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速度の文章題 と 単位の変換 【連立方程式】


    □連立方程式

     5.1. 基本はこれだけ
     5.2. かっこや分数小数はもうできる
     5.3. 食塩水の文章題
    ▶ 5.4. 速度の文章題 と 単位の変換


    ーーーーーー


    [連立方程式の基本]

    [前のページ]食塩水の文章題 【連立方程式】


    速さ、やってみるかー!
    ここがみんな嫌いなのは知ってます。

    基本の基本だけやってみよう。
    ポイントは「読みながら図を描いていく」ことです。


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    こんな問題。

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    はい、だめ!笑
    食塩水でも言ったけど、文章っていうだけで飛ばし読みしたでしょ。

    さらに「いったん全部読んでから」タイプの人もうまくいきません。
    2回目では(どうしても)飛ばしながら読んでしまうから。
    大切な情報を抜かしてしまうんです。

    だから「1回目から丁寧に、図を描きながら読む」のが大切です。
    (速さの問題は図が必須です)

    問題文をもういちど、打ってみます。

    午後4時です。
    5km先の家まで午後5時までに帰るように言われています。
    はじめは時速4kmで歩いていましたが、間に合わなそうになったので途中から時速6kmで早歩きしたら、ぴったりに着きました。
    歩いたのと早歩きしたのは、それぞれ何kmでしょう。

    これを、読みながら図にしていきます。できれば一緒にやってみてね。
    まずこれを描きます。

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    定規は使っちゃだめです。
    フリーハンドでパパパっと丁寧に描けるように。
    テストでも定規使えないことが多いしね。

    じゃあここから!

    午後4時です。

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    「4:00」と書きこみました。

    5km先の家まで

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    「5km」

    午後5時までに帰るように言われています。

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    「5:00」

    はじめは時速4kmで歩いていましたが、

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    「時速4km」

    「はじめは」と出たので、「区切り線」を入れました。

    間に合わなそうになったので途中から時速6kmで早歩きしたら、

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    「時速6km」

    ぴったりに着きました。

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    「1時間」

    歩いたのと早歩きしたのは、それぞれ何kmでしょう。

    ここは食塩水でもやった「聞かれたものに名前をつける」です。

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    「x km」「y km」

    「5km」と書いたほうに書いておきました。
    上側が「km」、下側が「時間」になってるよね。
    時速はたしても意味ないので、ちょっと変えて書いています。

    ここまで!
    ここまでが図の描き方です。
    こうやってひとつひとつやれば、そんなに難しくないよね。


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    連立方程式には、「2つの式」が必要です。
    さっきの完成図から、ひとつは分かるかな?

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    それは

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    だね!
    「km」と「km」をたしたら「km」になるはずです。

    でもあともうひとつの式はどうしよう?
    何をたし算したらいいんだろう。
    (食塩水も2つ目が難しかったね)

    時速4kmと時速6kmは、たしても意味がありません。
    (時速4km+時速6km=全体で時速10km)
    じゃあ、どうしたらいいんだろう?


    ーーーーーー


    ここで「みはじ」をやります。

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    「み=道のり(距離)」「は=速さ」「じ=時間」です。

    「はじき」とか色んな言い方があるけど、覚えてるやつでいいからね。
    覚えてない場合は今覚えよう。「みはじ」です。

    使い方は「求めるものを隠す」。

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    こんな感じで使えます。

    (「みはじ」は、ただのテクニックです。忘れたらできなくなるから、本当は進んで教えたくありません。ただ、得意じゃない人には「みはじ」はなかなか便利なのも確かなので、とりあえず使ってみてね)

    (覚えなくてもいい方法もあるから、知りたくなったら、先生や得意な友達に聞いてみてください)


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    もういっかいさっきの図を見てみよう。

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    ここから、

    ① 「km」は、たして式が作れた
    ②「時速」は、たしても仕方ない。

    というところまでわかりました。

    「みはじ」の「み(道のり)」と「は(速さ)」はもう使えない。
    じゃあ後は「じ」。「時間」しかないよね。

    時間を求めるなら、こうでした。

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    歩いていたときは「xkm」と「時速4km」

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    早歩きのときは「ykm」と「時速6km」

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    これをさっきの図に描き込もう。

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    図は、これで完成です。
    (完成すると、ちょっと目っぽくなります)
    上側に「km」、下側に「時間」が、ちゃんと見えるよね。

    時速は足せなかったけど、「時間」を求めるときに使いました。
    数学の文章題では基本的に、使わない条件は出てこないからね。


    ーーーーーー


    じゃあやっと立式(式を作ること)です!

    とその前に。
    「x」「y」と勝手に名前を付けたので、1番最初にその宣言をします。

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    ここはめんどくさいけど、必ずね。
    じゃあ立式!

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    わーめんどくさそー!って思わないでね。
    文章題は立式が一番めんどくさくて大変で大切なんです。
    もう一番めんどくさいところは終わったよ。

    分数の方程式は分数と小数の方程式でやってるからね。

    今回は解説を飛ばして、両辺に「12」をかけてきれいにします。

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    きれいになりました!
    あとは解くだけ!

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    文章題だから「x=2、y=3」じゃなくて、
    ちゃんと「歩いた距離 2km、早歩きの距離 3km」って書くんだったね。
    (「x」「y」は勝手に決めた名前だから、答えにならない)

    ふー!終わった!


    ーーーーーー


    ここで「単位変換」についてやります。
    「km」で答え出せって言われてるのに、
    与えられてるのが「m」だったりすることがあるもんね。

    じゃあまず「km」と「m」から。

    「k(キロ)」は「1000」という意味があります。
    だから1kmは1000mです。

    じゃあ1mは何kmだろう?
    こうやって並べて書けば難しくありません。

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    1000mを「1000分の1」でかけたら1m。
    だから1kmだって「1000分の1」倍すればいいね。

    つまり

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    となります。

    じゃあ「時間」と「分」なら?

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    つまり

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    と分かるわけです。
    (約分は後回しでいいからね!)

    単位変換が苦手は人はとても多い。
    でも

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    これを一回、手を動かして書いてみて。
    そしたら「理解」できて、いつだって思い出せるよ。
    暗記は忘れたらおしまい。だけど理解は、思い出せるし、強いです。

    もう「l」と「ml」や「m」と「cm」だってできるし、
    今なら、頑張れば「時間」と「秒」でも単位変換できるよ。
    やってみようか。

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    ということ。
    つまり1時間は3600秒ってことだね。

    これが単位変換でした。


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    速さの問題で一番大事なのは「文章を読みながら図を描く」こと。
    同じタイプの問題でいいから繰り返して、
    まずは図を描くコツを身に付けようね。
    そうすれば、他のタイプの問題にも立ち向かえるはず。

    たとえばさっきの問題の最後が

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    と言われていたとしたら。
    同じ図でも、少し変わってきます。

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    こうなるはずです(「時間側」だから「下側」だね)

    今回は「分」を聞かれてるけど、
    いったん「x時間」「y時間」と「時間」に合わせとくのがコツです。
    (文章が「時速」「時間」という単位で統一されているから)
    (「分速」「分」だったら「x分」「y分」としたはずです)

    みはじを使って「km」も出します。

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    後は解くだけだね。解説は後で載せます。


    ーーーーーー


    練習問題は、今やったふたつの問題と、もうひとつ用意しました。
    あえて教科書みたいじゃない文章にしてるから、落ちついてね。

    ひとつひとつ、読みながら図を描いていけば絶対に式が作れます。
    式が作れればもうこっちのもんだからね。単位変換も出てくるよ。

    でもさ、超嫌いだった速さの問題、ちょっとできるようになったね。
    よかった。


    [練習問題](答えは下です)

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    □一次関数(グラフ)もそろそろやろう

    ▶ 9.1. グラフの描き方、読み取り方(式↔グラフ)
     9.2. y=ax+bを求める(式の決定)
     9.3. 面積(x軸y軸)(長さの求め方)
     9.4. 動点


    □大事なポイント

     ☆数学が苦手な人のための割合(%計算)
     ☆早くてミスも減る約分
     ☆計算力をキープするための計算テスト


    □勉強できようサイト

    ▶ 全ページに飛べるもくじ


    [答え]

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