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19歳から43歳まで、薄毛との全記録〜デブのハゲが結婚するまでの20年を振り返る〜

    ※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。


    前回の記事で「モテなかったのはハゲてたからじゃなかった気がする」という話を書きました。

    今回はその背景にある、19歳から現在43歳までの薄毛との全記録を書いていきます。

    笑えるところは笑ってもらえると嬉しいですし、「あるある」と思うところがあれば共感してもらえたら嬉しいです。


    19歳。最初の一言

    大学生のとき、家庭教師のアルバイトをしていました。

    ある日、教えていた子どもに言われました。

    「先生、髪少なくない?」

    衝撃でした。子どもは悪気がない。だからこそ刺さりました。

    その日から、鏡を見るたびに頭頂部が気になるようになりました。

    気にしなければよかったのに、一度気になり始めると止まらないんですよね。


    20代前半。見て見ぬふりの長髪期

    薄毛は確実に進行していました。
    でもプライドがあったから認めたくなくて。

    そこで考えたのが「長髪で隠す」作戦でした。

    ……完全に逆効果でした。

    長い髪が頭頂部に張りつくように落ちて、むしろ薄さが目立つんですよね。薄毛を隠すつもりが、薄毛をアピールしていました。

    結局、バリカンで坊主にして、そこから約8年間、美容院には行かず自分で切り続ける生活が始まりました。


    20代。三重苦の時代

    この頃の自分のスペックを正直に書くと、こうです。

    • ハゲ(頭頂部がかなり薄い)

    • デブ(体重は最大98kgまで増えていました)

    • ヒゲが異常に濃い(ほほ全体から喉仏まで。毎朝20分かけて剃っても、肌が弱くて毎回出血していました)

    客観的に見て、なかなかきつい状態だったと思います。

    出会い系サイトを使っていたのですが、写真を交換すると返信が来なくなりました。
    毎回そうでした。

    実際に会えた人も、視線が頭の方に行くのがわかりました。
    「急用ができた」と言われて10分で帰られたこともあります。

    遠くから自分の姿を確認して、そのまま音信不通になったこともありました。

    全部ハゲのせいだと思っていました。(これが勘違いだったという話は、前回の記事に書きました。)


    2012年。メンヘラ彼女との日々

    9月に当時の彼女と別れました。

    別れられなかった理由が今でも忘れられなくて。
    「ハゲてる自分が別れたら、もう誰にも相手にされなくなる」という恐怖でした。

    自己中な発想だと今ならわかるんですが、当時はそれが本音でした。

    12月に次の彼女ができました。
    また出会い系で知り合った人です。

    別れた彼女も、この彼女も、かなり精神的に不安定でした。
    深夜に電話がかかってくる、「死にたい」が口癖、精神科の受診代を立て替えることもありました。

    生活に支障が出るレベルだったのですが、やっぱり別れられませんでした。

    理由は同じで、「ハゲてる自分には、この人しかいない」という思い込みがありました。


    2014年。初めて動いた日

    皮膚科に行ったのが最初のきっかけでした。

    ヒゲが濃すぎて毎日出血していたので、診てもらいに行きました。
    「体質だから、医療脱毛という選択肢もある」と言われました。

    モテるためというより、毎日の出血をなんとかしたかった。
    でも「外見対策にもなるかも」という気持ちも正直ありました。

    医療脱毛を始めました。

    3ヶ月おきの施術で、12回程度。
    完了するまで約3年かかりました。

    ヒゲが濃すぎて、「3回目くらいから効果が出る」と言われていたのに、5回目でやっとわかるくらいでした。

    これが、自分の外見改善の最初の一手でした。


    2015年。限界と、一念発起

    1月に彼女から「会いたくない」と言われました。

    そのまま2ヶ月間、会えませんでした。
    LINEも「負担」と言われ、連絡できない時期もありました。

    自分の存在意義がわからなくなっていた頃でした。

    3月に彼女から連絡があって会いました。

    その後、ふと思いました。
    「このままじゃ嫌だ。変わりたい。モテたい。」

    33歳のときです。

    薄毛対策を本格的に始めることにしました。
    具体的に何をしたかは、次の記事で全部書きます。


    2016年。8年ぶりの美容院

    約1年で、髪は改善しました。

    そして8年ぶりに美容院へ行きました。
    昔行っていた店は、閉店していました。

    初めて入る美容院で「どうしますか?」と聞かれました。

    ……答えられませんでした。

    8年間、髪型を「考える」ことをしていなかったんです。
    自分がどんな髪型にしたいのか、まったくわかりませんでした。

    ツーブロックにしてもらいました。

    帰宅して、洗面所で鏡を見たとき。
    泣きました。

    自分でも驚いたのですが、込み上げるものがありました。
    8年間の坊主生活が終わった瞬間でした。

    その後、少し欲が出てパーマもかけてみました。

    ……全然似合いませんでした。笑

    ふさふさの人がパーマかけるとかっこいいけど、こっちは薄いところからどうにか保ってるわけで、まあそういうことですよね。

    人って贅沢になるもんだなと思いました。


    2016年秋。実験と、婚約破棄

    「薬をやめても維持できるんじゃないか」と思って、4月に飲むのをやめてみました。

    10月に薄さが戻ってきました。

    即再開しました。

    理由を正直に言うと、当時付き合っていた彼女と、2017年2月に結婚式を控えていたからです。

    「3ヶ月あれば最低限には戻る。ギリギリ式まで隠せる」と計算して、急いで飲み始めました。

    ……結果的に、婚約破棄されたんですけど。笑

    表向きの理由は「両親が身辺調査をした結果」というものでしたが、
    本当のところは今もよく分かりません。

    まあ、それはいいとして。


    婚活期。戦略的に動いた

    外見が整ってきて、ふと思いました。
    これなら、少しは戦えるんじゃないかと。

    とはいえ、街で知らない人に声をかけるようなことは、自分にはとても無理でした。考えただけで足がすくみます。

    女性に対するキャリアが浅すぎたんだと思います。
    女性に慣れていないと、見た目がどうであれ動じてしまう。
    それに気づいて、「ネット一択」という結論を出しました。

    マッチングアプリを使い始めたのが37歳頃です。
    婚約破棄から2年、ひとりの期間が続いたあとのスタートでした。

    最初は1回会って終わりのデートが続きました。
    原因を考えていたとき、ある人が「ぽっちゃりより痩せてる男性の方が好き」と言っていたことを思い出しました。

    パーソナルトレーナーに依頼しました。
    3ヶ月で88kgから78kgへ、10kg落としました。

    その後から、デートが続くようになりました。


    2020年。結婚

    2019年に彼女ができました。翌2020年の春に結婚しました。

    結婚する前に、全部話しました。
    「薬をやめたらハゲる。それでも大丈夫か」と。

    別れると言われても仕方ないと思っていました。

    相手の反応は「父が若ハゲなので全然気にしない」でした。

    ずっと「結婚なんて無理だろう」と思っていたのに。
    あんなに悩んでいたのに。

    最終的にはハゲが問題にならないなんて笑

    人生ってそんなもんだなと思いました。


    結婚後。そして現在

    子供が2人生まれました。

    育児が始まって、自分のことが後回しになっていきました。
    育毛剤を塗る時間すらもったいないと感じるようになって、クリニック処方の薬だけ続けていました。
    ハゲではないですが、ボリュームは少しずつ減っていきました。

    転機は筋トレでした。

    2025年10月から食事管理と筋トレを本格的に始めました。
    体重が少しずつ落ちてきて、見た目が変わってきました。

    それで「せっかく変わってきてるのに、髪だけ怠けてどうする」と思って、2026年3月に育毛剤も追加しました。

    今まさに初期脱毛の真っ最中です。

    体重は現在80.4kgまで落ちてきました。
    50歳でフィジーク出場というのが今の目標です。


    ひとつだけ、当時の自分に言えることがあります。

    個人輸入で安く済ませたのは間違いではなかったけれど、最初に一度きちんと診てもらっていれば、効くかどうか分からないものにお金と時間を使わずに済んだと思います。

    自分に必要なのはどれなのか、そこを最初にはっきりさせておく。
    それだけで、遠回りはかなり減ります。

    まずは相談だけして、あとは自分で決める。
    それでも十分だと思います。

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    薬まではまだ考えていない、という方は、頭皮ケア用のシャンプーに変えるところからでもいいと思います。

    自分は一時期、少しでも髪に良いならと湯シャンまでやっていました。

    あれをやるくらいなら、こういうものにお金を使うほうがまだ意味があったなと思っています。

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    次回

    次の記事では、33歳の自分が一念発起してやったことを全部書きます。

    何を使って、何が効いて、何が失敗だったか。
    費用も含めて包み隠さず書くつもりです。


    ▼ この連載を第1話から読む
    ハゲてたから女性に相手にされなかったわけじゃなかった話



     
     
     
    19歳から薄毛、ヒゲも濃い。AGA治療11年目(フィナステリド+ミノキシジル)、ヒゲ脱毛は12回で完了。薬をやめたら戻ったことも、続かなかったものも、使ったお金も全部書いています。

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