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mirecat
Charlie Hustle〜グリーフと向き合う〜#2
今日は、グリーフケアのお話をします。
インバウンドで賑わう地元・四条河原町。すれ違う人混みの中で、ふと鼻腔をくすぐる懐かしいフレグランスの香り。
「妻・フミコの香りだ」と思った瞬間、あの頃の記憶が鮮明にフラッシュバックする。悲しみは、決して色褪せることはないのだ。
フミコと死別した2009年当時、「寄り添う」という言葉は今ほど耳にしませんでした。
「寄り添う」とは、お互いの体を近づけること、そして相手の立場や心の痛みに共感し、優しく支え続けること。
「誰かに話を聞いてほしい。でも、そっとしておいてほしい」
「でも、ずっと放置されたいわけじゃない。気にかけていてほしい」
そんな相反する遺族の複雑な想いは、当時は誰にも理解してもらえませんでした。
心のケアが必要だと感じていました。それなしに仕事なんてできない。けれど、周りの誰もそれには気づいてくれません。
子育て、家事、仕事すべてが待ったなしで始まりました。頭も体も機械のように反応するものの、心だけが全くついてこなかった。
自分の求めるものが「グリーフケア」という言葉だと知るまでに、4年がかかりました。
「心のケアを見つけた」と思った時には、すでに仕事を辞めた後でした。
それでも今では、あの時に出会う必要があったのだと受け止めています。
自分が遺族であることを受け入れ、少しずつ、心が解きほぐされていきました。悲しみは色褪せることなく続きました。とにかく、ゆっくりと進みましょう。
