
勉強でいちばん大事なこと
1. テストの作られ方
2. 「できそう」を「できる」に
3. ワークの使い方と提出点
4. 本当の楽ってなに(ケアレスミスをなくす方法)
5. ノートと消しゴムの使い方
6. 完全に真似をする
7. このサイトは補助輪
8. どうせなら楽しんでやろう
勉強ができないんじゃなくて、
勉強の「しかた」がわからないだけ。
そういう持論を元に、
上の8ページで「点数のしくみ」から
「消しゴムの使い方」まで話してきました。
じゃあ、気合いが入って、
ここから勉強をがんばろう!と思ってるとします。
学校のテストでも、入試でも、資格試験でもいいよ。
その勉強で、
いちばん大事なことを教えます。
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勉強でいちばん大事なこと。
それは「実力」と「認識」を合わせることです。
勉強でいちばん大事なこと
→「実力と認識を合わせること」
「頑張る」とか
「時間をかける」とか
「良い先生やテキストを選ぶ」とかは、その次だ。
いちばん大事なのが「実力と認識を合わせること」。
今まで、苦手な生徒をたくさん見てきて、
もうこれだな。と思います。
決定版です。
・・・
実力と認識を合わせること。
それを「強調する」ってことは、
普通「ズレている」ということです。
ズレるとどうなるかの話をしていくね。
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①実力より認識が高い
➖️(認識)←高い
(実力)➖️
「実力より認識が高い」というのは、
簡単に言うと「負けを認められない」ということです。
できないって言えない。
わからないって言えない。
負けたって言えない。
そのプライドの高さは、必ず勉強の邪魔をします。
でもこれは、
パッと見で「プライドが高い人」じゃなくても、
ものすごく多いです。
外見や表情では分からないってこと。
体感では、6割くらいの人がこれです。
「昔はできてた」って言ったり。
「無駄に難しいテキスト」を選んだり。
・・・
簡単なチェックもあります。
正直に答えてね。
□ 質問をされたときに「あ、えーっとね」と、
自分でもわかってないと気づいてるのに、
考えてる感じを出してしまう
□ 何かを教えてもらったときに
「あー、それだ」「そうだった」と答えてしまう
(忘れてた、分からなかったと言えない)
□ 上の2つのチェック、
当てはまるってちょっと思ったのに、
当てはまってないって言い張ろうとしてる
こんなふうに、
プライドが高いかどうかは、
日常会話やちょっとしたシーンで出てくるものです。
いちばん怖いのは、
□ 質問をされたときに「あ、えーっとね」と、
考えてる感じを出していることに、自分では気づいていない
だ。
正直とても多いけどね。
このチェックは体感的なもので、科学的な根拠はありません。
だけど、個人的には悪くないチェックなんじゃないかなと思ってます。
こういうシーンは(特に勉強では)実際にとっても多いからね。
もっと正直に言えば、
「わからないって言えない人」に対して、
個人的には「頭いいなぁ」って思ったこともないかな。
・・・
冷静に考えればきっと分かるよ。
分かったふりをするような人が、
「自分の苦手なポイント」を見つめるのは、かなりむずい。
そして、
自分の弱点や実力を見ないふりをしてる人は、
勉強でも何でも、伸びるのに時間がかかりそうだよね。
(「見つめてるふりをしてる」人も、結局見てないのと同じだから注意だ)
勉強も、頑張ってるのも知ってる。
けど、実力に合わないことをずっとやってても、
伸びるのは遅くなるはずです。
そのテキストは、本当に今の力に合ってるの?
合わないテキストは、時間とやる気ばっかり奪っていくよ。
なんとか気をつけたい。
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②実力より認識が低い
(実力)➖️
➖️(認識)←低い
さっきの「実力より認識が高い」パターンが
「負けを認められない」んだったね。
じゃあ「実力より認識が低い」のは悪くないんじゃない?
そう思うかも知れないね。
確かにこのパターンは「謙虚(けんきょ)」とも言えます。
でも「実力より認識が低い」というのは、
「謙虚」を通り越して、
「自信がなさすぎる」「卑屈(ひくつ)」になる可能性が高いです。
・・・
例えばあなたが「野球の監督」だとします。
次のふたりのピッチャー、どう思うかな?
①大した球でもないのに「実力より認識が高い」ピッチャー
→「俺の球をくらえー!」なんて叫びながらボカボカ打たれる。
②すごい変化球を持ってるのに「実力より認識が低い」ピッチャー
→自信がなくて全然投げてくれない。
ね。
どっちもどっちでしょう。
「実力より認識が低い」と、
謙虚を通り越して「卑屈」「動けなくなる」みたいな状況になります。
そのタイプの人は、
出来てるのに、不安で何度も同じ問題ばかり解く。
もう他の問題やってもいいのに、安心するから同じことばかりする。
できる気がしないから、新しい問題に挑戦できない。
・・・
「謙虚」の「ちょうどいいところ」で止められる人なら、
そもそも「実力と認識は合わせられてる」はずです。
コントロールできるんだから。
コントロールできないから、
謙虚は簡単に「自信のなさ」「卑屈」へと進化します。
「実力より認識が高い」人よりは少ないけど、
この「実力より認識が低い」パターンの人は、体感では2、3割くらいです。
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③だから実力と認識を合わせよう
(実力)➖️ ➖️(認識)←合ってる
体感で、
「実力より認識が高い」人は6割くらい、
「実力より認識が低い」人は2、3割くらい。
つまり、
元から「実力と認識が合ってる」人は、
体感では2割にも満たないくらいです。
(ちなみに「割」とか「パーセント」が苦手な人はこのページやろう!)
・・・
勘違いしちゃいけないのは、
「実力と認識が合ってる」状態は、
「実力は低くても高くてもいい」ってこと。
(実力)➖️ ➖️(認識)←低いけど合ってる
(実力)➖️ ➖️(認識)←高いけど合ってる
実力が低いなら、
そこで認識を合わせること(=自分はできないと認めること)が、
勉強では大事です。
実力が高いなら、
そこで認識を合わせること(=これはできると思うこと)が、
やっぱり大事です。
・・・
日本人の風潮なのか、
自慢ってしちゃいけない雰囲気があるよね。
でも、「できると認識すること」は「自慢ではない」からね。
「自分は暗記のスピードだけは早い」
そんなふうに認識できてるなら全然いいんです。
(それが実力と合ってるならね)
それは「事実」であって「自慢」ではないからね。
「レジ対応だけはめちゃめちゃ得意」
「品出しは誰より早い」
そんなことが認識できれば、
自分は仕事で「どんな役回りが向いてるのか」とかも分かってきます。
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というより、
さっきのような「実力と認識が合ってない」状態だと、
自分には何ができるのか、
自分には何ができないのかが分かりません。
できないのに、分かるふりをしたり。
分かってるのに、自信がなくて分からないって言っちゃったり。
そういうことをしてると、
「できない」が「できる」に混じって、グチャグチャになります。

そうすると、
「できる」はずだったものも、全部、
あとかたもなくなって「0」になります。
・・・
実力と認識を合わせる。
=「できない」と「できる」を区別する。
=「わからない」「わかる」って言えるようにする。
それができる人は、
「できない」と「できる」が混じることはありません。

いくら勉強したって、
「できる」がグチャグチャになってる人が、
点数を取るのはむずかしいです。
だから「できる」が(小さくても)混じってないことが大事。
・・・
混ぜないためには?
「できる」と「できない」を混ぜないために
①「わからない」「わかる」って言えないと
=「わかるふり」「できないふり」が必ず発生する
=「できる」と「できない」は絶対に混じる→ ×
②「わからない」「わかる」って言えると
=「わかるふりをしない」「できないふりをしない」
=「できる」と「できない」が混ざらない→ ○
「できる」と「できない」が混ぜないためには、
「わからない」「わかる」って言えるようにする、ということ。
「できる」と「できない」が混じってないなら、
現時点での「できる」が(小さくても)守られてる、ということです。

・・・
一方で、

「できる」と「できない」が混じる。
これが勉強の天敵です。
何時間勉強したって、数日後にはほぼ0になってるはずです。
(だから勉強始めてテキストを何度も1からやってる人も多いよね)
・・・
だから「わからない」「わかる」って言えるようにする。
「実力と認識を合わせる」効果は、ここにあるんです。
ちょっとまとめ
やたらと勉強しても、
知識がこんがらがって、そのうち0になります。
だから今の「できる」を守りながら、
なるべく混乱しないようにしつつ、勉強を進めていくことが大事だよ。
そのために
「わかる」「わからない」が言えるようにしようね。
わかってるふり、できないふりは、勉強の天敵です。
・・・
4択問題があります。
次の4つのうちから正解を選べ。
① A ② B ③ C ④ D
このとき、
「A はなんか見たことある気がする」
「B はあのテキストに載ってたような」
「C は授業で言ってた気がする」
「D はこの前やったなあ」
の人、
つまり「できる」と「できない」がグチャグチャな人には、
結局どの選択肢も消せません。
でも、
「AとBは絶対に違う!!!!!」
と思えた人は、
少なくとも「CとDの2択」にできるよ。
正答率が上がりまくる。
現時点での「できない」はしょうがない。
けど、現時点での「できる」をちゃんと守ってあげること。
それが本当に大事です。
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「できる」が分かると「できない」が分かる。
「できない」が認められると「できる」と区別できる。
「短期暗記」は得意だけど「長期暗記」は苦手とか、
「関数」は理解してるけど「計算ミス」が多いとか。
「できる」と「できない」が分かると対策が打てます。
でも、「実力と認識が合ってない人」にはそれができない。
「間違えを認めるのがなんか嫌」という気持ちや、
「できるって言うの恥ずかしい」みたいな気持ちも分かるけど、
でもそれだと、余計な時間と労力がかかるよってことです。
どうせやるなら、
なるべく楽にやりたいじゃん。
だから
「できないことはできないって言う」
「できることはできるって言う」
とりあえずこれだけです。
・・・
もちろん、
自分の苦手に挑戦することも、時には必要です。
得意なことばかりしていくわけにはいかない。
でも、だとしても「苦手」って認識してるかどうかで、
挑戦方法はまったく変わっていくはずなんだ。
だからやっぱり、「実力と認識を合わせること」は必要なはずだよ。
・・・
(これは余談なのです)
なんとなく分かるかもしれないけど、
この「①実力より認識が高い」「②実力より認識が低い」というのは、
勉強だけじゃなく実生活にもかなり影響があります。
①負けを認められないから、ケンカが終わらなかったり。
できませんって言えないから、相談せず仕事で大失敗したり。
②一生懸命やってるのに、なんか自信がなくてつらかったり。
本当は意見があったのに、勇気がなくて言えなかったり。
だからね、
勉強のことだけじゃなくて、
「実力と認識を合わせること」には、
きっともっと効果があるって信じてます。
ごめんなさいとか、ありがとうって言うのは、負けじゃないからね。
できるって認めるのは、恥ずかしいことじゃないからね。
ということで、ちょっとした余談でした。
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ということで、
「勉強でいちばん大事なこと」でした。
「実力と認識を合わせること」
=「できるとできないを区別すること」
=「わかりますわかりませんを言えるようにすること」
です。
プライドっていうのは、マジで邪魔なんだけど、
めちゃくちゃ影響が強いし、なかなか取り除けないのも知ってます。
でも、
さっき「できるを守るために、できないを認める」っていう話もしたよね。

今持ってるものは、グチャグチャにしたくないんだ。
だから攻めの姿勢で、
「できないことはできないって言う」
「できることはできるって言う」
をやってしまおうね。
・・・
この「勉強のしかたのわからない人のためのサイト」も、
なんでめちゃくちゃ時間をかけてまで作ったのか。
それは、自分が
「勉強を苦手な人に教えるのは誰よりうまいっぽい」
って気づいていたからです。
実は小3のときから気づいてた。
頑張って作ったら、
少なからず現時点で、助かりましたっていう人もいるみたい。
もし自分が照れて、気のせいだと思ってたら、このサイトは絶対に生まれませんでした。
・・・
自分ができないと認めたりするのは、
決して簡単なことじゃないはず。
でも、なんでも、できないって認めることが第一歩なんだ。
本当にそこからなんだ。
これを読んだ人が、
自分なりに頑張れたり、少し楽になったり、
あるいは「できる」って信じて何かを生み出してたら。
(それはモノじゃなくて、他の人の笑顔とかでも)
とっても、超うれしいです。
■全部のページにいける「もくじ」
■数学
100マス計算と必要性
方程式(移項)
方程式(圧倒的に計算ミスが多いところ)
■英語
読めないでやってない?(読めないとむずいよ)
めんどくさい音読をやる理由
書きは後回し
中学英語と高校英語の違い
オススメのテキスト