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肩甲骨の基本まとめ

    こんにちは、畳です。
    法事で実家に帰っていたのですが、帰宅したので改めて更新していきます。

    今日は肩甲骨について。
    今回の記事では肩甲骨の基本事項まとめを記事にします。

    「肩の動き方」も書きたいのですが、
    情報量の関係から、別の記事でまとめようと思います。

    この記事を読むと、
    今まで曖昧だった「肩と肩甲骨の構造」が解剖学の側面から理解でき、
    背中の写真や絵を見る際の立体認識がアップデートされると思います。

    肩甲骨とは

    肩甲骨とは、
    肩〜背中の辺りに、左右に2つある「三角形の平たい骨」のこと。

    サイズは個人差があり、男性の方が大きい傾向がある。
    薄い部分は光が透けるくらい薄っぺらいのが特徴。
    筋肉によって周囲に引っ張られるようにして動くので、
    薄っぺらい形でも簡単に壊れることはない。(※それでも怪我はある)

    肩甲骨の名称を知っている人は多いと思うが、
    正確な形状や関節を学んでいる人は少ないと思う。
    今回は形状や機能について、もう少し詳しくまとめてみよう。

    肩甲骨の形状と部分


    まずは背面の骨格図から、肩甲骨を見ていこう。
    基本形状である「三角形の板」の背面側に、
    「肩甲棘」と呼ばれる出っ張りが伸びており、
    その肩甲棘の外側の先端が「肩峰」という突起になっている。
    「肩峰」と鎖骨が接続する関節を「肩鎖関節」と呼び、
    肩(と腕)が鎖骨を介して胴体に接続する唯一のポイントになっている。

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    男性の骨格(上半身の背面)

    次に正面から見てみよう。
    「肩鎖関節」が体表に近いのがよくわかると思う。
    肩鎖関節の下あたりに「烏口突起(うこうとっき)」と言う突出部があり、
    肩峰の下あたりには、
    上腕骨と接続する「関節窩(かんせつか)」と言う窪みがある。

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    女性の骨格(胸の正面)

    胸郭(肋骨)に接する肩甲骨の裏側の部分は、平滑な形状になっており、
    肩甲骨は「胸郭の上を滑るように」動く。
    この滑るような動きを「肩甲胸郭関節」と呼ぶこともある。

    肩甲骨は、肩鎖関節以外では拘束されていないので、
    適切なトレーニングによって筋肉や関節の柔軟性を高めることで、
    スポーツのパフォーマンス向上につながる場合も多い。

    ちなみに「窩(か)」という漢字は、解剖学でよく使われるが、
    「凹み(へこみ)」と同義と考えて良い。
    例えば、眼の位置にある骨の凹みは「眼窩(がんか)」と呼ぶ。

    ここまで読んで「骨の名称は難しい…」と感じた人も多いと思う。
    名称を覚えても絵が上手くなるわけじゃないし…と思うだろうが、
    侮る事なかれ。

    人体の名称は、人体観察のレベルを上げる事に直結している。
    人体の各部の名称を知っていることで、
    細かな凹凸を正確に認識し、観察する事ができるからだ。
    もちろん筋肉を勉強する際にも、骨や関節の名称が重要になる。

    ただ、解剖学の単語を、座学として丸暗記する必要はない。(辛いし…)
    ここの塩梅が難しいところだが、
    今回の記事のように、
    イラストと一緒に目に入る解剖学の単語は少しづつ覚えておき、
    あるとき別の情報とリンクして観察や理解のレベルが向上するのを楽しむくらいが良いと思う。
    毛嫌いせず、まず興味を持つところから始めてほしい。

    肩甲骨の形状と名称については、ここまで。
    次は動き方について簡単に見ていこう。

    肩甲骨の主要な動き

    激しい動きについては別で記事にするが、
    ここでは基本的な肩甲骨の動き方を知っておこう。

    肩甲骨の主要な動きは以下の3種6パターン。(他の動きは省略)

    「挙上・下制」
      ①挙上:肩甲骨を上に持ち上げる動き
      ②下制:肩甲骨を下に引き下げる動き
    「内転・外転」
      ③内転:肩甲骨を脊椎(背骨)に近づける動き
      ④外転:肩甲骨を脊椎(背骨)から遠ざけて胴体の側面に寄せる動き
    「上方回旋・下方回旋」
      ⑤上方回旋:肩甲骨を外に持ち上げるように回転する動き
      ⑥下方回旋:肩甲骨を外に引き下げるような回転する動き

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    肩甲骨の動き方6パターン

    言葉で聞くと複雑に感じるが、このように図にするとわかりやすい。
    上下と左右と回転の3種の動きに対して、
    それぞれ逆方向の動きを含めると6パターンの動き方が定義できる。

    例えば腕を真上に挙げる動きでは主に、⑤上方回旋が発生する。
    肩甲骨が胸郭から離れるぐらい動いている点に注目してほしい。

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    男性の骨格(背中)腕を真上に挙げるポーズ

    実際にはさらに複雑な動き(肩甲骨の前傾・後傾など)もあるが、
    まずはこの6パターンを頭に入れておけば理解が捗るだろう。

    まとめ

    ・肩甲骨は肩〜背中にある、薄い三角形の骨
    ・人体の名称を知ると観察力がアップ
    ・肩甲骨の基本的な動き6パターン
      ①挙上 ↔︎ ②下制
      ③内転 ↔︎ ④外転
      ⑤上方回旋 ↔︎ ⑥下方回旋

    今回は肩甲骨の基本情報をまとめた。
    別の記事であらためて、
    肩甲骨の複雑な動きを解説していきたいが、
    詳しく書き始めると記事何本分になるのか、見当もつかない。

    情報をわかりやすくまとめる練習にもなるので、
    引き続きnoteの記事に取り組んでいく。

    以上
    2026/01/26 昼 by畳


     
     
    絵を描く建築士です。文章力の鍛錬のためにnoteを始めました。 美術解剖学やイラスト技法の学習をしています。 イラスト練習や、解剖学について学んだことを記事にします。

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