2025年上半期発売のおすすめホラー小説25選|ホラー大賞受賞作家作品・映画化など人気作がいっぱい!
ホラー小説の人気が高まっています。ホラー大賞を受賞した作家の最新作や映画化作品など、話題作も多く、読んでみたいと思う方も増えているようです。
背筋が凍るような恐怖、ぞわぞわと這い上がる不安、そして読後に残る静かな戦慄。今回は2025年上半期に発売された作品の中で、特にチェックしておきたいおすすめ小説を厳選してご紹介します。
ゾクゾクしながら読み進める特別な体験をしてみませんか。気になった作品はぜひ、手に取ってみてくださいね。

『みにくいふたり』芦花公園
異国の地で出逢った美しい少女。だが、憧れの彼女は人ではなかった。
この恋は、人を殺す。
最注目の気鋭が放つ、異形の恋愛ホラー長編!
交換留学で台湾を訪れた女子高生・緑川芽衣。優等生の詠晴に学校を案内され、クラスメイトとも打ち解け始めた矢先、無人の教室で怪しい気配に遭遇する。その夜、自室に現れたのは、美しい容姿を持ちながら、強烈な不快感を与える不思議な少女、恵君だった。彼女との交流を始めた芽衣は、ある事件に巻き込まれて帰国を余儀なくされる。時が経ち、辛い結婚生活を送る芽衣の元に、台湾にいるはずの詠晴から「気を付けて」と書かれた手紙が届き……。
『未来図と蜘蛛の巣』矢部 嵩
鬼才、覚醒。
矢部嵩の前では、すべてが平等だ。
二十五編の物語。
表題作「未来図と蜘蛛の巣」及びそのシリーズ(講談社「tree」で連載)に加え、既発表の掌編と書き下ろしを収録。
矢部嵩の小説に説明は不要。
矢部ワールドに足を踏み入れたが最後、あなたはそこから出られない。
『妹が死んだ時の海亀』朱雀門出
鬼才・朱雀門出が採話した奇絶怪絶な体験談の数々を
描きおろしの怪画と文で綴る魅惑の闇世界。
「人魚に殺(ころ)まされるからな」
盆の海に男が三人。
「××のようにならなければいいだけ」
おまえは何を撫でている……?
脳がザワツク奇怪な怪異蒐集録!
怖い話、幽霊の話に収まらぬ奇怪な体験談を取材し続ける朱雀門出の最新怪異録。
盆に船を出してはならない禁忌を好奇心で破った男が語る不気味な海の記憶…「妹が死んだ時の海亀」
夜の散歩で見かけた焚き火を囲む壺のようなもの。壺はぶつぶつと何かを喋り…「焚き火を囲む首」
姪がおじちゃんと呼ぶ視えない人。いつしか自分にも視えだしたソレが口にする不穏な言葉とは…「子供のお漬物」
幼い頃にさせられた異様な作業の記憶。箱にミニチュアの父母を詰めるというのだが…「報い箱」
ほか、全話に著者の怪画付き。
得体の知れない奇怪さに本能が舌なめずりをし、問答無用で惹きずりこまれる怪楽の65話収録!
『あさとほ』新名 智
この物語を追うと、人が消える。横溝ミステリ&ホラー大賞、受賞第一作!
夏日が通う大学で教授が突如失踪し、「事情を探る」と言う同級生も大学に来なくなった。部屋を訪ねると本が山積みになっており、「あさとほ」という無名の古典を執拗に調べていたらしい。そして風呂場には彼女の遺体が……。同じように失踪した人が他にもいると知った夏日は、幼いころ双子の妹が失踪した日の思い出を重ねてしまい、恐る恐る調査に乗り出す。はたして単なる”お話”に、生き死にを左右する力があるだろうか? 人間と物語の本質に迫る、精緻を極めたホラーミステリ。
『完璧な家族の作り方』藍上 央理
わたしもあなたも、完璧な家族、作れます。
新人賞に応募された小説作品「完璧な家族の作り方」。
角川ホラー文庫編集部は、著者のある目的のため、本作の書籍化を決定しました。
『歩く亡者 怪民研に於ける記録と推理』三津田 信三
見れば見るほど何処か可怪しい――。
無明大学にある「怪異民俗学研究室」(怪民研)は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。瞳星愛は、昔遭遇した“亡者”の忌まわしい体験を語るため怪民研を訪れた。言耶の助手・天弓馬人は熱心に推理を巡らせ、合理的な解釈を語るが、愛は“ある事実”に気づいてしまう。首無女、座敷婆、狐鬼、縮む家――数々の怪異と謎に2人が挑む。本格ホラー・ミステリの名手による新シリーズ、開幕! 三津田信三ワールドの魅力が凝縮された連作短編集。
『無限の回廊』芦花公園
数々の怪異と対峙してきた佐々木るみが、自らの最大の敵に挑む――。
「まだ?」と声が聞こえるたび、佐々木るみはそっと目を開いて、絶望に囚われる――。最強の拝み屋・物部斉清が死んだ。心霊案件を取り扱う事務所の所長である彼女は、不妊に悩む依頼人が連れてきたおぞましい怪異を止めきれず、物部を巻き込んでしまったのだ。頼る者がいない中、るみは自らの中に巣食う獰猛で最凶の敵に立ち向かうこと
になる。次々と開く扉の中で待ち受けるのは、はてなき悪夢と深淵。シリーズ最大の衝撃作!
『あかずめの匣』滝川 さり
この呪い、回避不可能。あなた自身が「条件」を解き明かす、新感覚ホラー!
その怪異は人を閉じ込めて殺す。すべての真実をあなたは解き明かせるか。
冠村には“窒息の家”と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の言い伝えがあった。
離婚を機に地元の冠村に戻った介護と育児に追われる女性、後輩達と“窒息の家”に足を踏み入れた大学院生、
ある目的のために「あかずめ」の呪いを探る高校生、代々呪いを受け継いできた赤頭家の女。
「あかずめ」に関わった4人の物語から、呪いの条件を見破り、死を回避せよ――。
『ゆうずどの結末』が話題を呼んだ滝川さりによる、新たな体験型ホラー誕生!
『梅雨物語』貴志祐介
謎を解くたびに、絶望は深まる。貴志祐介が描くホラーミステリの極北 。
自ら命を絶った青年が残したという1冊の句集。元教師の俳人・作田慮男は、かつての教え子から依頼を受け、俳句の解釈を進める。沖縄の情景を描いた句を読み解いていくうち、恐るべき秘密が浮かび上がってくる(「皐月闇」)。遊廓で蝶のような花魁たちと遊ぶ夢を見る男の末路、広い庭を埋め尽くす色とりどりのキノコがもたらす幻覚。静かに忍び寄る恐怖と緻密な謎解きが読者を圧倒する3編を収録。著者真骨頂のホラーミステリ。
『BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』内藤 了
ホルマリン漬けの少女は、全身の血を抜き取られていた。 シリーズ第6弾!
都内で便利屋として働き出した元「スノーホワイト」こと江口裕真から、潜入班に連絡が入る。
東京都大田区の住宅街の地下室で、不審な「棺桶」が発見されたというのだ。
裕真の近況確認を兼ねて現場に向かった清花たちは、
棺桶の中から、血液をすべて抜かれホルマリン漬けにされた少女の遺体を発見する。
首筋に遺された奇妙な痕跡。それは20年前、土井が追っていた連続変死事件の特徴と酷似していた――。
謎の少女は一体誰なのか。彼女の叫びは、なぜ誰にも届かなかったのか。
煌びやかな巨大都市・東京。
時を経て再発した連続変死事件の真相を追う清花たちは、その「裏側」へと潜入する。
『最恐の幽霊屋敷』大島 清昭
転落が止まらない、 ジェットコースター級の事故物件ホラー長篇!
「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで貸し出されている物件がある――。幽霊を信じない探偵・獏田夢久(ばくたゆめひさ)は、屋敷で相次ぐ不審死の調査を頼まれる。さまざまな理由でその家に滞在した者たちは、一様に背筋の凍る怪異に見舞われた上、恐ろしい死に直面する。屋敷における怪異の歴史を綴ったルポ。その中に謎を解く手がかりがあるのだろうか。調査に乗り出す獏田を待ち受ける、意外な真相とは――? 「最恐の幽霊屋敷」はなぜ生まれたのか、そして、何が屋敷を「最恐」にしたのか。恐ろしい真実がいま明かされる。
『国道1号線怪談』吉田 悠軌、夜馬裕 、黒木 あるじ、村田 らむ、大島 てる、田中 俊行
通る者すべてを呑み込む実話怪談アンソロジー。
見慣れた道、見知らぬ恐怖。
東京から大阪まで、東西を結ぶ日本の動脈・国道1号。
この道は、古の東海道を受け継ぎ、時代を超えて人々の恐怖を映し出す。
東京・日比谷公園の噴水から這い出る黒い塊。
神奈川・鶴見に出没する謎の“猿”。
静岡の海岸沿いに眠る首塚の祟り。愛知の神社に伝わる禁忌。
三重・1号線沿いの忌まわしい事故物件。滋賀・琵琶湖に沈む数々の事件。
京都・市内で忽然と消えた道。大阪・淀川の河川敷に埋められた闇――。
恐怖は、確かにこの国道に息づいている。
道を辿るごとに、異形があなたの日常を侵食する。
気鋭の怪談作家たちが紡ぐ、戦慄の書き下ろし実話怪談集。
『ホーンテッド・キャンパス 狼は月に吠えるか』櫛木 理宇
誰かを思う気持ち、すれ違いの事件の真相にオカ研メンバーが挑む!
第一話 ホワイトデイにこよみのために頑張りたい森司。だがデート中の『カサブランカ』上映中に、先週上映したはずの『ローズマリーの赤ちゃん Rosemary's Baby (1968年)』が混ざる怪異に。映画の世界と現実が徐々にシンクロし、どうやら出ると言われている2階のバーと関連しているとわかるのだが…。
第二話 車にとりつく怪異。制御が効かなくなったり、カーステレオが急に大きくなったり小さくなったり。ついにその車で姉が死亡してしまう。車の廃車を願って相談者が来る。しかし意外にも怪異の背景に遺伝子的な病が関係しているとしたら?
第三話 1577年、イギリス。雷光とともに突如黒犬が出現し、二人の信者を殺害すると、瞬く間にその姿をくらましたという。黒い犬差別=ブラックドッグシンドロームを扱いながら、怪異とからめた切なくも温かい物語。こよみと森司のホテルでの急接近の行方にも注目!
『あわこさま―不村家奇譚―』彩藤アザミ
綾辻行人、激賞。
それは忌むべき業か? 神のあたえし恩寵か?
東北地方の旧家・不村家では、数代に一度、生前に躰を「お納め」した子が生まれる。
(たとえばそれは生首のみで生きながらえる双子のきょうだいといった姿として存在した)
人智を超えた才知を授かることから繁栄の兆しと崇められる一方、
陰には「あわこさま」と呼ばれる怪異があると畏れられてもいた。
特別な子どもの世話を出来るのは、同じく異形の奉公人たちのみ。
表面上の平穏な日常が闖入者により瓦解したとき、人々は思い出す。
――あわこさまは、不村に仇なすものを赦さない、と。
異形の一族の年代記描く、危険すぎるホラーミステリ。
『ヤシキガミ団地調査録』木古 おうみ
やしきがみ-だんち【ヤシキガミ団地】[名]実在する場所を指すものではなく、怪奇現象を引き起こす物件を総称する暗号。
幼いころにオカルト雑誌のライターだった父親が失踪したことをきっかけに、安定した職業である公務員を志す青年・守屋亨(もりやとおる)。念願叶って新宿区役所職員としての初日を迎えるも、配属された先はオカルトを扱う非公式の部署だった。
子供が失踪するマンション、火の気のない屋上で焼死体が相次いで発見されるアパート、孤独死ゼロを謳う奇妙なタワマン……
守屋は“ヤシキガミ団地”と呼ばれる曰く付き物件の調査をすすめるなかで、土地を鎮める“地免師”を名乗る男・納戸(なんど)に出会う。事実解明に奔走する2人だが、架空の建築会社がヤシキガミ団地の着工に携わっていることが分かり…。
『領怪神犯』木古おうみが贈る、バディホラーシリーズ開幕!
『偽葬家の一族』木古 おうみ
『領怪神犯』の著者が贈る、新たなオカルトエンタメホラー!
幼い頃に家族バラバラになり、親代わりの祖母とも死に別れた天涯孤独の青年・出淵恭二は、生活に困窮し、山で穴を掘るだけで日当十万円というバイトに参加する。
だが、突風と共に現れた「ナニカ」によって、土中に生き埋めにされてしまう。
酸欠で意識も朦朧とし、死を意識したそのとき――穴の上から恭二を覗く、喪服姿の奇妙な若い男女に助けられる。
全く似ていないが兄妹らしき2人は、なぜか初対面のはずの恭二を「弟」と呼び、強引に彼ら“平阪家”の一族が住まう家へと連れていく。
そこには、恭二の「祖父母」と「父母」だという、全く見知らぬ怪しげな人々が待ち受けていた。
彼らは疑似家族の形をとり、由縁不明の怪異に、偽の由来や物語をつけて葬ることを生業とする集団――偽葬家だった。
恭二は生きるために仕方なく、平阪家の一員、次男として怪異に対峙し、偽葬を行っていくことに。
謎めいた平阪家の人々が抱える過去、そしてラストで明かされる驚愕の秘密とは。
大好評ホラーエンタメ「領怪神犯」シリーズの著者が満を持して贈る、新たな家族と兄弟の物語!
『骨を喰む真珠』北沢 陶
横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀。
「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」
大正十四年、大阪。病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。
大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。
調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。
一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。
返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていた――。
もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。
「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」
『Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選』乙 一 (著), 山白 朝子 (著), 千街 晶之 (編集)
乙一&山白朝子の怪奇ホラー傑作選
乙一&山白朝子の初期~現在までの怖い作品ばかりを厳選収録した怪奇ホラーコクション企画。「夏と花火と私の死体」でデビューした乙一は、デビューから「死」を描いてきた。山白朝子は、怪談雑誌「幽」 の創刊時、デビューした怪談作家。今回は、ホラーを描き続ける作家二人の初のホラー文庫企画。ホラー文庫創刊30周年のフィナーレを飾る記念企画。作品のセレクトはホラー評論家&ミステリ評論家の千街晶之さん。本書刊行にあたり表題作となる中編「Wi-Fi幽霊」を書き下ろし。
『わたしを呪ったアレ殺し』堀井 拓馬
日本ホラー小説大賞出身の鬼才が放つ、異形蠢く戦慄の復讐譚!
自分だけに見えていたはずの怪物・蛞蝓女が
SNSで話題になっているのを知った大学生の芽衣。
粘液を垂れ流しながら追ってくる“アレ”に捕まればきっと死ぬ――
現実と向き合うため、芽衣は彼氏の恭一とともに呪いが生まれた故郷・沢母児町へ向かう。
先輩で研究者の雪丸千璃も加わり、“呪いを殺す方法”を探っていくが……。
土地神の祟りの噂、不気味な町民たち。
町の禁忌に触れた時、想像を絶する地獄が始まる。
日本ホラー小説大賞出身の鬼才による、異形蠢く戦慄の復讐譚!
『英国幽霊屋敷譚傑作集』コナン・ドイル、ラングほか
英国の建築物は、呪われているほど価値がある
贅を尽くしたヴィクトリア朝の
ホーンテッド・マンション・ストーリー13篇
英国では奇妙なことに幽霊が居着いている物件ほど高く評価される傾向にある。殺人や凶事が起きた建物を巡る趣味もあり、幽霊は現在でも英国人の親しき隣人である。僧院屋敷、領主屋敷、高級邸宅、灯台など様々な建物を舞台とする怪異譚を集成する本書には、ポオ風のゴシック物語から推理小説風の逸品、実話風怪談にゴーストハントものなど多彩な13編を収録する。本邦初訳作多数。
『ポルターガイストの囚人』上條 一輝
誰もいないはずの家で聞こえる
襖が開閉する音、
触れていないのに落下する遺影、
ひとりでに動くこけし、
そして鏡に映る黒い人影
「ベストホラー2024」(国内部門)
『このホラーがすごい!』2025年版(国内編)宝島社
第1位の『深淵のテレパス』に続く
〈あしや超常現象調査〉シリーズ待望の続編!
「あしや超常現象調査」の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常現象に立ち向かう二人。やがて現象は収束した……と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め──。
「ベストホラー2024」(国内部門)、『このホラーがすごい! 2025年版』(国内編)で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!
『京王沿線怪談』吉田悠軌 、川奈まり子
京王線×井の頭線
東京・多摩に広がる街の怖い話
東京都下を縦横に結ぶ京王電鉄沿線の街で語り継がれる不思議や怪奇を多数収録したローカルご当地怪談集。
『事故物件怪談 恐い間取り4 全国編』松原タニシ
“本当に起きたこと”だけを静かな筆致で書く怪談と、臨場感あふれる間取り図が「怖すぎる…!」と話題を呼び社会現象に。
最新刊の4作目は、北海道から東北、北陸、関東、名古屋、関西、四国、福岡、沖縄まで、全国の事故物件に実際に住んで体験した&取材した不思議な話を、間取り付きで紹介。
「増築増築増築増築……を重ねる謎の家」「次々と人が死ぬ家」「3億円の事故物件」他
『真景拝み屋怪談 蠱毒の手弱女〈天〉』郷内 心瞳
拝み屋郷内、最後の怪談始末がはじまる。「拝み屋怪談」完結編・第一部。
さようなら。ありがとう。また会う日まで――
拝み屋・郷内心瞳が、相談客の裕木真希乃から受け取った取材レポート。
いわゆる「怪談実話」を取材した膨大な記録「念珠怪談」に、度々現れ続けた不気味な女・霜石湖姫は、自らの家に裕木を留め置いているという。
歪められ、踏みにじられ、しかして圧倒的な力で稀代の魔人と成り果てた霜石湖姫。
すべての凶事の原因は自分にある……郷内は裕木を救い出すため、死の恐怖に打ち震えながらも霜石家に向かう。
道中、郷内はかつて自らが調査に関わった、消失した村落「浄土村」でのおぞましい体験を思い起こしていた。
終わらぬ「花嫁」の祟り、浄土村に蔓延る異形と陰謀、霜石家に集められる呪物の数々。
後には退けぬ地獄への道へ絡め取られた郷内は――
「めでたしめでたし」にはほど遠い、「拝み屋怪談」完全完結編、第一部。
拝み屋郷内、最後の怪談始末。
『告知事項あり。 』児玉和俊
【注意】※これは、フィクションではありません。
存在しないはずの302号室の鍵、
浴室の点検口から出入りする謎の男、
突然喋り出す遺品の人形、
毎夜ガラス越しに現れる黒い影、
前触れもなく失踪した不動産の営業マン、
火災を逃れ残った不思議な絵、
深夜に背後から覗き込む気配――
――部屋を探すときは、「告知事項」にご注意ください。
事故物件で起きた出来事をはじめ、著者自身が実際に体験した不思議なエピソードを書籍化。本当に怖いのは、事故物件なのか? それとも……
不動産管理会社の営業マンとして約7,000室の物件を内見し、日本で初めて“オバケ調査”を行う株式会社カチモードを起業した著者による実録集。
まとめ|2025年上半期発売のおすすめホラー小説25選|ホラー大賞受賞作家作品・映像化など人気作がいっぱい!
2025年上半期に発売されたホラー小説は、想像力を刺激する“静かな恐怖”から、精神にじわじわと染み込む“サイコホラー”まで、多彩なジャンルが揃っています。新たな一冊との出会いを大切に、気になった本はぜひ手に取ってみてくださいね。
