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変化の割合 【二次関数 y=ax²】


    □二次関数 y=ax²


     10.1. グラフの描き方(式→グラフ)
     10.2. 式の決定、グラフの読み取り(グラフ→式)
    ▶ 10.3. 変化の割合
     10.4. 変域
     10.5. 面積
     10.6. 動点


    ーーーーーー


    二次関数の基本は上の2つでおしまいです。
    意外と少ないよね。分からないときは膨大に思えてしまうものです。

    そして今回は変化の割合。
    変化の割合ってなんなんだっていう説明は後でします。
    とりあえず求められるようにしちゃうよ!


    ーーーーーー


    【変化の割合】


    一次関数でこういう説明があったの、覚えてるかな。

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    「a」の説明を読んでね。

    一次関数の「a」は、

    「直線の傾き」で、
    「変化の割合」で、
    「xの増加量 分の yの増加量」でした。

    たとえば一次関数「y=-3x+6」の変化の割合は、
    傾きaを答えるだけ。答えは「-3」でした。

    だけどaが変化の割合なのは一次関数だけです。
    二次関数の「y=ax²」のaには、まったく関係ない。

    ただ上の説明で、いつも使えるのもあります。

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    ここ!

    「変化の割合」は「xの増加量 分の yの増加量」です。
    この式は二次関数でもどこでも使えます。
    (一次関数がたまたま、この式とaが同じだっただけ)

    上と下の、どっちがxでどっちがyかは、
    一次関数のグラフの描き方が頭に入ってれば覚えられます。


    「横に2、縦に3」とか、
    「2行って、3上がる」とかやったもんね。そのままです。


    とにかくこの「変化の割合」=「xの増加量 分の yの増加量」
    これは覚えるしかない。
    暗記といったら、連呼(れんこ)だったね。
    声に出して読みまくる。これしかないです。

    変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量、変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量、変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量、変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量、変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量、変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量、変化の割合 = xの増加量 分の yの増加量・・

    何回も読んだら覚えないほうが難しい。
    覚えたら次行きましょ。


    ーーーーーー


    【そもそも増加量って?】


    もうひとつだけ知識つけておきます。
    「増加量」についてです。

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    この式の「増加量」って、分かる?

    「増加量」っていうのは
    「どこからどこまで増えたか」っていうこと。
    去年の150cmの身長が、今年157cmになってたら、
    どのくらい増えてる?ってこと(増加量は7cm)

    この「どこからどこまで」という考え方は
    「長さ」とか「距離」とかと一緒です。

    150cmから157cmは暗算でできるけど、
    じゃあaからbならどうする‥?

    そういう解説を一次関数の面積問題のページで入れてました。
    簡単に載せるね。

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    この「さいご-さいしょ」は、
    「長さ」でも「キョリ」でも「増加量」でも使えるよ、
    ということです。

    さあ。これで問題に行けるよ。


    ーーーーーー


    【変化の割合の問題】


    さあ!
    とりあえず実践しながら変化の割合を身につけようね。

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    こんな問題。

    とりあえず「変化の割合」の問題なんで、こうします。

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    変化の割合って「a」とか「b」みたいな文字がないんだ。
    だから言葉をこうやって( )で囲んで書いとけばいいです。
    (たぶん)

    そしたらこの式

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    だったね。

    問題文の「xの値が1から4まで増加」を使って、
    「増加量」を出します。

    「1から」「4まで」だから
    さいしょが「1」さいごが「4」です。
    だから「さいご-さいしょ」は「4-1」です。

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    計算しないで書いてください。

    分数の上も、増加量(さいご-さいしょ)だよね。
    だから「-」だけ先に書いてください。

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    ここからがポイント。

    そういえば問題文の「y=2x²」を使ってないよね。
    そんなことはあり得ないはず。
    ここで使います。

    手書きで説明するね。

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    こういうふうに、
    下に書いた「さいご-さいしょ」を、
    それぞれ「y=2x²」に代入して、同じように書いてください。

    x=4を代入してy=2×4²で「y=32」。
    x=1を代入してy=2×1²で「y=2」。

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    こういうふうに代入します。
    だから計算しないで「4-1」って書いといたんだね。

    じゃあ後は計算!

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    こうです。
    単位はなくていいです。


    ーーーーーー


    【変化の割合の問題②】


    練習でもう1問やってみます。

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    似てる問題だね。
    まずはこう書きます。

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    最初に「-」は、上下どちらにも書き込んどいてください。
    (さっきは初めての説明だから省いたの)

    そしたら問題文の「xの値が-3から-2まで」。
    -3が「さいしょ」、-2が「さいご」です。
    「さいご-さいしょ」だったよね。書き込みます。

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    マイナスなので( )して書き込んでください。
    このマイナスがゴチャゴチャの原因なんだ。
    だからさっき、最初に「-」って書いといたのでした。

    そしたら次は分子(yの増加量)だね。
    それぞれ「y=2x²」に代入します。

    x=-2を代入してy=2×(-2)²で「y=8」。
    x=-3を代入してy=2×(-3)²で「y=18」。

    これを書き込みます。

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    じゃあ計算です。

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    これで答えね!


    ーーーーーー


    【xの増加量とyの増加量の出し方】


    ちなみに今の答えの、約分する前のこの部分。

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    ここで、「xの増加量」と「yの増加量」が分かります。

    だから「xの増加量」「yの増加量」「変化の割合」を
    「ぜんぶ求めろ」って言われたら、
    変化の割合だけ求めれば、なんとかなるからね。


    ーーーーーー


    【変化の割合(aの値)】


    次。

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    難しそう?
    見た目だけでやられちゃだめだからね。
    このサイトで突然できない問題は出さないからね。

    見た目が難しそうな問題に出くわしたら。
    やることは2つだけ。

     ① ていねいに読む
     ② とにかく手を動かす

    見た目が難しいとだいたい、
    「えー難しそうと飛ばして読む」「手が動かない」
    になりがちです。
    だから上の2つは、当たり前だけどとっても大事。

    ていねいに読んで、
    とにかくできるところから手を動かすのみ!

     「y=ax²」で
     「xの値が2から4まで」の変化の割合

    これって、文字「a」が入ってる以外は、さっきと同じだ。
    じゃあ、とりあえずやってみようよ!

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    ここから

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    こうだね。
    (y=ax²に「x=4」と「x=2」を代入してます)

    とりあえず解きましょう。

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    はい解きました!ここまでは出来たね。

    変化の割合に、なぜか文字aが入ってる。
    そしたら問題文の

     変化の割合が-3

    を使おうよ。

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    ね。
    そしたら「6a=-3」っていう方程式が出てきたでしょ。
    じゃあ解くだけ。

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    これで答えです。
    (方程式が分からなかったら必ずここをやること)

    見た目が難しそうでも、

     ① ていねいに読む
     ② とにかく手を動かす

    これだけで、意外となんとかなったね。


    ーーーーーー


    【変化の割合の説明】


    ていうか変化の割合ってなんだ!
    軽く説明します(飛ばしてもいいです)

    「変化の割合」って
    「どのくらい変化するの?」ってことなの。

    ちょっと比べてみます。

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    これと

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    これ。

    どちらもx(横方向)に「2」増えています。
    (「2から4」と「4から6」)

    どっちも横に「2」増えてんのに、
    1枚目の方は「上に6」で、
    2枚目の方は「上に10」。

    実際に変化の割合出してみようね。
    xが「2から4」は、

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    xが「4から6」は、

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    こうなります。さっきより大きい。

    「2から4」より「4から6」の方が
    「増える力がありますよ」っていうのが、
    変化の割合を出すと分かるんだね。

    (曲線だから、
     場所によって「変化する力」が違うということです)

    こういうジェットコースターがあるとして、

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    降り始めのところと、
    降りてるところは、
    「変化の割合」全然違うよね!ってこと。


    [降り始め]

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    [降りてる途中]

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    同じだけ横に進んでるのに、降りてる量が全然違う。

    同じ条件で、
    「どのくらい変化するのかの違い」を出せるのが
    変化の割合だったんです(簡単に言うとね!)

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    こういうときはもちろんマイナスになるからね。
    (y(縦)の増加量がマイナスだから)


    ーーーーーー


    【余談】


    二次関数の変化の割合は
    「a(x₂-x₁)」
    って教わった人もいるかもしれない。

    公式があるほうが、さっきまでのより簡単そうだよね。

    でもどうして教えなかったのか。
    よかったら考えてみてください。
    もくじにある「本当の楽ってなに」のページがヒントです。

    変化の割合の式に、
    さいしょを「x₁」さいごを「x₂」として、
    y=ax²を使って入れてみたら、気付けるかもしれません。

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    ーーーーーー


    ということで変化の割合はここまで。
    なんとなく難しそうだったけど、でもなんとかなったね!

    練習問題、やっつけといてね。
    2問だけだけど、よーく考えてクリアしてください。
    そんで何回か解けばもう大丈夫です。


    [練習問題]答えは下

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    □二次関数 y=ax²


     10.1. グラフの描き方(式→グラフ)
     10.2. 式の決定、グラフの読み取り(グラフ→式)
     10.3. 変化の割合
    ▶次 10.4. 変域
     10.5. 面積
     10.6. 動点


    □大事なポイント

     ☆数学が苦手な人のための割合(%計算)
     ☆早くてミスも減る約分
     ☆計算力をキープするための計算テスト


    □勉強できようサイト

    ▶ 全ページに飛べるもくじ


    [答え]

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