見出し画像

創作大賞2026年 エッセイ部門を全応募者チェックして中間選考作を予想する(11001~12000)

・詳しいことはここを参照。
・11001~12000という数字はたおたお様の作者様&作品一覧【エッセイ部門⑧】に対応します。
・まずはざっくり選ぶ。最終的には100作に絞ります。
・ユーザーID順です。

※このままでは間に合わないので感想は簡単なものになります。そのうち無しになるかも……。

160.それマジで言ってる?都会を離れ、赤毛のアンの家を建てるまでの作戦と、めぐり合わせのお話 ぴっきー 様

 赤毛のアン風の家を建てたいがために策略を駆使してついに実現した筆者のお話。夢を実現する話は読んでてカタルシスがありますな。

161.偏差値40だった僕が、空を飛ぶまで 〜無謀と可能性の境界線〜 国際線パイロット・蒼山汰朗 様

 30歳になり、一念発起してパイロットを目指した筆者の記録。これは凄い。パイロットになるためには当然訓練しなければならないのだが、訓練は海外だから当然英語も出来なきゃいけないし、勉強もめちゃくちゃしなくちゃいけない。それに加えて全部自費だ。お金がかかる。2000万もの借金(!)をしてまでなりたかったパイロットになった。
 人間、やる気があればここまでできるといういい見本ではないだろうか。

162.闘魂こめて大空へ!母の葬儀で読売巨人軍の応援歌を流した話【♯創作大賞2026・♯エッセイ部門】 ぴとみ 様

 熱烈な巨人ファンだった母親の葬儀の話。noteは毒親の話が多いので、こういった親子関係が良好な(良好だった)話は心温まるものがある。のちのちまで語り草になるような、いいお葬式だったに違いない。

163.12歳が絶好調に反抗期 ハネサエ. 様

 読みやすくて読ませる文章だな~と思う。読みやすいといってもスッカスカの短文だらけの文ではない。リズム、文章の密度、改行、ところどころに差し挟まれるユーモア、もろもろ合わさって読みやすいのだ。
 日常系エッセイストでもトップクラスの人だろう。

164.【番外編】父のヒミツの海外旅行 おつかれサマンサ 様

 脱力系のエッセイを書く方。応募作ではないが【番外編】作文『パンツーの花は、くさかった』など、軽く読める面白ほっこり作品もあり、これからに期待といったところ。

165.パリの路上で、「愛とは何か」と聞かれて。 puri | 心のお守りになる旅 様

 パリの路上でいきなり「あなたは愛についてどう思いますか?」と聞かれた著者。フランスでの生活を通して知るフランス人の哲学とは……。
 高品質のエッセイなのだが、日本でいきなり「あなたは愛について……」とか言われたら普通に不審者情報に載るよな、とふと思った。これがパリだと何だかお洒落な感じになるのだから、まさにパリマジックである。

166.今日から父がいない 頼爾 様

 自殺した父についての話。自殺の話だが、そこまで暗くシリアスにならないように書いている。本職の小説家の方だけに色々な配慮や意図があると思う。

167.知らない人の車に乗りそうになった小4の話&知らない人の車に乗った中2の話 さおり吉野 様

 今回は変則的に2本で一組としてご紹介する。前半は危ないところで犯罪に巻き込まれそうになった話、後半はちょっといい話だ。これ何が面白いのかと言うと、たて続けの記事なのだ。
「いや~怖いね~。こういうことがあるから絶対知らない人の車に乗っちゃダメだよな。って乗ってるよ! 乗っちゃってる!」というノリツッコミができるのである。
 誤解を招かないように慌てて書くと、乗ったといってもちゃんと大丈夫という理由と確信があって乗ったのであって、何も考えなしだったわけではないことを付け加えておく。

 タイトルだけ見るより、ホームからタイトルを見た方が面白い。ヘッダー画像つきで横並びになってる絵面がいいのだ。別に著者は笑わせるつもりはなかったのだろうし、前半だけだったら笑うどころではない、怖い話なのだけれど。こういうのに弱いんだよな。何だろうな……ちょっとシュールというか。プロフィールに「子どもが3人、夫は1人、犬が1匹」と書いてるのも妙にツボ。夫の人数書いてるのnote広しといえどこの方だけではないだろうか。まぁこれは狙って書いたと思う。

168.夫の沼へいざなわれて 由美 様

 こだわりの強い夫につきあう筆者の心境を強めのエピソードを交えて描く。この旦那さんは実にいい奥さんをもらったねぇ……と思わざるを得ない。読み終わって気分が良くなること請け合いである。

169.嫉妬を飼ってる。まだ、懐かない。 Ren 様

 嫉妬をペット(韻を踏みました)に見立てて書いた異色のエッセイ。いい発想だなと思って感心した。あと十分な長さがあるのがいいね。短すぎると台無しになる。

170.東京の佐々木さん、モンゴルから帰る ささきりつこ 様

 モンゴルの遊牧民と国際結婚した筆者の、今までのまとめ的なエッセイ。このエッセイだけじゃイマイチ分からないから、「ダーリンは遊牧民」というマガジンも読んだ方がいい。それにしても「遊牧民の夫」ってなかなかのパワーワードだなと思う。

171.幕間の告白 傘乃姥 様

 筆者が通っていた中学校は恒例行事として3年生が演劇をする。その演劇で、大人しく、空気のような友人が見せた思いがけない一面。人間描写、情景描写ともに素晴らしく、学生時代の一瞬を活写した作品として印象に残る。

172.欲望のグランドピアノ~失恋から始まった、私とピアノの4年間~ 文月路実様

 失恋したのがきっかけでピアノを再開し、最終的には防音マンションに引っ越しグランドピアノを買うまでに至った著者のピアノ熱を綴ったエッセイ。結末はやや意外。
 この方の「職業遍歴」というマガジンが興味深い。とある雑誌の編集者として働くのだが、それはなんとマルチ商法をする人のための雑誌だった、とか、まぁ色々やって面白いことこの上ない。

173.「意味がある」ことを追いつづけていたら、人生が貧しくなっていた 中村昌弘様

 メンタル不調に陥った筆者が小説をきっかけに気付いたこと。出来事からの気づきを得るという王道中の王道、ストレートど真ん中といった感じのエッセイ。ただこの方はビジネス部門で別の作品を応募してるのでそちらのほうで通過するかもしれない。と思ったけど別にどっちも通過してもいいのか。

おまけ
神楽坂、日給4 000円。 YG/ポケミミ公式 様

 僕ですら名前を知ってる伝説的なファッション雑誌「小悪魔ageha」の編集者だった著者による回想録。これ以外のほとんどはAIで作った(であろう)記事を大量生産しているのでちょっとアレだが、この記事は面白い。今ではとてもではないが不可能な働き方で、「そうそう、雑誌の編集者ってこういうスーパーブラックな職種だよなぁ」というこちらの思い込みを裏付けてくれる。

Tシャツ過剰考察 #1 なぜM-1グランプリの決勝戦に半袖で出るべきではないのか 高畑鍬名(タックイン研究者) 様

 しかし世の中色んな人がいるのだなというエッセイというか考察系の作品。タックイン研究者て。

 

いいなと思ったら応援しよう!