、ワークの使い方のところでも散々言ってきたよね。


    ・・・


    この場合は、
    間違えたらすぐその下に2、3回書いちゃうんです。

    画像

    間違えは直す必要ないよ。
    だって絶対見返さないもん。
    「キレイに書くため」のノートじゃなくて、
    「練習のため」のノートだもん。

    こんなことで消しゴム使わないんです。


    ・・・


    だから、消しゴムは、
    今の90%は消さなくていいです。

    平方根の計算は、
    ノートの端が素因数分解の計算でいっぱいになるのが普通です。

    画像
    https://note.com/bds_site/n/nc304ea8fc950

    不安な単語があったら、
    ノートの端にすぐ書きまくればいいんです。

    画像

    こんなのいちいち消さないよ!


    ・・・


    ちなみに単語ノートとかを別に作ってる人も、
    得意にならないことが多いです。
    その場で覚えようとしてないからだ。

    まとめる楽しいところだけやって、
    苦しい暗記を後日の自分に回してる。

    この「まとめる」っていうのも、
    「キレイなノート」とほとんど同じです。
    キレイさだけが優先されてて、結局理解してない。

    キレイさばかり求めてちゃだめです。
    理解することが優先だからね。


    ・・・


    ちなみに。
    「もったいない」という理由で、
    横に書き直すのを嫌ったり、
    ノートをビッチリ書きたがる人もいると思います。

    でも僕の高校のときの先生がこんなことを言ってました。

    「ノートをぎゅうぎゅうに使ったからって、
     1年でせいぜいノート1冊分。たった100円だぞ」

    100円だって大切なお金だ。もったいないかもしれない。
    でも理解しなかったら、定着しなかったら、
    もっともったいないんじゃないかな。


    ーーーーーー


    ちょっとしたメモまで消しゴムで消してたのは、
    「ノートをキレイに使いたい」と思ってたからです。
    でもそれは、本当に意味がない。

    ノートは練習するための紙。
    勉強は理解するための時間です。

    もう、ちょっとした計算とか、
    ちょっとした漢字の確認とか、消さなくていいんだからね。


    ・・・


    ノートをキレイに書きすぎる人は、
    体感ではあるけど、
    本当に勉強が伸び悩んでる人が多いんだ。
    (学校の先生とかに質問してみたら、同意してくれる人もいると思います)

    でも頑張ってるのは知ってる。
    だからその頑張りの方向を、ちょっと変えてあげれば、きっとめちゃくちゃ伸びちゃうかもしれないよ。


    ・・・


    このサイトに流れ着いた人。
    このサイトは勉強のしかたのわからない人のためのサイトです。
    だから、困ってるから、ここに来たんだよね。

    その困ってた原因のひとつが、
    ノートの書き方、消しゴムの使い方だったかもしれないよ。
    困ってたんだったら、
    ちょっと真似してやってみようよ。
    このページはそういう話でした。


    ーーーーーー


    ということで、
    次のページのテーマは「真似をする」だ。
    行ってみようか。

    5. ノートの書き方と消しゴムの使い方

    □ノートは練習するための紙
    □ノートは「キレイに書くため」じゃなく「理解するため」に書く
    □消しゴムを使って「見た目」だけ良くしても何の練習にもなってない
    □まとめる前に今覚えたほうがいい
    □消しゴム使いすぎんな


    1. テストの作られ方
    2. 「できそう」を「できる」に
    3. ワークの使い方と提出点
    4. 本当の楽ってなに(ケアレスミスをなくす方法)
    5. ノートと消しゴムの使い方

    (次のページ)
    → 6. 完全に真似をする

    7. このサイトは補助輪
    8. どうせなら楽しんでやろう



    □勉強できようサイトのもくじ


    あなたへのおすすめ