Radiohead入門|「Creep」だけじゃない。まず聴きたい3曲
Radiohead(レディオヘッド)と聞いて、最初に思い浮かぶ曲は何でしょう。

おそらく「Creep」。
1993年に発表されたこの曲は、Radioheadを世界に知らしめた代表曲です。
でも、Radioheadの魅力は「Creep」だけではありません。
むしろ面白いのは、そこから。
1990年代のギターロックから、壮大で美しいロックへ。
そして2000年代には、電子音を取り入れた実験的なサウンドへ。
同じバンドとは思えないほど、音楽を変化させていきました。
今回は、そんなRadioheadの変化が感じられる3曲を選びました。
「Creep」から始めて、最後は「Everything In Its Right Place」へ。
この3曲を順番に聴くと、Radioheadというバンドの面白さが見えてきます。
🎵 01|Creep
Release:1993年
Album:『Pablo Honey』
Genre:Alternative Rock
Country:UK
まずは、やっぱりこの曲。
「Creep」です。
静かなギターから始まり、サビで一気に音が爆発する。
トム・ヨークの切実なボーカルと、激しく歪むギター。
シンプルなのに、一度聴いたら忘れにくい。
Radioheadを知らない人でも、この曲を聴いたことがある人は多いと思います。
この曲が大ヒットしたことで、Radioheadは一気に世界へ知られるようになりました。
でも、ここで一つ覚えておきたいことがあります。
「Creep」は、Radioheadの出発点ではあっても、Radioheadのすべてではありません。
むしろ、ここから彼らの音楽は大きく変わっていきます。
だからこそ、次に聴いてほしいのがこの曲。
✨ おすすめポイント
まずは何も考えずに聴いてみてください。静かなAメロから、サビで一気に広がるギター。この「静」と「爆発」の落差が「Creep」の大きな魅力です。
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🎵 02|Let Down
Release:1997年
Album:『OK Computer』
Genre:Alternative Rock
Country:UK
「Creep」の次に聴いてほしいのが、
「Let Down」。
ここで、Radioheadの印象がかなり変わります。
「Creep」のような激しいギターロックではありません。
幾重にも重なるギター。
浮遊するようなメロディ。
そして、どこか寂しさを感じさせるThom Yorkeの歌声。
派手な曲ではないのに、聴いていると少しずつ引き込まれていきます。
この曲が収録されているのは、1997年の『OK Computer』。
このアルバムでは、Radioheadの音楽が一気に広がりました。
ギターの音は残っている。
でも、ただのロックではない。
美しさや不安、孤独のような感情まで、音楽の中に溶け込んでいる。
「Creep」と「Let Down」を続けて聴いてみると、その違いがよく分かります。
✨ おすすめポイント
特に聴いてほしいのは、重なっていくギター。イヤホンで聴くと、音が一枚ずつ重なっていくように感じられます。派手さよりも、何度も聴くほど好きになるタイプの曲です。
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🎵 03|Everything In Its Right Place
Release:2000年
Album:『Kid A』
Genre:Electronic / Experimental Rock
Country:UK
そして最後は、この曲。
「Everything In Its Right Place」。
ここまで2曲を聴いてきた人なら、ちょっと驚くかもしれません。
「これもRadiohead?」
そう思ってしまうくらい、音が違います。
シンセサイザー。
加工されたボーカル。
繰り返されるフレーズ。
「Creep」のギターロックとは、まるで別の音楽です。
でも、これもRadiohead。
この曲が収録されているのは、2000年のアルバム『Kid A』。
『OK Computer』で大きな成功を収めたあと、Radioheadは同じ方向へ進むことを選びませんでした。
さらにギターを減らし、電子音や実験的なサウンドを取り入れていく。
その大きな変化を象徴するのが、この曲です。
ここがRadioheadの面白いところ。
売れたスタイルをそのまま続けるのではなく、自分たちの音楽を変えてしまう。
「Creep」から始まったバンドが、数年後にはこんな音楽を作っている。
この振れ幅こそ、Radioheadを聴く面白さだと思います。
✨ おすすめポイント
これはぜひイヤホンで。音の一つひとつを追いかけるというより、音の中に入り込むような感覚で聴いてみてください。最初は「不思議な曲だな」と思っても、何度か聴くうちにクセになってきます。
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Everything In Its Right Place|Apple Music
Everything In Its Right Place|Spotify
🎧 今日の3曲
01|Creep
02|Let Down
03|Everything In Its Right Place
ぜひ、この順番で聴いてみてください。
最初はギターが前面に出たロック。
そこから、美しく重なっていく音へ。
そして最後は、電子音を使った実験的なサウンドへ。
たった3曲でも、Radioheadの音楽がどう変化していったのかが分かります。
そして、ここから先が本当のRadiohead入門。
「Creepが好き」なら『Pablo Honey』。
「Let Downが好き」なら『OK Computer』。
「Everything In Its Right Placeが好き」なら『Kid A』。
気になった曲から、アルバムを丸ごと聴いてみてください。
3曲では見えなかったRadioheadの世界が、そこから一気に広がっていきます。
🎧 Radioheadをもっと知りたい人へ
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「Creep」から『OK Computer』『Kid A』へ。なぜRadioheadは音楽を変え続けたのか。その背景を10のエピソードで紹介しています。
そして2027年、Radioheadは2008年以来19年ぶりとなる単独来日公演を予定しています。2027年6月にはGMOアリーナさいたまで5公演が予定されています。
今からRadioheadを聴き始めても、決して遅くありません。
✨ Radiohead の変化をアルバムで追ってみたいなら
Radioheadを知るなら、ベスト盤のように曲を拾っていくより、アルバムの変化を追ってみるのがおもしろい。
