【2026年3月発売予定】ミステリー小説以外のおすすめ注目作品50選
2026年3月はミステリー小説以外にも注目・話題の作品がたくさん!その中でも特にチェックしておきたい作品を50冊厳選してピックアップしました。発売が待ち遠しいですね。好みの作品がないか、探してみてくださいね♪

『花檻の園』北沢陶
横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀
大正14年新世界。中学生の朔哉は母譲りの美貌でもてはやされているが、
“見世物”のようで不満を抱いていた。ある日、遊園地「ルナパーク」の跡地に行くとなぜか眩い光を発して蘇っている。
その日から奇妙なことが起こって――
横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀
『まどろみの星たち』菰野江名
「諦めないで。大丈夫。代わりに私たち保育士がいるんですよ。」
ある事情から夜に眠れなくなってしまい、休職していた保育士の文乃。
昼夜逆転した生活リズムであれば眠れるようになり、東京新宿にある夜間勤務のある保育園で働くことに。
24 時間営業の「つづきの保育園」では、飲食業界、医療関係者、夜の仕事、シングル、深夜手当で生計を立てる外国人など、さまざまな事情から夜に働かなければならない親たちのために子どもを預かる、“夜間保育” を行っている。
厳しい現代社会の中でも懸命に子育てする親と、親をひたむきに愛する子どもたち。
文乃はそんな親子の力になりたいと願い、真摯に向き合っていく――。
第11回ポプラ社小説新人賞を満場一致で受賞した期待の若手作家が贈る、心揺さぶる感動作。
『劇場という名の星座』小川 洋子
光と闇、生と死、絶望と愛……この世のすべてを内包する、比類なき劇場【帝国劇場】。2025年2月をもって一時休館となった同劇場の記憶を未来へと繋ぐ、世界でたった一つの“帝国劇場”小説が誕生!
白杖の父が遺した、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」のパンフレット。そこには新人案内係からの手紙が挟まれていた――「ホタルさんへの手紙」
少年は、劇場のステンドグラスの裏側に寝泊まりしていた。舞台袖、楽屋食堂、馬小屋……館内を自在に歩き回る彼は、ある人を永遠に探し続けている――「内緒の少年」
劇場ロビーに一脚あるという“幸運の椅子”。売店で働くたった一人の“担当さん”だけが代々受け継いできたその伝説と、椅子に座った人々の元に訪れる幸運――「こちらへ、お座り下さい」
劇場の“壁”に深い愛着を抱いてきた税理士の男、観劇後に日傘を差し館内を歩く“パラソル小母さん”と呼ばれる女性……。彼らの思いを迎え入れ続けた劇場が、ついに最終公演の日を迎える――「劇場は待っている」ほか全八編を収録。
舞台上でスポットライトを浴びるスター、誰かにとっての特別な一日を支える案内係や売店スタッフ、客席から見えない裏側で上演を支えるエレベーター係や幕内係、そして観客……。劇場を愛し、劇場を作り上げてきた人々の密やかな祈りと願いがきらめく、豊饒な短編集。
『舞う砂も道の実り』井戸川 射子
「故郷も家族もないから、何も持ってないから旅に出るわけで」
孤児として育ったワオスリは、大家族のための移住先を求めるイフン、離れ離れになった我が子を探すダエとともに旅に出た――。
愛する人を見つけたり、年長者の説教に耳をかたむけたり……道すがら出会う人々、立ち寄る町々との出会いと別れを通じ、3人は人生の意味を手にしていく。
いつの時代のどことも知れぬ場所を辿っていく旅人たちの姿を、詩的な言葉でつづる、芥川賞作家・井戸川射子流の新しく美しいロードノベル。
『夫を亡くして 北村透谷の妻・ミナ』門井 慶喜
"私は、奥様じゃないの。透谷の妻でもない。ただのミナよ"。夫は自裁、小さな娘を抱え、厳しい経済状況にめげず、向学心を持ち、英語の教師という天職を得るミナ。明治・大正・昭和を自由奔放に生き抜いた女性を描く長編小説。
『俺の恋バナを聞いてくれ』新川 帆立
著者初!ポップでビターな恋愛エンタメ
瓜生尊、29歳。必死に勉強して東京大学に入り外資系戦略コンサルに就職、最年少パートナーも目前で報酬設定は1時間4万円。いわゆる「ハイスぺ」だ。ある日、友人に無理やり参加させられた合コンに集まった女子は「量産型OL」で、尊は不機嫌になってしまう。後日、SNSに「久々に合コン行ってみたら、出てきたハイスぺ男が最悪だった話」というマンガがアップされた。どうやらあの時の尊がモデルらしいと知り、合コンで会った「黒髪ボブ女」ことミクにDMを送るが、返事は「別にあなたの話をしてませんけど」とけんもほろろ。マンガの続きが気になりSNSをチェックするようになった尊は、ミクの描いた1枚の絵にふと心を惹かれ――(「ハイスぺ」)。
シングルマザーの家に転がり込んだ游(「スカブラ」)、英国のカレッジで中国人の彼女と過ごす征爾(「スパダリ」)、妻に先立たれた医師・英樹(「イケオジ」)、彼女のアパートで朝を迎えた大学生の涼太(「ハングレ」)、パートナーと同棲中の人気漫画家・英二(「オレサマ」)。人生を豊かにする恋愛は、意外な形で現れる。不器用でどこか拗らせた男たちの、愚かで、でも心温まる珠玉の6作品を収録。
『貝殻航路』久栖博季
北方領土を指呼の間にのぞむ土地で育ち、結婚を機に港町・釧路に移り住んだわたしのもとに、アラスカからの豪華客船寄港の報が届く。 立ち寄る人、去る人が交差する霧にけぶる釧路の町で、わたしは過去の痛みに苛まれる。 アイヌの血を引く夫の不在、かつてロシア船に拿捕された漁師だった父の背中、灰色の海の彼方にたたずむ光を失った灯台―― 戦後の歴史と民族の記憶が北の大地に残した微かで確かな航路を辿る。
『花ざかりの方程式』大滝 瓶太
『その謎を解いてはいけない』『理系の読み方』で、ミステリ・SF・純文学の三界から注目を集める大新鋭による、待望の初SF作品集!
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「はじめから わたしたちは みんなここにいる。」
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空から降り注ぐ未来を撃ち落とす天文台から放たれた過去、
方程式の末端に咲く花を発見した博士とその家族の数奇な人生……
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論理と切なさがまじわる、SFと文学のあいだをひらく9つの物語。
『謎解きの国の旅』芹沢 仁菜
気がつくと見知らぬ街へ迷いこんでいた主人公。
その街は、暮らしの中に謎解きが溶けこんだ不思議な場所だった。
元の世界に戻る手がかりを求めて、旅を続ける主人公に次々と「謎」が立ちはだかる──。
【ポイント】
謎解き×小説で、考える力と読む力がぐんぐん伸びる新感覚の読み物です。
道中で次々に立ちはだかる「謎」を、主人公の目線で解きながら物語が進むので、
読書が苦手な子でもゲーム感覚でスラスラ読むことができます。
問題はたっぷり31問収録、カラーページも豊富で飽きずに楽しめること間違いなしです。
英単語や月の満ち欠けなど、学び要素も充実した1冊!
『最果てキッチン』高山環
料理人としてフレンチレストランを開業する間近で、妻を失った青年・田所圭介。
失意に沈むなか彼が見つけたのは、妻の残した鍵のかかった小箱と、意味深な写真だった。
鍵の在り処を求めて、写真が撮影された地・九州を訪れた圭介は、
道の駅で車中泊をしながら各地を巡り、さまざな人たちと触れ合うことに。
旅動画を撮るため全国を巡るユーチューバー、
飼い犬と共に車上で生活する老夫婦、
移住に失敗し、キャンピングカーを住まいにした家族……。
それぞれの事情を抱えながらもたくましく生きる人々の助けになりたいと
料理を振る舞ううちに、圭介は自分自身の心とも向き合うようになる。
そして、旅を続けるうちに妻の目的も見えてきて――。
開放的な宮崎の空気と、新鮮な地の食材を使ったあたたかな料理。
旅とおいしいものに触れ、ひとりの人間が再生していく過程を描いた
落涙必至のヒューマンドラマ!
『ふつうの家族』辻堂 ゆめ
大停電の夜、
玄関で倒れていた見知らぬ青年。
意識朦朧の彼は何者なのか?
招き入れたのは誰?
桜石一家には、全員裏がある。
「あなた」も「私」も、みんな嘘をついている。
「ふつうの家族」に隠された秘密。暗闇の中、照らし出される「過去の記憶」。
湘南の地に一戸建てを構える桜(さくら)石(いし)家。何か特別なところがあるわけではない、絵に描いたような「ふつうの家族」の、はずだった。ある嵐の夜、桜石家に現れたのは一人の若い男。高熱をだして倒れ込んでいた男は家族の誰かが引き入れたに違いない。誰が、なんのためにこんなことをしたのか? 家族が互いに疑念を募らせていくうちに、それぞれ家族には言えなかった「秘密」があぶり出されていく――。
四国新聞、大分合同新聞、愛媛新聞、神奈川新聞、千葉日報、沖縄タイムス、山梨日日新聞、秋田魁新報、北日本新聞、福井新聞に連載され、多くの読者の心をつかんだ、令和の家族のカタチ。
読み終えたとき、あなたも私も、みんな家族に秘密を打ち明けたくなる!
『すべてが円くなるように』原田 マハ
貝は海からの贈り物。
真珠には、
不思議な魔力が潜んでいる。
祖母と孫、母と娘、女友達――。
真珠がつなぐ人生と夢を描く、
極上の短編集。
展覧会を一目見ることができたら、フェルメールに捧げる物語を書くときめ、作家の私はアムステルダムに向かった。(「フェルメールとの約束」)
パリで設計事務所を営む祖母に憧れ、建築の勉強をしている杏樹。祖母からシャルロット・ペリアンの写真を見せられ、衝撃を受ける。(「あの日のエール」)
リタ、碧海、芦花はハーバードの同級生。メトロポリタン美術館の学芸員であるリタの企画展のため久しぶりに鳥羽で集まることに。(「海からの贈り物」) ほか
『拳の声が聞こえるか』岩井圭也
殴り合うときだけ、ひとりじゃなかった。
言葉は喉の奥でつっかえ、想いは胸の底で燻る。東京の片隅で、影のように生きる青年・五十嵐遼馬。その人生を変えたのは、ボクシングだった。寡黙な青年は拳を交わし、生きた会話の喜びに目覚めていく。やがて立ちはだかるのは、悪霊に憑かれた異国のチャンプ——これぞ王道の灼熱、青春小説の名手がブッ放す魂の拳闘小説!
『その手は明日を紡ぐために』五十嵐 大
耳の聴こえない両親をもつ主人公の、ライターとしての成長譚
★『ぼくが生きてる、ふたつの世界』映画化
★『「コーダ」のぼくが見る世界』が「第71回 青少年読書感想文全国コンクール課題図書」(高等学校の部)に選出
今注目の著者・五十嵐大による、初の半自伝的お仕事小説!
「え? ちょろっと文章書いてもらうだけなのに、そんな金取んの?」
耳が聴こえない両親のもとで育った聴こえる子ども・コーダである伊賀紡(いが・つむぐ)は、自分のことを“ふつう”に見てもらえない環境に嫌気がさし、親元を離れ、東京でライターとして活動することに。ところが、そのライター業でも無力感に苛まれる出来事ばかり。両親を地元に残したまま“逃げてきた”自分への罪悪感が募る一方だ。こんな状態ならば、親のために生きるべきなのではないか……。そんな紡にとっての心の支えは、紡と同じように地元を出てきた共に暮らす親友、柏樹優平。ともに苦労を分かち合うことでなんとか日々を過ごしてきた。
ある日、ヤングケアラーとして育った過去を持つ実業家・蓮音美羽の取材で、彼女の様子がおかしいことに気がついた紡はある質問を投げかける。このことがきっかけとなり、紡は少しずつ自分が進むべき道を見出し、自信をつけていく。しかしそんなとき、優平から思いもよらない言葉を投げかけられ……。
居場所を探す全ての人に贈る、まっすぐ心に届く感動作
『贅沢な関係』川上 佐都
いつからだろう? 会えなくてもさみしいと思わなくなったのは。
あんなに一緒の時間を過ごしたのに、社会人になって、次第に自分の中心からこぼれて落ちていく存在ーー「友だち」。
注目の新鋭・川上佐都の瑞々しい筆致が冴えわたる!
あの頃と同じではいられないもどかしさ、大人になった苦味が心に染みる、「青春のその後」の物語。
☆☆☆変わりゆく関係と、身に覚えのある感情を掬いあげる全5編!☆☆☆
『30代後半、独身、ひとり暮らし』畑野 智美
わたしの自由は、ここから加速する。
お金の使い所、物価高、PMS、更年期、結婚するのか、子供は産むのか……
胸の奥でくすぶる不安の正体を、一緒に探ってみませんか?
漫画家の藤波夏帆は、『月収十五万円、六畳一間で夢をかなえる』でデビューして以来、節約・ライフスタイルエッセイを中心に、そこそこの人気を保ってきた。
だが38歳を前に、これまでの作品で伝えてきたメッセージや世間でのイメージ、そして脚本家の彼氏との間にズレを感じ始める。
自分が本当に描きたいものは、何だろう。
新連載に向けて始めた取材と観察は、やがて夏帆の生活にも波を起こし始め……。
わたしの自由は、ここから加速する。
生活も身体も変わり、生き方が様々に分岐する時。
エッセイ漫画家と女性たちの、恋と、経済と、決意の物語。
『あなたが走ったことないような坂道』有賀 未来
あたしは香港人?中国人?日本人? 18歳、鮮烈な新潮新人賞デビュー作。
「あたしって、何、」真っ赤になった両脚をティッシュで拭きながら、涙が、言葉があふれ出して止められない――。国籍とは何か? 母語とは何か? 性的指向とは何か? 香港で生まれ、移民の養父母のもと日本で育った女子高生、星瑤はアイデンティティの揺らぎを全力で駆け抜ける。絶望よりも速く。新世代の才能登場!
『君の不在の夜を歩く』窪美澄
夜の底は、いつもあなたの香りがするから。
いくつもの悔恨と、ささやかな光を抱えて僕は。
高校の同級生五人、四十歳目前になった彼らの人生は、ひとりの自死をきっかけにして、さまざまな挫折や変貌や再出発を強いられていく——。
宗教二世、小説家、主婦等々、五人それぞれの生きることの迷いと歓びと傷、そして再生への切なる希望を深い声で語る。
赦しに満ちた至上の最終章があなたを解き放つ、著者真骨頂の傑作長篇小説
『文明怪化奇談』荒俣 宏
「帝都物語」シリーズ以来、20年ぶりの怪奇小説。新たな代表作、誕生!
幕末から明治へ――文明開化の激流の中を駆け抜けた新聞記者たち。
内国勧業博覧会の「死のダンス」、日比谷焼討事件を照らした怪光、怪屋敷「二笑亭」に隠された秘密……数々の異聞を目撃した記者たちが、紙面外に封じられた“怪談”を語り始める。
『鬼門の村』櫛木 理宇
大学生の友部は、社会民俗学の教授・嘉形の依頼で、夏休みのあいだR県の山奥にある村に滞在し、ラジオ番組に投稿された怪談体験の整理を行うことになった。注意点は二つ、昭和三十年代に起きた一家惨殺事件が起きた家に滞在すること。水道水や、その土地で採れた野菜を一切口にしないこと。何度戻しても戻ってくる石、神社を守る子供の儀式、どこまでも追いかけてくる白い影……不気味な投稿を読み続けるうち、友部はこの村に隠されたおぞましい真実に迫っていく。日本ホラー小説大賞出身作家、初の本格長編ホラー。
『新装版 生きていく私(上)』宇野千代
2026年秋~NHK連続テレビ小説「ブラッサム」のモデル!明治から平成にわたる激動の時代を恋に生き、小説に生き、ファッションに生き、「好き」をつらぬいた著者の自伝的小説。女性たちの圧倒的な支持を集めた代表作を、大きな活字で読みやすい新装版として復刊。
『やるせない昼下がりのご褒美』島本 理生 (著), 織守 きょうや (著), 友井 羊 (著), 畑野 智美 (著), 名取 佐和子 (著)|文庫
あの人と過ごす「おやつ」の時間が、
今日を乗り切る力をくれる。
おいしいものを愛する作家陣が、
心とおなかの空腹をあたたかく満たす短編小説集。
『マリコ、アニバーサリー』林 真理子|文庫
祝・連載40周年×古希!
日大理事長になっても、転んで、旅して、怒ってます。
最強の「老人初心者」による、痛快アニバーサリー・エッセイ。
【内容紹介】
「週刊文春」の看板連載がついに40周年を迎えました(単行本刊行時)。
マリコは古希(70歳)となり、日大理事長という重責を担う日々に。しかし、偉くなってもマリコは止まらない。
『令和元年の人生ゲーム』麻布競馬場|文庫
ぼくたち、しあわせになれますか?
多様化が進みすぎた時代の「人生ゲーム」は果たしてどこに行きつくのか。
麻布競馬場の最高傑作にして異色の青春小説、ついに文庫化。
◆圧倒的共感を呼んだ4つのストーリー
1 慶應大学の「意識高い系」ビジコンサークル
2 キラキラベンチャーで圧倒的成長
3 ソーシャルグッドなZ世代シェアハウス
4 迷走中! 高円寺の老舗銭湯
◆第171回 直木賞選考会でも話題騒然
『宙わたる教室』伊与原 新|文庫
NHKドラマが大ヒットし話題を呼んだ青春科学小説がついに文庫化!
東京・新宿の定時制高校に通う、年齢も境遇もバラバラの生徒たち。
さまざまな事情を抱えながら夜の教室にあつまり授業を受ける彼らは、理科教師の藤竹叶に誘われて、科学部の一員となることに。
それぞれの理由で定時制高校に通う生徒たちは、時に協力し合い、時にすれ違いながら「火星のクレーター」を再現する実験にぶつかっていく。
煌々と明かりの灯る夜の教室で、一つの目標に向かって科学に打ち込むうち、彼らに小さな奇跡が起きて――。
まっすぐ、真剣に、何かに夢中になることの尊さを描く、一番熱い青春科学小説。
巻末には、何かを好きでいる人を描くことの愉しさを語り合った辻村深月さんとの特別対談と、ドラマ『宙わたる教室』で脚本を務められた澤井香織さんの解説を収録。初読時に見てみたいと思った景色や、ドラマにはどうしても入れられなかったあるセリフなど、ドラマファンも、これからドラマを観るという方も必読です。
『花贄さまの初恋』道草 家守|文庫
シリーズ累計33万部突破!「龍に恋う」著者のやさしさ満載の最新作。
皇都から離れた、緑豊かな花森村。
草花を自由に咲かせる能力をもつ霜子は、その異能ゆえに身内に蔑まれ、ついには陸軍中尉・晴晃との婚約を強いられてしまう。しかし予想に反して、晴晃は快活な青年だった! 二人が徐々に距離を縮める中、不穏な“惑い花”の呪いが村を蝕み始め――。
瑞々しく美しい和風恋愛ファンタジーの開幕!
『あぁ、だから一人はいやなんだ。4』いとうあさこ|文庫
震えながら歩いた、高さ180メートルの吊り橋のケーブル。座薬にすがった入院生活。中2で転校した親友との再会。台湾でなぜか私だけ、100カ所以上の虫刺され。強風に泣いた初ソロキャン。目玉焼きを食べただけなのに、真っ二つに折れた歯。そして、突然目覚めた“94キロの男を肩に乗せる”という才能。――今日もあさこは、生きている
『ある日、逗子へアジフライを食べに』大平一枝|文庫
旅先での目当てはひとつかふたつ。夕方には帰路につき、翌日に疲れを残さない。でも一瞬で非日常にトリップできる小さな冒険――それを「こたび」としてみた。静岡へのふらっと日帰り旅から、美容目的の横浜ひとりホテル、女友達とのウイスキーを巡る京都旅まで。気ままだからこそ、思わぬ出会いや発見がある。身も心も解放される大人の旅エッセイ。
『鎌倉駅徒歩8分、また明日』越智月子|文庫
鎌倉の古い洋館でシェアハウスを始めた香良。家を飛び出してきた親友の三樹子と、愛犬と暮らす少し神経質な里子、嫁に嫌われ自分の家から追い出された千恵子……。そんな、どこにも居場所のなかった〝訳あり〞住人たちと、喧嘩をしながらも穏やかに暮らしていたが、楽しい日々も永遠には続かない。『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』、待望の続編。
『傘のさし方がわからない』岸田 奈美|文庫
うまくいかない日々も愛おしくなるエッセイ
車いすユーザーの母のために、全財産をはたいて外車を買い、
字が書けなかった弟が姉のためにページ番号を書き、
東京でひとり暮らしを始めたら、隣人がリビングで焼きいもをつくって火事になり、
iDeCoの書類を書きながら、30年後の世界を想像してみる。
──うまくいくときも、いかないときも、人生は少しずつ進んでいく。
話題作『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の著者・
岸田奈美による、ゲラゲラ笑えて、ときに涙があふれる爆走エッセイ!
『君を守ろうとする猫の話』夏川 草介|文庫
40言語以上で翻訳された『本と猫』続編!
幸崎ナナミは、中学二年生。重い喘息のため、放課後はもっぱら、ひとりで図書館に通う日々を過ごしている。その図書館から最近、本がなくなっているらしい。ある日、館内で「書棚に潜む影」を見かけ、そっと後を追いかけると見慣れたはずの通路の奥が、青白い光に包まれていた。「近づかぬ方が良い」。振り返るとそこにいたのは翡翠色の目をした猫であった。
危険を諭す猫をよそに、光の中へと踏み出すナナミ。書棚に囲まれた通路を抜けると現れたのは、巨大な壁がそびえ、銃を構えた兵士が守る城であった。中ではなんと、本が燃やされていたのだ。
これまで、持病のためにさまざまなことを諦めてきたナナミだが、大切な本が燃やされていくのを黙っているわけには行かない。
「人は歳を重ねた分だけ、視野が広がるとは限らない。大切なものは心で見なければいけないのに、心の目はあっという間に曇ってしまう。子供の頃はあんなに大切にしていた本を、時とともに忘れてしまうように、気づかないうちに大事なことをどんどん失って、それだけ身軽になったつもりでいるんだよ」
新たな迷宮へ、ようこそ。
『小児科ドクターのあんしん保育園』藤山 素心|文庫
〈保育園に預けた経験のある保護者なら、一度は考えたことがないだろうか。
37.5度と37.4度の違いは、いったい何なのだろうかと――〉
ここ「あんしん保育園」に、そのボーダーラインは存在しない。
“ブラック保育園”を転々としてきた保育士歴十二年の堤 遥夏は、今までとはまったく違う保育体制に戸惑ってばかりの日々をすごしていた。
この園が普通ではない理由——まずは、園長先生が長い白衣に聴診器を下げた、おじいちゃん小児科医であることだ。さらには登園時にICカードをタッチするだけで電子連絡帳が連動して開かれ、お散歩では保育士がインカムとボディカメラで連絡を取り合いながら安全に公園に向かい、保護者は職場から我が子の食事風景を動画で見守ることまでできる。
働く子育て世代の様々な「あったらいいな」を叶えてくれるこの保育園に、今日も悩める保護者たちは安心を求めて訪れる。
『おでかけアンソロジー ふたり旅 一緒だと、もっと楽しい』阿川佐和子、そのほか|文庫
「ふたり旅」アンソロジー。シリーズ最新刊
夫婦、親子、友達、親戚、たまたま旅先で一緒になった人…、様々な形のふたりの関係性が旅情とともに浮かび上がる、珠玉のエッセイ集。ベストセラー『ひとり旅』の姉妹本
『江戸川西口あやかしクリニック2 新装版 アーバン百鬼夜行』藤山 素心|文庫
あやかしクリニック医療事務、亜月の守護神は毘沙門天!
元気になれる医療系あやかしラブコメ、新装版で登場!
就活57連敗の末に就職した「あやかしクリニック」界隈では、亜月が守護霊・毘沙門天を背負っていることを知らないのはテンゴ先生のみとなっていた。多くのあやかしが住み、少々不可解な出来事も包み込んできた江戸川町だが、一人の刑事にクリニックの患者の行動を怪しまれ、疑惑はあやかしたちの通う保育園にも向かってしまう。何とかその目をそらしたい亜月たちが計画したのは――。
ついに毘沙門天・亜月の本領発揮か!?
『父ちゃんの料理教室』辻仁成|文庫
17歳の息子に父が伝える、料理と人生のこと
パリでシングルファザーになったあの日、ぼくはキッチンに逃げ込んだ。
毎朝必ず米を研ぎ、息子を笑顔にするための料理を拵える日々。そして息子が高校生になったある日、キッチンで自分の料理を息子に伝えることを思い立ち――。
「人生に迷ったら、煮込みハンバーグを作れ」
「差別を受けたと思った時点で負けなんだ」
「つらい時は、いつでもここに逃げて来い」
調理工程の一つひとつに、困難な世界を生き抜くための知恵が宿る。
作家・辻仁成から息子へ、そして今を生きるすべての人へ贈る、「食」と「言葉」の人生処方箋
『三日月旅館』柏井壽|文庫
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世界30言語で翻訳!
大人気『鴨川食堂』シリーズの著者、
待望の新シリーズ開幕!
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京都一の宿を作る!!
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大文字山を望む実家を一流旅館に――
天下取りへの壮大な挑戦が始まった
東京の名門ホテルで
宿泊マネージャーを務める掬月はるか。
相続した京都の実家をどうするかが
目下の悩みだ。
下鴨神社まで徒歩十分、
東山を望む超一等地。
売却すればかなりの額だが、
亡き両親が愛した家を売るのは
しのびない――。
宿泊業を愛するはるかは一念発起、
実家を旅館にすることを決意する。
内装は?
アメニティは?
料理は?
ご近所対策は?
京都宿泊業界の裏側がわかる!?
ワクワクが止まらない旅館開業奮闘記
『(新装版)石垣りん詩集』石垣 りん|文庫
「女ひとり/働いて四十に近い声をきけば/私を横に寝かせて起こさない/重い病気が恋人のようだ。」(「その夜」より)
定年まで会社を勤めあげ、家族を養いながら戦後の世界を生き抜いた詩人・石垣りん。
彼女の詩に浮かび上がるのは、孤独を見つめる透徹したまなざし、女性たちを自立へと導く力強い祝福、仕事と生活の狭間での懊悩、戦争に反対する小さな声。
全四冊の詩集から選りすぐった文庫アンソロジーが、装いも新たに復活。
『風待みなと博物館』田中 葵葉|文庫
風尾町。あまりに風がなくて、いつでも船出を待っていることから「風待ちの港」と呼ばれた、瀬戸内に面した穏やかな町。
その町に祖父の危篤の報せがきっかけで帰ってきた葉山恒一は、仕事に忙殺され、心を無くしていたことに気が付き、少し休むことに。
そんな折、かつて祖父がこの町でプラネタリウムの解説員を務めており、その音声がつい最近再開した博物館に保存されていることを知る。
恒一は、〈風尾博物館〉へと足を踏み入れた……。
ものや星が、心を繫いでいくハートフルストーリー。
『サーカスの子』稲泉 連 |文庫
大天幕の中に入ると、そこは夢の世界だった。--
舞台の上で繰り広げられる華やかなショー、旅を日常として生きる芸人たち。子供時代をサーカスで過ごした著者が、失われた〈サーカスの時代〉を描く、私的ノンフィクション。
あの場所は、どこへ行ったのか?
僕がそのときいた「サーカス」という一つの共同体は、華やかな芸と人々の色濃い生活が同居する場所、いわば夢と現が混ざり合ったあわいのある場所だった。(本文より)
幼いころ母とともにキグレサーカスで暮らした著者は、四十年近い歳月を経て、当時の芸人たちの物語を聞きにいく。
それは、かつて日本にあった貴重な場所の記録であり、今は失われた「故郷」と出会い直していくような経験だった。
気鋭のノンフィクション作家による注目作。
『スペシャルズ』内田 英治|文庫
「ミッドナイトスワン」「マッチング」「ナイトフラワー」で世界の注目を浴びる内田英治監督最新作。監督自らがノベライズ!
集められた一流の殺し屋たち。報酬は1億円。仕事は、裏社会のトップの暗殺……いや、ダンス!?
鬼才・内田英治による驚愕のダンスアクション・エンターテイメントが幕を開ける!
『母という呪縛 娘という牢獄』齊藤 彩 |文庫
深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、
「モンスターを倒した。これで一安心だ。」
と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。
2018年3月10日、土曜日の昼下がり。
滋賀県、琵琶湖の南側の野洲川南流河川敷で、両手、両足、頭部のない、体幹部だけの人の遺体が発見された。遺体は激しく腐敗して悪臭を放っており、多数のトンビが群がっているところを、通りかかった住民が目に止めたのである。
滋賀県警守山署が身元の特定にあたったが、遺体の損傷が激しく、捜査は難航した。
周辺の聞き込みを進めるうち、最近になってその姿が見えなくなっている女性がいることが判明し、家族とのDNA鑑定から、ようやく身元が判明した――。
髙崎妙子、58歳(仮名)。
遺体が発見された河川敷から徒歩数分の一軒家に暮らす女性だった。夫とは20年以上前に別居し、長年にわたって31歳の娘・あかり(仮名)と二人暮らしだった。
さらに異様なことも判明した。
娘のあかりは幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたが、母・妙子に超難関の国立大医学部への進学を強要され、なんと9年にわたって浪人生活を送っていたのだ。
結局あかりは医学部には合格せず、看護学科に進学し、4月から看護師となっていた。母・妙子の姿は1月ころから近隣のスーパーやクリーニング店でも目撃されなくなり、あかりは「母は別のところにいます」などと不審な供述をしていた。
6月5日、守山署はあかりを死体遺棄容疑で逮捕する。その後、死体損壊、さらに殺人容疑で逮捕・起訴に踏み切った。
一審の大津地裁ではあくまで殺人を否認していたあかりだが、二審の大阪高裁に陳述書を提出し、一転して自らの犯行を認める。
母と娘――20代中盤まで、風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった二人の間に、何があったのか。
公判を取材しつづけた記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって紡ぎだす真実の物語。
獄中であかりは、多くの「母」や同囚との対話を重ね、接見した父のひと言に心を奪われた。そのことが、あかりに多くの気づきをもたらした。
一審で無表情のまま尋問を受けたあかりは、二審の被告人尋問で、こらえきれず大粒の涙をこぼした――。
殺人事件の背景にある母娘の相克に迫った第一級のノンフィクション。
『カフェどんぐりでのんびり朝ごはん』栗栖 ひよ子|文庫
笑顔がたくさんの素敵な一日になりますように。心と体に優しい特別な一皿。
「あなただけの朝食お作りします」。ここは鎌倉の路地裏に佇む小さなカフェ。お客様のリクエストに応えて店主が作るのは、特別な一皿だ。昼夜逆転している漫画家にはスパイシーなアジア料理、子育てでお疲れ気味の母親にはときめくモーニングティー、両親の離婚に心揺れる中学生には選べる具材が両方入ったオムレツ……美味しい一口に心がほどければ、一緒に食べたい大切な人の顔が思い浮かぶ。朝目覚めるのが楽しくなる、優しい物語。
『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』西野 亮廣|文庫
日本中から笑われて、日本中から殴られても、捨てられなかった夢がある
夢を語れば笑われて、挑戦すれば叩かれる――。日本中から嘲笑されながら星の存在を信じ夜空を見上げ続けた西野亮廣が、『えんとつ町のプペル』に辿り着くまでの軌跡を綴る自叙伝的エッセイ
『心に、光を。 不確実な時代を生き抜く』ミシェル・オバマ|文庫
元米国ファーストレディが語る、不安の多い世界との向きあい方。
「自分は周りと違う。浮いている」。子育て、友だち作り、人前に出る仕事。
完璧に見える著者も、ずっと不安を抱えて生きてきた。
弁護士のキャリアを諦め、大統領の夫を支え、ふたりの娘を育てる著者は、
ファーストレディとしての非日常的な生活に戸惑い、時に無力感に駆られる。
そんな日々の中、どう自分と対話し、心を整えてきたのか?
不安の多い世界との向きあい方。明日から実践できる、シンプルなヒントが満載!
『明日も一日きみを見てる』角田 光代 |文庫
愛する生きものたちとの日々が、どうか一日でも長く続きますように。
一軒家に引越した角田さん。誇らしげに虫を取るトトちゃん、茶トラや黒猫ら新しい猫達との交流、「ふみふみさせろ」という長く強い声、一度干したら寝てくれなくなった毛布……大人気フォトエッセイ第2弾!
『新しい大人ひとり旅』地曳いく子|文庫
おひとりさまこそ、今が行きどき。
体力を温存しながら食も観光も満喫する
大人世代ならではの、新しい旅へ!
人気旅エッセイが、ポケットサイズで新登場!
書き下ろし「京都開運&神社厄除け旅」ほかを収録
若い頃と違って、大人の旅に無理は禁物。ひとり旅なら、思う存分のんびりすることも、予定を急に変えることも、誰にも気兼ねする必要がありません。本書では、人気スタイリストで旅の達人である地曳いく子が、大人ひとり旅の魅力をご紹介。荷物を軽くするコツ、少ない服で華やかに着回す方法、失敗しないホテルの選び方などをユーモアたっぷりに綴ります。文庫版書き下ろしとして、「京都開運&神社厄除け旅」のエピソードも収録。すべてのことは一期一会――さあ、身軽な旅に出かけましょう!
・荷造りが10分で終わる「ポーチ別収納」
・コインロッカー代、宅配便代はケチらない
・ファッションと防寒を兼ねてストールは2枚持つ
・旅先のひとりごはんはランチにこそお金をかける
・クレジットカードは磁気式1枚じゃダメ
・おみやげは「帰宅した夜や翌日に食べるもの」を
・ChatCPTで自分専用の旅スケジュールをつくる
ほか、旅のコツをたっぷり掲載!
『ブルー ハワイ』燃え殻 |文庫
哀しみの中にいる人を支えるのは、特別でもなんでもない、ささやかな記憶の断片なのかもしれない。
「とにかく体には気をつけなさい」と言い続けた母。反抗期の頃に通った駄菓子屋のじいさん。五反田のラブホ街で泣いている僕にセブンスターを差し出した入れ墨の男。情けなくも愛おしい日々のきらめきを掬いあげたエッセイ集。大橋裕之氏のマンガ「イラスト制作裏話」「母」と、BE:FIRST・LEO氏が著者に宛てたエッセイ「何があってもまた呑もうよ」も収録。
『原田マハ、アートの達人に会いにいく』原田マハ|文庫
憧れのあの人に会いたい、会って話を聞いてみたい。その思いが翼になり、私は達 人たちに会いに翔んでいった。どの人との対話も私の道を照らしてくれた。それが本 書を読んだあなたの道も必ず照らしてくれると信じている。(あとがきより)
あの人に会いたい。会って話を聞きたい。ピカソ、ゴッホ、モネ、ルソー……数々の歴史に名を残す芸術家の人生を描いてきたアート小説の名手・原田マハが、谷川俊太郎/竹宮惠子/安藤忠雄/山田洋次……現代を生きるアートの達人たち33人に、会いにいき、話を聞く。美術・建築・詩・漫画・写真・映画……その道を究めた先達の紡ぎ出す「金言」が、あなたの人生の航路を照らす灯台の光となる。味わい深い、珠玉の対話集。
『旅のつばくろ、ふたたび 飛び立つ季節』沢木耕太郎|文庫
私は、またひとつ、旅をしたい土地が増えたことを喜んだ――
沢木耕太郎による国内旅エッセイ、待望の第二弾!
世界中を旅してきた著者が、心の声を聴き、気の向くままに日本全国を巡る。初めての一人旅で訪れた男鹿半島、小泉八雲に思いを馳せながら歩いた松江、吉永小百合と語り合った伊豆。近所での意外な発見から遠く福岡で過ごした特別な一日まで、見て聞いて歩き、そして綴った追憶の旅エッセイ。
※文庫版あとがき「敵か、味方か」を新たに収録!
※『飛び立つ季節 旅のつばくろ』改題。
『水 本の小説』北村薫|文庫
一行一行、蟹の味がするようでしょう――。
向田邦子から村上春樹、三島由紀夫からエラリー・クイーン、芥川龍之介から江戸川乱歩など、水のようにたゆたいながら広がっていく連想。〝本の名探偵〟によって、古今東西の作品や人物が、時空やジャンルを超えて縦横無尽に結びつけられていく。そしてその先に待つ、豊穣な時間。やがて物語の舞台は、泉鏡花の故郷・金沢へ。泉鏡花文学賞受賞作。
まとめ|【2026年3月発売予定】ミステリー小説以外のおすすめ注目作品50選
今月も面白そうな作品が目白押し!小川 洋子さんや、辻堂 ゆめさん、阿川佐和子さん、辻仁成さん、角田 光代さん、原田マハさん、沢木耕太郎さんなどさまざまな作品が刊行されます。気になった作品はぜひ、チェックしてみてくださいね。
