赤い表紙の本おすすめ30選|印象的&美しい装丁でジャケ買いしたくなる!
本屋や図書館でふと目に止まるのは、鮮やかな装丁の本。なかでも「赤い表紙」の本は、情熱や力強さ、ドラマチックな展開を予感させる特別な存在です。
今回は、目立つだけでなく内容も魅力的な“赤い装丁”の書籍をピックアップ!思わずジャケ買いしたくなる美しい装丁の本たちとの出会いを楽しんでみてくださいね。

『名探偵の生まれる夜 大正謎百景』青柳 碧人
歴史的偉業の裏に「事件」あり。文豪たちによる大正浪漫ミステリ。
大正七年の秋、与謝野晶子は大阪で宙に浮かんでいた。夫である鉄幹と共に通天閣の足元に広がる遊園地「ルナパーク」を訪れたものの、夫の言葉に血がのぼり彼を置き去りにひとりでロープウェーに乗ったのだ。電飾まぶしい遊園地を見下ろし、夫婦というものの不確かさを嘆く晶子。そのとき突然ロープウェーが止まり、空中で動かなくなって……。(「夫婦たちの新世界」)
遠野には河童や山男など不思議なものがたくさん潜んでいるという。隣村を目指して朝もやの中を歩いていた花子は、「くらすとでるま…」という不思議な声を聞く。辺りを見回すと、そこには真っ赤な顔の老人がいた。かつて聞いたむかしばなしに出て来る天狗そっくりの老人から逃げ出そうとする花子だったが、今度は黒い頭巾に黒い蓑をまとった怪しい男から「面白い話を聞かせてくれないか」と尋ねられ……。(「遠野はまだ朝もやの中」)
ほか全8篇。
『ツミデミック』一穂 ミチ
大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はーー「違う羽の鳥」 調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー「特別縁故者」 先の見えない禍にのまれた人生は、思いもよらない場所に辿り着く。 稀代のストーリーテラーによる心揺さぶる全6話。
『塞王の楯』今村翔吾
時は戦国。炎に包まれた一乗谷で、幼き匡介は家族を喪い、運命の師と出逢う。石垣職人“穴太衆”の頂点に君臨する塞王・飛田源斎。彼のように鉄壁の石垣を造れたら、いつか世の戦は途絶える。匡介はそう信じて、石工として腕を磨く。一方、鉄砲職人“国友衆”の若き鬼才・国友彦九郎は、誰もが恐れる脅威の鉄砲で戦なき世を目指す。相反する二つの信念の持ち主同士に対決の時が迫る! 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極のエンタメ戦国小説!! 第166回直木賞受賞作品、上巻。
『近畿地方のある場所について』背筋
"新しい"情報をお持ちの方はご連絡ください。
私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。
収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、
その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。
なぜこのようなものを発表するに至ったのか。
その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。
それをどうかあなたに語らせてほしい。
私はある人物を探している。
その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。
『肝、焼ける』朝倉 かすみ
吉川英治文学新人賞(『田村はまだか』)受賞作家の原点。31歳になった。遠距離恋愛中、年下の彼は何も言ってくれない。不安を募らせて、彼の住む町・稚内をこっそり訪れた真穂子は、地元の人たちの不思議なパワーを浴びて、なにやら気持ちが固まっていく――。30代独身女性のキモ焼ける(じれったい)心情を、軽妙に描いた小説現代新人賞受賞作を含む、著者の原点、全5編。
『緑の花と赤い芝生』伊藤 朱里
だれかにはなれない、永遠に。
大学院を修士課程まで修了し、大手飲料メーカーに勤めて独身のままキャリア街道をひた走る今村志穂子。本音を隠してでも夫や姑と「理想の家族」を築いていきたい桜木杏梨。まったく異なる27年間を生きてきた二人が、とあることをきっかけに一つ屋根の下で暮らすことになる。微塵もわかり合えない二人は、うまくいかないことがあるたびに苛立ちを募らせる。自分にとって本当に居心地の良い場所は、自分が素でいられる場所は、いったいどこにあるのだろう。家、職場、友達、恋人……それとも実家? 思い悩むたびにお互いの姿を思い浮かべるようになった彼女たちは、誰のためでもなく自分のための答えに辿り着く。解説は、作家の寺地はるなさんです。
『ママの狙撃銃』荻原 浩
「もう一度、仕事をしてみないか」ふたりの子どもにも恵まれ、幸福な日々を送る福田曜子の元に届いた25年ぶりの仕事の依頼。幼い頃アメリカで暮らした曜子は、祖父エドからあらゆることを教わった。射撃、格闘技、銃の分解・組み立て……。そう、祖父の職業は暗殺者だったのだ。そして曜子は、かつて一度だけ「仕事」をしたことがあった――。家族を守るため、曜子は再びレミントンM700を手にする。
『元彼の遺言状』新川 帆立
第19回『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――奇妙な遺言状をめぐる遺産相続ミステリー!
シリーズ累計48万部突破!
テレビ・新聞・雑誌・WEBニュースほか各メディアで話題
(あらすじ)
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。
『通天閣』西 加奈子
「夢に向かって頑張っていないと駄目なのか、何かを作っていないと駄目なのか。自転車でバイト先に向かい、阿呆の相手をして、マメのことだけを思って眠る生活をしている私は、駄目なのか。『きらきらと輝いて』いないのか。」
冬の大阪ミナミの町が舞台を舞台に、このしょーもない世の中に、救いようのない人生に、ちょっぴり暖かい灯を点す驚きと感動の物語。織田作之助賞受賞作。解説=津村記久子
「誰も彼もが、とにかくその一日一日をやり過ごすので手一杯である。夢を見ている時間はない。その有様が、克明に描かれれば描かれるほど笑ってしまい、同時に、世界の核心に触れたような気持ちになる。それらのどちらか、ではなく、どちらも、を達成しているところに、『通天閣』の稀有さがあると思う。」
津村記久子「解説『通天閣』の魔法」より
『開かせていただき光栄です』皆川 博子
18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室から、あるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男性。増える屍体に戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には、詩人志望の少年の辿った稀覯本をめぐる恐るべき運命が……解剖学が先端科学であると同時に偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちがときに可笑しくときに哀しい不可能犯罪に挑む。
『武士道シックスティーン』誉田 哲也
3歳から鍛えてきた剣道エリートの香織。しかし中学最後の大会で、無名選手にまさかの敗退。その選手を追って、香織は同じ高校に入学するが、再会した因縁の敵・早苗は日舞からの転身という変りだねで、剣道は初心者。なぜあたしは勝てなかった? と悔しさに震える武蔵オタクの香織に対し、早苗はその試合すらすっかり忘れている“お気楽不動心”の持ち主。まったく正反対の2人が竹刀を手に吠える! 打つ! 斬る! 映画化原作の傑作青春エンターテインメント。
『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』柚月 裕子
法より節義に報いたい。
危うい依頼は美貌の元弁護士がケリつけます!
『孤狼の血』『慈雨』『盤上の向日葵』著者の鮮烈ミステリー!!
上水流涼子は弁護士資格を剥奪された後、頭脳明晰 な貴山を助手に探偵エージェンシーを運営。
金遣いが荒くなった妻に疑念を抱く夫、賭け将棋で必勝を期すヤクザ、野球賭博絡みのトラブルetc.。
欲に塗れた人物たちの難題を涼子は知略と美貌を武器に解決するが――。
著者の魅力全開、極上痛快エンターテインメント!
『優しい地獄』イリナ・グリゴレ
『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。
私がしゃべりたい言葉はこれだ。
何か、何千年も探していたものを見つけた気がする。
自分の身体に合う言葉を。
社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。
祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。
川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。
いまは人類学者として、弘前に暮らす。
日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。
時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。
《本書は、社会にうまく適応できない孤独な少女の記録であり、社会主義から資本主義へ移っていくルーマニアの家族三代にわたる現代史でもある》
『ラストナイト』薬丸 岳
片桐達夫、五十九歳。顔には豹柄の刺青がびっしりと彫られ、左手は義手。傷害事件を起こして服役して以来、三十二年の間に誘拐事件を三回、強盗を一回起こし、刑務所を出たり入ったりの生活を送る男には、胸に秘めた思いがあった――。
菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、刑務所を出所したばかりだという片桐達夫が現れた。三十五年来の友人を迎える菊池だが、刑務所から離れられない人生を送る彼に、忸怩たる思いを持っていた。片桐が犯罪に手を染めるようになったきっかけは、彼が「菊屋」で起こした傷害事件だった。しかしそれは因縁をつけてきた暴力団員から、店と菊池の妻を守るための行動だったのだ――。
片桐は、なぜ、罪を重ねることになったのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる、入魂のミステリ。
『リーチ先生』原田マハ
1954年、大分の小鹿田を訪れたイギリス人陶芸家バーナード・リーチと出会った高市は、亡父・亀乃介がかつて彼に師事していたと知る。──時は遡り1909年、芸術に憧れる亀乃介は、日本の美を学ぼうと来日した青年リーチの助手になる。柳宗悦、濱田庄司ら若き芸術家と熱い友情を交わし、才能を開花させるリーチ。東洋と西洋の架け橋となったその生涯を、陶工父子の視点から描く感動のアート小説。第36回新田次郎文学賞受賞作。
『風に訊け』開高 健
一気に読まないで下さい。ききすぎるクスリと同じです。
1回に2つか3つ読むのが適量です…。
読者から寄せられた難問、奇問、珍問に人生の達人・開高健が該博な知識を駆使して名回答。
笑い、ユーモア、ブラック・ユーモア、そして教養に満ちた異色の書。
『停電の夜に』ジュンパ ラヒリ、小川 高義
毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦──「停電の夜に」。観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻──「病気の通訳」。夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集。
『笙野頼子三冠小説集』笙野 頼子
野間文芸新人賞受賞作「なにもしてない」、三島賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」を収録。未だ破られざるその「記録」を超え、限りなく変容する作家の「栄光」の軌跡。
『ピンヒールで車椅子を押す』畠山 織恵
自分らしく生きるために、実家を出たい。
その一心で両親に「妊娠」という既成事実を突きつけ、家出同然に家を飛び出した。
生まれた息子は重度の脳性麻痺だったーー。
本書は、誰よりも自分を信用できなかった少女が、障害とともに生まれた我が子を、誰よりも自分を信用できる子に育てようと挑んだ、23年間にわたる親子と家族の成長記録です。
他の誰かになんてならなくていい。
どんな過去も、どんな現在も、私たちは自分の手で、希望へと変えることができる。
そんなメッセージが詰まった本です。
「自分を好きになりたい」
「未来に希望が持てない」
「一歩踏み出す勇気が欲しい」……。
そんなあなたに読んでほしい1冊です。
『魔の系譜』谷川 健一
魔とは何か? 日本の王権を支えてきた影の部分を、著者は日本人の情念の歴史として捉え、死者の魔が生者を支配するという奇怪至極な歴史の裏側の流れを認めないものは、真の歴史を理解することはできないと主張する。呪術師や巫女の発生、呪詛や魔除けなどを通して、日本人特有の怨念を描く著者の眼光は鋭く、柳田国男や折口信夫がいまだ形をなし得なかった論点を直截に表現した本書が、谷川民俗学の原点といわれるゆえんであろう。
『赤頭巾ちゃん気をつけて』庄司 薫
60年代から2010年代へ――。伝説のミリオンセラーふたたび!芥川賞受賞作。
学生運動の煽りを受け、東大入試が中止になるという災難に見舞われた日比谷高校三年の薫くん。そのうえ愛犬が死に、幼馴染の由美と絶交し、踏んだり蹴ったりの一日がスタートするが――。真の知性とは何か。戦後民主主義はどこまで到達できるのか。
青年の眼で、現代日本に通底する価値観の揺らぎを直視し、今なお斬新な文体による青春小説の最高傑作。「あわや半世紀のあとがき」収録。
『朽葉家の伝説』桜庭 一樹
「辺境の人」に置き去られた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。――千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女らを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。第60回日本推理作家協会賞受賞作。ようこそ、ビューティフル・ワールドへ。
*2007年 第137回直木賞候補作
*第2位『このミステリーがすごい!2008年版』国内編
*第2位『ミステリが読みたい!2008年版』日本部門
*第4位『週刊文春』「2007ミステリーベスト10」/国内部門
*第10位『SFが読みたい!2008年版』ベストSF2007国内篇
*第10位『ミステリが読みたい!2011年版』ゼロ年代ミステリベスト・ランキング国内篇
『冷静と情熱のあいだ』江國 香織
恋する全ての人に捧げる恋愛バイブル。純粋で切ない珠玉のラブストーリー!
2000年5月25日ミラノのドゥオモで再会を約したかつての恋人たち。江國香織、辻仁成が同じ物語をそれぞれ女の視点、男の視点で描く甘く切ない恋愛小説。
『誉れの赤』吉川永青
「真田赤備えのルーツはここにあり!いま1番おすすめしたい時代小説です」(歴ドル・小日向えり)/戦場で最も目立つ朱色の具足。武田信玄配下の戦国最強部隊「赤備え」。赤備え山縣隊の一員であった甲斐地侍の勘五郎と幼馴染みの藤太は、長篠の戦いの大敗により、徳川へ主家替えを余儀なくされる。新しい主は赤鬼と呼ばれる井伊直政。戦国の終焉と最後の「赤の遺伝子」を受け継ぐ二人の武士の生き様とは。
『母』青木 さやか
母が嫌いだった。わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。母から逃げるように飛び出した東京、タバコとパチンコに溺れた日々、愛想もお金も無いわたしを雇ってくれた水商売&雀荘、ひと時の夢を見せてくれたオトコ、“笑い"で幸せを運んでくれた先輩たち、そして、自分より大事な存在となった娘……。自分のことが嫌いだったオンナ・青木さやかが、こじれた人生を一つ一つほどいていく。生きることの意味を追い求めるヒューマンストーリー。
母との確執やギャンブル依存症など、自身の経験を赤裸々に綴った「婦人公論.jp」で話題沸騰中の「47歳、おんな、今日のところは○○として」に、書籍だけのオリジナル原稿を加筆。
『あるあるデザイン』ingectar-e
【言葉で覚えて誰でもできる! 『あるあるデザイン』】
本書はデザインでよく使う手法を、豊富な作例とともにワンフレーズで紹介したレイアウトフレーズ集です。写真をうまく使ったレイアウトを組みたい、イラストを活かしたい、文字だけで魅力的なデザインを作りたい……、そんなときにパッと思い出したい、「あるある」なデザイン手法を45個のワンフレーズにまとめました。
例えば、「丸インパクト」で情報を目立つようにしよう! 「さんかく散らす」でおしゃれな雰囲気に! そんな風にフレーズで覚えて活用することができれば、デザインの引き出しも増え、すばやくレイアウトができるようになります。
『泥酔懺悔』朝倉かすみ/中島たい子/瀧波ユカリ/平松洋子/室井滋/中野翠/山崎ナオコーラ/ 三浦しをん /大道珠貴/角田光代/藤野可織
お酒のせいなんです!! お酒の席は飲める人には楽しく、下戸には不可解……。女性作家によるエッセイ11連作。■無理 朝倉かすみ/下戸の悩み 中島たい子/初めての飲み会 瀧波ユカリ/十八の夜の話 平松洋子/ザル女という噂 室井滋/酒瓶にも警告ラベルを!? 中野翠/ひとりでお酒を飲む理由 山崎ナオコーラ/下戸一族 VS 飲酒派 三浦しをん/白に白に白 大道珠貴/損だけど 角田光代/好きでもきらいでもない 藤野可織
『ねこのおもちゃ絵: 国芳一門の猫絵図鑑 』長井 裕子
にゃんとも楽しい猫づくし!
「おもちゃ絵」とは、幕末から明治中期にかけて作られた、子ども向きの浮世絵のことです。読み物や漫画、図鑑的な情報をはじめ、切ったり組み立てたりして遊ぶものや、双六、着せ替え人形などもあり、玩具として大きな位置を占めていました。
そのなかでも人気が高く、現在でもファンが多いのが猫の絵です。猫好きでも知られる奇想の浮世絵師・歌川国芳の弟子たちを中心に、数多く描かれました。宴会猫、働き猫、曲芸猫、温泉猫、勉強猫…など、擬人化された猫のオンパレード!
また、猫の姿を通して、当時の子どもの遊び、人気のあった職業、さらには流入してきた西洋文化によって変化しつつある風俗の様子が分かります。「ねこビル」「ねこライフ」「ねこストリート」「ねこレジャー」「ねこシアター」「ねこvsネズミ」といった章立てで、まるで猫の町を覗いているような、楽しさいっぱいのビジュアル本です。猫おもちゃ絵のルーツともいえる、国芳の作品も多数収録!
『ていだん』小林 聡美
【鼎談】(ていだん)とは、三人が向かい合って話をすることである――。
俳優、ミュージシャン、作家、噺家、学者、絵本作家、ファッションデザイナー、料理人、そして漁師など、さまざまなゲスト二人と小林聡美が語り合う、読むと気持ちがちょっと豊かになる鼎談集。ゲストは井上陽水さん、もたいまさこさん、片桐はいりさん、柳家小三治さん、酒井順子さん、加瀬亮さん、市川実日子さん、大貫妙子さん、役所広司さん、光石研さん、石田ゆり子さん……などなど、総勢36人。小林聡美だからこそ聞き出せた、誰もが知るあの人たちの意外な素顔。
『理想の色に巡り会える 赤の図鑑』橋本実千代 (監修)
「理想の色に巡り会える」シリーズ第2弾!
今度は、最初から最後まで「赤色」づくし!
赤は原始の人が意識して用いた最初の色で、生命の根源の色といわれています。
大地の色、血の色、炎の色……
色彩心理の分野でも、赤はパワーを与える生命力や行動力、情熱の色です。
(本書「はじめに」より)
多くの人が惹かれる「赤」の魅力をたっぷり詰め込んだ『赤の図鑑』
赤い絶景、赤い絵画、赤い宝石、赤の名言などなど、
最初のページから最後のページまで赤色尽くしの1冊です。
また、掲載した赤色(色名として登場する赤色)には、
すべてCMYKやRGBなどの色データを掲載しています。
ですので、本書の活用方法はアイデア次第でいろいろ。
イラストを描くときやデザインの参考資料として使うもよし、
ページをめくり、ひらすら赤の世界に浸って癒やされるのもよし、
赤色が好きな大切な人へのプレゼントにするもよし。
1冊まるごと 〝赤の世界〟 を、ご覧になってみてください。
まとめ|赤い表紙の本おすすめ30選|印象的&美しい装丁でジャケ買いしたくなる!
赤い表紙は単なるデザイン要素を超えて、作品のテーマやエネルギーを象徴する重要なサインです。本棚を彩るだけでなく、読み終えたあとも心に赤い余韻を残してくれるでしょう。
次に本を選ぶときは、装丁の色にも注目してみてくださね。
