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フェロモン感知課長ヒミコ「貎女、銙っおたすよ」第話『恋に溺れお、泣く、股女』①

    【あらすじ】
    私には、人の“銙り”が芋える。匂いではない。フェロモンだ。
    日野未子、通称ヒミコ。32歳。
    英䌚話スクヌルの゚リアマネヌゞャヌ゚リア統括課長。
    管理職ずしお瀟員の指導やフォロヌにあたり、時にぱリアを超えおトラブル凊理もする瀟内䟿利屋ポゞション。

    フェロモン、それは異性を惑わす劖艶な銙り。
    女が無意識に噎出させるその銙りを、私は感知するこずができる。
    私にずっおは䜕のメリットもない特技だが、女たちは必ずず蚀っおいい皋、トラブルを起こす。巻き蟌たれないように避けおいるのに、なぜかその埌始末をする矜目に。

    フェロモン感知しおただけなのに、い぀のたにか私は、芳察者から圓事者ぞ。気が付くず組織の心臓郚ぞ入り蟌んでいた。
    そんな私の、嵐の物語。

    私、日野 未子ひの みこ32歳。
    英䌚話教宀の゚リアマネヌゞャヌに今幎から抜擢された。

    あだ名はどこに行っおも、「ヒミコ」。

    こんな名前だからしゃヌなしずしお、もう䞀぀どこに行っおも蚀われるこずは”女傑”。オラオラしおるからかな、倧食いだからかな、蚀葉遣いが荒っぜいから、短気だからどれも圓おはたるけど、”仕切りたがり”これが䞀番効いおるかな。そんな私に、誰も知らない、もう䞀぀の特技があっお。

    フェロモン感知機。

    どういうこずかっお䞀蚀で蚀っおいい

    敵に回すかもしんないけど、わかりやすい蚀葉で蚀うよ。


    ”盛った女を芋分けられる”っおこず。


    これ、私が男だったら倚少のメリットはあったんだろうけど、同性ずしおは「やばい」の䞀蚀だよね。嫉劬いや、しないだろ。危険すぎるからね。倉なこずに巻き蟌たれおも困るじゃん。

    その”倉なこず”に、圌女たちは十䞭八九巻き蟌たれおいった。

    私が感知した、”フェロモン女”たち。以䞋「フェロ女」

    きっず男たちもそのフェロモンを嗅ぎ぀けおいるはず。悪い奎は、真っ先にこういうのをタヌゲットにするし、チャラい奎は、ここぞずばかりにフェロ女たちの釣堎になる。

    そういう界隈がある皋床存圚するのは良いずしお、私が蚀いたいのは 。


    私を巻き蟌むな


    ずいうこず。

    そんな私の、感知蚘録。
     だったはずなのにね。

    い぀の間にか、私は䌚瀟の心臓に刃物を突き付けおいたんだ。

    それはもっず埌のお話。


    恋に溺れお、泣く、股女

    人事郚長の「関 雄介せき ゆうすけ」歳が、私の管蜄のスクヌルに突然の来蚪。

    関「ヒミコ、これ芋おみ」

    ニダニダしながら、サプラむズでもあるかのように、関が私に差し出しおきたのは枚の履歎曞。

    それを芋お、関がなぜそんな態床でこれをもっおきたのかはすぐ察知できた。

    ヒミコ「たじっすかこれ、田村さんですよね」

    関「そうなんだよ。じ぀はさ、田村が仕事蟞めたがっおるっお聞いおさ『じゃ、うちに来れば』っお俺が誘ったんだよね」

    はいはい 。

    田村は、圌女が倧孊生の時にうちのスクヌルに通っおいた生埒で、その時は関がただ゚リアマネヌゞャヌで、私はスクヌル長だった。

    掟手さはないけど、明るくおい぀も笑顔の田村。ちょっず倩然なずころもあっお、私もかわいがっおいた生埒で仲が良かった。

    圌女は、関のお気に入りでもあっお、しょっちゅうスクヌルの垰りに車で送っおあげおたな。あの頃はただ生埒数も倚くなかったから、生埒ずの距離感かなり近かったよね。もちろん、ただ送っおあげおいただけだずは思うけど。関は送り屋で、ほかの生埒も乗り合いで次々送っおいくこずもあったし、田村䞀人、ずか、ほかにも䞀人で送られおる女の子いたな。䞀人で送られおる男の子もいたけど。そこが関のうたいずころずいうか、抜け目ないずころずいうか。

      。た、真実には興味ない。

    そういう経緯もあっお、関がほくほくした顔で履歎曞もっおくるわけだ。

    関「採甚になったら、ヒミコの䞋に぀けおいい」

    ヒミコ「もちろん、断る理由がありたせん」

    こうしお、圌女が卒業しお数幎ではあるが、たさかの仕事仲間になったっおわけ。

    少し気になるのは、仲が良いこずが仕事䞊やりにくくならないずいいな、ずいうこず。䞊叞である私次第なんだけど、女の子盞手だず、匷くでられないんだよなぁ 。

    そしお、期埅ず䞍安を抱えたたた、田村の採甚が決たった。

    ちょうど、途䞭退瀟が出おスクヌル長が抜けるずころに、田村が配眮されるこずになった。入瀟しおすぐスクヌル長ずいうのは、異䟋の抜擢で、人手䞍足ずいうのもあるけど、卒業生ずいうこずず、関のお気に入りずいうコネの力は十分に働いおいた。

    田村は、匕継ぎず研修もかねお、退職予定の歳男性瀟員、峰本みねもずず䞀緒に働くこずになった。そしおそこに、教育係ずしお私が入る。私の管蜄の゚リアではなかったが、゚リアの仕事倖で、こういうレスキュヌ隊みたいな仕事も私の圹割。いわゆる「䟿利屋」ポゞションだった。

    峰本は寡黙な男で、同じ゚リアで働くこずがなかったのもあり、私はあたり亀流がなく、いざ退職するずいうこの䞀か月で初めお、こい぀の人ずなりを知った。

    田村が䌑憩に出お、受付に二人きりなった途端、よく芋るず韓流スタヌのような顔立ちの峰本が、熱い芖線を私に向けおいる。

    「きれいですね」

    「は」

    これは眠に違いない。ハニヌトラップかよ。りザいな。
    峰本は甘ったるい顔を私に向けお蚀う。

    「時蚈、グッチですか」

      。ひえヌヌヌヌヌ恥ずかしヌヌヌヌヌ即返事しなくお良かったよ、ほんず。時蚈ね。私の腕時蚈のこずね。

    「孊生時代に背䌞びしお買ったや぀ね長持ちするでしょ」

    しかし、腕時蚈が綺麗だっおほめられたこずは初めおだな。

    「今床、僕も新しく時蚈買おうず思っおいるんです。お勧めありたすか」

    私が「うん 」ず考え悩んでいるず、峰本が爆匟萜ずしおきた。


    「今床䞀緒に遞んでくれたせんか」


    はぁぁぁぁやっぱりハニトラかよ

    「いやいやいや、週末は予定぀たっおるんで」

    「付き合っおる方がいるんですね」

    「はぁ、たぁ 」

    もう幎も付き合っおいおマンネリだけど圌氏はいる。
    いやいや、そういう話じゃのヌおこの男、䜕者

    動揺しおいるず、田村が䌑憩から垰っおきた。
    峰本は䜕事もなかったような呑気な態床。

    「田村さんが研修を無事に終えたら、打ち䞊げしたしょう」

    喜ぶ田村。倉な気持ちになる私。ひょうひょうずしおいる峰本。

    田村の研修が終わり、峰本が退職する日たであず週間だった。

    田村、かぐわし。

    この、峰本の「打ち䞊げたしょう」の翌日から、異倉が起きた。

    田村のメむクが濃くなっおいる。髪型も今たでは埌ろにひっ぀め、おばさん瞛りだったのが、埌ろでハヌフアップ、毛先を巻いおきおいる。

    仕事に慣れおきたから、身だしなみにも䜙裕ができた。

     っおかんじじゃねヌのよな。

    そう。

    感知したした。

    あの独特のフェロモンの銙りを。

    倖芋が倉わったからずかじゃない、私の感知はどこに反応するかずいうず、実際ににおいがするずかでもなく、しいお蚀うなら、


    オヌラだ。


    毛穎から湯気のように挂い、女の身に纏わり぀く゚ロスのオヌラ。



    田村「峰本さん、これなんですけどぉ」

    仕事の質問も、峰本に積極的に聞く田村。

    匕継ぎだからね、普通のこずなんだけど、声のトヌンがよ、あめぇなぁ。

    そしお぀いに、打ち䞊げ兌、峰本の送別䌚。

    普通の飲み䌚の぀もりだったが、適圓にお疲れ様的な䌚話を亀わしたあず、田村が甘ったるい声で恋バナを始める。

    田村「聞いおくださぁい。今、圌氏ず別れるか悩んでお 」

    ヒミコ「うんうん。どうしお悩むの」

    田村「なんか、マンネリしちゃっお、もう友達みたいなんですよ」

    よくあるな。うちもそうだし。

    ヒミコ「田村さんはただ若いから、この先結婚ずか考えおるならさ、時間無駄にしない方がいいよ」

    田村「ですよね。」

    なぜか少し沈黙する田村。

    田村「実は 、奜きな人がいお」

    ヒミコ「お、おぅ。それもありがちだなそっちにシフトでいいじゃん」

    田村「じ぀はもう、付き合っおお♡」

    ビヌル吹くかず思ったわ。たぁ、いるよ、こういう子、いるいる。これくらいじゃ驚かんわ。おゆうか、峰本はどうでも良かったんかい。

    田村「でも圌にも圌女がいるんですよぉ。別れおずか怖くお蚀えなくお」

    う 。うん、これも、たぁ、なくはない。あるある。

    私は「そう」ず盞槌う぀ばかりで、峰本はフリヌズしおるけど、目が茝いおいる。俺もワンチャンずか思っおいるのが䞞芋えだ。このあず、二人で消えるかもな。

    ヒミコ「そっかぁ。どっちもどっちね。いっそ、新しく別を探すのありかもよ」

    田村「やっぱりそうですよねぇ 。もう䞍幞感しかないずいうかぁ。私、愛がないず生きおいけないんです䞍幞䜓質なんですよ」

    ヒミコ「そっか、そっか。たぁじゃあ、ふたりずもキヌプで、新しい人珟れたら、その時は䞀人に絞りな䞍幞䜓質は、耇数のセカンドになっおいる可胜性があるからかもよ」

    田村「なるほどヌヌそうしたすぅ」

    田村は私のアドバむスにすごく玍埗したような様子で、さらに赀裞裞に話す。

    田村「私、最倧股しおたんですよ」

    今床はほんずにビヌル吹いた。峰本もさすがに咳き蟌んだ。

    田村っお、芋た目おずなしい系、小動物系だけど、めちゃくちゃ肉食じゃん倩然は歊噚だったのかよ

    田村「そのずきも、セカンドだったんですねぇ、きっず」

    田村の遠い目で、私の蚘憶は止たった。そのあずのこずはあたり芚えおいない。適圓に飲み䌚を切り䞊げお、私は明日から、どんな顔しお田村ず仕事すればよいんだか。

    峰本ず田村が二人で消えたかどうかも確認はしおいないけど、もはやどうでもよかった。股に比べれば 。

    新しい男、溺れた先に事件あり

    田村に新しい男ができた。二股の二人ずはきっぱり別れたずのこず。毎日䌑憩のたびにのろけ話がでおくる。

    田村から挂うフェロモンも日に日に匷くなっおいた。

    おかしいな。圌氏できお萜ち着けば、幞せフェロモンは出るけど、゚ロスを䌎うフェロモンはあたり匷くでないはずなのだが。

    田村のフェロモンは、肌荒れを起こすほど、匷く圌女の䜕かを蝕んでいた。ただの生掻の乱れだずは思うが、倉な艶はあるけど、肌が䞍健康に芋える。

    田村のプラむベヌトたで知らない男瀟員たちは、次第に田村に関心を持぀ようになり、暇さえあれば田村の話題ばかりだ。ランチに誘うや぀もいれば、デヌトに誘うや぀も出おきた。

    でもたぁ、可愛い女性瀟員がいればこれも自然の流れで。䌚瀟が掻気あふれるのは良い良い。トラブルだけは起こすなよっず。

    そう思ったのも぀かの間。

    私は、瀟のお局「埡前様」に呌び出される。圌女は女性圹員の「埌藀善江ごずう よしえ」歳。関ず高校の同玚生らしい。それはさおおき、名前の挢字の嚁圧感もすごいし、苗字ず名前の挢字の頭文字をずっお音読みしたずころに「埡前様」ずいうあだ名が裏で出回る。本人は圓然知らない。

    埡前様が切り出す。

    「ヒミコ。田村が峰本ず付き合っおるっお知っおる」

    そうきたか 。

    「いえ、初耳です。峰本が圚籍䞭はそのような玠振りはたったくありたせんでしたし、圓時、田村さんはお付き合いされおいる方が瀟倖にいたしたし」

    ずにかく保身。巻き蟌たれたくない。

    「なるほどね。関がさ、前に田村ず飲みに行ったらしくお、その時に蚀っおたんだっおさ」

    埡前様は盞圓むラむラしおいる。私は埡前様が䜕に察しお怒っおいるのか察した。

    「すぐ田村のシステムのアカりントを削陀したす」

    「さすがヒミコ。それは関にもうやらせたから、田村呌んで。ヒミコも知らなかったっおこずね」

    やべヌよ、やべヌよ。知らぬが仏だったけど、そのリスク考えたら、田村ののろけなんお聞いおる堎合じゃなかった。

    峰本はうちをやめた埌、すぐ保険䌚瀟ぞ入瀟しおいた。すでに内定をもらっおいたのだ。

    これから取る田村の蚌蚀から、どうか、たずい話がでたせんように 。

    田村が本瀟の応接宀に到着するたで、倉な汗が出おきた。


    次の話に぀づく。


    【他のお話】

    #創䜜倧賞2026 #゚ンタメ原䜜郚門 #ドラマ脚本 #成人挫画




     
     
    youtube挫画動画の挫画起こしを5幎ほどしおいたした。 AI生成むラスト研究䞭。 挫画配信しおいきたいずころですが、 なかなか制䜜時間がないので、 小説やプロットで配信したり、 時にむラストでコラム描いたりしたす♪

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