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【夏の文庫フェア2026】集英社「ナツイチ2026」のおすすめミステリー小説15選

今年も夏の文庫フェアが始まりました。集英社文庫は「ナツイチ2026」と題して名作、傑作をラインナップしています。今回は集英社文庫「ナツイチ2026」の中から読んでおきたいミステリー小説を15作品ピックアップ。気になる作品はぜひ、手に取ってみてくださいね。


『N』道尾秀介

読む順番で、世界が変わる。
全6章、あなた自身がつくる720通りの物語。
「本書は6つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。はじめに、それぞれの章の冒頭部分だけが書かれています。読みたいと思った章を選び、そのページに移動してください。物語のかたちは、6×5×4×3×2×1=720通り。読者の皆様に、自分だけの物語を体験していただければ幸いです。/著者より」未知の読書体験を約束する、前代未聞の一冊! この物語をつくるのは、あなたです。
すべての始まりは何だったのか。
結末はいったいどこにあるのか。
「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。
「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。
定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。
殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。
ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。
殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。
道尾秀介が「一冊の本」の概念を変える。

Amazon公式紹介文より引用

『カラスの親指』、『月と蟹』、『いけない』、『向日葵の咲かない夏』などの著者としても有名な道尾秀介さんの作品。本を読む順番によって物語の見え方が変わる、少し変わった仕掛けのあるミステリーです。どの章から読むかによって、登場人物の印象や結末の受け止め方が変わっていきます。普通の小説とは違う読書体験をしたいときに特におすすめの一冊。


『白夜行』東野圭吾

愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。
1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。伏線が幾重にも張り巡らされた緻密なストーリー。壮大なスケールで描かれた、ミステリー史に燦然と輝く大人気作家の記念碑的傑作。200万部突破!

Amazon公式紹介文より引用

『容疑者Xの献身』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの著者としても有名な東野圭吾さんの作品。第122回直木三十五賞候補作、1999年「このミステリーがすごい!」第2位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2000年「本格ミステリ・ベスト10」第7位になった作品です。2005年に舞台化、2006年に山田孝之さんと綾瀬はるかさん主演でテレビドラマ化、2011年に堀北真希さんと高良健吾さん主演で映画化されています。長い物語ながら、伏線の張り方、重苦しい空気感、ラストの余韻まで一気に引き込まれる作品です。


『リバー』奥田英朗

同一犯か? 模倣犯か?
群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見された。
十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口に、街は騒然となる。
かつて容疑をかけられた男。取り調べを担当した元刑事。
娘を殺され、執念深く犯人捜しを続ける父親。
若手新聞記者。一風変わった犯罪心理学者。新たな容疑者たち。
事件を取り巻く人々の思惑が交錯するなか、十年分の苦悩と悔恨は、真実を暴き出せるのか─── 。
人間の業と情を抉る無上の群像劇×緊迫感溢れる圧巻の犯罪小説!

Amazon公式紹介文より引用

『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』、『オリンピックの身代金』、『ナオミとカナコ』などの著者としても有名な奥田英朗さんの作品。「本の雑誌」が選ぶ2022年度ベスト10の第1位に選ばれた作品です。刑事、元刑事、遺族、新聞記者、容疑者たちの視点が重なり、事件の全体像が少しずつ見えてくる重厚な犯罪小説です。


『サラリーマンよ 悪意を抱け』赤川次郎

サラリーマンて、こんなに必死で、こんなに哀しくて、こんなに愛おしい!
ある晩、4人のサラリーマンが悪辣な広津部長を葬る、部長殺人計画を実行しようとしていた。(「サラリーマン四銃士」)。
窓際社員・西野は満員電車にも胸の苦しさにも耐え、会社へと向かう。
そして出社してすぐ、席に着いたまま死んだ。
心臓マヒで、まるで眠るかのように。
それを見た係長は決定的なミスを彼のせいにするが……。(「雨の朝、窓際に死す」)。
全てサラリーマンが主役の傑作ミステリー短編集!

Amazon公式紹介文より引用

『三毛猫ホームズ』シリーズ、『セーラー服と機関銃』などの著者としても有名な赤川次郎さんの作品。サラリーマンを主役にしたミステリー短編集です。赤川次郎さんらしいテンポのよさがありながら、働く人の哀しさもにじむ一冊です。短編でさくっとミステリーを楽しみたいときにもおすすめ。


『マスカレード・ゲーム』東野圭吾

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。

Amazon公式紹介文より引用

『容疑者Xの献身』、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの著者としても有名な東野圭吾さんの作品。大人気「マスカレード」シリーズの第4作目です。新田浩介と山岸尚美が「ホテル・コルテシア東京」を舞台に、難事件に挑みます。2022年「BOOK OF THE YEAR 2022」小説部門で第1位になった作品です。


『白ゆき姫殺人事件』湊かなえ

化粧品会社の美人社員が殺害された。容疑者は同僚!? ネットで飛び交う憶測と無責任な週刊誌報道。噂話の矛先は、一体誰に刃を向けるのか。

Amazon公式紹介文より引用

『告白』、『母性』、『ユートピア』などの著者としても有名な湊かなえさんの作品。2014年井上真央さん主演で映画化されています。SNSでの拡散力がもたらす恐怖を鮮やかに描いたミステリー。美人社員が惨殺される事件を追う中で、SNS上で流れる噂話が一人歩きし、真実を歪めていきます。人間の悪意や無責任さ、そしてそれが引き起こす悲劇に背筋が寒くなる一冊です。


『栞と噓の季節』米澤穂信

ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ) 待望の続編!
直木賞受賞第一作
猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。
高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。
誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか……。
「その栞は自分のものだ」と嘘をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。
直木賞受賞第一作は、著者の原点とも言える青春ミステリ長編!

Amazon公式紹介文より引用

『折れた竜骨』、『満願』、『黒牢城』などの著者としても有名な米澤穂信さんの作品。『本と鍵の季節』に続く「図書委員」シリーズ第2弾です。瑞々しい高校生たちが主人公の青春ミステリ。


『早朝始発の殺風景』青崎有吾

青春は、気まずさでできた密室だ。始発の電車で遭遇したのは普段あまり話さない女子。二人は互いに早起きの理由を探り始め……(表題作)。部活の引退日、男同士で観覧車に乗り込んだ先輩と後輩。後輩には何か目的があるようだが(「夢の国には観覧車がない」)。不器用な高校生たちの関係が小さな謎と会話を通じて少しずつ変わってゆく。ワンシチュエーション&リアルタイムで進行する五つの青春密室劇。

Amazon公式紹介文より引用

『体育館の殺人』、『地雷グリコ』の著者としても有名な青崎有吾さんの作品。第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補になった作品です。日常の謎系青春密室ミステリー。さらりと読める短編集です。


『真夜中のマリオネット』知念実希人

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。
殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。
婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。
そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。
無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。
涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。
「僕は罠にかけられただけなんです」と――。
無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。
涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。
ラスト1頁(ページ)、あなたは必ず絶叫する! 衝撃のクライムサスペンス。

Amazon公式紹介文より引用

『硝子の塔の殺人』、『祈りのカルテ』、『となりのナースエイド』などの著者としても有名な知念実希人さんの作品。遠田志帆さんの装画が印象的な作品です。丁寧な心情描写に心動かされ、ラストの伏線回収とどんでん返しに爽快感を感じますよ。


『フェイクフィクション』誉田哲也

首なし死体がすべての始まりだった。
警察組織vs.悪魔と呼ばれる男vs.カルト教団vs.元キックボクサー。
囚われた“彼女”の奪還。愛する人を失った者たちの復讐劇――。
疑いなき信仰心に警鐘を鳴らすセンセーショナルな長編小説。
東京・五日市署管内の路上で、男性の首なし死体が発見された。刑事の鵜飼は現場へ急行し、地取り捜査を開始する。死体を司法解剖した結果、死因は頸椎断裂。「斬首」によって殺害されていたことが判明した。一方、プロのキックボクサーだった河野潤平は引退後、都内にある製餡所で従業員として働いていた。ある日、同じ職場に入ってきた有川美祈に一目惚れするが、美祈が新興宗教「サダイの家」に関係していることを知ってしまい……。

Amazon公式紹介文より引用

『ストロベリーナイト』、『ジウ』、『武士道シックスティーン』などの著者としても有名な誉田哲也さんの作品。首なし死体事件を追う刑事、元キックボクサー、新興宗教に関わる女性、裏社会の人物たちが絡み合う長編サスペンスです。警察小説、カルト、復讐劇の要素が重なり、序盤から不穏な空気が漂います。重めの事件もの、スピード感のある犯罪小説を読みたいときに気になる一冊です。


『朽ちゆく庭』伊岡瞬

「秘密」が家族を壊していく――。
不都合な現実を抉り出す、サスペンス小説の極致!
かつてのセレブタウンに引っ越してきた山岸家。生活も好転するだろうと両親は期待するが、中学生の息子・真佐也は不登校のまま。母・裕実子は息子を心配しながらも、パート先の上司と密会を続けていた。一方、父・陽一は突然出社しなくなり、家にいるように。そんな中、真佐也は近所の公園に来る幼い少女と知り合う。やがて一家の運命を変える事件が――。壊れゆく家庭を描く危険なサスペンス。

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『代償』、『悪寒』、『不審者』などの著者としても有名な伊岡瞬さんの作品。伊岡さんの「家族崩壊三部作」と呼ばれる作品シリーズの一作です。壊れかけた家庭に、ある事件が追い打ちをかけていく展開。じわじわと不安が広がる、希望の見えないタイプのミステリーです。


『隣はシリアルキラー』中山七里

「ぎりっ、ぎりっ」「ざああああっ」
毎晩、隣室から聞こえてくる不気味な音と連続バラバラ殺人事件。よりにもよって──
五感から震え上がる! ホラーミステリー 暑くなる季節にぴったり!
ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ──。深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。ふと、隣人の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。

Amazon公式紹介文より引用

『さよならドビュッシー』、『連続殺人鬼カエル男』などの著者としても有名な中山七里さんの作品。不穏な空気感が漂うホラーミステリーです。最後まで読むとタイトルの意味が分かる構成も秀逸。


『地下街の雨』宮部みゆき

都会の孤独。通り過ぎてしまう愛。でも希望は捨てない。きっとまた輝きの季節はくるのだから…。大都会の片隅で夢を信じて生きる人びとを描く、愛と幻想の作品集。(解説・室井 滋)

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『火車』、『理由』、『模倣犯』などの著者としても有名な宮部みゆきさんの作品。社会派ミステリーの重厚さだけでなく、人の心の揺れを丁寧にすくい取る宮部作品らしさが味わえます。短編で読みやすく、雨の日に少しずつ読み進めたい一冊です。


『夏と花火と私の死体』乙一

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく――。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄弟の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか? 死体をどこへ隠せばいいのか? 恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作品。

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『GOTH リストカット事件』、『ZOO』、『銃とチョコレート』などの著者としても有名な乙一さんの作品。第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞した乙一さんのデビュー作です。乙一さんが16歳の時に書いたということでも話題になりました。殺された「わたし」の視点で進むユニークな作品です。


『医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印』本城雅人

二係捜査シリーズの著者による新シリーズ!
物語のラスト、もうね、唸りますよ。鮮やかすぎる! ――吉田伸子氏 推し!
元臨床医の氷見亜佐子は厚生労働省の医療監視員。
彼女の仕事は、専門知識を活かして全国の医療現場が滞りなく機能しているかどうかチェックすること。
ある日、東京フロンティア医大の術中死のタレコミ電話を受け調査を進めると、過去にも不審な術中死と優秀な医者の辞職があったことが発覚し――。
癖のある同僚や新聞記者、捜査一課刑事らと共に病院に巣食う悪を暴く。
医療Gメンシリーズ開幕。

Amazon公式紹介文より引用

『ノーバディノウズ』、『ミッドナイト・ジャーナル』、『傍流の記者』などの著者としても有名な本城雅人さんの作品。元臨床医で厚生労働省の医療監視員・氷見亜佐子が、医療現場の不正に迫るシリーズの一作です。医療ミステリーでありながら、社会派サスペンスとしても読める作品です


まとめ|【夏の文庫フェア2026】集英社「ナツイチ2026」のおすすめミステリー小説15選

夏の文庫フェア、集英社文庫の「ナツイチ2026」は新潮文庫、角川文庫と比べて、とくにミステリー小説のラインナップが多いのが特徴的。今回ご紹介した作品のほかにもミステリー小説がたくさんラインナップされています。気になる作品はぜひ、手に取ってみてくださいね。


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