
夫が子煩悩すぎて到底敵わないけど、育児は張り合うものじゃなく、共演するもの
我が夫は、息子をあやすのがとんでもなく上手い。
ちょっと昔話をすると、結婚前の彼はどちらかといえばクール系(?)に見えて、子ども好きの匂いなんて一切していなかった。
でも付き合っていくうちに、実はかなりの子ども好きだと判明。
「彼って、ああ見えて子ども好きなんだね」
友人からは褒めているのかけなしているのか分からないコメントをもらうくらい、ギャップがあるらしい。わたしにとってはありがたい特性で、当時から「子ども嫌いな彼氏より何倍もいい!」と密かに思っていた。
そしてその“子ども好きスキル”は本物だった。
外出先で子どもを見かけると、必ず交流しては笑顔を返される。手を振れば振り返され、手遊びすれば即仲良し。メルボルンでも英語で話しかけ、すぐに輪に入ってしまう。
恐ろしいのは、彼に惹きつけられるのは子どもだけではないこと。
犬も猫も、果ては動物園のガラス越しの動物まで、なぜか彼に寄ってくる。
一体なに者なの…?小さい生き物に好かれるホルモンでも放出しているのだろうか。
そんな夫なので、自分の息子・こびさんが生まれた途端、子煩悩さは爆発的に加速した。
こびさんをあやすのが上手すぎて、産後のわたしはちょっと妬いてしまったくらい。
当時、たまひよの掲示板にこんな投稿をしたことがある。
夫の育児が上手すぎて謎に劣等感と嫉妬を感じてシクシクしてたけど、わたしなりのガルガル期なんだろうか。
非協力的な夫よりも何百倍も素敵なことだし、どんなに頑張っても彼らは授乳ができないわけで、そもそも張り合うのがおかしいなと、ようやく冷静になって思えるようになってきた。
わたしより夫の方が何百倍も息子をあやすの上手いし、わたしは単なるおっぱいドリンクバーでしかない事実に、たまにメンがヘラりそうになりますが、それぞれの夫がこんなに育児を担ってくれてるの、本当に心強いですよね!
ほかのママから「我が家も夫の方があやすの上手いです!女性の方が育児に向いているなんて神話!」とコメントをもらい、本当にその通りだと腑に落ちた。
とはいえ、寝かしつけであっさり成功している夫を見たり、夫と遊んでいるときに限って息子が大爆笑しているのを見ると、やっぱり「いいなあ」と思ってしまうのも本音だ。
でも最近はようやく、その思考ループから抜けつつある。
育児に「母がやるべきこと」「父がやるべきこと」というルールは存在しない。
それぞれができることを、そのときにやればいい。
夫は子どもと心を通わせる術を、経験から自然と身につけてきた人。
わたしはわたしで、読み聞かせで覚えた童謡を歌ったり、これからは大好きなお絵描きを一緒に楽しんだりすればいい。
こびさんが楽しそうなら、それが一番。
夫に嫉妬する日々もあったけど、子どもからしたら笑わせてくれる人が多い方が幸せ。だから結論、わたしは夫に勝たなくてもいい。
育児は張り合うものじゃなくて、共演するもの。
日々成長する息子に追いつきながら、ママ1年生としてわたしもゆるく頑張っていこうと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
産後ずーーーっと言語化したかった気持ちを文章にできて、書いた本人はすごくスッキリしました(笑)
読んでくださった方がもし同じ悩みを抱えていたら、少しでも心を軽くできていたら嬉しいです。

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