
頭皮が見えにくくなりました。フィナステリド11年目・ミノキシジル再開半年、43歳の髪の現在地
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今回は予告どおり、髪のほうです。
フィナステリドが11年目に入って、ミノキシジルの外用液を再開して半年が経ちました。今どうなっているのか、増えたのか増えていないのか、書いていきます。
先に結論だけ書いておくと、明らかに増えてきた感じがあります。
そして、そのわりに自分はけっこうサボっています笑
まず、今の髪の状態から
体感でしかないのですが、増えてきたと思います。
いちばん分かりやすかったのが、帽子です。
自分は帽子をよくかぶるので、脱いだときに髪がぺちゃんこになります。
以前はそこで頭皮がはっきり見えていました。
それが、見えなくなりました。
……いえ、正確に書きます。見えにくくなりました、ですね笑
まだ完全に見えないわけではありません。
ここを言い切ってしまうと嘘になるので、直させてください。
もうひとつは、明るいライトの真下です。
風呂に入る前、洗面所の電灯の真下で見るのが自分の習慣になっています。あそこはいちばん残酷に見える場所なのですが、そこでも以前ほどは見えなくなりました。
ここから完全に見えなくなるところまで行くのか、それとも「見えにくい」で止まるのか。
そこはまだ分かりません。分からないので、楽しみにしています。
写真は撮っていません。それでも比べられている理由
薄毛の記録というと、定点で写真を撮るのが正しいのだと思います。
自分は撮っていません笑
ただ、比べる手段はあります。帽子と、洗面所の電灯です。
帽子は頻繁にかぶるので、脱いだ直後の状態を何度も見ています。
風呂の前も毎日です。
同じ場所・同じ明るさ・同じ状態で、毎日見ている。
結果として、これが自分にとっての定点観測になっていました。
写真のほうが正確なのは間違いないと思います。
ただ、自分の場合は撮る工程が増えると続かないので、たぶん今のやり方が合っているのだと思います。
もし今から始める方がいたら、写真は撮っておいたほうがいいと思います。自分は撮らなかったので、11年前との比較ができません。
ここは少しもったいなかったですね。
初期脱毛のその後を書いておきます
第24話で、ミノキシジルを再開したら初期脱毛が来た話を書きました。
👉 ミノキシジルを再開して初期脱毛になった話は第24話に書いています
あのときの流れをもう一度書いておくと、2026年3月に再開して、4月中旬に抜け始めて、6月上旬に落ち着きました。約1ヶ月半です。
その後どうなったか。
6月上旬に比べれば、まったく落ち着いています。
ここははっきりしています。
ただ、ひとつ書いておきたいことがあります。
自分は毎年、8月下旬から9月がいちばん抜け毛が増えるんです。
夏が終わって秋に移り変わるタイミングですね。
理由は分かりませんが、自分の体はだいたいこの時期に抜けます。
なので今も、抜け毛の量だけを見れば増えています。
ここで大事なのは、そこで慌てないことだと思っています。
去年も一昨年も同じ時期に抜けている。
それを知っているので、今年の抜け毛も「そういう時期だな」で終わらせられます。
11年やっていると、こういう自分の癖が分かってきます。変化に反応しなくて済むようになるのが、続けたことのいちばんの効果かもしれません。
家族の反応は、ゼロでした
せっかくなので書いておきます。
奥さんからは、髪について何も言われていません笑
筋トレのほうは「腕が太くなった」みたいなコメントがあるので、見えている変化には反応してくれるのだと思います。
髪は、たぶん変化がゆるやかすぎて分からないのだと思います。
毎日一緒にいる人ほど、そういうものかもしれません。
少し寂しくもありますが、髪は自分のためにやっているものなので、それでいいと思っています。
第20話で「薬をやめたらまたハゲる」と打ち明けた話を書きましたが、あのときから相手にとって自分の髪は、そこまで大きな問題ではなかったのだと思います。
やっているのは、今も2つだけです
現在やっていることを並べます。
フィナステリド(内服)… 2015年2月から。月900円ほど
カークランド(ミノキシジル外用液)… 2026年3月に再開。2本で5,000円ほど
これだけです。
シャンプーもサプリも、特別なものは使っていません。
以前は育毛サプリや亜鉛も飲んでいましたが、効果が分からないままやめました。そのあたりは第8話に書いています。
薬も買い方も、11年前と同じです。変えていません。
自分は最初、医大の皮膚科で処方してもらって始めました。
当時いちばん嫌だったのは、待合室に座っている時間でした。
今は、家から出ずにスマホで診察まで済ませられるクリニックもあります。
これから始めるなら、医師に相談しながら続けられて、通院の手間もかからない形のほうが安心だと思います。
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人に会わずに相談できるというだけでも、当時の自分なら気持ちがだいぶ楽だったと思います。
カークランドの塗り方と、サボり具合を書きます
塗るのは1日1回です。
風呂から上がって、汗が引いてから塗るようにしています。
汗をかいたまま塗ると流れてしまうので、少し待ってからですね。
ここまで書くと、きちんとやっているように見えると思います。
正直に書きます。めんどくさい日は、その日はやめています笑
しかも、けっこうあります。
どれくらいサボっているかが分かる数字を出しておきます。
カークランドは1本で1ヶ月ぶんが目安なのですが、自分は1本が3ヶ月もっています。
3倍です。どれだけ塗っていないんだ、という話ですね笑
なぜサボることを自分に許しているのか
ここが、今回いちばん書きたかったところです。
サボっているのは、だらしないからではありません。……いや、だらしないのは間違いないのですが、それとは別に理由があります。
今の自分は、髪について最低限の状態はクリアできているからです。
フィナステリドを11年飲んでいて、地肌が目立つ状態からは抜けている。もう「なんとかしないとまずい」というフェーズではありません。
今やっているのは、そこからより良くしたいという上乗せの部分です。
このフェーズで完璧にやろうとすると、どうなるか。
毎日きっちり塗ろうと決めて、できなかった日に落ち込んで、そのうち面倒になって、最後は全部やめると思います。
自分はそれを何度もやってきました。
なので、やるための基準のほうを甘くしています。
塗れたら良し。めんどくさい日はやらない。
それでも、やめるよりはずっといい。
100点を目指してゼロになるより、40点でも続いているほうが、たぶん結果は上なのだと思います。
第30話で「受動的な努力」という話を書いて、第33話では「受動から能動へ」という話を書きました。
今回のこれは、その次に出てきた考え方かもしれません。
続けるために、基準のほうを下げる。
やる内容を変えるのではなく、合格ラインを動かすという感じですね。
それでも、やめる選択肢だけはありません
サボっていると書きましたが、やめることは考えていません。
理由ははっきりしています。
フィナステリドは、やめたらまた薄くなることが自分の中で確定しているからです。
2016年に一度やめたことがあります。「もう維持できるんじゃないか」と思って、実験のつもりで止めました。
結果、半年ほどで元に戻り始めて、慌てて再開しました。
あれで分かってしまったので、もう試す必要がありません。
やめたらどうなるかを、自分で確認済みです。
カークランドのほうも同じです。
2024年の春にやめて、2年でボリュームが落ちていくのを体感しました。
だから、適当につけてでも続けるしかないと思っています。
きっちりやることより、細く長く残すこと。今の自分にとってはそちらのほうが大事です。
なお、薬の話なので念のため書いておくと、これはあくまで自分の場合です。合う合わないは人によるはずなので、始めるときは医師に相談するのが安心だと思います。
今、髪で困っていることはあまりありません
書きながら気づいたのですが、髪についての悩みが、今はほとんどありません。
美容院で伝え方に困ることもないですし、セットも適当にやっています。
19歳で薄毛に気づいてから、ずっと頭のどこかにあった問題でした。
人前に出るのが嫌で、写真も避けていた時期があります。
それが今は、月に2,000円弱の習慣になって、悩みではなくなっています。
問題が消えたのではなくて、扱えるものに変わったという感じですね。
たぶんこれが、11年続けたいちばんの成果なのだと思います。
次回は、今かかっているお金の話を書きます
次回は、髪も体も肌も歯もぜんぶ含めて、今の自分が毎月いくら払っているのかを並べようと思います。
第29話で「12年で120万円」という総額を出しましたが、あれは過去の話でした。次回は今の月額です。
ひとつだけ先に書いておくと、いちばんお金がかかっているのは髪ではありませんでした。
▼ この連載を第1話から読む
ハゲてたから女性に相手にされなかったわけじゃなかった話