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本能寺の変1582 坂本にて 概略 260815 №6-223 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』

    坂本にて 概略 260815 №6-223

    はじめに ←目次 重要 ◎目次 過去記事 目次 【記事一覧】 
    ←【五大要因】  中  小
    ←1 時代の風潮
     
     1戦国時代=相互不信の時代
      2美濃
      3尾張
    ←2 光秀の実像
     
     1信長という男
      2光秀という男
      3光秀と光慶  1光秀の素性 2光秀の年齢 3嫡男光慶
      4先祖の教訓
      5大量殺戮
      6信長の弱点
    ←3 光秀の苦悩
     
     1粛清の怖れ
      2光秀の老い
      3四国問題
      4志向の相違
      5自立への道
    ←4 武田の滅亡
     
     1甲斐遠征
      2勝頼の首
      3武田効果
    ←5 信長の油断 大要 概略
      
    「事態急変」
      1 勝利の余韻  概略 4月21日 24日
      2 四国出陣   概略 5月7日 1/3 2/3 3/3 11日
      3 足蹴事件 大 概略 5月12日 大 概 1/5 概 2/5 概 3/5 概 4/5 概
                         5/5 概
                  5月15日 大 概
                  密室にて  大 概 1/3 概 2/3 概 3/3 概
                         ① 概 ② 概 ③ 概   ④ 概
                         ⑤ 概
      4 中国出陣 大 概略 備中高松城 大 概
                  5月17日
                坂本にて 目次 大 概
                         1 2 3 ① ② ③
                         4 ① ② ③ 5 6
                  5月19日 大 概
                  5月20日 大 概
                  5月21日 大 概
      5 時は今、・・・・・。
                  5月26日 大 概
                  5月27日 大 概
                  5月28日 大 概
                  5月29日 大 概
    ←さる程に、不慮の題目出来候て、

    ←【重要史料】 【重史全通】 【重史一覧】 【重史一覧全通】
    ←【抜粋】
    ←【注目ポイント】 目次
    ←【人物】
    ←【粛清の怖れ】 【粛清 佐久間信盛】 【重史240】
    ←3光秀と光慶 (1)光秀の素性 (2)光秀の年齢 (3)光秀の嫡男
    ←【四国問題】 八 九 十 目次 【四国問題 概要】 八 九 十
    ←【足蹴事件】 【重史040】 【重史041】
    ←【シリーズ】
     信長の甲斐侵攻 光秀と長宗我部元親 本能寺への道 1 2 3 4 5
    *◎=重要ヶ所 P=重要Point 史=史料 公=信長公記 ✓=チェック済
     信=信長の人物像 光=光秀の人物像 そ=その一因 テ=テーマ別
    *加筆修正 260815

    坂本にて 概略 260815 №6-223

    【記事一覧】>【五大要因】  中  小>5 信長の油断>4 中国出陣
    >坂本にて>
                →【四国問題】 天正十年 目次 0517 0526

    光秀の心は、重く沈んでいた (1~6) 。

    1光秀は、粛清を怖れていた。
     いよいよ、現実味を帯びて来た。  →足蹴事件  密室にて 3/3 ① 概

     信長は、典型的な戦国武将。
     猜疑心が強く、用心深く、注意深い。

     信長は、執念深い。
     根に持つタイプ。
     後で、必ず、蒸し返す。

     信長は、絶対専制君主。
     天下の支配者であることを強く意識していた。

     信長は、誇り高い男。 
     口答えする家臣を、決して、赦さない。

     光秀は、信長に口答えをした。   →足蹴事件  密室にて 3/3 ① 概

     信長は、合理主義者。
     戦いが終われば、粛清が始まる。
     信長は、不意を衝く。
     粛清は、ある日、突然、訪れる。

     光秀は、出来る男。
     キレ者である。

     信長の気性・性格を知悉していた。

     光秀もまた、信長と同じく、典型的な戦国武将。
     猜疑心が強く、用心深く、注意深い。

     光秀は、新参者。
     忠義心が薄い。

     光秀は、兵法に通じていた。
     目的を成し遂げるためには、手段を選ばない。

     時は、戦国時代。
     相互不信の時代である。
     信長は、光秀を信用していない。
     光秀も、信長を信用していない。

     明日は、我が身。
     ・・・・・。
     このことが、脳裏から、離れない。

    2光秀の老いと嫡男光慶。
     光秀は、高齢者。
     年齢は、五十九±四歳ぐらい。               →そ第77

     嫡男光慶は、まだ、十三歳。
     若すぎた。

     六年前(天正四年)の大病のこともある。   →【重史013】 そ第7話⑰

     光秀にとって、最大の敵は時間。             →そ第76話

     光秀は、明智の将来に大きな不安を抱いていた。  →そ第75 そ第76話
     光秀は、信長より、年長。
     信長より、確実に、先に、死ぬ。
     未熟な光慶を一人残して・・・・・。

     光秀は、粛清を怖れていた。            →5月17日 ②
     それを、回避するためには・・・・・。
     信長に、つけ入る「隙」を与えてはならぬ。
     のである。

     光秀は、完璧主義者。

     ここに来て、たてつづけに、大きな問題が発生する。

      一、土佐の件

      一、「武田効果」
        この結果、中国出陣の時期が、大幅に早まることになり、
        そのことが、光秀に大きな危機を招くことになる
    。
      一、四国出陣命令、発令
        このままでは、光秀の「失策」となる。
        すなわち、責任問題。

      一、足蹴事件
        光秀は、甘かった。
        その一言が、信長の逆鱗に触れた。
        この事件が「本能寺の変」の契機(引き金)になった。
        光秀の心が、信長から離れた。
        光秀は、自立の道を選んだ。

      一、中国出陣命令、発令

     光秀は、逃げ場のない状況に追い込まれていた。

     石谷頼辰の帰還が、光秀の中国出陣に、
     間に合えば、問題は、一挙に、解決する。
     なれど、肝心要の、その(帰還)日がわからない。

     光秀は、出来る男。
     キレ者である。
     洞察力に優れていた。

     光秀は、現実主義者。
     絵空事など、あてにはしない。
     最悪の事態も想定していた。

     全ては、子らのため。
     明智のため。

     頼辰が、間に合わぬ時は・・・・・。

     時折、「自立」の二文字が脳裏を掠める。

     三人の顔がチラつく・・・・・。
     謀叛人、波多野秀治・松永久秀・荒木村重・・・・・。

     光秀は、強靭な精神力の持主。
     強大な重圧と戦っていた。

     光秀の心中を知るのは、光秀ただ一人。
     地獄の如き日々がつづく。

    3中国出陣の意味するもの。

    ①中国出陣の日は、六月一日。
     光秀は、石谷頼辰の帰りを待っていた。
     「間に合うのか、間に合わぬのか」・・・・・。
     光秀にとって、それが、最も重要な問題だった。

     中国出陣は、明智の運命の分岐点。
     頼辰が、間に合えば、明智の将来は、明るい。
     頼辰が、間に合わねば、それは、その真逆となる。

     光秀の「四国問題での躓き」。
     これすなわち、失敗=失策。
     光秀の責任問題となる。

     光秀は、頼辰の帰還を待って、信長に、長宗我部元親の「承諾」を報告
     してから、中国へ出陣するつもりだった。

     「天下布武」は、成る。
     そのことが、信長に先を「急」がせた。

     信長は、傲慢だった。
     「武田効果」により、

     信長は、さらに傲慢になっていた。
     そして、足蹴事件が起きた。
     「すれ違い」・・・・・。
     歯車、嚙み合わず・・・・・。

     光秀の心が、信長から離れた。
     時折、「自立」の二文字が脳裏を掠める。

     地獄の如き日々がつづく。

    ②中国攻めは、「天下布武」の総仕上げ。
     信長の脳裏には、「勝頼の首」。
     信長は、毛利を滅ぼすつもりだった。
     これによって、
     「天下布武」の完成=日本統一が、光秀の予想していた以上に、
     早く、実現される。


     となれば、
     当然、信長の「さらなる夢」への挑戦も早まるわけである。

     秀吉は、毛利本軍を誘き出すのがその役目。

     信長は、猜疑心が強い。
     秀吉を信用していない。

     秀吉は、信長を怖れていた。
     秀吉もまた、信長を信用していない。

     秀吉に、実子はいない。
     信長の五男秀勝(於次丸)を養子にしていた。

     秀吉は、心得ていた。
     これ以上の手柄は、かえって逆効果=不要だった。

     信長は、秀吉を支援するために、軍勢を派すのではない。
     毛利の本拠地 安芸に攻め入る(=決着つける)ために、軍勢を派すのであ
     る。 

     西国攻めの総指揮官は、あくまでも、信長自身。
     秀吉では、ない。

     光秀は、信長の指揮下にあった。
     光秀と秀吉は、同位の軍団長。
     秀吉の下に置かれたのではない。
     要注意!!惑わされるべからず!!

     光秀は、手柄を上げる機会を与えられたのである。
     甲斐攻めにおける、滝川一益と同様のポジション。

     光秀は、国替えを察知していた。
     光秀にも、国替えの可能性があった。
     国替えもまた、その一因となり得る。

    ③中国出陣は、明智の危機。
     明智の命運は、中国出陣によって定まる。

     毛利を滅ぼせば、「天下布武」=日本統一は、成る。
     次に来るのは、信長の「さらなる夢」。

     光秀には、先が見えた・・・・・。
     何れ、明智は、異国の地に屍を晒すことになる・・・・・。

     光秀は、ハッとした・・・・・。
     それに、気づいたのである・・・・・。

     中国攻めは、信長の「さらなる夢」への第一歩。
     光秀には、守るべきものたちがいた。
     これ正に、「志向の相違」。

     信長は、典型的な戦国武将。

     光秀は、甘かった。
     「明智が言葉を返すと」
     その一言が、信長の逆鱗に触れた。

     これで、マイナス要因が二つ重なった。
     一、四国問題の失敗
     一、足蹴事件

     いよいよ、現実味を帯びて来た。
     粛清*の可能性が、色濃くなって来た・・・・・。
     *粛清の意味

     ならば、・・・・・。
     「その前に」、・・・・・。
     何やら、不穏な思いが、光秀の脳内を駆け巡る・・・・・。

     「否、待て」
     「まだ、時はある」
     「頼辰を待つべし」
     光秀の結論は、やはり、そこに落ち着いた・・・・・。

     光秀は、出来る男。 
     キレ者である。
     信長の気性・性格を知悉していた。


     時は、戦国時代。
     相互不信の時代である。
     信長は、光秀を信用していない。
     光秀も、信長を信用していない。

    4石谷頼辰、未だ、帰らず。
    ①光秀は、坂本で、頼辰の帰りを待っていた。
     「一縷の望み」
     光秀は、多忙で気忙しい時に、九日間も、坂本に滞在していた。
     光秀は、坂本で、ギリギリまで、石谷頼辰の到着を待っていた。

     頼辰が、間に合えば、・・・・・。
     明智の将来は、きわめて、明るいものとなる。

     だが、
     頼辰が、間に合わねば、・・・・・。
     明智にとって、最悪の状態となる。

     中国出陣は、明智の危機。
     明智の命運は、中国出陣によって定まる。

     ならば、・・・・・。
     「その前に」、・・・・・。
     何やら、不穏な思いが、光秀の脳内を駆け巡る・・・・・。

     「否、待て」
     「まだ、時はある」
     「頼辰を待つべし」
     光秀の結論は、やはり、そこに落ち着いた・・・・・。

     中国へ出陣すれば、全てが終わる・・・・・。
     光秀は、何としても、これを回避せねばならなかった。

     四国問題の失敗~足蹴事件~中国出陣は明智の危機という一連の流れ、
     このことが、「本能寺の変」の契機(引き金)となった。


     光秀は、計画的だった。
     この頃から、具体的に、始動した・・・・・。

     光秀の心は、次第に、信長から離れていく。
     全ては、子らのため、明智のため・・・・・。

     光秀は、自立の道を模索した。
     これすなわち、信長の命に背くこと=謀叛。

    ②


    ③


    5



     ⇒ 次へつづく




     
     
    ただただ、真実を知りたい。この一念が原動力になっています。「本能寺の変」「その原因・動機を究明する」。この一点に焦点を絞りました。数多ある史料。精査・検証等々。長い時間を要しました。そして、ついに辿り着きました。これが、光秀謀反の真相です。只今、鋭意執筆中!!ご期待下さい!!

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