メインコンテンツへスキップ
見出し画像

「察して」はもう限界。産後3ヶ月、“夫婦のズレ”とちゃんと向き合った話

    息子・こびさんが生まれて3ヶ月。

    表面上は家族として順調な滑り出しを見せているわが家だけど、
    ここ最近、わたし(妻であり母)には、
    なんとも言えない“モヤモヤ”が、静かに溜まり続けていた。

    夫・ぴーさんはとても子煩悩だ。
    仕事にも熱心なのに、育児もわたし以上に取り組んでいるし、何よりこびさんのことを第一に考えてくれている。

    普通に考えれば、海外駐在先で息子も生まれて超絶ハッピー……な状況のはず。

    でもね。
    あれ…?

    わたしって、ただの家族の黒子なん?

    そんなふうに思ってしまう瞬間が、日に日に増えていた。

    平日はぴーさんが仕事、わたしがこびさんとワンオペ。

    週末は3人で過ごすけど、ぴーさんがこびさんを抱っこし、わたしはその横でベビーカーを押したり、マザーズバッグを整えたり、洗濯・ごはん・哺乳瓶洗いなど、まさに縁の下のチカラ持ち的存在。

    ぴーさんとこびさんが一緒に過ごせる時間が圧倒的に少ないから、基本それで良いと思ってたし、実際そうしてきた。

    でも今日、ついに事件が起きた。

    仕事が早く終わったぴーさんが帰宅して、3人で公園を散歩していたとき、
    わたしはいつものように、荷物だけが詰まったベビーカーを押していた。

    ぴーさんはこびさんを抱っこして、公園内にある葉っぱとかを見せてあげながら、ニコニコ歩いてる。その後ろを、少し離れてひとりでぼーっと歩くわたし。

    ふと気がついた。

    「あれ、なんでわたし、いつも空っぽのベビーカー押してんの?」

    命を削ってこの子を産んだのはわたしなのに、
    なんで“母親”のわたしが、家族の中で一番遠い場所にいるんだろう。

    どんどん透明になっていくような感覚が襲って、
    そのままお腹が痛くなるくらい、心が苦しくなってしまった。

    今までは、リビングのソファでぴーさんとこびさんが笑い合いながら過ごしているのを、キッチンでご飯を作りながら見ていて、この光景って幸せだと思えていた。

    でも今日はもう、2人がいるリビングにも近寄りたくない。
    そんなはずないのに、「こびさんを取られた」って感覚が強くなってしまった。こんな気持ちになるなんて、母親として失格かも。

    わたし、家の中でどこにいたらいいのかな?
    自分が思い描いてた家族の姿って、これ?

    黒子になりたくて、メルボルンに来たんだっけ?

    ⚡️

    帰宅してしばらくして、その気持ちをわりとそのままぴーさんに話した。

    だけど返ってきたのは、

    「ごめんよ、全部俺が悪かったよ」
    →「じゃあ好きにすれば?」
    →「子育ても放棄するってこと?」

    みたいな流れ。

    ちがう、そうじゃない。

    わたしはただ、「わたしのこの気持ちを、まっすぐ受け止めてほしい」だけだったのに。

    短絡的な返答を前に、わたしの喪失感と孤独感にフタをされてしまったような気持ち。

    わたしがどうしてそういう気持ちに至ってしまっているのか、なにも、思い巡ろうとしてくれないの?

    あまりに苦しくなって、「もうこのまま、ぴーさんのことを嫌いになってしまいそう」な気がして、わたしは思いの丈を、ぶわーっとぶちまけた。

    ・こびさんが大切なのは分かる。でも妻として、女として、わたしが蔑ろにされて、どんどん置いていかれていると感じてしまう。

    ・これ以上言い争いたくはないし、ギスギスした空気は生後間もないこびさんにも伝わってしまうと思う。

    ・どれだけ親としての教育が立派でも、そもそも人として、夫婦として上手くいっていないのが、一番彼にとってよくないことだと思う。

    ・わたしたちは“親”である前に、まず一生をともに過ごすと決めた“夫婦”であることを忘れずにいたい。

    最後の気持ちが一番強かったんだろうな

    結果的に、ぴーさんはハッとした表情でこう言ってくれた。

    「そんなふうに思ってたなんて気づかなかった。ごめん。
    でも、伝えてくれたから気付くことができた、ありがとう。

    確かに、ここ最近こびさんのことばっかりで、“夫婦の時間”を後回しにしすぎていた。もっと話す時間を持とう。

    夜こびさんが寝たあとの時間、貴重な大人時間だからこそ、ただお互いYouTube見たりnote書いたり、各々のことばっかりしてしまってたけど、ふたりでちゃんと話したり過ごしてもいいかもね」

    この一言で、胸のつかえがすっと取れた気がした。

    わたしが欲しかったのは、やっぱり解決策じゃなくて“共感”だった。
    勇気を出して、言葉にしてよかったと、心から思えた瞬間だった。

    そして改めて実感した。
    「察してほしい」って気持ちがどれだけ危険かってことを。

    仕事もしてて育児も頑張ってる相手にはそんな余裕ないし、そもそも我々のように“察する力”に全振りした人生を歩んできたわけじゃない。

    こっちが100%思ってること、ちゃんと“言語化”して伝えるしかないんだよな。

    「察してくれない」ことに勝手に傷ついて、「分かってくれない」夫を憎く思うのは、結局、自分で自分の首を絞めてるだけだった。

    産後2年間が一番夫婦の離婚率が高いっていう話を聞いたことがある。どこか他人事だと思っていたけど、まさに当事者の仲間入りをしそうになっていた。

    忘れがちだけど、わたしたちは“親”である前にまず、一生をともに過ごすと決めた“夫婦”であることをもう一度思い出そう。

    そうすることでお互いを常に尊重し合えるし大事にできると思う。これって実は、一番育児で大事なことだったりするのかもしれない。

    🧸

    「じゃあ、こびさん寝た後は夫婦でちゃんと話そう」って言ったものの、
    その日の夜ご飯の話題は結局、最近のこびさんの可愛い様子についてだった。

    シャワーを浴びながらこの会話を思い返して、「あれ?"夫婦二人の会話"どこいった?!」って心の中でツッコミを入れつつも、

    まあ、こびさんが共通の“最愛”であることに変わりはないし、それはそれでいっか。

    これからも、妻として、母として、
    そして“わたし”として、よろしくね。


    おまけ👶

    目指したい関係性を図解するならこんな感じかも?

    画像
    サクッと書いちゃったし、図解すると当たり前のことを言ってるんだけども(笑)


    この記事が参加している募集

     
     
    朝活とジャーナリングで、自分と暮らしを整える🤲 ママになって“新しい自分らしさ”を模索中! 育児・駐在帯同・キャリアで揺れながら、日々思うことをメルボルンから日々発信🐨 ⛰️日本百名山を2年で完登|✍️グラフィックレコーディング|☀️朝活×子育て|✊Amazonアソシエイト参加中

    あなたへのおすすめ