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創作大賞2026年 エッセイ部門を全応募者チェックして中間選考作を予想する(1001~2000)

    ・詳しいことはここを参照。
    ・1001~2000という数字はたおたお様の作者様&作品一覧【エッセイ部門①】および【エッセイ部門②】に対応しますが、僕がチェックしたときより大幅に増えています。漏れは7/8の締め切り後にチェックします。
    ・まずはざっくり選ぶ。最終的には100作に絞ります。
    ・ユーザーID順です。

    28.一人きりの診療室 一ノ瀬 彩葉(いちのせ いろは) 様 

     思いがけずに訪れたワンオペというピンチを通じて歯科医の著者が得た気づき。こういう歯医者さんに診てもらいたい。

    29.“倍倍ファイト”に焦らされて 2回目の人生記録 様

     このエッセイが、というよりこの方の物の見方がよい。結論は奇を衒ったものはない。むしろ常識的で、穏当なものだ。じゃあ何がいいのかというと、具体的な事例を経て結論に至るまでの過程に説得力があるのだ。こういう人が上司だったらいいのになぁ、と思う人は多かろう。

    30.フィルムカメラと北アフリカ旅。私たちはどういう旅人でありたいのか ぎずも 様

     単なる紀行エッセイが中間選考までいくのは難しいだろうと思っている。その手のものはありふれているからだ。しかしこのエッセイは旅先の紹介に留まらず、海外の、特に豊かとはいえない国々を旅するときに生まれる内省に踏み込んでいる。

    31.スタバで泣いていたママは、あの日の私だった えるも|フリーランス編集者 様

     子育てどころか結婚してない寂しい独身男の僕だが、そんな僕でも胸に沁みる話だった。今子育て真っ最中で悩んでるお母さま方はボロボロ泣いてしまうんじゃないだろうか。男が同じことやったらお縄だけど。

    32.ラベルを貼るのが、少し怖くなった話 延条柚 様

     海外に出て気づきを得る話。この1作しか書いてないからちょっと厳しいとは思うけど、エッセイとしては王道でいい話なので。

    33.本を焼く 青柳寧子 様

     燃やしたのはこの方ではなく、仕事で知り合った人形作家。本を貸したところ、「肚からの声が出てない人間」の本なので、燃やしたというのだ。そういう人がいるんだという衝撃。

    34.枇杷と狂気 食農弁護士 Yoko Kiritani 様

     完成度が高くて一篇の短編小説のようだと感じるエッセイがたまにあるが、これがそうである。文章力があり、読後には何とも言い難い余韻が残る。
    僕が見た時にはスキが4つしかついてなくて「かーっ、俺が見つけちゃったか! 地道に見てるとこういうの見つけちゃうんだよなぁ! 発掘力というかサァ!」と思ってたらすでにコメントがついてた。まぁそうだよな。

    35何でもファイナンスで例える男の恋愛論 fool40 様

     単純に面白い。「ものの見方の斬新さ」で書かれるエッセイは数多くあるが、その中でもピカ一だと思う。恋愛を株式市場とか金融市場に例えてるんだけど、その具体例が豊富で笑う。いわく「サラリーマンは社債みたいなもの」「浮気は信用毀損IR」「自分だけは分かっているプレミアム」……。面白すぎるだろ。「結婚生活はボラティリティ管理である」、けだし名言だ。いや独身だけど。株とかちょっとでも触ったことのある人は読んでほしい。

    36.雪明かりの朝に見つめる世界 不便で豊かな暮らし 様

     岩手で古民家に住み、無農薬でお米とかリンゴを栽培してる方のエッセイ。個人的には無農薬とか有機栽培とかには興味がないんだけど、具体的に苦労した点が多々列挙してあるのがよい。綺麗ごとではやっていけない世界で、それでもやるんだという決意に感銘。

    37.夫婦の形は様々 Gen 様

     いいエッセイだと思うけど、これが本当に名作。なんでこっちにタグつけないんだろうと思ったら投稿された日が3/7だからかな。募集前に公開された記事でもオーケーだと知らないのかもしれない。いや本人に言えよって話だけど、著者にとってすごく大事な話だからコンテストには出したくないのかもしれず。こういう時どうするかっていうと、まぁいいか……と思う人間なのです、僕は(苦笑)。

    (追記)上を読んでくださったのか
    「面白くない」と言われた日から に募集マークがつきました。恩師の思い出を語る名作エッセイなので、こちらもぜひ。

    38.Sの残像(フォントの陰謀) 小麦粉舐め太郎(弁当とエッセイ) 様

     何でもないような日常を面白く書く能力がズバ抜けてる。こんな人が野(アマ)にもいるのかと衝撃を受けた。実はプロが気晴らしに書いてました~と告白されても僕は深く頷いて「そりゃそうだよな」とつぶやくだろう。中間選考通過は間違いなしと見る。言い切った以上、結果次第では腹を切る用意がある。

    39.5本のシャワーと僕とボリビア 行け 佐々木 様

     単なる紀行エッセイは難しいんじゃないかと書いたそばから言うのも何だが、このくらいスケールが大きくなると話は別だ。なにしろ会社を辞めて自転車でアメリカ大陸縦断・横断を目指すんだからすごい度胸だ。しかも嫁さんもいるのに。完全インドアな人間だから羨ましく思う。

    40.もう父は、私の前髪を切らない ごはんたいたよ 様

     このエッセイだけ読むと切ないというか、子供時代の何とも言い難いような思い出話なのだが、他のを読むとギャグも十分に……いや十分以上に書ける人だと分かってびっくりする。これとか。地力のある人なのだろう。地力がある人は何でも書ける。
    サムネイルの画像がサイケデリック調って言うんですか? 怖い。

    41.男は勝手に「父」にはならない|我が家のパパ育カリキュラム【産前編】 hal 様

     最初は「はいはい、育児エッセイね」とななめ読みしてたのだが、読み進めるうちに興奮してしまった。男という生き物を冷静に分析、自分がどうして欲しいのか、目標を明確にし、対策を考え、実行する。この人絶対仕事できるし、世が世なら……たとえば戦国時代に生まれてたら旦那を大名にしたんじゃないかと思う。こういうとちょっとアレだけど、このエッセイだけでなく他の読んでもあんまり女性が書かないような分析的な文章書くんだよね。国は日本の全夫婦にこのエッセイをプリントして配ったらいい。無くてもいいトラブルが減るに違いない。
    これもまた僕が読んだときはスキが3つしかなくて、「かぁーっ、また掘り出し物だよ! 俺は見つけちゃうんだよなぁ、発掘力というかサァ!」と思ったらすでにコメントがついてた。まぁそうだよな。

    42.東大卒、商社勤務、結婚を手放して、銀座のクラブで働く話 余白 様 

     今現在、日々悩みながらそれでも全力で生きている……そのビビッドな感じがよく出てるエッセイ。何年後か、あるいは何十年後か、この時を振り返って「このころはわたしも若かったわね……」と遠い目で呟いて欲しい。

    おまけ

    【エッセイ】国語事件殺人辞典で「いいえ」を取り戻した話(舞台観劇) 小人閑居成不善 様
    感想文なので外したが、ここまで書いてくれれば観劇されたほうも満足だろう……と思ったので。僕もよく本の感想を書くが、こんなレベルの高い感想文を書きたい。

    推しのコメントと言葉探し 春野きりん 様
    友人の推しバンドが毎日動画を投稿する。当然動画にコメントするのだが、それにも苦労があるという話。そういう方向の努力もあるのか……と笑ったし、感心した。

     
     

    ヤス

     
     
    忘備録として。

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