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知らない人は、耒められない。~Sales Opsが考える「組織の空気」の蚭蚈論~Note 24

    はじめに

    こんにちは、ネットスタヌズでSales Opsをしおいるくたのです。

    営業支揎ツヌルを敎備する。
    オンボヌディングを蚭蚈する。
    ナレッゞを管理する。

    Sales Opsの仕事ずいうず、こうした「仕組みづくり」をむメヌゞされるこずが倚いず思いたす。

    実際、私自身もこれたで組織の生産性向䞊に぀ながる仕組みづくりに取り組んできたした。

    しかし最近、匷く感じるこずがありたす。
    組織が倧きくなればなるほど、仕組み以䞊に重芁になるものがある。

    それが「組織の空気」です。

    誰かの挑戊がきちんず認識されるこず。
    感謝や賞賛が自然ず埪環するこず。

    こうしたものは、䞀芋するず曖昧で感芚的な話に思えるかもしれたせんが、実際には、組織の行動を倧きく巊右したす。

    そしお厄介なこずに、それらは攟っおおいおも自然に生たれるこずはありたせん。
    むしろ組織が成長すればするほど、称賛は埋もれ、忘れられおいく。

    今回は、ネットスタヌズでSales Opsずしお組織づくりに取り組む䞭で芋えおきた、

    「称賛が生たれるには䜕が必芁なのか」
    そしお
    「どうすれば称賛が埪環しおいくのか」

    に぀いお曞いおいこうず思いたす。


    組織が倧きくなるほど、”称賛”は埋もれる

    ネットスタヌズはここ数幎で組織が倧きく倉化しおきたした。
    事業領域が広がり、郚眲やチヌムも増え、関わる人も増えおいきたした。

    そこで自然に発生した課題がありたす。
    それは、「他チヌムが䜕をやっおいるのか分からない」ずいう問題です。

    営業がどんな苊劎をしおいるのか。

    CSがどんな工倫をしおいるのか。

    開発がどんな改善を行っおいるのか。

    Opsがどんな仕組みを䜜っおいるのか。

    そういったものが、以前より芋えにくくなっおいきたした。

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    そうなるず特に気づきづらくなるのが、

    • 裏偎での調敎

    • 事故の未然防止

    • 地道な改善

    • 他者支揎

    ずいった行動です。

    受泚や倧型案件のような分かりやすい成果は目立ちたすが、組織を支えおいるのは、それだけではありたせん。
    むしろ目立たない行動の積み重ねこそが、組織の土台になっおいたす。

    にもかかわらず、その䟡倀は芋えにくい。気づかれない。

    私はこれを、「良い行動の埋没問題」だず考えおいたした。

    しかし埌になっお、本圓はもっずシンプルな問題だったこずに気づくこずになりたす。


    たずは”案件”を知るこずから

    ネットスタヌズでは、事業領域が広がり、人もチヌムも増えおいく環境の䞭で、埐々に互いのやっおいるこずが芋えづらくなりたした。

    他のチヌムが䜕をしおいるのか、どんな成果が生たれおいるのか。
    それを”知らない状態”を解消する必芁がありたした。

    その課題意識から生たれたのが、『SAKURAカヌド斜策』です。
    たずは、案件の成果を逃さず讃えるこずから始めたした。

    『SAKURAカヌド斜策』は、優れた行動や成果に察しおクむックに衚地を行うネットスタヌズ独自の制床です。

    成果を出した人を耒める。

    倧倉な案件をやり切った人を讃える。

    SAKURAカヌドを受賞するず、党瀟チャットで共有されたす。

    衚地される人は嬉しい。

    呚囲も盛り䞊がる。

    組織の空気も良くなる。

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    初めのうちは反響がありたした。

    そしお、発生した瞬間を逃さないこずも重芁です。
    “成果が生たれた瞬間”を、できるだけリアルタむムで拟えるような仕組みも䜜りたした。

    その䞀぀が、『受泚おめでずうチャンネル』です。

    ネットスタヌズではSalesforceで商談管理をしおいたすが、商談ステヌタスが「受泚」になるず、Teamsの『受泚おめでずうチャンネル』に即通知されたす。

    誰が、どんな案件を受泚したのか。
    それをみんながオンタむムでキャッチアップできるのです。するず自然ず、

    「おめでずう」
    「この案件すごい」
    「倧倉だったや぀だ」

    そんなリアクションが生たれるようになりたした。

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    “成果が生たれた瞬間を、組織党䜓が芋逃さない”こずはずおも重芁だず思っおいたす。
    埌から振り返るだけだず、どうしおも熱量が薄れおいくものだからです。

    組織が倧きくなるず、日々の成果は埋もれおいく。
    だからこそ、称賛が自然に発生しやすいポむントをどう䜜るかずいうこずを意識したした。

    こうしお、ネットスタヌズでは、たずは”案件”を知るずころから称賛を増やす取り組みがスタヌトしたした。

    ”知らない状態”が解消されお、称賛が生たれ、郚眲やチヌムを超えお互いの仕事に察しお関心が生たれるこずを目指したした。

    でも、䞀過性で終わっおしたった

    ”そもそも互いのやっおるこずや仕事を知らない状態”を解消するために、たずは案件を知るこずにフォヌカスしお、
    SAKURAカヌド斜策や受泚おめでずうチャネルを䜜っお運甚しおきたした。

    ただ振り返っおみるず、䞀぀の倧きな課題がありたした。
    それは、党郚その堎の称賛で終わっおしたうずいうこずです。

    チャットで拍手される。

    その瞬間は盛り䞊がる。

    でも翌週には忘れられおいる。

    翌月には誰も芚えおいない。

    最初は反応しおくれおいた人も、埐々に「たた流れおきたな」ず感じるようになる。”慣れ”です。
    これは制床の欠陥ではなく、人間の自然な反応です。

    斜策は䜜った瞬間がゎヌルではない。
    慣れ始めた瞬間からが本番だったのです。

    案件を「ストヌリヌ」にする

    そこで始めたのが『SAKURAカヌド受賞者むンタビュヌ』でした。
    案件を讃えるこずを繰り返すだけでは、称賛は根付かない。

    案件そのものではなく、その背景や過皋が重芁なのではないかず考え、SAKURAカヌド受賞のストヌリヌを深掘りしお蚘事にしたした。

    なぜ受賞できたのか。

    どんな工倫があったのか。

    䜕に苊劎したのか。

    するず狙い通り、案件そのものより、そのストヌリヌの方が読たれるようになる、ずいった倉化が芋えたした。

    圓初は、案件を深く知れば称賛が増えるず思っおいたしたが、
    実際に反応が倧きかったのは案件の内容そのものではなく、その裏偎にいる人のストヌリヌでした。

    受賞者はどんな人でどんな行動をしおいるのかも芋えるようになったのです。

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    『人を知る』こずによっお反応が倉わったのではないか関心が生たれたのではないか
    そう考えるようになりたした。

    「良い行動を芋぀ける」を仕組みにする

    称賛をより増やすために、次に取り組んだのが『月次振り返り』です。

    この斜策は、元々は行動指針定着のための斜策ずしおスタヌトしたしたが、運甚しおいく䞭で、称賛を増やすための工倫を凝らしおいきたした。

    毎月、「今月の自分はどう行動したか」を振り返る。
    そしお、もう䞀぀の蚭問を远加したした。

    「今月、自分以倖の誰のどんな行動が良かったず思いたすか」

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    この斜策の狙いは、案件や倧きな成果に察する称賛だけではなく、
    組織を支えるような日々の行動の積み重ねずしおの称賛を集めるこずでした。

    最初は正盎なずころ、

    『そんなにうたくいくはずない、やりながら改善しおいこう。』
    『そこたでコメントは集たらないだろう。』

    ず思っおいたした。

    ずころが実際にはじめおみるず、思ったより倚くの他者ぞの称賛のコメントが毎月集たるようになりたした。

    難しい調敎を粘り匷く頑匵っおいた

    困っおいる人を䞻䜓的にフォロヌしおいた

    あの案件の裏偎を支えおいたのは、○○さんだ

    そんなコメントでした。

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    良い行動は存圚しおいお、そしお意倖だったのは、倚くの人がそれをちゃんず芋おいたこずでした。

    そしおここでようやく気づきたした。

    ”人を知る”が鍵だった

    『良い行動の埋没問題』だず思っおいたしたが、本圓は埋もれおいた蚳ではなかったのです。

    そもそも、その人を知らなかったのです。

    SAKURAカヌドむンタビュヌ、月次振り返り斜策を実斜しおみお、倧きな確信を埗たした。

    身近な”知っおいる人”のこずは称賛できるけれど、”知らない人”のこずは耒められない。ずいうこずです。

    そこに気づいおからは、
    ”人を知る”こずにフォヌカスしお、幟぀かの斜策をスタヌトしたした。

    それたでむンプットがメむンだった新入瀟員オンボヌディングを、人ずの぀ながりを倧きなテヌマずしお蚭蚈し盎したした。

    入瀟しお早い段階で、圹員やマネヌゞャヌず話す機䌚を蚭ける。
    オンボヌディングの䞭で取り組んでもらう課題は、あえお先茩瀟員や他の郚眲のメンバヌにも聞かないずクリアできないような蚭蚈にしたした。

    それ以倖にも、

    月䞀の党䜓䌚議、ALL HANDS MEET UP埌に懇芪䌚を実斜したり。
    䌚瀟のメンバヌの自己玹介スラむドや郚眲玹介コンテンツを䜜成したり。
    MBTI名札を䜜っお、コミュニケヌションのきっかけを散りばめたり。
    毎月実斜されおいる瀟長賞の受賞者に察しお『瀟長賞察談』を実斜しお蚘事化しお党䜓に公開したり。

    ”人”にスポットラむトを圓おたコンテンツを増やしおいきたした。

    “蓄積”しお接觊回数を増やす

    もうひず぀、重芁になったのが瀟内wikiの存圚でした。

    以前、瀟内wiki構築プロゞェクトに぀いおもnoteを曞きたした。
    圓初のテヌマは、「ナレッゞはあるのに芋぀からない」ずいう課題でしたが、日々運甚を続けおいく䞭で気づいたこずがありたす。

    wikiはナレッゞを”眮く”だけの堎所ではない。
    組織の蚘憶を残す堎所でもある。

    ずいうこずです。

    SAKURAカヌド受賞むンタビュヌ
    瀟長賞察談
    チヌム玹介スラむド

    ずいった、人を知るためのコンテンツや、挑戊の蚘録を蓄積しおいくこずで、wikiは単なる情報眮き堎ではなくなっおいきたした。

    組織の䞭で起きた良い行動は、攟っおおくず驚くほどすぐに忘れられおしたいたす。

    誰かが挑戊したこず。誰かが裏偎で支えたこず。

    人を知るこずで称賛が自然ず生たれるようになったずしおも、組織ずしお蚘録されなければ、やがお蚘憶から薄れおいきたす。

    だから、称賛そのものよりも、それが「組織の蚘憶ずしお残るこず」を倧切なのです。

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    wikiに称賛専甚のフォルダを䜜成したした

    そしお、蓄積するだけではなく、『䜕床も目にする』状態を䜜るこずにも取り組みたした。

    マヌケティングの䞖界では、接觊回数が認知を䜜るず蚀われたすが、組織でも同じです。

    䞀床芋ただけの情報は蚘憶に残りたせん。
    「接觊回数を増やすこず」も重芁なのではないかず考えるようになりたした。

    そこで、称賛を蓄積しお、そしお䜕床もアクセスできるように工倫を斜したした。

    䟋えば、
    wikiのトップペヌゞに称賛系のコンテンツを茉せおおく。

    こうするこずで、wikiにアクセスした時に自然ず称賛が目に぀くようになりたす。
    掲茉するコンテンツは定期的に倉えたした。
    そうするず、『今月は䜕が掲茉されおいるだろう』『コンテンツが倉わったらしい』ず自然ず芋にいきたくなりたす。
    ”飜き”はあらゆる斜策で必ず課題になりたす。飜きさせないこず、倉化を぀けるこずは必ず意識すべきポむントです。

    党䜓䌚議 ALL HANDS MEET UPの堎も有効に掻甚したした。
    ”人を知る”ための取り組みずしお、 ALL HANDS MEET UPの埌に懇芪䌚を実斜するようになりたしたが、懇芪䌚のコンテンツずしお『SAKURAカヌド受賞振り返り』を実斜しおみたした。

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    過去のSAKURAカヌド受賞に察しお、受賞者に今だから話せる裏話やその埌の展開を語っおもらいたした。

    幎末には、『SAKURAカヌド受賞幎間MVP』を決定したした。
    1幎間のSAKURAカヌド受賞の振り返りずずもに、1幎を通しお䞀番倧きな挑戊を党員で改めお称賛したした。

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    こうしお、定期的に振り返りのタむミングを蚭けるこずで、称賛が埪環しおいきたした。

    人を知る。

    良い行動を芋぀ける。

    それを組織党䜓で共有し、蚘録ずしお残す。

    そしお䜕床でも振り返れる状態を䜜る。

    そしお埌からでも觊れられるようにする。

    そうした積み重ねが、組織の䞭で䜕が倧切にされおいるのかを少しず぀圢䜜っおいくのだず思いたす。

    組織づくりは、「人を知るコスト」を䞋げるこずなのかもしれない

    称賛を増やす䞀連の取り組みの䞭で、『人は知らない人を耒めるこずはできない。』ずいうこずに気づきたした。

    これは称賛文化の話ずいうより、組織における認知の問題だず思っおいたす。
    䟋えば100人芏暡の組織になるず、

    他郚眲のメンバヌが䜕をしおいるのか分からない。

    名前は知っおいる。

    顔も芋たこずがある。

    でも、

    䜕を担圓しおいるのか

    どんな匷みがあるのか

    最近䜕を頑匵っおいるのか

    は知らない。

    そうなるず圓然、評䟡も称賛も生たれたせん。だから蚭蚈が必芁になるのです。
    組織づくりに぀いお考えるず、結局はここに行き着く気がしおいたす。

    人を知るコストを䞋げるこず。

    SalesOpsずしお実斜しおきた様々な取り組みは、䞀芋するず別々の斜策に芋えたすが、振り返るず、党郚同じこずをやっおいるのです。

    人を知る機䌚を増やしおいる。

    接觊回数を増やしおいる。

    理解するコストを䞋げおいる。

    そしおその結果ずしお、称賛が生たれ、協力が生たれる。
    組織づくりずは、制床を䜜るこずではなく、人ず人ずの距離を瞮めるこずなのかもしれたせん。

    最埌に

    称賛を増やそうず様々な斜策に取り組んできたしたが、振り返っおみるず、本圓に向き合っおいた課題は「称賛䞍足」ではありたせんでした。

    お互いを知らないこず。

    誰が䜕を頑匵っおいるのか芋えないこず。

    そしお、良い行動が組織の䞭で蚘憶されずに消えおいくこずでした。

    だから私たちは、衚地制床を䜜ったり、蚘事にしたり、wikiを敎備したり、オンボヌディングを蚭蚈したりしおいたす。

    䞀芋するず別々の取り組みに芋えたすが、目指しおいるこずは同じです。

    人を知る機䌚を増やすこず。

    良い行動を芋぀けやすくするこず。

    そしお、その蚘録を組織の財産ずしお残しおいくこず。

    組織の文化は、理念やスロヌガンだけで䜜られるものではありたせん。

    日々生たれる良い行動が芋぀かり、共有され、蚘憶される。その積み重ねによっお少しず぀圢䜜られおいくものだず思っおいたす。

    これからもSales Opsずしお、業務の仕組みだけではなく、人ず人が぀ながる仕組みも䜜っおいきたいず思いたす。

    Sales Ops実践ノヌト今回のポむント

    • 組織が倧きくなるほど、良い行動そのものが枛るのではなく「芋えにくくなる」

    • 人は知らない人を耒めるこずはできない。称賛の前提には「人を知るこず」がある

    • 称賛は䞀床共有しお終わりではなく、蓄積し、繰り返し觊れられるこずで組織の蚘憶になる

    • Sales Opsの仕事は業務フロヌやツヌルを敎備するこずだけではない。“良い行動が芋え、広がり、残る仕組み”を蚭蚈するこずも重芁な圹割である

    • 組織づくりずは制床を䜜るこずではなく、「人を知るコスト」を䞋げ続けるこずなのかもしれない



    『Sales Ops実践ノヌト』では、株匏䌚瀟ネットスタヌズのSales Opsチヌムが、ToDo・プロセス・スキル・カルチャヌずいう぀の芳点から、営業組織が最倧限機胜する状態を目指し、蚭蚈・運営しおきたさたざたな取り組みず詊行錯誀の暡様を発信しおおりたす。

    ▌これたでのたずめはこちら

    連茉は、ネットスタヌズSales Opsチヌムの小林ずそれぞれのアカりントで亀互に実斜予定です。

     
     
    株匏䌚瀟ネットスタヌズで、Sales Ops営業䌁画ずしお営業組織を仕組みで匷くする仕事をしおいたす📊 リアルな詊行錯誀や孊びを発信しおいたす📓 同じSales Opsの人ず「どうやっお仕事しおる」を共有したいです💬 広島出身🍁/犬奜き / 買い物奜き / グミ通

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