
「歩行分析とアニメの最小単位5コマ」歩くを描く。やってみて分かったこと。素体50体、7時間半かけて描いて、僅か10数秒のアニメーションを楽しむ。
やってみないと分からない
今回はラフにも至ってない素体ですが
完成を待っていては、
いつ記事にできるかわからない
ので、ここまでで
学んだこと
気付いたこと
をまとめておきます
はじめに
ボカロ曲にあうようなちょっとした
動く絵
に憧れ、絵を描き出し2年半ちょいハロです
アニメを見るのもですが、
ちょっとした動く絵ほどのアニメ
を作ってみて創るのにも沼りそう
やってみないとわからない
なら、やってみよう
ということで、
やってみて分かったこと
やってみて感じたこと
を記事にしてみる
アニメって
パラパラアニメ
なら簡単と思ってたんだけど
ただ、そこそこ動かそうとすると
いったい何枚描くの?!
なんてことになるので大変
素体
描くだけで精一杯でした
アニメーターの方々が、線の少ない
シンプルな表現で立体感を出す
のが上手い理由が分かった気がします
描く線は少なければ少ないほどいい
歩くを描く
歩くを描くの簡単な順に
横 → 斜 → 前
と描いて、カメラを回してつなげました

横→斜→前
カメラはフォロー(人物追従)
こんなのでも、今回使った絵は
50枚!!!
7時間半、一日ずっと描いてました
こんだけ描いて、パラパラアニメ的な
数10秒
なんだよね
アニメ作るのにって
ほんと大変
なのだなと、感じました
実際は、歩く絵の描き方を
アニメ私塾さん
とか研究して写経したので
倍
は、描いてたかも
横の手足の振り原則は
振り子運動
らしいけど、硬い感じなるから
しなり感
入れるといいかも?
そのまま、手足を振り子運動して描くと
地面に足がめり込む
ので、実際は身体全体が
上下しつつ振り子運動
するので難しい
手足の動きのつけ根は、肩や腰なんだけど
肩や腰自体も前後に動く
のがポイント
調べて観察してみると身体の捻りに加えて
胸鎖関節(鎖骨と鎖骨の間)
仙腸関節(尻歩き)
から動いてるようで、
腕のハマってる肩甲骨の関節窩
脚のハマってる骨盤の 寛骨臼
自体が拳一個分くらい動くようです
描けるかどうかは別として
意識すると
柔らかく表現できた気がする
荷重をかけると膝の軸
大腿と下腿の軸がズレる
らしく、倒立でいうところの
肩が入った状態
(上腕と前腕軸がズレる)
に近いのでは?と
スクリューホームムーブメント
大腿と下腿のズレについて調べたところ、
膝を最大伸展時
大腿骨に対し下腿が約10°外旋
※人により、先に接地し下腿が固定
→大腿が内旋
して荷重に備え、凸骨が凹骨にはまってロック
ネジ締め?
するので、ズレて見えるのかなと
同じようなものは、体中でみられ
クローズドパックポジション
というそうで、スクリューホームムーブメントは
そのうちの一種
といこと
クローズド(ルーズ)パックポジション
関節包や靭帯が最も緊張し、
関節面同士が最も密着して安定性が最大
になる肢位
この位置では関節の「あそび」がほぼなくなり、
荷重に強い反面、可動性が低下
するとのこと
なんか真空パックみたい
対義語は、関節が緩み
可動性が高い
ルーズパックポジション
調べると、
どこを何度とか、最大伸展・屈曲
とか出てくるルーズパックポジション全部すると
赤ちゃんのポーズ
になりそう
両パックポジションって
緩急表現の使い分け
に良さげ
歩きは省エネの動作
ゆらゆら、ぶらぶら
歩きは、省エネの動きなので、
脚をあげ過ぎず地面スレスレがコツ
なんだけど、スレスレに足首の返しがないと、
僅な段差に蹴つまずく
ので、踵着地になるよう
着地の直前につま先あげる動き
を描くといい感じ

前を歩いてるって描くのは、めっちゃ難しい
前後感を大小差
倒立振り子の上下動
なんかを、観察して描いてみた
倒立振り子モデル
歩行のモデルの1つ
足首を支点、腰を重りと考えたら
逆さまの振り子
の動きで表され
歩くと腰が上下する様子
を考えやすいかも

片足だけで支えてる状態
脚を中心寄りに
しっかり荷重
を意識してみた
片足支持時の姿勢について調べていたら
術後と正常歩行の違いが分かる図
を見つけ、歩行のインスピレーションを得ました
※趣旨とは違うかもだけど
青森県立保健大学 健康科学部
理学療法学科の図より ↓

斜めは、
横と前を描いた後に描いたらそれっぽい
の描けたように感じた
流行りの100体クロッキーとか、やるなら
連続するポーズ
を描いくと、アニメつくるといいかも
モチベアップにつながるかも
描いているうちに、素体精度も微増⤴
しかし、素体とは言え自分で描いた絵が動くと
達成感、ぱねぇ~
ので、オススメ
歩行について、自分なりの解釈
倒立歩行モデルについての過去記事
ここからは、歩行について過去記事の
予備知識
ある想定で記事を進めようかなと
①片足支持脚の倒立振り子
下肢機能軸(MA)
(絵描き的に脚の中心軸と考えて良さげ)
地面に対して、約3°とのこと
重心を支持脚の支持基底面上
に乗せ、片足で支持する
②尻歩きの骨盤の動きで初動
股関節外転筋による作用で骨盤の遊脚側
(支持脚と反対側)
を数センチ引き上げ安定させる
腸腰筋による作用も加えて、骨盤遊脚側を
斜め上方
なのかも
骨盤の動きは、尻歩きと同じと考えるとしっくり
③遊脚の二重振り子運動
引き上げられた振り子は、力を入れずとも
骨盤の寛骨臼を支点
位置エネルギーでスイング
するように、するのが原則
原則だけだと固い絵になるので
つま先立ち分、足首があがり
その分膝を先行させて、しなやかに
二重振り子を意識
して描くと自然な感じ
④遊脚は膝先行
身体を強く前傾させ
倒れないように遊脚を前へスイング
腸腰筋主体?
する要素が強いのか、
蹴る力で遊脚を前へ押し出す
要素が強いのかは個人差が大きそう

振り子は、理論上、運動エネルギーが全て
位置エネルギーに変換された
運動エネルギー0 = 一瞬止まる
はずなのですが、観察してみると
歩行では止まる気配すらない
気がします
ひょっとして
円軌道で歩行に必要な力
の向きに変えている?
止まらないからこそ、効率が良いのだろうか
振り子のつけ根が、
尻歩きの円軌道
なのが、ポイントかも?
歩行分析とアニメの最小単位5コマ
一般的な方の歩行は
片足支持率80%(左40%、右40%)
両足支持率20%(10%×2)
だそう
だから、アニメの歩き表現は、片側
最小単位5コマ
構成なのでは?
両脚支持の長さを
キャラ設定に合わせ変えると個性
両脚支持長 → 足不自由、運動音痴
両脚支持短 → 元気、テンション高
とか出すのに良さそう

後述、アニメ私塾さんや理学療法士さん
などを参照・独学して描き起こしたもの
歩行のロッカー機能(オリキャライラスト付)
足が、かかと→足首→つま先の順で
地面を転がるように接地
し、効率的に体重移動と前方推進力を生み出す
揺り椅子(ロッキングチェア)
のようなメカニズム
この機能は、3つの役割
衝撃吸収・安定性・推進力
で、エネルギー効率の高い歩行に不可欠な機能
だそうです
①ヒールロッカー(両脚支持期~足底接地)
かかと接地時(踵骨)を軸に
回転し、衝撃を吸収
しながらスムーズに接地する
トラス機構(足裏のアーチ)
踵、母指球、小指付根の三角形
内・外縦アーチ、横アーチ
で衝撃吸収するので
足裏を曲線的
に柔らかく表現したら良さげ
②アンクルロッカー(片足支持初期~中期)
全足底接地から、足関節を軸に
下腿(すね)を前方へ移動
させ、重心を安定させる
片足に全体重がのるので
足裏を潰す
表現が良さげ
③フォアフットロッカー(片足支持終期)
母指球辺り(中足指節間関節)を軸に、
身体を前方へ押し出す
推進力を生む
ウィンドラス機構
足指を反ることで足裏
足底筋膜の剛性が高⤴
次のトゥロッカーの力を伝える準備するので
足裏直線的
に表現すると良さげ
④トゥロッカー(両脚・片足支持切替時)
足の指先を支点にして踵がさらに高く上がる
この時、足首が底屈(つま先立ち)することで
下腿(すね)が前方
に押し出され、結果として
膝が先行(これ大事)
して自然にカクンと折れ曲がる

ロッキングっ娘
参考先紹介、もっと詳しく知りたい方へ
参考絵描きさん
アニメ私塾さん
理系出身のアニメーター×アニメ私塾経営者さんです
絵で最も大事なのは考え方
思考がズレていれば、いくら描いても伸びない
描き方に加え、思考整理術から
プロとして長く生きるサバイバル術
まで、と色々論理的にわかりやすいです
実は、今回の歩くアニメは
今年から開設された原画コースの入塾課題
に挑もうかと2カ月ほど前に練習したものです
仕事忙し過ぎて断念しましたが…
頭で解って、身体をその通り動かせたとしても
絵に描くために指で覚える
ことが大切
アニメのデフォルメ具合
リアル寄り伝わりやすく
気付いてないつまづく点
現場の情報
質問するまでもなく、過去添削や動画に全部ある
今期は、復習と予習のため、
OB・OGコース
で自習に励むぞ⤴
↑ なんと、3月からnoteでも学べる
早速フォローしよ〜
畳さん
絵を描く建築士(一級建築士)の畳さんです
ハロも絵を描く設計施工管理(製図⇔現場)
(建築施工管理技士補・電気工事士2級)
に転職(もう10カ月かぁ)したので親近感あります
Xで本格的な美術解剖学のポストをされてて、
最近noteで言語化
されてて、ますます注目です
肋骨・骨盤の開き具合や運搬角など、
女性特有のの骨格とか筋肉の資料ってレア
ですので、参考になるどころか、
魅力的なアニメ寄りの絵柄も描かれる
ので、
ランドマークのデフォルメ具合のお手本
として推せます
カナエックスさん
元漫画家アシスタント(講談社漫画賞受賞)
人物画家、イラストレーター
を経て、介護事業を営みながら、
介護の啓蒙を目的として創作活動介護マンガ
「見習い介護士のミカちゃん」
を制作中とのこと
介護事業で必要なのか、元々美術解剖学詳しいか
アナトミーのデフォルメ具合
がいい感じで推し
色々されてるからか、色々詳しい
指南書にあるネタは当たり前なのか少なく
その先のネタ多め
マンガ・イラスト業界の情報収集
に重宝させてもらってます
参考理学療法士さん
しげさん
鍼灸院・パーソナルジムSTUDIO ELANDOR代表・神戸LEGITスタッフ | 出版実績2冊 | 大手パーソナルジム・治療院・大学の外部講師 | LEGITアカデミー設立・運営
立脚中期で高い位置エネルギーを貯めて、
終期で遠く
など、歩行周期についての理解が深まります
白衣のドカタさん
凄いと思う絵描きさんの観察力には驚かされます
理学療法士さんのお仕事は、
人の動きを観察して違和感を見つけること
から始まるそうです
故に、観察の仕方が、
絵を描くうえでも大事
だなと感じます
知ってみるのと、知らずに見るのでは、
観察効率
が違いますよ
歩行分析について
8つの層からなる歩行周期の
倒立振り子
二重振り子
とか、網羅されてます
専門用語も説明と絵を交えつつ、
直感的に説明
してるのだ、めっちゃわかりやすい
SY NOTE STUDIOさん
柔道整復師・鍼灸師などの資格を生かした
健康にまつわる情報
独自の見解・解釈・知識など
心の葛藤や想いを発信してるそうです
スクリューホームブーブメントという、荷重時に
膝の軸ズレしてるように見えること
について調べてたらたどり着きました
いくつか見た中で、一番わかりやすかったです
療法士活性化委員会さん
人生をデザインする”を理念に、
触診・評価・動作分析などの基礎
を身につけ、
実技中心で信頼される療法士を育てる
教育団体だそうです
足底のアーチであるトラス機構や、
ウィンドラス機構
立脚後半で足部が「送り出す」ための仕組
について調べていてたどり着きました
こちらも分かりやすかったです
薬師寺偲【理学療法士&ピラティス】さん
愛媛県松山市で
運動療法・ピラティス・コンディショニング
のお店、
ES LABO
を経営されている理学療法士さんだそうです
関節のポジション
クローズドパックポジション
ルーズパックポジション
について調べていてとんできました
締まるとこあれが、緩むとこもあるって真理かも
リハログの森|理学療法士さん
整形外科病院で
外来リハビリに従事
している理学療法士さんで
日本理学療法士協会の運動器認定理学療法士
ピラティスインストラクター資格
を取得しており、職場では
若手教育担
だそうです
同じく関節のポジションを調べとんできました
紹介した方以外にも
多くの方のお力
をお借りして、この記事を創ることができました
ありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします
おわりに
いかがでしたか?
歩くアニメ創り大変だったけど、やってみると、
色々発見があり
動くと感動
愉しかった~
お絵描き続けていきましょう
ではでは