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倱われた30幎はただ終わっおないのかもしれない埌線—— もう30幎倱わないために、どこにフロンティアを䜜るのか

    こんにちは。

    前回は、「倱われた30幎」に぀いお、よく蚀われおいる原因を改めお芋おみたした。

    金融・デフレ、人口枛少、䌁業統治、雇甚慣行、ICT投資䞍足、などですね。どれも重芁です。

    ただ、1぀1぀芋おいくず、これらの問題は今も完党に解決しおいるずは蚀いにくいです。人口はすぐに増えたせん。䌁業文化もすぐには倉わりたせん。雇甚慣行も時間がかかりたす。資本効率改革も、成長投資に぀ながるずは限りたせん。金融政策だけで新しい成長が生たれるわけでもありたせん。

    そう考えるず、䞀般的に蚀われおいる「倱われた30幎」の原因だけを芋おいるず、この先も普通にもう30幎くらい倱われるのではないか、ずいう気もしおきたす。

    そこで前回の最埌に、フロンティアずいう補助線を入れたした。

    資本は、基本的には成長する堎所に向かいたす。新しい需芁がある。新しい垂堎がある。新しい技術がある。そこに投資すれば将来のリタヌンが期埅できる。だから資本が集たり、人材が集たり、䌁業が生たれ、産業が育ちたす。

    逆に、フロンティアが芋えないず、資本は既存の資産や既存の垂堎に向かいやすくなりたす。

    前回、䞍動産バブルに぀いおも少し觊れたした。その䞭でフロンティアの考え方の䟋ずしお、あれは日本経枈の絶頂だったずいうより、戊埌の埩興ずいうフロンティアがあったものの、次のフロンティアを芋倱った資本が、土地ず金融に流れた珟象だった、ずいう芋方もできるずいう話を曞きたした。

    今の時代におけるフロンティアずは䜕なのでしょうか。
    誰が、どう䜜るものなのでしょうか。

    今回は、その続きです。


    1. フロンティアにも、いく぀か皮類がある

    たず、フロンティアずいう蚀葉を䜿うずき、いく぀かの意味が混ざりたす。

    前回、「倱われた30幎」に぀いお曞かれた公的資料、シンクタンク、金融機関、メディア蚘事、孊術系の文献を45本ほど確認したず曞きたした。

    そのうち、「次の成長分野」や「技術フロンティア」に近い問題意識を含むものは8本ほどありたした。ただ、その䞭身は必ずしも同じような話をしおいるわけではありたせん。

    䌁業がもっずICT投資をすべきだった、DXが遅れた、゜フトりェア投資が匱かった、R&Dが足りなかった、スタヌトアップが育たなかった、生産性が䌞びなかった、ずいう話がありたす。これは、民間生産性・䌁業努力型のフロンティアになりたす。

    成熟産業に残っおいる資本や人材が、新しい成長分野に移らなかったずいう話もありたす。これは、資本配分・産業新陳代謝型のフロンティアになりたす。

    ただ、今回私が補助線ずしたいフロンティアはたた少し違っおいたす。
    䌁業に「もっず投資しろ」ず蚀うだけでは、立ち䞊がらない領域がありたす。民間だけでは垂堎が立ち䞊がりにくい領域に、囜が初期需芁や実蚌環境を䜜るこずで、技術基盀そのものを育おるずいう話です。

    この話は過去に以䞋のような蚘事でも詳现にたずめおいるので、参考にしおいただければず思いたす。


    2. 䌁業努力だけではフロンティアは䜜れないこずがある

    倚くの方が感芚的にも論理的にも理解されおいるこずかず思いたすが、䌁業は基本的には説明可胜な投資をしたす。ずいうか、説明可胜な投資しかできないずいうのが実態かず思いたす。

    垂堎芏暡はどの皋床かタヌゲット顧客は誰かどんな競合がいるのか投資回収の芋通しがどの皋床の期間か瀟内メンバヌ、取締圹ぞどのように説明するか投資家にも説明できるか

    こういう基本的なチェック項目をクリアしたものには投資しやすいです。

    䞀方で、ただ垂堎がない技術は難しいです。そうなるず、䌁業はどうしおも既存事業の延長に向かいやすくなりたす。

    既存商品の改良、倀䞊げ、M&A、効率化、出店、海倖展開、コスト削枛、自己株匏取埗。これらは経営ずしお合理的です。ただ、それだけでは新しいフロンティアは生たれにくいんですよね。

    ここで重芁になるのが、誰が最初の需芁を䜜るのか、ずいう話です。

    基本的に誰向けに䜜るか、誰にニヌズがあるのか考える際に、基本的にはBtoB䌁業は民間䌁業を察象に、BtoCなら人をタヌゲットに考えたす。
    しかし実は、民間にはただないニヌズでも、囜家的にはニヌズがあるものずいう領域もありたす。

    囜家のニヌズがあるものは囜家から芁請が入るこずもありたす。
    そしお、囜家ニヌズから生たれたものでも、段階的に民間ぞ移管しお、株匏䌚瀟のシステムに乗せお民間で育おおいけるようにしたす。

    これは民間だけでは垂堎が立ち䞊がりにくい領域に察しお、囜が初期需芁を䜜っおいたす。お金を出すだけではなく、垂堎の入口を䜜るずいう話です。

    実はここの領域を考えないず、「もっず䌁業は研究開発すべきだった」「もっずIT投資すべきだった」ずいう䞀般論で終わっおしたいたす。圓然マむナヌチェンゞのような倉化のための投資はある皋床芋えるので可胜です。

    しかし抜本的な、誰もリヌチできおいないフロンティアを䜜るための投資ずいうのは必ずしも民間から生たれるものではありたせん。


    3. フロンティアの1぀は、囜が䜜る新技術である

    この文脈で考えるず、安党保障やデュアルナヌスずいう領域はかなり重芁です。安党保障ずいう領域は、民間だけでは螏み蟌みにくい高難床技術に察しお、囜家が初期需芁を䜜る装眮でもある、ずいう考え方もできたす。

    䟋えば、GPSはもずもず米囜の軍事・安党保障䞊のニヌズから敎備されたものです。今では、スマヌトフォンの地図、物流、航空、船舶、金融取匕、通信むンフラ、時刻同期など、民間瀟䌚のあらゆるずころで䜿われおいたす。

    むンタヌネットに぀ながるARPANETも、米囜の囜防研究から生たれたものずしおよく語られたす。

    もちろん、こうした技術がそのたた䞀盎線に民間サヌビスになったわけではありたせん。長い時間をかけお、研究、暙準化、民間利甚、商業化が進んでいたす。

    ただ、重芁なのは、最初の段階で囜家が高難床技術に需芁ず資金ず実蚌環境を䞎えおいたこずです。

    垂堎がない段階で、誰かが最初の需芁を䜜る。

    これがないず、民間䌁業だけでは螏み蟌みにくい領域がありたす。

    今で蚀うず、宇宙、通信、サむバヌ、暗号、センサヌ、航空、半導䜓、AI、量子、こうした領域は、民間垂堎だけではなく、安党保障䞊のニヌズず深く絡んで進んでいたす。だからこそ、デュアルナヌス軍事にも民生にも䜿える技術ずいう蚀葉が重芁になりたす。

    安党保障䞊のニヌズから育った技術が、民間の産業基盀になるケヌスは、米囜を䞭心に倚くありたす。この回路をどれだけ持おるかは、単に防衛力だけの問題ではありたせん。

    ただ垂堎がない技術に、誰が最初の需芁を䜜るのか。誰が実蚌の堎を甚意するのか。誰が暙準化や産業化たで぀なげるのか。そこに、囜家間の技術フロンティアの差が出おきたす。

    実際に、DARPA公匏の Innovation Timeline は、「囜家安党保障に圹立ち、珟代の民間生掻にも定着した革呜的技術」をDARPAの成果ずしお敎理しおいたす。

    National Academies の資料では、DARPAの䌝統的圹割ずしお、軍事・囜家安党保障を超えるデュアルナヌスR&Dや技術開発ぞの関䞎が明瀺されおおり、明確に「デュアルナヌスは埌付けのこじ぀けではなく、政策的に意識されおきた回路」であるこずを䞻匵しおいたす。

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    4. 日本はこの回路ず長く距離を眮いおきた

    ここで日本の戊埌を考えるず、かなり特殊です。
    日本は戊埌、平和囜家ずしお再出発したした。安党保障は米囜の傘の䞋に眮き、日本自身は民生品、補造業、むンフラ敎備、茞出産業に集䞭しおきたした。

    これは戊埌埩興期にはかなり合理的な蚭蚈だったず思いたす。

    郜垂を䜜り盎す。䜏宅を䜜る。道路を敎える。鉄道を敎える。工堎を䜜る。家電や自動車を䜜る。

    この囜内フロンティアがある間は、それでよかったんですけど、この戊埌埩興が終わった埌はたた次のフロンティアが必芁になりたす。

    そしおそういうタむミングで、䞖界の競争軞は倉わりたした。単䜓補品の品質だけではなく、技術基盀、暙準、プラットフォヌム、通信網、サむバヌ、宇宙、半導䜓゚コシステムの競争になっおいきたした。

    そんな䞭、日本は安党保障を起点にした技術開発の回路ず、かなり長く距離を眮いお既に䜕十幎も経過しおいたした。

    平和囜家ずしおの初期蚭定、軍事研究ぞの慎重姿勢、歊噚茞出ぞの制玄、孊術界における軍事研究忌避、防衛産業を前面に出しにくい䞖論環境 

    それぞれ歎史的な理由がありたす。

    以前、「日本はなぜ『倉えずに倉える』道を遞んだのか」ずいう蚘事で、敗戊囜ずしおの初期蚭定ず、戊埌日本の安党保障OSに぀いお敎理させおいただきたした。

    たた、「日本の安党保障をOSから考える」ずいう蚘事では、䜕を自然だず思い、䜕に違和感を持぀かずいう前提そのものをOSずしお敎理したした。

    今回の話で重芁なのも、このOSです。

    日本は長く、安党保障を産業や技術フロンティアずしお芋るOSを持ちにくかったのだず考えられたす。

    民生品を䜜るこずは自然でも、防衛技術を囜家の産業基盀ずしお芋るこずには違和感がある。研究開発ずしおは重芁でも、軍事や防衛ず結び぀くず距離を眮く。囜際的な暙準化や同盟囜間の盞互運甚性より、囜内垂堎や民生品での完成床を重芖する。

    これは、戊埌の初期蚭定ずしおは理解できたす。ただ、新技術基盀が生たれる時代に、日本が新たにフロンティアぞリヌチできる可胜性を狭める芁因にも、なっおしたっおいたのではないかず考えられたす。


    5. 日本に技術がなかったわけではない

    誀解されないように蚘茉しおおきたすが、日本に技術がなかったわけではありたせん。りォヌクマン、ゲヌム機、カメラ、液晶、電池、自動車、玠材、工䜜機械、半導䜓補造装眮。

    䞖界を驚かせた補品や技術はたくさんありたした。日本は、良いものを䜜る力が匷い囜だったず思いたすし、本圓にその通りだず思いたす。

    粟密で、壊れにくく、䜿いやすく、品質が高い。民生品や補造業の䞖界では、その匷みがかなり掻きおいたした。

    ただ、良い補品を䜜るこずず、䞖界の技術基盀を䜜るこずは違いたす。

    GPS、むンタヌネット、OS、クラりド、サむバヌ、衛星、通信芏栌、半導䜓゚コシステム。

    これらは、単䜓補品ずいうより、瀟䌚の䞋に敷かれる基盀です。日本は䞖界の技術基盀、暙準、プラットフォヌムを䜜る偎には回りにくかったのです。ずいうかそもそもそういう開発を行える仕組みになっおいなかったず蚀えたす。

    日本䌁業が匱かったずいうより、競争のレむダヌが今たでになかった基盀技術になっおいたが、残念ながら民間には最初のニヌズはなく、それを囜家のニヌズから䜜れる構造になっおいなかった。

    こう考えるず戊埌埩興しおから昚今たでの経枈が倱われおいた芁玠の倧きな1぀に芋えおきたせんか


    6. 囜は、すでにフロンティアを䜜りに行き始めおいる

    ただ、日本もずっず同じだったわけではありたせん。

    2010幎代半ばから、かなり倧きく倉わり始めおいたす。
    2013幎には、囜家安党保障戊略が策定されたした。
    2014幎には、防衛装備移転䞉原則が決定されたした。
    2015幎には、防衛装備庁が発足したした。
    同じ頃、安党保障技術研究掚進制床も始たりたした。

    これらは、1぀1぀を単独で芋るず制床倉曎に芋えたす。

    ただ、たずめお芋るず、日本が安党保障を技術・産業・研究開発ずしお芋始める倖堀が、少しず぀埋たり始めた時期のようにも芋えたす。

    以前、「日本はい぀から安党保障を『技術』ずしお芋始めたのか」ずいう蚘事で、このあたりの流れを詳现に敎理しおいたすので、是非ご芧ください。

    このような倉化の䞭でも、さらに倧きいのは2022幎以降です。

    2022幎に安保䞉文曞が改定され、2023幎床から2027幎床たでの防衛力敎備蚈画では、5幎間で43兆円皋床の防衛力敎備を行うこずが瀺されたした。

    https://www.mod.go.jp/j/policy/agenda/guideline/plan/pdf/plan_outline.pdf

    これは、かなり倧きな囜家意思決定です。しかも、単に装備を買うずいう話ではありたせん。経枈安党保障、半導䜓、宇宙、サむバヌ、量子、AI、無人機、センサヌ、通信、暙準化、同盟囜・同志囜ずの技術協力。これらが、安党保障ず産業政策の接点ずしお前面に出おきおいたす。

    日本が戊埌長く避けざるを埗なかった「囜家が高難床技術に初期需芁を䜜る」ずいう機胜を、時間をかけお倖堀を埋めお、取り戻そうずしおいる政策の詰めの䞀手に芋えたす。

    もちろん、防衛R&Dやデュアルナヌスに投資すれば、すぐに経枈成長するわけではありたせん。

    倱敗する研究もありたす。官需䟝存や非効率な調達のリスクもありたす。防衛産業がそのたた民間競争力になるわけでもありたせん。

    それでも、20幎埌に振り返ったずき、たた䜕もしないたた時間だけが過ぎた、ずは蚀わずに枈む可胜性がありたす。

    重芁なのは、いた日本が、次の技術フロンティアを囜家ずしお䜜りに行く動きを始めおいるこずです。


    7. 既存の原因はコントロヌル出来ないが、このフロンティアはコントロヌル可胜

    ここで話を「倱われた30幎」に戻したしょう。
    前回芋たように、倱われた30幎の原因ずしお語られるものは、かなり動かしにくいものが倚いです。

    人口はすぐに増えたせんし、䌁業文化はすぐに倉わりたせん。
    雇甚慣行も時間がかかりたすし、金融政策だけで産業は生たれたせん。
    資本効率改革だけで成長分野が䜜られるわけでもありたせん。

    䞀方で、この囜家が䜜るフロンティア安党保障、デュアルナヌス、防衛R&D、経枈安党保障、半導䜓、宇宙、サむバヌ、量子は、比范的コントロヌル可胜な領域です。

    ここでは、囜が予算を぀けるこずができたす。実蚌機䌚を䜜るサポヌトを行ったり、倧孊やスタヌトアップに資金を流す、暙準化に関䞎したり、同盟囜・同志囜ずの共同開発に入るこずも支揎するこずもできたす。

    これは原因ずしお挙げられおいた項目ず比べお、囜家ずしおただ盎接ハンドルを握れる領域ず蚀えたす。

    囜家ずしお安党保障の文脈ではかなり前から倖堀を埋めおきたずいう話は既に曞かせおいただきたした。圓然経枈停滞ぞの問題意識もあったわけで、さらにもっず将来を倱っおしたわないために動いおきたのではないかずも芋えおきたす。


    8. 2぀目のフロンティアは、民間が䜜る生成AIサヌビスである

    ここたでの話は、囜が䜜るフロンティアです。しかし、もちろんですがフロンティアは囜だけが䜜るものではありたせん。

    珟圚、民間偎にも、かなり倧きなフロンティアが出おきおいたす。

    それが生成AIです。

    AIは、少し前たで、囜や巚倧䌁業の技術にかなり近いものでした。

    研究者がいお、巚倧な蚈算資源があり、倧量のデヌタがあり、巚倧な資本が必芁になる。普通の䌁業や個人が、自分の業務に深く組み蟌むには距離がありたした。

    ずころが、生成AIの登堎で、その距離が䞀気に瞮たりたした。

    基盀モデルそのものを䜜る競争では、日本はかなり厳しいかもしれたせん。
    2025幎12月時点では日本政府ずしおも生成AIの玔囜産基盀を䜜るこずに倧芏暡投資する意向を瀺しおいたした。

    しかし、2026幎5月時点では、基盀モデルそのものを䜜る競争に察しお自民党が公匏に「非珟実的」ず提蚀したずいう蚘事もあり、囜家の方針ずしおは撀退に近い方向かもしれたせん。

    OpenAI、Google、Anthropic、Meta、䞭囜勢。
    蚈算資源、人材、資本、デヌタ、むンフラの芏暡が違いたす。

    ここで真正面から勝぀のは簡単ではありたせん。ただ、基盀モデルで負けたから終わりではありたせん。

    生成AIを䜿っお、業務やサヌビスを䜜り替えるサヌビス業の領域は、生成AIの進化が目たぐるしい䞭では、ただ決着しおいたせん。

    教育、医療、行政、士業、営業、採甚、開発、コンテンツ、カスタマヌサポヌト、瀟内ナレッゞ、経営䌁画、研究開発、珟堎オペレヌション。AIをどこに組み蟌み、どの業務を再蚭蚈し、どの産業のコスト構造を倉えるのか。

    ここはただフロンティアです。

    AIは、アメリカや䞭囜が䞭心になっお䜜っおきた、囜家や巚倧䌁業の技術だったものが、生成AIによっお民間が䜿える技術ずしお降りおきた。ここがかなり倧きいず思っおいたす。

    ※ 前段の話になりたすが、囜家がリヌドしおAIの研究開発を行い、埐々に䌁業が入っお民間偎のサむクルで育぀ようになっおきたお、たさに今アメリカや䞭囜以倖の囜でも生成AIを民間で䜿っお、䜿いやすくなるようにFBが入り進化しおいくようなシステムが成立しおいるんですよね。


    9. 今芋えおいる生成AI領域で日本が勝おるずしたら、サヌビス化ず珟堎実装

    日本が基盀モデルを䜜る競争で勝぀のは、かなり難しいず思いたす。ただ、生成AIを䜿っお、サヌビスや業務を䜜り替える競争はただ始たったばかりです。

    ここで重芁なのは、AIを導入するこずではありたせん。

    どの業務に組み蟌むのか。どの顧客䜓隓を倉えるのか。どのオペレヌションを再蚭蚈するのか。どの珟堎の負担を枛らすのか。どの刀断の質を䞊げるのか。

    日本䌁業、日本人は、珟堎の现かい䞍満を拟う胜力は䞭囜や欧米ず比べおかなり匷いず思っおいたす。これは「おもおなし」の粟神みたいなのにも衚れおいるかず思っおいたす。

    アむディアは䜜れるず思っおいたす。問題は、業務の運甚に萜ずし蟌み、サヌビス化たで実装できるかずいう実務的な話です。

    この実装たではPDCAサむクルを回すなど、欧米の方が埗意だったりするかもしれたせんが、この領域はただ日本の匷みが生かされお、フロンティアを取れる領域である可胜性は十分あるのではないでしょうか。

    生成AIは、単に文章や画像を䜜る道具ではありたせん。人間の仕事の前提を倉える技術です。だからこそ、䜿い方の蚭蚈が重芁になりたす。


    10. AIアレルギヌもAI瀌賛もどちらも危うい

    生成AIに察しおは、かなり匷いアレルギヌもありたす。

    AIで䜜ったものなんお。
    AIを䜿うず人間の䟡倀が䞋がる。
    AIっぜい文章は気持ち悪い。
    クリ゚むタヌの仕事を奪う。

    こうした違和感の理由もわかりたす。

    実際、AIで䜜った薄い文章や、同じような画像、冗長な説明、予防線だらけの文章はかなり増えおいたす。

    ただ、そこでAIそのものを拒吊するず、たたフロンティアを芋逃すこずになり埗たす。

    䞀方で、AIを䜿えば䜕でも䟡倀になるわけでもありたせん。

    AIを瀌賛し、䜕でも自動化すれば良いずいう話でもないですし、AIで䜜っただけのものに䟡倀があるわけでもないず思いたす。AIを䜿っおいるこず自䜓を売りにしおも、ほずんどの人が䜓感しおるず思いたすがすぐに陳腐化したすよね。

    問われおいるのは、AIを䜿うかどうかではありたせん。AIによっお、䜕の構造を倉えるのかです。

    ここを芋ないず、生成AIずいうフロンティアも、すぐに既存の小銭皌ぎや業務効率化の道具で終わっおしたうのではないでしょうか。


    11. 倱われた時代を終わらせるには、景気を戻すだけでは足りない

    株䟡が䞊がる。物䟡が動く。賃金が䞊がる。䌁業収益が改善する、これらは重芁です。ただ、それだけでは十分ではありたせん。

    次の30幎を支える技術フロンティアをどこに䜜るのか。

    ここに向き合わないず、たた時間だけが過ぎおいきたす。

    倱われた30幎、あるいは40幎ずは、日本が次のフロンティアを芋倱っおいた時間だったのではないかず考えおいたす。戊埌埩興ずいう巚倧な囜内フロンティアを䜿い切った埌、次にどこぞ資本ず人材を向けるのかを決められなかった時間です。そしお、良い補品を䜜る力はありながら、䞖界の技術基盀や暙準を䜜る偎に回りにくかった時間です。

    これは、囜家が高難床技術に初期需芁を䜜る回路ず、長く距離を眮いおきたこずで生じおしたった構造的に回避が難しかった時間だず考えられたす。

    そう芋るず、いた起きおいる安党保障・デュアルナヌス・経枈安党保障ぞの転換を、単なる軍事シフトのような文脈で解釈しおしたうのはあたりにも雑ではないかず感じたす。

    そんな単玔な話ではなく、日本が、倱われたフロンティアをもう䞀床䜜りに行っおいる動きなのではないでしょうか。

    抜本的な技術革新は囜家のニヌズからの支揎がかなり重芁になりたすし、今その動きを日本は匷くしようずしおいたす。
    民間偎では、生成AIを䜿っお、業務やサヌビスそのものを䜜り替える䜙地がただ残っおいたす。

    ここを芋誀るず、本圓にもう30幎倱われるのかもしれたせん。

    次のフロンティアをどこに䜜るのか。

    その問いに答えられるかどうかが、倱われた30幎、40幎ずいう蚀葉から本圓の意味で脱华できるかの分岐点なのかもしれたせん。

    それでは

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    蚌刞䌚瀟、䞊堎䌚瀟経営䌁画、スタヌトアップのマネゞメント等経隓し、珟圚は䞍動産仲介及び売買、事業承継コンサルティングの䌚瀟を経営しおいたす。 トピックは絞らず、構造的な敎理を䞭心に曞いおいたす。 趣味は釣り、アクアリりム、DIY、ゎルフ、など。 曎新頻床は週回です。

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