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食塩水の文章題 【連立方程式】


    □連立方程式

     5.1. 基本はこれだけ
     5.2. かっこや分数小数はもうできる
    ▶ 5.3. 食塩水の文章題
     5.4. 速度の文章題 と 単位の変換

    □関連ページ

    ▶ ★数学が苦手な人のための割合(パーセント計算)


    ーーーーーー


    このサイトのコンセプトは「平均点くらい取ろうよ」でした。
    点が低くて悩んでるなら、悩まないくらいの点なら取ろうよ。

    このコンセプトには「文章題」は合わないよね。
    文章題なんて解けなくても平均点なら取れるしね!

    だけど、できるんだもん。このくらい。
    あとやたら出てくるしね。テストもワークも。
    だから一番簡単に教えます。

    食塩水の問題は「難しめの問題」として認識されています。
    でも、「解き方を覚える」んじゃなくて「式の作り方を理解する」ことに集中すれば、食塩水の文章題はきっとできます。

    そこまで難しくはないけど、説明はちょっと長め。
    落ち着いて、ひとつひとつ見ていこうね。

    (連立方程式の基本計算(5.1. 基本はこれだけ)だけは練習してきてね!)


    ーーーーーー


    さっそく問題です。

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    はい、だめー!笑

    なんでかって、「今ちゃんと読まなかった」でしょ。
    苦手な人の特徴は、文章というだけで雰囲気負けするというところです。

    大丈夫。
    丁寧に、もっかい読んでみよう。

    8%の食塩水 と
    5%の食塩水 を 混ぜて

    7%の食塩水 を 作りたい。

    2つの食塩水(8%と5%) を
    それぞれ何グラム 混ぜる?

    という問題です。
    こういうふうに区切って読めば、さっきよりは難しくないでしょ?

    だから雰囲気に負けちゃだめです。
    ひとつひとつゆっくり理解すればいいだけ。


    ・・・


    さて。
    文章題を解くときに、一番にやること。
    それは「聞かれたものに名前をつける」ことです。

    今回、聞かれているものは何?

    8%の食塩水 と
    5%の食塩水 を 混ぜて

    7%の食塩水 を 作りたい。

    2つの食塩水(8%と5%) を
    それぞれ何グラム 混ぜる?

    聞かれてるのは「2つの食塩水(8%と5%)それぞれ何グラム?」です。だから、これらに名前を付けます。

     8%の食塩水 xグラム
     5%の食塩水 yグラム

    これで名前が付け終わりました。

    名前を付けるメリットのひとつが、「イメージしやすくなる」。

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    こんなふうに図も描けます。

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    別にこんなふうに描かなくても、図は軽く、わかりやすく、です。


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    さあいよいよ立式(りっしき)です。
    (立式=式を作ること)

    文章題は立式がほぼすべて。
    だって解くのはもうできるもんね。

    さっきの図をもう1回みてみようか。

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    ここから、何か式を思いつく?

    ・・・(待ちます)

    はい。
    1個は思いついたんじゃない?
    1つはこういう式です。

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    これ!

    xグラムとyグラムを合わせたら300グラム、という式です。
    当たり前だよね。混ぜてるんだから。
    この式はサッと作りたいです。

    でも、連立方程式は式が2つないと解けないんでした。
    あと1つ立式しなきゃ。

    と思って、こう式を作った人。

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    アウトです。
    「%」はたし算にできないんだ。
    (そもそも8+5=7じゃないもんね)

    やべえ。
    行きづまりました。
    食塩水がみんな苦手になるのは、この次の立式なんです。


    ーーーーーー


    っていうか%って何。
    っていうか食塩水って何!

    そこから考えてみます。

    食塩水、つまり塩水(しおみず)です。
    水に、食塩(家庭にある塩)を混ぜたやつです。

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    こういうこと。
    ここから、少しレベルが上がるからね。よく聞いて。

    じゃあ、食塩水の「%」って、何?

    答えられたかな。
    「%」は「食塩の濃度(濃さ)」を表しています。
    つまり、しょっぱさだ。
    食塩入れまくった方がしょっぱいよね。


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    ここでパーセントの話をサッとします。

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    こう分数で書くことができます。
    そして「割合はかけ算」というのも覚えておいてください。
    パーセントも割合のひとつです。

    さあ!
    ここに「5%の食塩水100g」を用意しました。
    (さっきの問題とは無関係です)

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    「食塩水100g=水と食塩を混ぜたら100gになった」
    ということです。
    じゃあ、食塩はどのくらい混ぜたんだろう?

    「割合はかけ算」なので、
    パーセントは分数にして、かけ算すれば、出てきます。

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    5g!
    これが5%の食塩水100gの中にある食塩の量だったんです。
    図にするとこう。

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    (ついでに水の量は95gだね。100ー5です)

    割合の計算、ちゃんとやりたかったらここでやってみてください。


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    これで、食塩の量が出せるようになったけど、あれ?
    なんでこんなことやってたんだっけ。

    もともと、立式を2つしたいと思ってたんです。
    ひとつめは、食塩水の量をたして「x+y=300」。
    でも、パーセントをたした「5+8=7」はだめでした。

    で今は、食塩水中の「食塩の量」の出し方を身につけました。

    ねえねえ。
    さっき食塩水の図を書いたけど

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    食塩水って元々「水+食塩」だよね・・。

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    この食塩の量だけに着目したら、式ってできないかな・・。

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    しかも、食塩の量ってさっき・・・
    「g」に「割合」をかけて・・・

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    あれ?あれ!
    これって式できちゃったんじゃない?

    連立のもうひとつの式、できたじゃん!


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    並べて書いてみます。

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    おー!
    できました!

    「なんかめんどくさそう・・」って思うのは間違いだよ。
    だって自分で式を作れたじゃん!
    自分で式を作れたっていうことは、忘れても思い出せるということ。
    ちょっとした応用くらいじゃ負けません。強いんです。

    だってね。
    食塩水の連立方程式の立式ってよく、

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    って書いてあるんだよ。
    ふざけんなよ!
    これは忘れたらおしまいです。
    さっきのとは、全然、質がちがう。

    だからこういう教え方は好きじゃないです。
    でも、教科書にも問題集にもとっても多いから気をつけて。

    暗記を無駄に増やして、勉強嫌いを増やすだけだと思ってます。
    でも、みんなは、これを「覚えなくても」もう解けそうだよね。


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    じゃあ改めて!

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    目標の「2つの立式」が完成しました。
    あとは勝手に名前を付けたので、1番最初にその宣言をします。
    ここはめんどくさいけど、必ずね。

    下の式には式変形が必要だね。
    だけど約分しないように!

    せっかく全部「100分の」なんだから。
    「×100」しちゃえば全部消えます。

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    こういう感じ!
    あとはいつもどおり解くだけです。もう安心。

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    おー。答え出ました!すごいよ!!
    あの食塩水の問題だよ?すごい!

    でも最後は「x=200、y=100」って書いちゃダメだからね。
    だって「x」も「y」も勝手につけた名前だから。

    「8%の食塩水200g、5%の食塩水100g」って書いたらおしまい。
    聞かれたものは「2つの食塩水(8%と5%)それぞれ何g?」だったもんね。


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    結構大変だったけど、あと2問だけ、立式だけやります。

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    いったん問題を解いとくと、さっきよりめんどくさく感じないよね。
    そういうもんなんです。最初はだいたいめんどくさい。

     って、あれ、水???

    って慌てない。やることはなんだったっけ?
    「聞かれたものに名前をつける」です。

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    つけました。
    ちょっと図を描いてみようか。

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    さっきと同じで、ひとつめの式はこう。

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    ふたつめの「食塩の量」の式はどうしようか。

    そのままやればいいんです。さっきのまま。
    水は「0%の食塩水」と思えばいいんです。

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    「100分の0」って結局「0」だけど、いいんです。
    「やり方は一定の方がいい」です。迷わないからね。

    このまま立式しちゃいます。

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    解くのは後で載せます。大事なのは「2つの立式」。


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    ラスト。
    勘がいい人は何をやるか分かるかな?

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    はい今度は食塩です。
    でもとりあえずやることがあったよね。

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    名前をつけました。
    じゃあ、食塩はどうすればいいのかな。
    食塩は「100%の食塩水」だと思えばいいよね。

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    ちゃんとしたやり方でやれば、「いつもと同じ」で出来るんです。
    解答はまた後でね。


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    「食塩水」と「水」と「食塩」を並べて図示してみます。

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    もう大丈夫だよね!


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    これで食塩水の問題はおわり。
    「立式を2つ」して「後はいつも通り」です。

    ちなみに今回はやってないけど

    「8%の食塩水に、5%の食塩水を100g混ぜて、7%の食塩水を作りたい。8%の食塩水と、7%の食塩水はそれぞれ何gになるか」

    みたいな問題も、同じ解き方で解けます。
    「聞かれたものに名前をつける」だけ。

    今回の演習問題は、このページに出てきた全問題です。
    こういう問題は、何問も解く必要はないから。
    少ない問題でしっかり理解して解くのがいいです。
    問題作るのがめんどうというのもあるけどね。

    文章題をたくさん練習したいなら、
    学校のワークで立式までを練習するといいです。
    文章題は立式でほぼ答えだからね。
    式だけ作って、そこだけ答え見て、合ってたらOKです。


    [練習問題](答えは下です)

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    □連立方程式

     5.1. 基本はこれだけ
     5.2. かっこや分数小数はもうできる
     5.3. 食塩水の文章題
    ▶次 5.4. 速度の文章題 と 単位の変換


    □一次関数(グラフ)もそろそろやろう

    ▶ 9.1. グラフの描き方、読み取り方(式↔グラフ)
     9.2. y=ax+bを求める(式の決定)
     9.3. 面積(x軸y軸)(長さの求め方)
     9.4. 動点


    □大事なポイント

     ☆数学が苦手な人のための割合(%計算)
     ☆早くてミスも減る約分
     ☆計算力をキープするための計算テスト


    □勉強できようサイト

    ▶ 全ページに飛べるもくじ


    [答え]

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