
2000年代のロックを変えた。今こそ聴きたいThe Strokes 3選
今回は2000年代のロックを語るうえで避けることのできないバンド。
The Strokes(ザ・ストロークス)です。

ニューヨークから登場した彼らが注目を集めたのは、2001年のデビュー・アルバム『Is This It』。シンプルなギター、タイトなドラム、無駄を削ぎ落としたアンサンブル。そして、どこか気だるさを感じさせるJulian Casablancasのボーカル。
それまでのロックが持っていた荒々しさやロックンロールの魅力を残しながら、それを2000年代の空気に合わせてスタイリッシュに鳴らしたことが、The Strokesの大きな魅力でした。『Is This It』は2001年7月にリリースされ、現在でも彼らを代表する作品として聴き継がれています。
その後、The White StripesやYeah Yeah Yeahsなどとともに、2000年代のロックを象徴する存在となり、後のArctic MonkeysやThe Libertinesなどにも大きな影響を与えました。
ただ、難しいことを考えなくても、The Strokesの音楽はとにかく格好いい。
今回は、そんな彼らを知るために、まず聴いてほしい3曲を選びました。

🎵 01|The Strokes – Last Nite
Release: 2001年
Album: 『Is This It』
Genre: Indie Rock / Garage Rock Revival
Country: USA
The Strokesと聞いて、まずこの曲を思い浮かべる人も多いはず。
「Last Nite」は、デビュー・アルバム『Is This It』に収録された代表曲。軽快なギターリフとシンプルなビート、そしてJulian Casablancasの少し投げやりにも聞こえるボーカルが絶妙に組み合わさっています。
一見すると、とてもシンプルなロックンロール。
でも、ギターの音色、ベースとドラムのリズム、ボーカルの距離感まで、すべてが計算されたようにまとまっています。
特に印象的なのが、余計な音を足さないこと。
派手なギターソロも、大げさなアレンジもありません。それでもイントロが鳴った瞬間にThe Strokesだと分かる。
シンプルなのに、なぜこんなに格好いいのか。The Strokesの魅力を一番ストレートに感じられる一曲です。
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Apple Music|The Strokes『Is This It』
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TOWER RECORDS|The Strokes『Is This It』

🎵 02|The Strokes – Someday
Release: 2001年
Album: 『Is This It』
Genre: Indie Rock / Garage Rock Revival
Country: USA
「Last Nite」と並んで、『Is This It』を代表する一曲。
「Someday」は、よりリラックスした雰囲気を持つロックナンバーです。ギターの軽やかなフレーズと、どこか懐かしさを感じさせるメロディが印象的。アルバムの中でも特に親しみやすい曲のひとつです。
「Last Nite」が夜の街を駆け抜けるような曲だとすれば、「Someday」は少し立ち止まって過去を振り返るような感覚があります。
それでも、決して重くならない。
Julian Casablancasの歌い方にも力みがなく、バンド全体の演奏も自然体。その「肩の力が抜けているのに格好いい」という感覚こそ、The Strokesの魅力です。
ロックなのに気取っていない。何度聴いても自然に戻ってきたくなる、そんな一曲です。
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🎵 03|The Strokes – Reptilia
Release: 2003年
Album: 『Room on Fire』
Genre:Indie Rock / Garage Rock Revival
Country: USA
ここで少し音の表情を変えてみたい。
「Reptilia」は、2003年のセカンド・アルバム『Room on Fire』に収録された代表曲です。『Is This It』で確立したスタイルをさらに研ぎ澄まし、より攻撃的なギターとタイトなリズムを前面に出しています。
イントロから鳴り響くギターがとにかく強烈。
2本のギターが絡み合いながら前へ進み、ドラムとベースがそれを強く押し出していきます。「Last Nite」や「Someday」と比べると、明らかに緊張感のあるサウンドです。
それでも、The Strokesらしいシンプルさは失われていません。
『Room on Fire』では、デビュー作のフィーリングを残しながら、よりポップで洗練された方向へとサウンドを広げています。
出典:TOWER RECORDS
The Strokesの「シンプルだけど鋭い」という魅力を、一番分かりやすく体感できる一曲です。
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🎧 今日の3曲
01|Last Nite
02|Someday
03|Reptilia
2001年に登場したThe Strokesは、ロックの基本的な魅力を大切にしながら、それを新しい時代の感覚で鳴らしてみせました。
大げさな演出も、複雑なアレンジも必要ない。
鋭いギターと強いリズム、印象に残るメロディ。そして、少し気だるいボーカル。
それだけで、これほど格好いいロックができる。
今回の3曲を聴けば、The Strokesがなぜ2000年代のロックを代表する存在になったのか、その理由がきっと伝わるはずです。
古いロックを懐かしむためではなく、今聴いても格好いいロックとして。
The Strokesの音楽は、今も十分に楽しめます。