
1-2. 次世代の価値観を担う教科書
-1. 教科書が握る次世代の価値観
皆さんは、子どもが学校で使う教科書が、子どものこれからの価値観を大きく左右していることに気づいていますか?
教科書は、ただの知識のまとめではありません。
子どもたちの「国に対する考え方」「善悪の判断」「家族観」「男女や性の考え方」を形作る、とても重要なものです。
教科書をコントロールする者が、将来の日本をコントロールすると言っても言い過ぎではありません。
-2. 教育を支配すれば未来を支配できる
1958年に出版されたスクーセンの本『共産主義者の45の目標』には、こう書かれています。
「教育を通じて歴史の見方を操作せよ」
これは単なる勉強の話ではありません。
子どもたちの心の中に「何が正しくて、何が間違っているか」を植え付ける、考え方を変えるための手段です。
教科書を握ることで、国家や宗教、伝統を大切にする気持ちを弱め、次の世代の考え方そのものを変えることができるのです。
-3. アメリカで起きた教科書の変化
1950年代以降、特にアメリカでこの動きが目立つようになりました。
歴史や社会の教科書では、軍事や宗教の良い面があまり取り上げられなくなり、反戦・人権・個人の自由・平等が強く強調されるようになりました。
戦争の歴史も「国の誇り」としてではなく、「人権侵害や差別の歴史」として教えるケースが増えました。
特にカリフォルニアやニューヨークなどの州では、左派系の教育委員会が教科書の内容に大きく影響を与えました。
宗教をあまり出さず、昔ながらの家族の形よりも「個人の自由」を優先する内容に変わっていきました。
その結果、子どもたちは自国を誇りに思う気持ちを育てにくくなり、国や伝統に対して批判的な考え方を持つようになる子が増えています。
-4. 日本で今起きている教科書の変化
日本でも、教科書は時代とともに価値観の変化を反映しています。特に近年は、家族やジェンダー(性)、多様性に関する記述が大幅に増えています。
2025〜2026年度の高校教科書検定では、公民科や家庭科のほぼ全ての教科書で、以下の内容が取り上げられるようになりました。
「選択的夫婦別姓」
「同性婚」
「性の多様性(LGBTQ)

「昔ながらの家族の形」だけでなく、事実婚やさまざまな生き方、ジェンダーの多様性を積極的に考える内容が充実しています。
一部の教科書では、「同性婚を認めないのは憲法違反だ」という訴訟を紹介したり、「二つの虚構」(生まれた時の性別で生きること、異性を好きになること)といった表現も見られます。
これらは「多様性を尊重しましょう」という言葉のもとで、従来の家族観や性の常識を薄めていく方向に働いています。
-5. 今の教科書をめぐる状況
この問題は今も続いています。
2026年度の教科書検定では、沖縄戦の「集団自決」について日本軍の関与を強調する記述がさらに増えました。
国語の教科書でも、日本軍の加害描写や戦争責任に関する内容が増えています。
一方で、竹島や尖閣諸島を「日本の領土」と書く記述に対しては、中国・韓国から抗議が相次いでいます。
保守的な視点の教科書(例:令和書籍)が検定に通ると、左派団体が「不採択運動」を起こすなど、教科書をめぐる対立は激しくなっています。

また、電子教科書やデジタル教材が広がったことで、一度決まった内容が全国の子どもたちにすぐに届くようになりました。
先生一人ひとりが内容を修正するのは、ほぼ不可能になっています。
最後に
教科書の書き換えは、ただの教育内容の変更ではありません。
子どもの心や価値観を設計する作業なのです。
特に家族観・多様性・ジェンダーに関する記述の変化は、子どもたちの無意識に「新しい常識」を植え付けやすい強い影響力を持っています。
教科書の背後に潜む意図を理解し、家庭や地域で価値観を補完していくことは、親の大切な役割です。
教育を「学校に任せきり」にせず、私たち自身が関心を持って、主体的に関わる時代が来ています。
子どもたちの健全な心を守り、日本の未来を守るために、
この問題を、もっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
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今後のテーマ
1. 教育の裏側を知る
-1教育が持つ大きな力
-2次世代の価値観を担う教科書(教科書)
-3多様性教育が価値観の混乱を招く(多様性)
-4家庭での価値観教育と地域での伝統教育
2. メディアの嘘に騙されない
-1メディアが社会の空気つくる
-2何が報道されていないかを見抜く
-3娯楽を通じた価値観の統制
-4特定の思想や価値観を押し付ける動き(ポリティカル・コレクトネス)
-5情報戦争における最大の防衛策
3. 家族が壊される前に
-1家庭を敵視する思想
-2道徳意識を変える強力な装置(教育・メディア)
-3無意識に歩んでいる道
-4家族が解体される最終段階
4. 信仰・精神の再生を
-1信仰と道徳の排除による精神的支柱の崩壊
-2家庭の崩壊がもたらす社会的・国家的影響
-3精神の弱体化がもたらす社会的影響
-4精神的支柱を強化する統合的アプローチの重要性
5. 政治・経済の罠を見破る
-1操作される政治と支配される経済
-2見えない金融の鎖
-3主権を奪うグローバル統治
-4主権を守り自立した国家を取り戻す
6. 私ができる国家防衛
-1日本人の「心」を取り戻し社会の根幹を立て直す
-2家族を守ることは国家を守ること
-3経済の自立が精神と国家の自立を生む
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【プロフィール】
著者:山吹 実(家族の絆再生)
家族の絆再生をテーマに活動中。
社会の根幹は家庭にあり。
夫婦の絆・親子の絆をもう一度強くしたい。
オンライン/オフライン・ワークショップ
コンサル、教材を提供しています。
一緒に家族の根っこを強くしませんか?
愛する妻と一男四女の子を待つ父親です。
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書籍
私には大東亜戦争(第二次世界大戦)の時に落下傘部隊で1942年2月スマトラで若くして戦死した先祖がいます。
その方が生命をかけてまで護ったこの国、現代の日本を憂う気持ちを一冊の本にしたためました。
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