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夏休みが舞台の小説おすすめ15選|小学生から大学生まで、忘れられないひと夏を描いた物語

夏休みには、いつもの学校生活から少し離れた時間があります。家族との旅行、友達との冒険、田舎への帰省、アルバイト、恋、そして思いがけない事件。長い休みだからこそ始まる出来事を描いた小説には、ほかの季節とは違う特別な空気があります。

夏休みの懐かしい空気を感じたい人、学生たちが過ごす特別な夏を描いた小説を読みたい人は、ぜひ、気になる一冊を手に取ってみてくださいね。


『夏と花火と私の死体』乙一

九歳の夏休み、私は殺されてしまったのです……。少女の死体をめぐる兄妹の暗黒の冒険。斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、天才少年・乙一のデビュー作、ついに文庫化。(解説・小野不由美)

Amazon公式紹介文より引用

『GOTH リストカット事件』、『ZOO』、『銃とチョコレート』などの著者としても有名な乙一さんの作品。第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞した乙一さんのデビュー作です。乙一さんが16歳の時に書いたということでも話題になりました。殺された「わたし」の視点で進むユニークな作品です。


『向日葵の咲かない夏』道尾秀介

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

Amazon公式紹介文より引用

『カラスの親指』、『月と蟹』、『N』などの著者としても有名な道尾秀介さんの作品。第6回本格ミステリ大賞候補作。2007年「本格ミステリ・ベスト10」第7位にランクインしています。ミステリー×SF×ホラーといった不思議な世界観の作品です。不穏な空気感が好きな方に特におすすめの作品。


『真夏の方程式』東野圭吾

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは-ーー。

Amazon公式紹介文より引用

『容疑者Xの献身』、『流星の絆』などの著者としても有名な東野圭吾さんの作品。「ガリレオシリーズ」第6弾、シリーズ3作目の長編作品です。2013年、福山雅治さん主演で映画化されています。子供が苦手な湯川が少年に見せる姿も見どころのひとつ。夏に読みたい上質ミステリーです。


『ぼくらの七日間戦争』宗田理

1年2組の男子全員が消えた!? ぼくらシリーズの大ベストセラー!!
明日から夏休みという日、東京下町にある中学校の1年2組男子全員が姿を消した。事故? 集団誘拐? じつは彼らは廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“反乱”を起こしたのだった!
女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件がからまり、大人たちは大混乱……息もつかせぬ大傑作エンタテインメント! ぼくらシリーズの大ベストセラー!

Amazon公式紹介文より引用

『ぼくらの天使ゲーム』、『ぼくらの大冒険』などの著者としても有名な宗田理さんの作品。1988年に宮沢りえさん出演で映画化されています。夏休みを目前にした中学生たちが大人への反乱を決意し、廃工場に立てこもって「解放区」を作る物語。親や教師を相手に、知恵と行動力で次々と作戦を繰り広げます。1985年の刊行以来、世代を超えて読み継がれている青春小説です。


『14歳の水平線』椰月美智子

夏休み、征人は息子の加奈太を誘い、故郷の島にやってきた。
征人はたちまち30年前の日々に引き戻され、加奈太はキャンプに参加する。
飛び込みに熱中し、ケンカで殴り合い、自意識を持てあまし、
初恋に身を焦がし、友情を知り、身近な死に直面する……。
思春期の少年が、心身すべてで感じとったものを余すことなく描いた成長物語。

Amazon公式紹介文より引用

『しずかな日々』、『明日の食卓』などの著者としても有名な椰月美智子さんの作品。夏休み、中学2年生の加奈太は父・征人の故郷である島を訪れ、中学生男子だけで過ごすキャンプに参加します。同じ14歳でも、性格も家庭環境も異なる少年たちとの共同生活。一方、父もまた30年前、自分が14歳だった夏を思い出していきます。父と息子、それぞれの思春期を重ねながら描くひと夏の物語です。


『君が夏を走らせる』瀬尾まいこ

ろくに高校に行かず、かといって夢中になれるものもなく日々をやり過ごしていた大田のもとに、ある日先輩から一本の電話が入った。聞けば一ヵ月ほど、一歳の娘鈴香の子守をしてくれないかという。断り切れず引き受けたが、泣き止まない、ごはんを食べない、小さな鈴香に振り回される金髪少年はやがて──。きっと忘れないよ、ありがとう。二度と戻らぬ記憶に温かい涙あふれるひと夏の奮闘記。

Amazon公式紹介文より引用

『そして、バトンは渡された』、『幸福な食卓』などの著者としても有名な瀬尾まいこさんの作品。ろくに高校へ行かず、何かに夢中になることもなく毎日を過ごしていた金髪少年・大田。夏休み、先輩から頼まれ、一歳の娘・鈴香の子守を一カ月間引き受けることになります。泣く、ごはんを食べない、思い通りにならない。幼い子どもと向き合う中で変化していく少年を描いた、温かな青春小説です。


『夏期限定トロピカルパフェ事件』米澤穂信

小市民たるもの、日々を平穏に過ごす生活態度を獲得せんと希求し、それを妨げる事々に対しては断固として回避の立場を取るべし。賢しらに名探偵を気取るなどもってのほか。諦念と儀礼的無関心を心の中で育んで、そしていつか掴むんだ、あの小市民の星を! そんな高校2年生・小鳩君の、この夏の運命を左右するのは〈小佐内スイーツセレクション・夏〉!? 待望のシリーズ第2弾。解説=小池啓介

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『氷菓』、『満願』、『黒牢城』などの著者としても有名な米澤穂信さんの作品。〈小市民〉シリーズ第2弾で、2024年放送のテレビアニメ「小市民シリーズ」でも本作のエピソードが映像化されています。高校2年生の小鳩常悟朗と小佐内ゆきが迎えた夏休み。小佐内が作ったスイーツ店のリストをめぐる夏の日々は、やがて思わぬ事件へとつながっていきます。スイーツの甘さとほろ苦い謎が楽しめる青春ミステリー。


『夏休みの空欄探し』似鳥鶏

あの夏、僕は人生と恋の謎にぶち当たった――。 会員が2名しかいないクイズ研究会会長の高校2年生・成田頼伸(ライ)は、クラス内で「じゃない方」と呼ばれている。ライと同じ姓で、野球部サッカー部より人気であるダンス同好会に所属する成田清春(キヨ)がクラスにいるからだ。クラスで「成田君」といえば、キヨのこと。「役立たたない」ことが好きなライと、大学受験に向けて効率重視で「役立つこと」が好きなキヨ。二人は対照的だ。ファミリーレストランで謎解きをしている姉妹に出会い、彼女たちの謎解きを手伝ってあげたライは、「他にも暗号がある。知恵を貸して欲しい」と頼まれる。姉妹と、偶然出会ったキヨの四人で、謎解き手伝うことになり――。 すべての謎が明かされた時、切なさと温かさが胸を満たす、青春恋愛ミステリー。

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『理由あって冬に出る』、『名探偵誕生』などの著者としても有名な似鳥鶏さんの作品。高校2年生でクイズ・パズル研究同好会会長のライは、夏休みに謎解きへ挑む姉妹と出会います。普段はあまり接点のない同級生のキヨも加わり、本に挟まれていた暗号を手がかりに謎を解いていきます。青春、恋愛、謎解き、ひと夏の冒険が詰まったミステリーです。


『ぼくと、ぼくらの夏』樋口有介

暑い夏、ぼくが出会ったのは、彼女と殺人事件だった……
「君がシャーロック・ホームズで、おれがワトソンだ」
青春ミステリの金字塔
毎夏、読み返したくなる不朽の名作
暑い夏休みの朝、高校2年の戸川春一は同級生・岩沢訓子が、稲城大橋から飛び降り自殺をしたことを、刑事である父親から知らされる。あんなまじめそうな子が、自ら命を絶つなんて。その日の午後、彼女の死を偶然に出会った酒井麻子に伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。麻子は訓子とは中学からの親友で、高校入学後から距離をおかれて悩んでいたという。二人の探偵行は、新たな事件を引き起こし……。決して古びない瑞々しい文体で評判となった、青春ミステリの傑作。

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『風少女』、『ピース』などの著者としても有名な樋口有介さんの作品。第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞したデビュー作です。高校2年生の戸川春一は、夏休みの朝、同級生の少女が自殺したことを刑事の父から知らされます。気だるい夏の空気の中で事件を追う、高校生コンビの青春ミステリー。


『夏をなくした少年たち』生馬直樹

僕たちの夏の大冒険は、あまりにも哀しかった――。得がたい才能を秘めた新人登場! 拓海(たくみ)と啓、雪丸と国実(くにみ)は新潟の田舎町に住むお騒がせ4人組。小学校最後の夏、花火大会の夜に、僕たちは想像を絶するほどの後悔を知った――。それから20年余り、惨めな遺体が発見され、悲劇の夜の封印された謎に決着をつける時がきた。誰もが通る少年の日々を瑞々しく描いて大絶賛された、第三回新潮ミステリー大賞受賞作。

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『偽りのラストパス』、『雪と心臓』などの著者としても有名な生馬直樹さんの作品。第3回新潮ミステリー大賞を受賞した、生馬さんのデビュー作です。花火大会の夜に起きた出来事が、少年たちの人生を大きく変えることに。それから20年以上が経ち、ある男の遺体が発見されたことで、封印されていた夏の日の真相が動き始めます。少年時代の冒険と大人になった現在が交差する青春ミステリーです。


『サマー/タイム/トラベラー』新城カズマ

あの奇妙な夏、未来に見放されたぼくらの町・辺里で、幼なじみの悠有はたった三秒だけ未来へ跳んだ。〈お山〉のお嬢様学校に幽閉された饗子の号令一下、コージンと涼とぼく、そして悠有の高校生五人組は、〈時空間跳躍少女開発プロジェクト〉を開始した。それが、悠有と過ごす最後の夏になるとも知らずに──。

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『蓬莱学園の初恋!』、『島津戦記』などの著者としても有名な新城カズマさんの作品。第37回星雲賞日本長編部門を受賞した作品です。高校生5人の友情と恋、タイムトラベルの謎が重なっていく、ひと夏の青春SFです。


『八月の博物館』瀬名秀明

小学生最後の夏休み。少年トオルは、偶然に見つけた不思議な建物「THE MUSEUM」で、謎の美少女・美宇に出会う。あらゆる時代と場所へ、時空を超えて移動することが可能なこの建物の中で、過去のエジプトへ飛んだ二人。しかしその冒険は、長く封印されていた邪悪な力を召喚し、大人になった未来の自分自身さえも呼び寄せてゆく。壮大なスケールで展開する、物語のワンダーランド。

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『パラサイト・イヴ』、『BRAIN VALLEY』などの著者としても有名な瀬名秀明さんの作品。小学校最後の夏、少年・トオルはふと足を踏み入れた洋館。扉の向こうに広がっていたのは、時空を超えた不思議な世界でした。少年時代のひと夏の冒険と、博物館や古代エジプト、「物語」そのものをめぐる壮大な謎が重なっていく長編ファンタジーです。


『夏のレプリカ』森博嗣

封印された夏の日の記憶!
眩い夏、不可解な誘拐事件、蘇る過去
真実は、偶数章だけで明かされる。
T大学大学院生の簑沢杜萌(みのさわともえ)は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧(もうろう)とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは?『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。

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『すべてがFになる』、『冷たい密室と博士たち』などの著者としても有名な森博嗣さんの作品。S&Mシリーズの一冊で、『幻惑の死と使途』と同じ時期に起きた事件を描いています。大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面をつけた人物に誘拐されます。杜萌と家族は無事だったものの、実家にいるはずの兄だけが行方不明に。家族の過去と夏の日の記憶が交錯する本格ミステリー。


『やり残した、さよならの宿題』小川晴央

小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。それは土岐波神社にお願いすると、神様のトキコさまがやり直したい過去に“時渡り”させてくれるというもの。両親の離婚で、大好きなこの町と離ればなれになってしまう少女・鈴。そんな彼女のために最高の夏休みをプレゼントしようとする少年・青斗。二人きりで過ごす最後の夏休み。神社で遊んでいた彼らの前に現れたのは、遠い所からやってきたという不思議な女性・一花だった。――これはそれぞれが胸に秘めたさよならの物語。

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『僕が七不思議になったわけ』、『君の色に耳をすまして』などの著者としても有名な小川晴央さんの作品。海沿いの田舎町で暮らす小学生の青斗は、両親の離婚によって引っ越すことになった幼なじみ・鈴のため、「最高の夏休み」を過ごそうと計画します。それぞれの「さよなら」が交差する、切なく温かな夏休みの物語です。


『夏美のホタル』森沢明夫

瑞々しい筆致で描く、人生のラブレター
写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。

Amazon公式紹介文より引用

『虹の岬の喫茶店』、『おいしくて泣くとき』などの著者としても有名な森沢明夫さんの作品。2016年に有村架純さん主演で映画化されています。写真家を目指す慎吾と恋人の夏美は、ツーリングの途中で山奥のよろず屋「たけ屋」に立ち寄ります。そこで暮らす地蔵じいさんとヤスばあちゃんと親しくなり、やがて離れを借りてひと夏を過ごすことに。山里の自然と人とのつながりを描いた、温かな物語。


まとめ|夏休みだから始まる物語を読んでみよう

夏休みが舞台の小説には、普段とは違う場所へ出かけたり、友人と計画を立てたり、事件に巻き込まれたりと、「長い休み」があるからこそ生まれる物語がたくさんあります。

子どものころに過ごした夏休みを思い出したいとき、夏が終わったあとまで心に残る、忘れられない「ひと夏」に出会いたいとき。気になる本があったらぜひ手にとってみてくださいね。


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