
連載小説【もしもミュージアム】あらすじ
お蔵入りになった映画、閉鎖した遊園地、消えた集落⋯⋯。
「もしも、違う未来をたどっていたら」
誰もが一度は、思ったことがある『歴史の分岐』を展示する博物館「もしもミュージアム」。そこには“もう一つの世界”にまつわる資料が展示されている。
出口で来館者を待つのは、三つの選択肢。
『外に出て、館の記憶を失う』
『館の学芸員になり、世界を記録し続ける』『大事なものを一つ代償にして、再来館パスを受け取る』
来館者たちは自らの「もしも」の望みに向き合い、展示は新たな資料や世界線を生み出していく。
記憶と記録、喪失と存在をめぐる「もしも」の世界を描く、ファンタジー・オムニバス短編集。