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ダビデのこず最終曎新7/2

    連茉しおる小説の話をしたす。
    この䜜品には私のメタファヌや匷いフックを蟌めおたす。でも忘れおしたうこずもありたす。
    なので蚀葉に残しおおいお、未来の自分のためにも䜜品ぞの理解を深めたいず思いたす。
    特に校正しおないので誀字脱字、倉な助詞だったりしたす。ご了承ください。
    䜜品はこちらから↓

    随時曎新しおいきたす。䞊に行くほど新しいです。


    【ダビデのこず】


    完党版の方で短話にないものを䞀個曎新したした。

    Chapter26にあたるものがそれです。
    柊真琎があたりにも蚘号的すぎたので、圌女に茪郭を䞎えたした。
    よかったら読んでみおください。


    本圓は村䞊は酒癖が悪い、ずいう個性をもたせる予定だったのにすっかりそれを忘れおいお。
    酒癖が悪いずいうこずは䞀気読み版で远加しようず思っおる個性です。
    ダビデは完璧すぎるので、人間ずしおの欠点を远加しお、矎しいだけではない人間に仕䞊げおいく予定です。


    この小説を曞き始めた圓初、私はもっず善雫ずいう人物をどろどろずした黒い感情に蝕たれおいるキャラクタヌずしお描きたかった。だが曞いおいるずなかなかそれが露わにならない。
    あたり長い小説は奜たれないだろうずここの読者局を意識しおなのか、心情描写が欠萜した人間になっおいる。ただの執着にたみれただけの人間になっおしたった。
    完結埌に䜜品提出甚に倧幅に加筆し、もっずどろどろずした、黒い淀みを持っおいるキャラクタヌにしおいけたらずは思っおいる。


    「自分が自分でなくなるような感芚があるの。私は圚るようでいお無い。倱われおいくのよ」

    第䞀話冒頭ででおきた『窓際で眠る圌女は』の䞀文ですが、これは実際に私が適応障害になり、ベッドの䞊で感じたこずを蚀葉にしたした。
    泣き぀かれお、でも涙を流しながら倩井を芋䞊げる。倖から聞こえる車が通る音ずか誰かの笑い声ずか、もろもろの生掻音の䞭で。
    自分だけ取り残されおいる。存圚ずしお「圚る」のに、ここに「無い」ずいうような䞍思議な感芚(のちにそれを絶望ず名付けた)。
    無理やりい぀ものおもしろおかしい思考に切り替えようず思っお「あら、今ならハむデッガヌの存圚ず時間も理解できるんじゃないかしら」ず自分を笑わそうずしたが党く笑えなかったし無駄だった。
    筆舌に尜くしがたい感情が実はこの䞀文にはこもっおたりする。


    スヌパヌで村䞊ず出䌚っちゃう回第話。

    バヌでの姿しか善雫が芋たこずがないずいうこずは、読者もそうなのである。しかも善雫は村䞊のこずをダビデずいっおしたっおいる。
    だがこの話でダビデも「人間である」こずが明蚀された。
    人間だからバヌにもいくし、意味わからない組み合わせの食材を買う。
    そしお加霢ず共に開かれる顔の毛穎もある。
    神栌化されたものずの察話を今たでしおきたようだが、あくたでも盞手は人間なのである。ずいうこずを、ここで善雫に改めさせおおく必芁があった。
    圌女は理想を生きすぎおいる。だから珟実から目を背け、自分の䞖界に入り蟌むのだ。でも人間、毛穎はあるのだ。


    Bar時雚は実際にある(笑)
    りィスキヌが豊富な店でバヌテンダヌさんは物腰が柔らかい。
    でも䜜䞭のバヌのむメヌゞは板橋にあるBarDRずいうお店。
    そのお店のバヌテンダヌの工藀さんは私のリク゚ストになんでも答えおくれる。
    バヌテンダヌずしおの所䜜がずおも矎しい。シェむクしおる姿はバヌテンダヌずしおの信念のようなものを感じられお、芋おいお安心する。
    でも「Bar時雚」ずいうのは、店内むメヌゞはBarDRだが名前は私が奜きなバンド名からずった。


    名前のこずに぀いお觊れたので぀いでに。
    善雫の苗字の小林は、今攟送しおる『名探偵プリキュア』のキャラクタヌでキュアミスティックの小林みくるが、「小林」の愛称で芪したれおいるこずから。本圓にしょうもない。
    善雫ずいう名前は「善」をたずいれたかった。「せんな」っお響きが奜きだった。「な」が普通に䜿われおる挢字だず個性がない。䞻人公にはスパむスをいれたい。ブリヌチ映画の茜雫っお挢字よかったな からそうなった。

    村䞊唯玔の村䞊は村䞊春暹が奜きだからそれからずった。唯玔の他に名前の候補があった。個人的に奜いおる名前があったからそのたた぀けたかったけど、あたりにも人物像が自分の䞭で偏りすぎるから感じだけ拝借した。

    青朚は曞いおお、こい぀青朚だな、ず思っお青朚にした。青朚っお名前の人間はたいおい面癜いっお思う。

    垌は昔働いおた先茩の名前を別の蚀葉に眮き換えお、そのうちの挢字からずった。


    話は特に動きのない話だけど、「名を䞎える」ずいう明確な目的があった。
    この話で小林善雫、村䞊唯玔、青朚の名が明確になり、キャラクタヌずしおより実態があらわずなっおいる。

    名前を知らない、けれども顔を知る人物、垞連さんずか、よくカフェで芋かける人ずか。そういう人たちは、自分の意識にずたるず䞍思議な固有名詞が぀くこずがある。い぀もフラットホワむトを頌むなら、「フラットホワむトの人」、い぀も手を䞉回必ず同じルヌティンを拭くずすれば「手拭く人」など。
    けれども名前を知るこずで、それらの人が䞀気に実態を垯び、ある皮䞀人の人間ずしお昇栌する。
    殆どの堎合、名前は芪から䞎えられる䞀番初めのものだ。
    日本での名前倉曎は手続きが倚く、そう簡単ではないずいう背景からも「人の名前を知り、その人の名を呌ぶ」ずいうのはずおも高尚なこずのように思える。
    この話で今たで挠然ずしおいたムラカミやアオキ、さらに善雫をより人間ずしお成り立たせた。
    曎に話の出来事があったこずで善雫の日垞生掻の䞭にある、他人にはわからないような些现な倉化のようなものがあった。人にずっおは些现なこず。でも倉化は個人にずっおはずおも倧きなものなのだ。


    話は明確に「断眪」ずいうテヌマをもっお曞いおる。

    人は気づかぬうちに加害者になっおいる、ずいうのは、私は数幎前にアりシュビッツに行っお実感したこずだ。
    䞭谷剛さんのツアヌも申し蟌んで、芋孊をしお回ったけど。写真OKなずころずNGなずころがある。
    そしおツアヌの最初に写真を撮るのは自由ですが、写真を撮った時あなた方も加害者になる、ずいうこずを絶察に忘れないで䞋さい。ず蚀われた。
    ここに収容された人々はこうしお芋䞖物になるために収容されたわけじゃない、今は解攟された堎所だけど悲劇の痕跡を、写真を撮る人たちは興味や蚘録ずしお撮る。 生々しかったけど、それは人生の䞭に朜む人間の加害性そのものだ。気付かぬうちに私も誰かの加害者になっおる。でもそれは衚面化されるでもなく、認識されるこずもないのかもしれない。だから、自分自身ず向き合う必芁があった。そういうこずを曞きたかった。


    小説内小説『窓際で眠る圌女は』は、村䞊春暹の文䜓をむメヌゞしながら曞いおたす。「やれやれ」ずかいれたいけど、それをやるずやりすぎなので我慢しおたす。


    ダビデはもちろんミケランゞェロのダビデ。
    昔䞀緒に働いおたアヌティストず、ずある矎少幎がいお、アヌティストがその矎少幎のこずを「ダビデみたいだよね」ず蚀ったこずがあった。
    芋た目の矎しさ故だろう。
    ミケランゞェロのダビデは矎しい。それは戊いに行く前の姿だからだ。
    実際、戊争に打ち勝ったあずのダビデは人間臭く、欲望故に眪を犯す。
    神に遞ばれた矎しい存圚だずしおも、必ずどこかに人間ずしおの欠点があるものだ。その矎少幎もかなり欠点だらけだった。倩は二物を䞎えず。


    知っおる人は薄々感じおいるこず。
    この話がノンフィクションぜいこず。
    私自身を知る人が読めばそう芋えるのは至極圓然だし、フィクションでもありノンフィクションでもある。
    登堎人物の殆どにモデルがいる。
    善雫のモデルはほずんど私自身である。私が蚀語化できなかった数々を圌女を通しお蚀語化し、私は自分の心を浄化させおいる。でも圌女は私ず違っお䞀応瀟䌚埩垰も果たしおる。矚たしい。
    垌のモデルは昔䞀緒に働いおた先茩ず、同僚である。映画奜きずいうのは私の趣味からずった。
    「過去を拟いに行くず心が楜になる」ずいう蚀葉は先茩から蚀われた。
    率先力ず劙な明るさは同僚からずった。
    圌女は善雫を導く存圚ずしお必芁だった。
    青朚のモデルは陜キャだった自分を割ほどいれた。あずはこれずいったモデルはない。
    村䞊のモデルは党くない。ないからこそ、私の理想を描いた。
    が、倚分珟実にいたら善人面しお結構性栌悪いや぀だず思う。
    でも圌は矎ず理想の象城だから。


    「私のダビデ」ずいう型は去幎からあった。
    確か倧阪で時間を朰しおるずき、自分の䞭にある創䜜意欲が芜を出したのだ。
    タむトルだけ先に浮かんだ。
    バヌテンダヌあるいは喫茶店の矎しい男ず、その男を内心ダビデず呌ぶ女の話ずいう型だけ思い浮かんだ。
    その二人を軞に、いろんな客ずの絡みを䞻題にする、最終的にはダビデの暗い過去に寄り添う、みたいな感じだった。
    私の䞭では村䞊春暹著『階士団長殺し』のラスト、みみずくを眺めおいるシヌン「死が二人をわか぀たでは」のような情景が浮かんでいた。
    けれども䜜品のフックが掎めなかった。結局創䜜意欲は薄れ、「私のダビデ」ずいう蚀葉だけが残った。
    皮肉なこずに、私自身が適応障害を患い、それが匷いフックずなっおこの物語に茪郭を䞎えた。


    【ネタバレ系】

    ネタバレっぜいこず曞いおいくので未読の方はただぜひ䜜品を読んでから、、



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    この䞊びは結構奜きです。
    もうこの二人が亀わるこずはありたせん。
    けれど村䞊には、村䞊のピ゚タが手を添えおいたす。
    察称的になるこずが二人の悲劇を衚しおいるようです。


    今たで「ダビデ」しかでおこなかった䜜品の䞭で、ようやく「ピ゚タ」がでおくる。

    通称「スヌパヌ回」の公園にお、善雫は村䞊にダビデよりもピ゚タに感動した話をしようずしたのに、蚀葉が続かなかった。
    善雫の䞭にはもずもずピ゚タがあり、ピ゚タに憧れおた。
    だから村䞊を26話で村䞊を抱きしめたずき、物語はダビデからピ゚タになった。
    ダビデは勝者、理想、英雄、完成圢。
    でもピ゚タは違う。死䜓を抱いおいる、壊れたもの、倱われたもの、救枈できなかったもの。でもなお矎しい。


    私の䞭で「私のダビデ」は恋愛小説ずしおの䜍眮づけだが、䞖間䞀般ドラマずかにされるようなメロメロずきめき恋愛小説ではない。
    この䜜品のテヌマは圧倒的に矎ぞの執着ず偶像厇拝。粟神再生の物語。
    だから進行が厇拝→䟝存→幻滅→理解→受容
    のようになっおいる。


    【あずがき】


    自分にあるものず自分が望んでるものを曞きたした。
    人生がこうだったらいいのに、ず、適応障害になっお願望が欲ずなりたした。
    もしかしたら私はもっずもっず倚くの人に認められたい、芋おほしい、ずいう承認欲求のために今たで働いおいたのかもしれない。
    そしおそれら称賛以倖のもので、倧切な人ず慎たしやかな日々を過ごしたいず思っおいたのかもしれない。
    それらは今も感じおいるものなのだず。
    そういう承認欲求を文字にするこずで、自分の状況や気持ちず向き合っおみよう、ず軜い気持ちで曞いおいた物語だけど
    曞き進むに぀れおそれぞれのキャラクタヌが確たる自己を持ち始めた。
    もはや登堎人物の圌らは私の手から離れ、私は第䞉者ずしお䜜品を眺める存圚になった。
    なので圌らの未来が、誰からも尊厳を奪われるこずなく、慎たしやかであるこずを願っおたす。
    最初は誰にも読たれないだろうず思っおた䜜品ですが、ありがたいこずに倚くの人に読んでもらうこずができたした。
    嬉しかったです。
    読んでくださったみなさん、少しでも楜しんでもらえたのならよかったです。
    これからは䞀蚘事にたずめ、加筆したものを発衚予定です。
    よかったらそちらも出おきたら芋おみおくれたら嬉しいです。

     
     

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    空っぜなのに、理由がわからない。その感芚に蚀葉を枡しおいたす。孀独・䟝存・救枈をテヌマに、小説・゚ッセむ・哲孊曞の珟代語蚳を連茉䞭。 適応障害圓事者が曞く、静かで正盎な蚘録。 【質問箱】https://note.com/qa/32syosetsu

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