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【2026年2月発売予定】ミステリー小説以外のおすすめ注目作品50選

2026年2月はミステリー小説以外にも注目・話題の作品がたくさん!その中でも特にチェックしておきたい作品を50冊厳選してピックアップしました。今月は気になる作品が多く、いつもより20冊多くご紹介!発売が待ち遠しいですね。好みの作品がないか、探してみてくださいね♪


『観測記録』r-906

研究内容は“扉”で物語の中に入ること。総合芸術系ボカロPが描くSF長編
舞台は“扉”で物語世界を“観測”する研究室。
研究員Jは、物語から現実世界に迷い込んだ盲目の少女と日々を共に過ごすことになる。
少女を元の世界に帰すという大義と、少女を救いたいという個人的な感情の間でJは葛藤する。
少女の言葉は、フィクションか、現実か。
“観測者”の貴方がその結末を選ぶ。

Amazon公式紹介文より引用

『サチコ』群 ようこ

褒められもせず、苦にもされず――。
そういう人で55年生きてきたサチコ。
「食堂キング」でアルバイトを始めて、
その人生にささやかだけど鮮やかな変化が訪れた。
両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らし。内向きで、控えめで、読書さえしてれば幸せ。「褒められもせず、苦にもされず」が生きるモットー。そんなサチコが55歳で長年勤めた職場を早期退職し、自宅から徒歩3分の「食堂キング」でアルバイトを始めた。初めての接客が不安なサチコだったが、気のいい店主夫婦やユニークなお客さんたちに囲まれ、遅ればせながら人生の色々を学んでいく。けれど、店主の腰痛が長引いて、キング閉店の危機が……!?
ときにじんわり、ときにほろ苦く、どこか滑稽で――。ささやかな人生の豊かさを味わえる長編小説。

Amazon公式紹介文より引用

『あなたの命綱』久坂部 羊

日本人は二人に一人ががんになると言われる現在、できることならがんは治る時代になったと世間に伝えたく、ノンフィクション作家の中道颯子は『がん患者の命綱』を執筆するため取材を始めた。
担当編集者の岡村誠二とともに、TML社主催の福沢倫也CEOの講演会「新時代のがん医療――唾液サイトカイン検査が拓く未来」を聞き、社長室室長の小早川蝶子を介して取材をした。
TML社はがんの悪液質を引き起こすサイトカインの検査で、急成長を遂げた医療ベンチャー企業。しかし、その異常な内情が「週刊文砲」に暴かれ、颯子は疑念を抱く。
そんな折に新聞社時代の後輩で親友の林田愛美が、ステージ4の肺がんで標準治療を受けたが、副作用に苦しむ。AIメンター(助言者)の勧める、代替療法に次々とはまった。颯子は本のために、がんの四大治療の取材をはじめる。

Amazon公式紹介文より引用

『マウントウィーゼルを知ってるか』篠谷巧

存在しない写真家の作品展が不思議な旅の始まりだった――
あやしすぎる演奏会、燕尾服のチェリスト、そして……。
“SFと幻想小説のあわいに 新たな領土を切り拓く!”
知る人ぞ知る“実在しない写真家”リリアン・ヴァージニア・マウントウィーゼル。
彼女が撮影したかまぼこ型郵便受けの写真は、もうひとつの世界への招待状だった……。
『新コロンビア百科事典』に仕込まれた実在する虚構記事を入口に、読者を別の現実へと誘うモダンファンタジー。
新人とは思えない導入のうまさに舌を巻く。私もマウントウィーゼル・ソサエティに入りたい。
――文芸評論家・大森 望
憧れの先輩に死を決意させた、もう一つの世界って何なの!?
大学軽音部の先輩、牧野千聖が自殺を図った。今は社会人の坂本杏奈は、カリスマ的なボーカルの千聖に憧れていた。抜け殻のようになって入院した千聖。
なすすべもない杏奈の眼が、病室の壁に引き寄せられる。庭先に立つ郵便受けの写真だ。裏にはこう書かれていた――「Mountweazel Society」。
千聖は、かつて杏奈にたずねた。「リリアン・ヴァージニア・マウントウィーゼルって、聞いたことある?」
郵便受けの写真で知られ、事故死したマウントウィーゼル。だがそれは、盗用対策として百科事典に記載された、架空の写真家の名前だった! 
自殺はなぜ? 鍵はマウントウィーゼルなのか。千聖への思いから真実を追い始めた杏奈は、写真の郵便受けを見つけ、やがてマウントウィーゼルの実在を信じる人々に出会う。
だがその先に待ち受けるのは、さらに驚くべき真実だった!

Amazon公式紹介文より引用

『退職クロスロード』安藤 祐介

人生の“大晦日”に奇跡が起きる!?
定年退職の日に炙り出される、衝撃の過去の真実とは……
年度末の3月31日、総合メーカー・万屋カンザキ本社ビル。清掃員の守田守は、早朝から退職や異動でごった返す社内を掃き清める作業に追われていた。就職氷河期の挫折を経て、派遣先で粛々と仕事に臨んできた守田は、この日で定年を迎え、会社を去る窓際部長の佐和山義男から突然朝食に誘われる。守田は5年前、図らずも佐和山の自死を阻止した「命の恩人」だったというのだ。バブル期入社の剛腕営業マンで、親分肌と慕われた彼に5年前、何が起きたのか。立場も世代も異なる二人の人生に、佐和山の同期や部下の願いと、因縁のライバル達の思惑が交錯する中で解き明かされる、封印された驚愕の真実とは――

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『あの子のかわり』紗倉 まな

親友が妊娠した。私と同じ、子どものいない人生だったはずのあの子がーー。作家デビュー10周年記念、紗倉まなの新たなる代表作!
「ここに書かれているのは、狂気と正気の狭間ではなく、狂気と正気の甘やかなマリアージュだ。その破裂の先にある世界に、読者は目を見張るだろう。」
──金原ひとみ
〈「赤ちゃんできたんだよね」と言ったのは有里奈だった。別に衝撃は受けなかった。ただ、有里奈は随分と面倒くさい人生を選ぶんだなあと思っただけで。〉
ヘアメイクとして活躍する由良。かわりばえしない日々に倦怠を感じながらも、このまま仕事に邁進しつつ、夫と共に愛犬を育てる人生が続いていくと思っていた。
そんな中、独身の親友・有里奈から妊娠の知らせが飛び込んできて……。

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『梅咲く頃にまた会おう』迂回 ひなた

★★★第19回小説現代長編新人賞 選考委員特別賞受賞作★★★
凪良ゆうさんの大プッシュで選ばれました!
「この物語は“小説は楽しい”ということを伝えられる強さがあり、
最後は気持ちの良い涙に着地する。」
「いつまでこの身体を借りられるのかな」
ある夏の夜。仲間と肝試しをした帰り道に、大学生の若梅は声をかけられる。
「ひさしぶり、梅ちゃん」。それは仲間の身体に乗り移った、死んだはずの初恋の人だった。
アルバイトに夏祭り、そしてデート。失った時間を取り戻すように、若梅は彼女とささやかな願いを一つひとつ叶えていく。いつかは身体を返さなくてはいけない、それでも――。
「もう一度会いたい」。真っ直ぐな願いが起こす奇跡は、一つじゃない。
純度100%のタイムリミット・ラブストーリー!。

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『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』やまだ のぼる

けずってくれませんか
筆者のもとに持ち込まれた、K警察署への告発の記録。
それは非常に奇妙なものであった。
警察官の尾野(仮名)が密かに収集していたのは、K警察署に保管されていた複数の供述調書。そこに記された供述人とのやり取りの内容は、取るに足らないものばかりで作成意図も不明である。
しかしときに、「同僚が一心不乱に壁をカッターで削っている」「黒ずんだ木像から不気味な呼吸音がする」という薄気味悪い調書もあり、さらに“こしえさん”という人物が頻繁に登場するのだ、と尾野は言う。
こしえさんとは一体誰なのか。何をしようとしているのか。
そしてK警察署が隠蔽する恐ろしい事実とは。

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『ルカとチカ』長野 まゆみ

「もし無意識にながれる涙がそのせいだとしたら、ぼくはその場所へ行ってみたい気もする」〈ルカチカ姉妹〉のユニット名でクラフト作家として活動する明日と千日。幼いころに母を亡くすも、風変りな大人たちに囲まれて暮らす賑やかな日々。複雑なファミリーツリーも、不完全な世界でぼくたちが大人になるまでを見守ってくれるやさしい森だった。ある日、二人が参加したクラフトイベントで「偶然」出会った、一人の女性。彼女が空白だった記憶の断片をつなぎ、運命を動かしていく。

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『青天』若林 正恭

人にぶつかっていないと、自分が生きているかどうかよくわからなくなる――
総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続けるなかで、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。
青春の苦みと悦びに満ちた、著者渾身の初小説。

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『四畳半神話大系 愛蔵版』森見 登美彦

森見登美彦ファン必携!刊行20周年を記念した豪華愛蔵版を2冊同時刊行!
2025年に刊行20周年を迎えたことを記念して、愛蔵版を刊行します。
金箔押し・函入りの豪華仕様で、『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』の2作同時発売。
ケースを縦にスライドしていくと、中村佑介さんのイラストの全体像が見えてきます!
森見登美彦ファンなら絶対に手元に置きたい、永久保存版。

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『DANGER』村山由佳

世界的振付家・久我一臣にインタビューをすることになった、編集者の水野果耶と記者の長瀬一平。久我の半生を辿りつつ、戦前戦後の日本バレエを紹介するつもりだったが、彼が語る壮絶な戦争体験は、二人が思ってもみなかった縁を掘り起こしてゆく。芸術と戦争を通し、過酷な運命に希望を見出す人々に迫った、入魂の輪舞曲(ロンド)。

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『明日、あたらしい歌をうたう』角田光代

「君がいつもそばにいるから 毎日が新しい」
遺影として飾られていたカリスマ的なミュージシャンの写真を、父と聞いて育った新(あらた)。
誰にも見えない存在として少女時代を生きてきたある日、耳にした音楽に救われ、恋に出会って新の母となった、くすか。
新が父の真実を知った時、二人の物語が、一つの歌に重なりはじめる――。
200ページで大長編の感動を約束する、珠玉の青春小説であり、親子小説であり、胸を打つ恋愛小説。
人の人生を変えた一曲を描く、あなたの人生を変える一冊。

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『言問ラプソディ』小野寺 史宜

浅草って、なんてあったかい町! 日本最古の遊園地「花やしき」で働くことになった青年が、死んだ祖父の足跡をたどる旅。

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『ギアをあげて、風を鳴らして』平石 さなぎ

第38回小説すばる新人賞受賞作。
小学四年生の吉沢癒知は、宗教団体「荻堂創流会」の近畿支部で「降り子(=創父の生まれ変わり)」として信徒から崇拝されていた。幹部の母からは、神聖な身体を持つ者として食事や他者との触れ合いを厳しく制限されていたが、自分に寄せられる信徒の信仰心や日々の「儀式」に抵抗をおぼえはじめていた。そんな癒知の前に現れたのは、家庭の事情で何度も転校を経験している渡来クミ。引越し当初、近所を散策中に見かけた「めっちゃきれかった」癒知に興味深々。ある日、学校のトイレで遭遇したことをきっかけに、ふたりは距離を縮めていく。そして繋がりを持ったのは癒知とクミだけでなく、母親同士も親交を深めるようになり……。

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『外の世界の話を聞かせて』江國 香織

南天文庫には、外とは違う時間が流れている――。
私設図書館。元公民館の空き家。斎場。夜の飲食店。インドネシアの農園。
いつの時代も、「隙間の場所」では物語が生まれる。
時間と場所を超えて重なり、織り上げられてゆく人の生に静かに耳を傾ける、珠玉の群像劇。
私設図書館・南天文庫。高校一年生の陽日は、幼い頃からここに通い続けている。他の子供たちが帰ったあと、運営のあやめさんと話すようになったのはいつからだろう。あやめさんは陽日にときどきこう言う――「外の世界のことを話して」。
日々の出来事をあやめさんに伝える一方で、陽日はあやめさんが子供だったころの話を集めてもいる。なんでも、「ピンクの家」と呼ばれたガード下の元公民館に、三組の夫婦と五人の子供たちが身を寄せ合い不法に暮らしていたらしく……。

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『神の声を聞いた者 ヒノガタチ験事変』遷移圏見聞録

人や異形が流れ着く「遷移圏」 次元を超えた神格ホラー、降臨
「儀式の失敗により、ヒノガタチ様が脱走」
解放か、収容かーー「ハルネの集い」と集落民の衝突
さまよう神が引き起こす集団狂気
隠蔽された「ヒノガタチ験事変」の真実。
「ドムシアットの皆さんには、遷移圏という世界の実情を知っていただくためにも、ぜひ本書を読んでいただくことを、切に願う。」

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『猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。 肉球の巻』大山 淳子 (著), 竹岡 葉月 (著), 音 はつき (著), 浜口 倫太郎 (著), 村山 早紀 (著)|文庫

君さえいれば今日もしあわせ――
猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、
猫まみれの大好評アンソロジー第2弾!

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『私たちの世代は』瀬尾 まいこ|文庫

大人になったから気づく、あのときの想い。
『そして、バトンは渡された』著者の感動作!
感染症の流行で小学校が休校になり、不自由を余儀なくされた冴と心晴。冴が「夜の仕事」をする母親とささやかで楽しい生活を送る一方、心晴は教育熱心な親と心を通わせられずにいて――。人と関わるのが難しかった「マスク世代」の子どもたちの悩みと成長、そして彼らを見守る人々の優しさを描いた、本屋大賞作家による感動作!

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『マイ・リトル・ヒーロー』冲方 丁

息子を救いたい――
お人好しで、騙されてばかりの父も
今度ばかりは、本気です。
冲方丁(うぶかた・とう)史上もっとも優しい物語。

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『10 YEARS AFTER』稲田幸久|文庫

第13回角川春樹小説賞受賞作家、稲田幸久氏による広島を舞台にした短編小説。
広島に住む人々が受け継いできた思いから誕生した、広島の新たなショッピングセンター『ミナモア』。そこで紡がれるのは、広島の物語。家族思いの母親、才能の壁にぶつかった小説家、成果を求め過ぎた女性――。50年前から今、そして10年後へ。物語はいつでも、私たちの近くで紡がれている。広島という町が生み出してくれた、未来への希望に満ちた短編集。

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『この人生、前世のせいってことにしていいですか』辛酸なめ子|文庫

心豊かな来世のために、辛酸なめ子は今日も静かに徳を積む。イルカ、天狗、龍の逸話を求め、能力者たちに会いに行く。周波数で健康をチェックし、パワーストーン店で前世診断。癒しを求めて京都、沖縄、出雲を巡り、都市伝説の会にも参加する……。スピリチュアルの最前線を追い続けたその先で彼女が見たものは。クスッと笑える試行錯誤の記録。

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『旅人のように どくだみちゃんとふしばな13』吉本ばなな|文庫

デビューから35年。作品を創るには苦しくても泥の中に潜って、精一杯掘っていくしかない。小説家として生きる上でヴァージニア・ウルフの自殺は忘れられないが、持ち前ののんきさ、いいかげんさが自分を救ってくれている気がする――。希望と絶望の中で、思い書き食べ、そしてまた旅に出る。貴重な創作論と日々の営みが読者に寄り添う人気エッセイ

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『時をかける情緒 まぁいいさ』清水ミチコ|文庫

カンジ悪さが褒められた「ドクターX」出演、黒柳徹子さんにおフルの洋服をプレゼント、詐欺かと疑った伊丹十三賞受賞の電話、武道館ライブで達成感が得られない謎、卒業証書チラ見せ伊東市長からの学び、60代で初婚の親友の結婚式、人生の残り時間を計算して思うこと……。平成から令和へ、自由自在に軽やかにかけめぐる、情緒の味わい。

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『森のバカンス』小川糸|文庫

森での暮らしを始めて、一年が経ちました。春は庭仕事に励み、夏は川へ涼みに行ったり、キャンプをしたり。新鮮な野菜と果物で作るラタトゥイユとフルーツポンチでお客様をおもてなし。秋は冬ごもりの準備をし、冬は天体観測をしたり、薪ストーブの前で赤ワインを嗜む。どの季節も愛おしい。愛犬との静かで満たされた日々を綴ったエッセイ。

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『猫屋台日乗』ハルノ宵子|文庫

『猫屋台』の女将ハルノが「日乗」を綴り始めたのはコロナが蔓延り始めた春。女将は怒っていた。アルコール禁止、自粛警察……コロナが悪いんじゃない、お上が無能なんだと。その傍ら綴るのは、吉本家の懐かしい味、父と深夜に食べたピザ、看板猫シロミの死、コロナの渦中に独りで逝った古い知人……。美味しさとユーモアと懐かしさ溢れる食エッセイ。

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『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』越智月子|文庫

男手一つで育ててくれた父が亡くなり、鎌倉のカフェを引き継ぐことになった香良。人見知りのせいか、経営はなかなかうまくいかない。そんな時、離婚した親友が押しかけてきて、気づけばシェアハウスを始めることに。でも、入居希望者は、個性豊かな訳ありばかり。そんな住人たちを香良は淹れたてのコーヒーと美味しい賄いカレーでもてなします。

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『喫茶おじさん』原田 ひ香|文庫

それでも、コーヒーは今日もうまい。
松尾純一郎、57歳。
大手ゼネコンを早期退職して、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。
再就職のあてはないし、これといった趣味もない日々の中、ふらりと喫茶店に入る。コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。
趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。
東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──
「おいしいなあ」
「この味、この味」
コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎には、苦い過去がある。妻の反対を押し切り、退職金を注ぎ込んで始めた喫茶店を半年で潰したのだ。
たくさんの問題を抱えながら、男は今日も喫茶店へ向かう。閉ざされた夢の扉は再び開かれるのか? 滋味深いグルメ×老後×働き方小説。

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『福島モノローグ』いとう せいこう|文庫

この本はいまも変わりつづけている――帰りたいあの場所へ思いを馳せながら新たな生活をつくりゆくこと。震災後、福島にゆかりをもつ人々の声にひたすら耳を傾け、そこから浮かび上がった7つの語り。

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『スプラッシュ マンション〈リノベ版〉』畠山健二|文庫

下町のマンションでクーデター勃発! 
管理組合理事長と管理会社の
“圧政”に苦しむ住人たちは、反旗を翻す! 
「おけら長屋」の著者が描く痛快コメディ! 
マンション「ルネッサGL」で、管理組合理事長・高倉と、管理会社の癒着が発覚した!住人であり飲み仲間の三人組、葉山・麻丘・南は、謎の風俗嬢・紗花と共に、高倉を懲らしめるべく「大人のいたずら」を仕掛ける。しかしそれは、のちに大事件へと発展し……。下町のマンションを舞台に、欲望と陰謀渦巻く騒動を描くノンストップエンターテインメント小説!

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『対決』月村了衛|文庫

中堅私立医大の入学試験で、女子受験生の点数が一律減点されている――疑惑を耳にした新聞記者の檜葉菊乃は極秘取材を試みるうち、医大理事である神林晴海を突破口とみなし接触する。一方、疑惑の揉み消しを命じられた晴海は菊乃を強く警戒する。社会にはびこる女性差別と闘い、強く生きるふたりが立場ゆえに対立する。正義とは。信じるものとは。二人の「対決」の果てに見える地平を描く、傑作長編。

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『白銀騎士団』田中 芳樹|文庫

一九〇五年、霧の垂れ込めた夜のロンドンには怪物が跋扈していた。
けれど、この街には暗鬱な空気に立ち向かう「白銀騎士団(シルバー・ナイツ)」がいる。
武術の達人である従者の中国人・李(リー)とインド人・ゴーシュ、負けん気の強いメイドのアイルランド人・アニー、そして若き准男爵にして団長のサー・ジョセフ。
個性豊かな面々が街の平和を守り、貧乏貴族を脱するため、はびこる悪と対峙する!
解説=多崎礼

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『松岡まどか、起業します』安野 貴博|文庫

私の内定を取り消したこと、後悔させてやりますから。
日本有数の大企業・リクディード社に就職が決まり同社のインターン生となった松岡まどかは、突然理不尽な内定取り消しを宣告される。さらに悪質な起業スカウトに騙され一年以内に時価総額十億円を達成しないと多額の借金を背負うことに。しかし松岡にはAI技術における稀有な才能があった。松岡の元上司・三戸部歩はその才覚が業界を変革することに賭ける――
たったふたりから幕を開けるAIスタートアップお仕事小説!

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『焔に手をかざして 新版』石垣りん|文庫

一人暮しという “ぜいたく”
大正生まれの昭和育ち。
14歳から定年まで単身勤め上げた詩人が灯す小さな焔たち――
生活をめぐるエッセイ集。

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『ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇』高橋 源一郎|文庫

異色短篇集『ペンギン村に陽は落ちて』は、小説家の父が小学生の息子に宿題として課された「しょうせつ」の書き方を尋ねられるところから始まる「序文」を冒頭に置く。
その問答を経て、息子は自分の「しょうせつ」でなければ書く意味がないと考えていることがわかり、自分の「しょうせつ」とは自分の好きなテレビの画面に映っていることを書くことなのではないかという考えに至る。そして父子はひたすらテレビに見入ることになる。
結局、息子はいくつものアニメ番組の断片的な感想しか書くことができなかったが、代わりに父親が画面を見ながら自動筆記的に記した文章を息子に渡す。それが『ペンギン村に陽は落ちて』に収められた各篇だという体裁であり、小説家の父親というフィルターを通してアニメが小説に変換される。
「ペンギン村に陽は落ちて」は『Dr.スランプ』の人型ロボット「アラレ」を『鉄腕アトム』のアトムに置き換え、科学の発展と人間の夢の関係を問う。
「愛と哀しみのサザエさん」ではまだ若い人妻のサザエさんがウルトラマンファミリーの入所する介護施設の職員となり、老いと性愛の問題を考えさせる……といった具合に、1970年代~80年代に人気を博しアニメ化された漫画作品のキャラクターたちの裏に潜んでいる設定を思わぬ方向に発展させることで、小説の登場人物にリサイクルしている。
そして、どの作品も人気漫画の持つテンポの良さと無責任なまでの破天荒さを湛えながら、奇妙な苦みをうっすらまとう、軽薄そうな外見と裏腹に奥行きを感じさせる深みと渋みを備えてもいる。
「その他の短篇」は1987年から2000年に文芸誌に発表された7篇の短篇小説。
「日本野球」「言葉」「正義」「ドン・キホーテ」「日本文学」「ゴジラ」など、作家高橋源一郎にとって重要なモチーフたちと本気で戯れた成果である。
本書に収められた14篇の短篇小説は著者と通念としての文学との格闘の成果であり、現在も色褪せず輝きを放つものである。

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『東京地下レトロ雑貨店へようこそ 鈴蘭の罠』蒼月 海里|文庫

世間で密かに囁かれる噂があった。
東京の地下には巨大な街が広がっており、そこでは地下でしか生きられない人々が生活しているという――男子高校生の皐月は、幼馴染で同級生の菜々美から好きな人がいると相談を受けた。
しかし、彼女に好意を抱いていた皐月は、そっけない態度を取ってしまう。
そんなある日、菜々美が別人のように美しい姿になって登校してきた。
菜々美は地下迷宮街に行ってきたというが……。
続編希望の声が続々! シリーズ待望の第二巻。
心の暗闇にそっと光が差し込む、救済の物語。

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『うさぎ玉ほろほろ』西條 奈加|文庫

武士から菓子職人に転身した変わり種の主、治兵衛。父を助ける出戻り娘、お永。看板娘の孫、お君。
親子三代で切り盛りする江戸麹町の評判の菓子舗「南星屋」には、味と人情に惹かれやって来るお客が列をなす。
麹町を大火が襲った夜以来、姿を見せなくなった気のいい渡り中間を案ずる一家だったが、
ある日、思わぬところから消息が届き……。
「誰だって、石の衣は着ているもんさ。中の黒い餡を、見せねえようにな」
ほろりとやさしく切ない甘みで包む親子の情、夫婦の機微、言うに言えない胸のうち。
諸国の銘菓と人のいとなみを味わう直木賞作家の大人気シリーズ、最新刊!

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『君が残した贈りもの』藤本 ひとみ|文庫

球場を魅了した彼はもういない。意志を継ぐのは、数学の天才。
数学界に自分の頭脳を捧げたいと思っている上杉和典は、互い才能を認め合っていた野球部エースの早逝に触れ、彼が命を削っても成し遂げたかった真の目的を探し始める。それが自分の人生を揺るがせるものになるとは知らずにーー。
野球は、そんな底の浅いものじゃない。大事なのは、高校生が自分で考え、全力を投入し、勝敗という形でその結果を受け止め、自分の心身に反映させて、さらに考え、ぶつけ、その繰り返しで心を成長させ、自分を信じる気持ちを構築する事だ。それができるのは、勝ちを目指さない野球だけなんだ。 ーー本文より

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『夫妻集』小野寺 史宜|文庫

結婚して三十年、初めて意識した妻との乖離。
仕事に子育て、中年の夢……。
四組の夫婦が相手に向き合い、乗り越える人生の分岐点。

娘が婚約者を連れてきた。
他人の分の寿司も遠慮なく口にする、だらしのない男。
娘が選んだ人ならば。自分は、心が広く先進的な父親。そう思っていたはずなのに。
神保町にある出版社、景談社で働く佐原滝郎は、娘の結婚に心が揺らぐ。
「娘が結婚すべきではない」と感じた婚約者は、意外にも滝郎の妻には好印象。
妻もあの婚約者のことは気に入らないと思っていたのに、一体なぜ?
積み重ねてきた夫婦生活の中で初めて見えた、自分と妻の間にあるひずみ。
もしかして、妻と自分はーー。
社内の三組の夫婦の姿を見ていくうちに、滝郎はある決意を固める。
転勤、再婚、中年の夢……。
四組の夫婦が直面する、結婚生活の危機。
連れ添ってきた相手と向き合い、それぞれが出した答えとは?

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『TUGUMI 新版』吉本 ばなな|文庫

病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と姉妹のように育った海辺の小さな町に帰省した私は、まだ淡い夜の始まりに、つぐみとともにふるさとの最後のひと夏を過ごす少年に出会った――。
少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語。
第二回山本周五郎賞受賞作。

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『イタリア暮らし』内田洋子|文庫

イタリアにわたり40年余り。
ミラノ、ヴェネツィア、リグリア州の港町、船で巡った島々……。
暮らしながら観てきた、イタリアの日常の情景。
コロナ禍でも人への思いやりを大切にし、いつもの暮らしを守ろうとしてきた。
それは、中世から疫病と戦い公衆衛生の礎を築いてきた、半島に生きる人々の品格なのかもしれない。
近寄って、離れて。
普通の生活には、たくさんの物語がある。ひとつずつ丹念に観て、淡々と伝えるエッセイ集。
常に、新たな切り口でイタリアに対峙してきた内田洋子が2016~2022年、新聞・雑誌・ウェブに寄稿した文章から厳選。
ふだん着姿のイタリアが、ここにある。

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『デクリネゾン』金原 ひとみ|文庫

仕事、家庭、恋愛の全てが欲しい女たちとその家族的つながりを描いた最新長編小説。
二度の離婚を経て、中学生の娘である理子と二人で暮らすシングルマザーの小説家、志絵。
最近付き合い始めた大学生の蒼葉と一緒に暮らしたいと娘に告げるが───。
恋愛する母たちの孤独と不安と欲望が、周囲の人々を巻き込んでいく。
「母親と恋愛って、相性悪いよ。ママは無理やり両方こなしてただけじゃん。何だかんだしょっちゅう家空けてたし」
「多くの人はゼロか百かで生きてないんだよ。二、八とか、六、四とかで生きてる。今は世界的にステップファミリーが増えてるし、母親とか父親を恋愛と切り離すのは保守的かつ不自然だよ」
「私はただ、今の生活が心地いいって言ってるんだよ。ママがデートに行くたびにパパたちとかおばあちゃんが駆り出されてるの、なんかちょっとなって思ってたし」
「子供を持ったら恋愛するなって言うの? 別に子供の心地よさを追求してやることだけが親の人生じゃないでしょ。きつかったかもしれないけど、受験勉強をしたから理子は今の中学に入れた。楽な方にいくだけがいいことじゃない」
───本文より

Amazon公式紹介文より引用

『モノガタリは終わらない』モノガタリプロジェクト|文庫

21名のベストセラー作家が、モノの歴史を紡ぎ、人の記憶をひもとく。
総インプレッション数1.26億!
メルカリ公式Twitterにて話題の連載、待望の書籍化――。
人から人へ、モノはめぐる。とっておきの物語をたずさえて。
現代日本を代表する作家たちが、「捨てない」をテーマに、モノの「これまで」と「これから」を豊かに描き上げたショートストーリー集。
物語のプロフェッショナルが織りなす"技"と"筆致"を一気に堪能できる、超豪華アンソロジー!
【目次】
伊坂幸太郎「いい人の手に渡れ!」
三浦しをん「人間の友」
朝井リョウ「吉凶の行方」
藤崎彩織「RPGノート」
吉田修一「0.8」
絲山秋子「一人で二つ」
角田光代「ボタンと使者」
吉本ばなな「珊瑚のリング」
筒井康隆「花魁櫛」
川上未映子「初恋の」
岩井俊二「消しゴム」
綿矢りさ「封印箪笥」
金原ひとみ「バタクランを越えて」
西川美和「ブルース・フォー・ポーギー」
尾崎世界観「バイバイ」
平野啓一郎「天井裏の時計」
江國香織「彼女の武装」
太田光「がらくた」
水野良樹(清志まれ)「誰がために、鈴は鳴る」
恩田陸「内緒」
山田詠美「ジョーンズさんのスカート」

Amazon公式紹介文より引用

『娘と私の時間』佐藤 愛子|文庫

娘の成長を毒と笑いで綴る母娘_おやこ_エッセイの第2弾が復刊! 強い言葉が避けられる今こそ心に響く、愛子流・厳母語録が満載の一冊。

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『夜行堂奇譚 弐 上』嗣人|文庫

夜行堂は人とモノの縁をつなぐ場所。物が己に相応しい持ち主を選ぶという。
大学生だった桜は交通事故に遭い、右腕を喪う代わりに霊の存在を知覚するようになる。留年が決まり、家で自堕落に過ごす桜を見舞いに来た友人の東雲は、山で遭遇した自分を助けてくれた謎の女性のことを打ち明け、彼女にもう一度会いたいという。山に入った桜と東雲を迎えに来た女性は、山を治めている人物の使いであり、自らを葛葉と名乗った。葛葉は帯刀と名乗る老人の元へ二人を案内する。迷家の当主である帯刀はこれ以上進むべきではないと二人を止めるが、東雲は山中で逢った女性の元にどうしても行かなければならない、と強行する。友人の結末を見届けようと東雲と山奥へ進む桜が見たものとは……(「古神」)。ほか、県庁対策室に寄せられた相談は図書館で頻発するスタッフの自殺。桜が不在の為、部長の藤村から紹介された女性霊能力者、柊と共に不審死の解決に向かう(「重科」)。代々続いてきた造り酒屋がその長い歴史に幕を閉じた。依頼人の女性は繁栄を支えてきた「御胤様」をお返しせねばならないという(「螢火」)。ほか序文を含む全7篇。

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『箱庭の巡礼者たち』恒川 光太郎|文庫

これぞ恒川ワールドの神髄!六つの世界の物語が一つに繋がる一大幻想奇譚。
ある夜、少年は優しい吸血鬼を連れ、竜が棲む王国を出た。祖母の遺志を継ぎ、この世界と繋がる無数の別世界を冒険するために。時空を超えて旅する彼らが出会った不思議な道具「時を跳ぶ時計」、「自我をもつ有機ロボット」、そして「不死の妙薬」。人智を超えた異能(ギフト)がもたらすのは夢のような幸福か、それとも忘れられない痛みか。六つの世界の物語が一つに繋がる一大幻想奇譚。

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『ご利益ごはん わたしの推し活篇』椰月 美智子|文庫

アラフィフ主人公、次なるステージは、子離れ、親との距離、そして推し活!
50才間近の前田早智子の目下の悩みは、大学進学と共に独立してしまった長女ロス。しかし長女の不在がこれほど堪えるのには大きな“後悔”があって――そんな早智子を姉は「その重たい気持ちを取り除いてもらおうよ」と奈良・薬師寺へ誘う。息子たちももう高校生、早智子は初めて家族以外との一泊旅行を決意する。待ち受ける次なるステージは、子離れ、親との距離、そして推し活……! 大人気アラフィフライフ第2弾!

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『ホテルうらうら 汐待ちのとき』十三 湊|文庫

待つしかない時間が、行きたいところへ連れて行ってくれる
瀬戸内海の「潮待ちの港」にある、こぢんまりとした小さなホテル「うらうら」は、地元の食材を使った料理が有名。古民家を改造したホテルだ。高校時代から仲良しだった親友と、結婚を機に疎遠になり悩む20代の女性、結婚は自分に欠けた部分すべてを埋めてくれるものだと信じているが婚活がなかなかうまくいかなくて、焦燥感を覚える30代の女性、反抗的な娘の気持ちがわからず、ダメなママと烙印を押された気持ちになっている40代の女性――。自分ががんばればなんとかなる、自分のせいなのではないかと考えていた彼女たちは、オーナーやホテルのスタッフ、滞在客同士で話すうち、人生には「待つしかない時間」「信じて祈るしかできないこと」があると知り、抱え込んでいた悩みを手放すことができるようになる。

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『こんな感じで書いてます』群ようこ|文庫

作家・群ようことして過ごした40余年を振り返る、自伝的エッセイ。
本を読むのと書くのとは両輪だ。書いた原稿を最初に読むのはいつだって自分なのだから――。25歳の時に目黒考二につけてもらった「群ようこ」の名前、はじめて本になったエッセイ『午前零時の玄米パン』、旧友・鷺沢萠との懐かしい日日、そして作家を目指す若者へのメッセージ。物書き業40余年。すべての経験がネタに結びつく。

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『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』田中 卓志|文庫

★「第14回広島本大賞」受賞
★「ベスト・エッセイ2022」選出作品「最高の食事」収録
★書き下ろしエッセイ「建築士になる」&文庫化記念として行われた穂村弘さんとの対談もあらたに収録!
真面目すぎる性格なのにふざける仕事を志し、第一印象が「キモい」だった山根とコンビを組み、港区女子合コンの悔しさをバネにめでたく結婚! 人気芸人の悲喜こもごも(悲、強め)の日常は、ちょっとおかしくて、じんわり感動。母のお弁当の思い出を綴った「最高の食事」(「ベスト・エッセイ2022」選出)を含む初エッセイ集に、書き下ろし「建築士になる」と穂村弘さんとの対談を特別収録。

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まとめ|【2026年2月発売予定】ミステリー小説以外のおすすめ注目作品50選

今月も面白そうな作品が目白押し!瀬尾まいこさんや、小川糸さん、原田ひ香さん、嗣人さん、恒川光太郎さん、群ようこさん、田中卓志さんなどさまざまな作品が刊行されます。気になった作品はぜひ、チェックしてみてくださいね。


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