ホラー小説アンソロジーおすすめ15選|怪談から現代ホラーまで怖い短編集の名作を厳選
ホラー小説アンソロジーは、さまざまな作家の恐怖を一冊で楽しめるのが魅力です。作品ごとに違った怖さに出会えます。短編中心の本が多いため、長編を読む時間がないときにも手に取りやすく、新たな作家さんを見つけるきっかけにもなります。
今回は、ホラー好きさんにおすすめしたい15作品をご紹介します。気になる作品を見つけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

『学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖』澤村伊智 (著), 内藤 了 (著), 梨 (著), 伴名 練 (著), 藤 ダリオ (著)
怖くて、恐くて、おもしろい! 豪華作家陣が、君に綴るアンソロジー。
ホラー小説界の最前線で活躍する大人気作家陣が集結!
物語の主人公は全員高校生。ある奇妙な生物について記録された怪文書(「イオ」梨)、
学習新聞作りの授業がきっかけで呼び覚まされる怪異(「しゃぐらどりの娘」澤村伊智)など、
書き下ろし短編全5編を収録。
学院の幽霊、宇宙船の記憶、街に潜む化け物、
デスゲーム、モキュメンタリー……あなたの「こわい」は何ですか?
「君に綴る物語」アンソロジーシリーズ〈恐怖編〉。
『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智さん、『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』の内藤了さんをはじめ、梨さん、伴名練さん、藤ダリオさんが参加するホラーアンソロジーです。ホラー小説界の人気作家陣による、主人公が全員高校生のアンソロジー。ホラー小説を読み慣れていない人、人気作家の短編を少しずつ試したい人にも向いています。
『平成怪奇小説傑作集1』東 雅夫 (編集)
幻想と怪奇と恐怖が織りなすホラー・ジャパネスクの時代、ここに始まる。
平成日本に生まれた至高の名作を編年体で全3巻に!
ホラー・ジャパネスクと怪談実話の興隆で幕を開けた平成の怪奇小説シーンは、やがて多くの人気作家や異色作家を巻きこみながら、幻想と怪奇と恐怖の絢爛たる坩堝(るつぼ)を形成してゆく……平成の三十余年間に生み出された名作佳品を、全三巻に精選収録する最新のアンソロジーが実現。最高の作家たちによる、至高の怪奇小説傑作選!
■収録作品
「ある体験」吉本ばなな
「墓碑銘〈新宿〉」菊地秀行
「光堂」赤江瀑
「角の家」日影丈吉 「お供え」吉田知子
「命日」小池真理子
「正月女」坂東眞砂子
「百物語」北村薫
「文月の使者」皆川博子
「千日手」松浦寿輝
「家──魔象」霜島ケイ
「静かな黄昏の国」篠田節子
「抱きあい心中」夢枕獏
「すみだ川」加門七海
「布団部屋」宮部みゆき
幻想文学・怪奇小説の評論や編纂で知られる東雅夫さんが編んだ、平成時代の怪奇小説を振り返る傑作アンソロジーです。東京創元社の創元推理文庫から刊行された全3巻のシリーズで、平成の三十余年間に生み出された名作を精選して収録した作品集。
第1巻は、吉本ばななさん、小池真理子さん、宮部みゆきさんなど、文学性の高い作家から怪奇・幻想小説の名手まで、幅広い顔ぶれが揃っています。平成の怪奇小説を体系的に読めるアンソロジーとして貴重なシリーズです。
『乗物綺談 異形コレクションLVI』井上 雅彦 (監修)
有栖川有栖、平山夢明、澤村伊智、上田早夕里、斜線堂有紀、芦花公園ら、稀代の短篇巧者16名が書下ろし競演! いまホラー界とSF界でもっとも注目されるテーマ・アンソロジー最新刊! 鉄道から人力車、潜水艇まで、さまざまな乗物をめぐる怖ろしくも妖しい16編を収録!
『異形コレクション』シリーズは、井上雅彦さんが監修する人気ホラーアンソロジーです。本書はシリーズ第56巻にあたり、鉄道、人力車、潜水艇など、さまざまな乗物をめぐる怖ろしくも妖しい16編を収録した一冊です。参加作家には、芦花公園さん、澤村伊智さん、宮澤伊織さん、有栖川有栖さんなど、ホラー、SF、ミステリーの分野で活躍する作家が名を連ねています。目的地に着くまで降りられない不安、知らない場所へ運ばれていく怖さ、乗客同士の距離感など、乗物ならではの恐怖を味わえる作品集です。
『宿で死ぬー旅泊ホラー傑作選』朝宮 運河 (編集)
瀟洒なホテル、老舗の旅館、秘湯の湯煙……古今東西さまざまな怪奇譚の舞台となってきた「宿」をテーマに、大人気作家たちの傑作短編を一挙に集結!
ホラー評論家として知られる朝宮運河さんが編んだ、旅と宿をテーマにしたホラーアンソロジーです。ホテル、老舗旅館、秘湯など、怪奇譚の舞台となってきた「宿」をテーマにした傑作短編集。遠藤周作さん、恩田陸さん、綾辻幸人さん、小川洋子さんなど参加作家さんも非常に豪華!知らない土地、見慣れない部屋、夜の静けさが重なることで、いつもの日常とは違う不安から生まれるホラーを楽しむアンソロジーです。
『家が呼ぶ –物件ホラー傑作選』朝宮 運河 (編集)
ホラーファンにとって永遠のテーマの一つといえる「こわい家」。屋敷やマンション等をモチーフとした逃亡不可能な恐怖が襲う珠玉のアンソロジー!
・目次
若竹七海「影」
三津田信三「ルームシェアの怪」
小池壮彦「住んではいけない!」
中島らも「はなびえ」
高橋克彦「幽霊屋敷」
小松左京「くだんのはは」
平山夢明「倅解体」
皆川博子「U Bu Me」
日影丈吉「ひこばえ」
小池真理子「夜顔」
京極夏彦「鬼棲」
『宿で死ぬ』と同じく、朝宮運河さんが編んだホラーアンソロジーです。屋敷やマンションなどを舞台にした「逃亡不可能な恐怖」を集めた作品集。収録作家には、若竹七海さん、三津田信三さん、中島らもさん、高橋克彦さん、小松左京さん、平山夢明さん、皆川博子さん、京極夏彦さんなどが並びます。ミステリー、SF、怪談、幻想文学の名手が揃っている点でも読み応えがあります。物件ホラーや事故物件ものが好きな人には、特におすすめです。
『潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー』澤村伊智 (著), 阿泉 来堂 (著), 鈴木 光司 (著), 原 浩 (著), 一穂 ミチ (著), 小野 不由美 (著)
希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー!
角川ホラー文庫30周年 記念刊行!
――「考えうる、最大級の恐怖を」。
たったひとつのテーマのもとに、日本ホラー界の“最恐”執筆陣が集結した。
澤村伊智×霊能& モキュメンタリー風ホラー、
阿泉来堂×村に伝わる「ニンゲン柱」の災厄、
鈴木光司×幕開けとなる新「リング」サーガ、
原浩×おぞましき「828の1」という数字の謎、
一穂ミチ×団地に忍び込んだ戦慄怪奇現象、
小野不由美×営繕屋・尾端が遭遇する哀しき怪異――。
全編書き下ろしで贈る、至高のアンソロジー!
『十二国記』の小野不由美さん、『リング』の鈴木光司さん、『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智さんなど、豪華作家が参加する書き下ろしアンソロジーです。希望が失われていくような暗い余韻が魅力的な作品。怪異、心理的な不安、日常が崩れていく恐怖など、作家ごとに違う怖さを味わえます。
『堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』宮部 みゆき (著), 新名 智 (著), 芦花公園 (著), 内藤 了 (著), 三津田 信三 (著), 小池 真理子 (著)
”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。
あらゆるホラージャンルにおける最高級の恐怖を詰め込んだ、豪華アンソロジーがついに誕生。宮部みゆき×切ない現代ゴーストストーリー、新名智×読者が結末を見つける体験型ファンタジー。芦花公園×河童が与える3つの試練の結末。内藤了×呪われた家、三津田信三の作家怪談、小池真理子の真髄、恐怖が入り混じる幻想譚。全てが本書のために書き下ろされた完全新作! ホラー小説の醍醐味を味わうなら、まずはここから!
宮部みゆき「あなたを連れてゆく」
新名智「竜狩人に祝福を」
芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」
内藤了「函」
三津田信三「湯の中の顔」
小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」
『理由』の宮部みゆきさん、『首無の如き祟るもの』の三津田信三さん、『異端の祝祭』の芦花公園さん、『墓地を見おろす家』の小池真理子さんなどが参加するホラーアンソロジーです。「堕ちる」というタイトルの通り、気づかないうちに深い場所へ引きずり込まれていくような怖さがあります。心霊、怪談、幻想、心理ホラーが混ざり合い、読み終えたあとに静かな不気味さが残る一冊。
『慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー』有栖川 有栖 (著), 北沢 陶 (著), 背筋 (著), 櫛木 理宇 (著), 貴志 祐介 (著), 恩田 陸 (著)
主役級にこわおもしろいホラー、6作品!
角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。有栖川有栖×霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。北沢陶×大阪の商家で聞こえる、恨めし気な声とは? 背筋×集められた怪談から導かれる真相。櫛木理宇×あなたを追いかける謎の男。貴志祐介×姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦。恩田陸×車窓から見える看板が描き出す恐怖。本書でしか読めない、夢の競演。ホラーの真髄がここにある!
『黒い家』の貴志祐介さん、『蜜蜂と遠雷』の恩田陸さん、『火村英生シリーズ』の有栖川有栖さんなどが参加する書き下ろしアンソロジーです。ミステリー寄りの怖さ、民俗的な不気味さ、モキュメンタリー的な恐怖、心理サスペンスなど、作品ごとの味わいが大きく異なります。実力派の作家が揃っているため、ただ怖いだけではなく、構成や読後感まで楽しめる一冊です。
『影牢 現代ホラー小説傑作集』綾辻 行人 (著), 有栖川 有栖 (著), 加門 七海 (著), 小池 真理子 (著), 鈴木 光司 (著), 坂東 眞砂子 (著), 三津田 信三 (著), 宮部 みゆき (著), 朝宮 運河 (編集)
ホラー界をリードする作家らの代表作ばかりを収録したオールタイムベスト
『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。大都会の暗い水の不気味さを描く鈴木光司の「浮遊する水」。ある商家の崩壊を
陰惨に語る宮部みゆきの時代怪談「影牢」。美しく幻想的な恐怖を描く小池真理子の不気味な地下室が舞台の「山荘奇譚」。記憶の不確かさと蠱惑的世界を
描いた綾辻行人の「バースデー・プレゼント」など、ホラー界の実力派作家によるオールタイムベスト! 解説・朝宮運河
【収録作】鈴木光司「浮遊する水」(『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫
坂東眞砂子「猿祈願」(『屍の聲』集英社文庫
宮部みゆき「影牢」(『あやし』
三津田信三「集まった四人」(『怪談のテープ起こし』集英社文庫
小池真理子「山荘奇譚」(『異形のものたち』角川ホラー文庫
綾辻行人「バースデー・プレゼント」(『眼球綺譚』角川文庫
加門七海「迷(まよ)い子」(『美しい家』光文社文庫
有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」(『赤い月、廃駅の上に』
『十角館の殺人』の綾辻行人さん、『リング』の鈴木光司さん、『理由』の宮部みゆきさん、『首無の如き祟るもの』の三津田信三さんなど、現代ホラーを語るうえで外せない作家の作品を集めたアンソロジーです。現代ホラーの名作短編を読み比べたい人に向いた一冊です。心霊、怪異、心理的恐怖、ミステリー寄りの怖さなど、ホラー小説の幅広さを感じられます。
『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』岩井 志麻子 (著), 小野 不由美 (著), 小林 泰三 (著), 澤村伊智 (著), 辻村 深月 (著), 恒川 光太郎 (著), 山白 朝子 (著), 朝宮 運河 (編集)
現代ホラー小説30年の至宝を一挙収録。新世紀ホラーシーンへ!
『影牢 現代ホラー小説傑作集』に続く2010年代を中心に発表された傑作ホラー短編7選。小野不由美の“営繕かるかや怪異譚”シリーズからは死霊に魅入られた主人公の心理に慄然とさせられる「芙蓉忌」。土俗的作品で知られる岩井志麻子による怨霊の圧倒的恐怖を描いた海の怪談「あまぞわい」。怪談の存在意義を問う辻村深月の「七つのカップ」など。作家たちの巧みな想像力により紡がれた悪夢の数々がここに。解説・朝宮運河
【収録作】
小野不由美「芙蓉忌」(『営繕かるかや怪異譚 その弐』角川文庫
山白朝子「子どもを沈める」(『私の頭が正常であったなら』角川文庫
恒川光太郎「死神と旅する女」(『無貌の神』角川文庫
小林泰三「お祖父ちゃんの絵(『家に棲むもの』)角川ホラー文庫
澤村伊智「シュマシラ」(『ひとんち』光文社文庫
岩井志麻子「あまぞわい」(『ぼっけえ、きょうてえ』角川ホラー文庫
辻村深月「七つのカップ」(『きのうの影踏み』角川文庫
『屍鬼』や『十二国記』の小野不由美さん、『ツナグ』の辻村深月さん、『夜市』の恒川光太郎さん、『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智さんなど、現代ホラー・幻想小説の名手が揃うアンソロジーです。『影牢』と合わせて読むと、現代ホラー小説の広がりをより楽しめます。
『グランドホテル 極~異形コレクションLIX~』井上雅彦 (著), 北沢陶 (著), 澤村伊智 (著), 背筋 (著), 坂崎かおる (著), 王谷晶 (著), 久永実木彦 (著), 柴田勝家 (著), 宮澤伊織 (著), 平山夢明 (著), 斜線堂有紀 (著), 篠たまき (著), 芦花公園 (著), 空木春宵 (著), 上田早夕里 (著)
全作書下ろしホラーアンソロジー「異形コレクション」第59巻。
過去に好評を博しました〈グランドホテル〉が復活。今回の舞台は年越しの一泊二日。新年を迎える夜にホテルの上空に現れるという奇跡――そのオーロラを見たものは幸福になれるとか……。
クラシックな雰囲気のグランドホテルで、「極」の読後感でおもてなしをさせて戴けましたら幸甚です。
井上雅彦さん監修の人気シリーズ「異形コレクション」第59巻です。シリーズとしての知名度が高く、テーマ性の強いアンソロジーを読みたい人にぴったり。舞台はホテル。華やかで非日常的な場所でありながら、知らない人々が同じ建物に泊まる閉鎖空間でもあります。ホテルホラー、群像劇、異形の物語が好きな人におすすめの一冊です。
『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』宇佐美まこと (著), 小林 泰三 (著), 小松 左京 (著), 竹本 健治 (著), 恒川 光太郎 (著), 服部 まゆみ (著), 坂東 眞砂子 (著), 平山 夢明 (著), 朝宮 運河 (編集)
ベスト・オブ角川ホラー文庫アンソロジー第2弾。ホラー歴史に名を刻む傑作
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。心霊・怪談系の作品が多かった『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』に対し、『恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション』にはSFや犯罪小説、ダークファンタジーなどの発想を用いた作品も収録。この二冊合わせ読むことで、日本のホラー小説の神髄を味わうことができる。
『愚者の毒』の宇佐美まことさん、『アリス殺し』の小林泰三さん、『夜市』の恒川光太郎さん、『この闇と光』の服部まゆみさんなどが描く、ベスト・オブ角川ホラー文庫アンソロジー第2弾。心霊や怪談だけでなく、人間の怖さ、発想の怖さ、結末の衝撃を味わえる一冊です。
『魍魎回廊 : ホラー・ミステリーアンソロジー』宇佐美 まこと (著), 小野 不由美 (著), 京極 夏彦 (著), 高橋 克彦 (著), 都筑 道夫 (著), 津原 泰水 (著), 道尾 秀介 (著), 千街 晶之 (編集)
雨の日に現れる喪服の女、地方の風習に隠された秘密、鬼の定義を追求する男、蘇る忌まわしき前世の記憶――。
恐怖と怪奇が支配する世界=ホラーと、謎解き=ミステリーが絶妙に絡み合う。
ホラー界の巨匠たちが怪奇現象を紐解く、至高のミステリーアンソロジー。
ミステリー評論家として知られる千街晶之さんが編んだ、ホラーとミステリーを組み合わせたアンソロジーです。ミステリー作家としても名高い小野不由美さん、京極夏彦さん、道尾秀介さんなどの作品を収録しています。怪奇現象をただ怖いものとして描くだけでなく、その裏にある謎や真相へ迫っていく構成が魅力です。ホラーの不気味さとミステリーの読み味を両方楽しみたい人におすすめです。
『再生 角川ホラー文庫ベストセレクション』朝宮 運河 (編集), 綾辻 行人 (著), 鈴木 光司 (著), 井上 雅彦 (著), 福澤 徹三 (著), 今邑 彩 (著), 岩井 志麻子 (著), 小池 真理子 (著), 澤村伊智 (著)
角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。
1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。
収録作は以下の通り。
綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』)
鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』)
井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)
福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』)
今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』)
岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』)
小池真理子 「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』)
澤村伊智 「学校は死の匂い」(『などらきの首』)
『十角館の殺人』の綾辻行人さん、『リング』の鈴木光司さん、『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智さんなど、角川ホラー文庫を代表する作家の短編を集めたベストセレクションです。『恐怖』と並んで、角川ホラー文庫の入口として読みやすい一冊です。心霊や怪談寄りの作品が多く、王道のホラー小説を味わいたい人に向いています。
『メロディアス』井上雅彦 (監修, 著), 阿泉来堂 (著), 空木春宵 (著), 坂崎かおる (著), 澤村伊智 (著), 篠たまき (著), 斜線堂有紀 (著), 田中啓文 (著), 梨 (著), 西崎憲 (著), 久永実木彦 (著), 平山夢明 (著), 宮澤伊織 (著), 木犀あこ (著), 芦花公園 (著)
〈収録作家〉
阿泉来堂 井上雅彦 空木春宵 坂崎かおる 澤村伊智 篠たまき 斜線堂有紀 田中啓文 梨 西崎憲 久永実木彦 平山夢明 宮澤伊織 木犀あこ 芦花公園
〈音〉や〈音楽〉をモチーフに異形な物語を集めた15篇。読者の皆様を《世にも異形》でメロディアスな世界にご招待! 全篇書下ろしシリーズ、58作目。
『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智さん、 『楽園とは探偵の不在なり』の斜線堂有紀さん、『お前の死因にとびきりの恐怖を』の梨さん、『異端の祝祭』の芦花公園さんなど現代人気作家の作品が集められています。井上雅彦さん監修の人気シリーズ「異形コレクション」の第58作です。
まとめ|ホラー小説アンソロジーおすすめ15選|怪談から現代ホラーまで怖い短編集の名作を厳選
ホラー小説アンソロジーは、一冊の中で複数の作家の恐怖を読み比べられるのが魅力です。怪談、物件ホラー、旅泊ホラー、現代ホラー、ホラー・ミステリー、書き下ろし短編など、選ぶ本によって怖さの方向性は大きく変わります。気になった作品はぜひ、手に取ってみてくださいね。
