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ホテルが舞台のミステリー小説おすすめ15選|華やかな客室にひそむ秘密と事件に惹き込まれる

華やかなロビー、長い廊下、扉の向こうに隠された客室。さまざまな人が一時的に集まるホテルは、密室やアリバイ、秘密、偽りの顔など、ミステリーと相性のよい要素が詰まった場所です。

今回は、ホテルが舞台のミステリー小説をご紹介!旅先ならではの非日常感と、じわじわと迫る緊張感。気になった本はぜひ、手にとってみてくださいね。


『マスカレード・ホテル』東野圭吾

【映画化された、シリーズ第1弾】
都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!? 大人気シリーズ第1弾のミリオンセラー。

Amazon公式紹介文より引用

『白夜行』、『容疑者Xの献身』などの著者としても有名な東野圭吾さんの作品。2019年に木村拓哉さん、長澤まさみさん主演で映画化、2020年に、宝塚歌劇団花組により舞台化されています。「ホテル・コルテシア東京」を舞台に描かれるマスカレードシリーズは4作品出ています。こちらが第1作です。客を疑う刑事と、客を守ろうとするホテルマンという立場の違いも大きな読みどころです。ホテルという場所だからこそ成立する人間観察と謎解きを楽しめる一冊です。


『アミュレット・ホテル』方丈貴恵

〈アミュレット・ホテル〉は犯罪者の楽園。滞在中、2つのルールさえ遵守すれば、警察の介入は一切なく、銃でも偽造パスポートでもルームサービス可能、どんな非合法なサービスでも受けられる犯罪者御用達ホテルだった。守るべきルールは以下の二つ。①ホテルに損害を与えない②ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさない。そんな絶対的ルールが破られる時、ホテル探偵が独自の捜査で犯人を追い詰め、相応の対価を支払わせる。ホテル探偵VS犯罪者の頭脳戦、濃密なロジックで犯人を炙りだす本格ミステリー。

Amazon公式紹介文より引用

『時空旅行者の砂時計』、『孤島の来訪者』などの著者としても有名な方丈貴恵さんの作品。2024年「本格ミステリ・ベスト10」第9位になった作品です。舞台は、犯罪者たちが安心して利用できる「アミュレット・ホテル」。犯罪者ばかりが泊まっているため、容疑者も一筋縄ではいかない人物ばかり。奇抜な設定と本格的な謎解きが組み合わされた連作ミステリーです。


『ヴィクトリアン・ホテル』下村敦史

女優、スリ、夫婦、ベルマン……騙しているのは誰だ?
100年の歴史あるホテル、最後の一夜に一気読み&二度読み必至!
伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」は明日、100年の歴史にいったん幕を下ろす。特別な一夜を過ごす女優、スリ、作家、宣伝マン、老夫婦、そしてベルマン。それぞれの思惑が交錯したとき運命の歯車が軋み始め――ラスト30ページに特大の衝撃と深い感動が待つ、エンターテインメントを極めた長編ホテルミステリー!

Amazon公式紹介文より引用

『闇に香る嘘』、『同姓同名』などの著者としても有名な下村敦史さんの作品。100年の歴史を持つ高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」が、その歴史にいったん幕を下ろす最後の一夜を描いた長編ミステリーです。ホテル全体を舞台装置として使った群像ミステリーを読みたいときにおすすめ。


『ホテル・ピーベリー』近藤史恵

木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島のヒロを訪れた。
友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。
しかし、同宿者がプールで溺れ死ぬ事件が起きてしまう。直後にはバイク事故でもう一人が……。
このホテルには「なにか」がある。最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!

Amazon公式紹介文より引用

『サクリファイス』、『タルト・タタンの夢』などの著者としても有名な近藤史恵さんの作品。穏やかなリゾートで過ごすはずの日々の中、同じホテルに泊まる人々をめぐって不穏な出来事が続いていきます。南国の開放的な雰囲気と、ホテルに漂う違和感との対比が印象的。旅情と人間関係の謎をじっくり味わえる作品です。


『暗い宿』有栖川有栖

犯人当てゲーム〈トロピカル・ミステリー・ナイト〉に参加するため、南の島のリゾートホテルを訪れた臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖。バカンス気分で、のんびり過ごしていた2人だったが、訳ありげな夫婦に出会って……。 (「ホテル・ラフレシア」)廃業した民宿、冬の温泉旅館、都心の瀟洒な名門ホテル――。様々な〈宿〉で起こる難事件に火村&有栖川コンビが挑む。傑作ミステリ作品集!

Amazon公式紹介文より引用

『双頭の悪魔』、『孤島パズル』、『スイス時計の謎』などの著者としても有名な有栖川有栖さんの作品。犯罪社会学者の火村英生と推理作家の有栖川有栖が、さまざまな「宿」で遭遇する事件を描いた短編集です。同じホテルミステリーでも、舞台が変わることで事件の雰囲気や謎の性質も大きく変化。長編一冊ではなく、いろいろなタイプの宿ミステリーをまとめて楽しみたいときに手に取りたい作品です。


『高層の死角』森村誠一

大ホテルの社長が、外扉・内扉ともに施錠された二重の密室で殺害された。捜査陣は、美人社長秘書を容疑者と見なすが、彼女には事件の捜査員・平賀刑事と一夜を過ごしていたという完璧なアリバイがあり!?

Amazon公式紹介文より引用

『人間の証明』、『野性の証明』などの著者としても有名な森村誠一さんの作品。大ホテルの社長が、二重に施錠された密室で殺害されるところから始まる本格ミステリーです。ホテルマンとして働いた経験を持つ森村誠一さんならではの視点が生かされ、ホテル内部の構造や業務も事件と深く結びついていきます。密室とアリバイという本格ミステリーの王道を味わえる、ホテルミステリーの古典的名作です。


『星くずの殺人』桃野雑派

クローズドサークル新時代! 
最後の一行まで驚きの連続、限界突破ミステリー!!
3000万円の完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』についた途端見つかった死体。それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師穂稀は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが――。
一癖も二癖もあるツアー客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第2の殺人まで起きてしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。『星くず』は、宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。

Amazon公式紹介文より引用

『老虎残夢』、『蝋燭は燃えているか』などの著者としても有名な桃野雑派さんの作品。ホテルミステリーとクローズドサークルを宇宙まで広げた大胆な設定が特徴。普通のホテルものとは違う作品を読みたいときにおすすめです。


『メイドの秘密とホテルの死体』ニタ・プローズ

Amazon.com 2022年前半期ベスト1( ミステリ/スリラー部門 )
5つ星ホテル客室の謎の死
掃除メイドは何を見た?
事件にはもう一つの真相が…
社会性に乏しく、他人の意図を読みとることができないモーリー。
彼女は9カ月前に亡くなった祖母の教えを頼りに、地元の高級ホテルで客室メイドとして働いていた。
ところがある日、清掃に入った客室で悪名高い大富豪ブラックの死体を発見。
警察の捜査が始まると、人づきあいが苦手で誤解を招きやすい性格が災いし、人々から疑惑の目を向けられる。
さいわい、ずっと見守ってくれていた老ドアマンをはじめ、頼れる仲間が現われ、危機一髪を脱する作戦にでるが…予想もしない展開の奇妙な味のミステリー

Amazon公式紹介文より引用

『メイドの推理とミステリー作家の殺人』、『The Maid's Secret』などの著者としても有名なニタ・プローズさんの作品。宿泊客には見えないホテルスタッフの仕事や、客室の中で起きている出来事が物語の重要な要素。ホテルで働く人物を主人公にしたミステリーを探している方にもおすすめです。


『メナハウス・ホテルの殺人』エリカ・ルース・ノイバウアー

エジプトでの優雅な休暇旅行のはずが、
ホテルの部屋で死体を発見
おまけに容疑者にされてしまい・・・・・・
アガサ賞最優秀デビュー長編賞受賞
若くして寡婦となったジェーンは、叔母の付き添いでエジプトのカイロに建つメナハウス・ホテルに滞在していた。異国の地での優雅なバカンス。だがホテルの客室で若い女性客が殺害され、第一発見者となったジェーンは、地元警察に疑われる羽目になってしまう。疑いを晴らすべく真犯人を捜そうと奔走するが、さらに死体が増え……。アガサ賞デビュー長編賞受賞、エジプトの高級ホテルを舞台に起こる事件を描く、旅情溢れるミステリ。

Amazon公式紹介文より引用

『ウェッジフィールド館の殺人』、『豪華客船オリンピック号の殺人』などの著者としても有名なエリカ・ルース・ノイバウアーさんの作品。1920年代のエジプトを舞台にした旅情ミステリーです。異国の高級ホテルを舞台に、宿泊客たちの秘密や人間関係が少しずつ明らかになります。海外旅行をしているような雰囲気と謎解きを一緒に楽しめる作品です。


『サナトリウム』サラ・ピアース

閉ざされた雪山、サナトリウムを改装した豪華ホテルを過去の因縁が襲う時。
アルプスの山岳リゾート、豪華ホテル〈ル・ソメ〉。古いサナトリウムを改装し話題になったが、地元では反対運動も起きていた。弟アイザックの婚約パーティのため、恋人とホテルを訪れたエリン。雪の降りしきるなか、アイザックの婚約者が失踪、ゴムマスクをはめられた死体が発見される。休職中の警官であるエリンは捜査に乗り出すが、彼女の前にサナトリウムの、そして自身の過去が立ち塞がる。スリリングなノンストップミステリ!

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『The Retreat』、『The Wilds』などの著者としても有名なサラ・ピアースさんの作品。アルプスの山岳地帯に建つ豪華ホテル「ル・ソメ」は、かつてサナトリウムだった建物を改装した場所。弟の婚約パーティーのためホテルを訪れた休職中の警官エリンは、婚約者の失踪と女性の死体発見という事件に巻き込まれます。さらに雪によって外部との行き来も難しくなり、美しいリゾートホテルは逃げ場のない閉鎖空間へ。雪山の孤立したホテル、不穏な過去、連続する事件という王道のクローズドサークルを楽しめます。


『ホテル・ネヴァーシンク』アダム・オファロン・プライス

ニューヨーク州の山地にそびえ立つホテル・ネヴァーシンク。大統領も宿泊に来る人気ホテルだが、子どもが行方不明になる事件がたびたび発生していた。どうやら経営者一族の抱える秘密が関わっているらしい。洋館ホテルを舞台に展開するミステリと家族の年代記

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『The Grand Tour』、『The Hotel Neversink』などの著者としても有名なアダム・オファロン・プライスさんの作品。物語は数十年にわたり、さまざまな人物の視点からホテルと一族が抱える秘密へ迫っていきます。一晩の殺人事件を解決するタイプとは異なり、ホテルそのものの歴史が大きな謎になっている作品です。


『バートラム・ホテルにて』アガサ・クリスティー

古き良きエドワード朝時代の面影を今なお残すバートラム・ホテル。ミス・マープルも淡い過去の思い出を求めて訪れた客のひとりだった。だが、その優雅な雰囲気の陰に彼女が見たのは、巧妙にしくまれた大陰謀……はたして巻き起こった驚愕すべき犯罪とは? 香り高き本格ミステリの逸品!

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『そして誰もいなくなった』、『オリエント急行の殺人』などの著者としても有名なアガサ・クリスティーさんの作品。失踪や犯罪が絡み合い、ホテルの裏に隠された秘密が浮かび上がっていきます。閉ざされたホテルで次々と人が殺されるタイプとは違い、日常の小さな不自然さから大きな事件へ迫っていく作品です。


『僕は沈没ホテルで殺される』七尾与史

バックパッカーの聖地・カオサン通りにある「ミカドホテル」。日本社会をドロップアウトした「沈没組」が集うこの最底辺ホテルで、殺人事件が勃発。宿泊者の一橋は犯人捜しを始めるが、三度の食事はすべてドラッグという斎藤、スナイパー気取りのゴルゴ、ゲテモノ食いのチワワら、他の「沈没組」が全員怪しく思えてきて――。暗黒系群像ミステリ。

Amazon公式紹介文より引用

『死亡フラグが立ちました!』、『ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』などの著者としても有名な七尾与史さんの作品。バックパッカー街の混沌とした雰囲気と、個性的な登場人物たちを組み合わせた群像ミステリー。高級ホテルものとは違った空気を味わえる作品です。


『ヨルガオ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ

第1位『このミステリーがすごい! 2022年版』海外編
第1位〈週刊文春〉2021ミステリーベスト10 海外部門
第1位『2022本格ミステリ・ベスト10』海外篇
あの『カササギ殺人事件』の続編登場!
合計16冠獲得、累計70万部突破の
ミステリ界のトップランナーによる極上の犯人当てミステリ
『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵アティカス・ピュント・シリーズの『愚行の代償』。それは、かつてわたしが編集したミステリだった……。巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件! 『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ!

Amazon公式紹介文より引用

『カササギ殺人事件』、『メインテーマは殺人』などの著者としても有名なアンソニー・ホロヴィッツさんの作品。ホテルで起きた事件と「作中作」のミステリーを同時に追う、読み応えのある犯人当て作品です。


『密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック』鴨崎暖炉

第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作!
「連発される密室トリックの中ではドミノの密室がイチ推し。本格ミステリ刊行ラッシュの中に割って入るだけの力はありそうだ」大森 望(翻訳家・書評家)
「密室殺人づくしの趣向が楽しい。主役の二人をはじめキャラ設定もいかにもマニアックかつ軽快」香山二三郎(コラムニスト)
「これでもかというくらい密室ネタを盛り込んで、遊び心たっぷり。探偵役となる少女も謎めいていて魅力的だ」瀧井朝世(ライター)
「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。
そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。
現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていて――。

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『密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック』、『密室偏愛時代の殺人 閉ざされた村と八つのトリック』などの著者としても有名な鴨崎暖炉さんの作品。雪で孤立したホテルという王道の舞台に、密室トリックを次々と投入した本格ミステリー。謎解きをたっぷり楽しみたいときに向きます。


まとめ|ホテルが舞台のミステリー小説15選|高級ホテル・雪山・海外リゾートで起こる事件を描いたおすすめ作品

ホテルが舞台のミステリーと一口に言っても、一流ホテルと海外リゾートホテル、老舗ホテルなど雰囲気もさまざま。それぞれまったく異なる面白さがあります。あなた好みの舞台から選んで、日常から切り離された空間で起こる謎を楽しんでみてください。気になった本はぜひ、手に取ってみてくださいね。


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